その昔、体調的なこともあって、今のミラーレス機に繋がる初号機 LUMIX DMC-G1 を発売直後に購入してから、デジタル一眼レフとミラーレス機の間で揺れ動いて散財しまくってきたのが、この7〜8年の私のデジタルカメラ歴と言えます。

だいぶ無駄遣いはしてきましたが、私にとってデジタルカメラは写真機としてのデジタルカメラだけでなく、デジタルガジェットとしてのデジタルカメラという側面も強いので、そこは仕方ないかなー、とか言い訳しています(^_^;)

そして、すっかり「時代はミラーレス機」になった今年に、ひとまずメイン機をミラーレス機からデジタル一眼レフへ戻したのは今まで書いてきたとおり。

時代の流れから完全に逆行していますが、動体撮影、特にスポーツ撮影を考えると、やっぱり今はまだニコンやキヤノンのデジタル一眼レフに分があるかな、と思っての行動でしたが、現行機のボディ性能や使いたいレンズを考えてニコンへ戻ったことも含めて、とりあえずは正解だった、というのが、この1ヶ月の結論であります。

正直なところ、サッカーを撮ってなければ求める基準も機材も随分違っていて、

ソニー「α7 III」で撮る、スーパー耐久富士SUPER TEC24時間レース - 価格.comマガジン

このような実戦写真レビューでも大いに魅力を感じる FE マウントへ移行して、デジタル一眼レフへ戻ってこない可能性は小さくなかったと思うのですが、好きなモノ(ガンバ大阪)を撮るというのは趣味写真として基本ですから、そこを大前提にするのは仕方ありません(^^)

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もちろん、前回でも書いたように

動体撮影も未来はミラーレスなんだろうなぁ


という思いは変わっていませんし、結果だけを求める場合にはミラーレス機と言ってもスチルじゃなく「8K 動画切り出しで良いじゃん!」という未来になってもおかしくないでしょう。

ただ、そうではなく官能的な部分を求める場合には(今のフィルムカメラのように)デジタル一眼レフが残るのかもな、と1年ぶりにデジタル一眼レフへ戻って、シャッター音を聞きながら思ったりしています。

車のエンジンサウンドやステアリング感、心地よいロール感がドライバーの気分を載せるように、カメラも音や感触が撮り手のテンションを上げるところはあるよなぁ


なんて思ったりする昨今です。(昔はそういうことは二の次だったけれど)

ま、そういう感覚自体がジジ臭いものだろうなぁ、とは思っていますけどね(^_^;)


さて、デジタル一眼レフに出戻って1ヶ月ということで不定期に色々雑感を書いているのですが、忙しくてまとめる間がないうちに、そろそろ購入から2ヶ月になろうかという時期になっています。

D500 について基本的なところは、購入直後の記事でアレコレ書いたのとあまり変わりませんので、繰り返すことはしません。

今さら D500 をレビューするつもりはないけれど、十数年ぶりで気づいたことを書いてみる【前編】
今さら D500 をレビューするつもりはないけれど、十数年ぶりで気づいたことを書いてみる【中編】
今さら D500 をレビューするつもりはないけれど、十数年ぶりで気づいたことを書いてみる【後編】
今さら D500 をレビューするつもりはないけれど、十数年ぶりで気づいたことを書いてみる【番外編】

思っていたとおりの性能を発揮してくれていますから、概ね満足しているのは変わりません。マウント回転方向など慣れないところは慣れないままだし(多少逆回し率は減ったけど)、これはちょっと…と思うところも変わりません。

とはいえ、1ヶ月以上使ってきた中で幾つか新しい気づきはあって、前回はファインダー周りでアレコレ思うことを記しました。

平凡でも周りに配慮できる短さはonly one 〜ミラーレスからデジタル一眼レフに出戻って1ヶ月【サンヨンPF編】
下手くそに金棒 〜ミラーレスからデジタル一眼レフに出戻って1ヶ月【ゴーヨンFL編】
ブラックアウトフリーより大切なもの 〜ミラーレスからデジタル一眼レフに出戻って1ヶ月【D500編その1】

そして、1ヶ月半以上 D500 を使ってきて良さげに感じたことの一つに、

D500 の防滴性能は、なかなかしっかりしてそう


というのがあります。

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当たり前のことですが、防塵防滴性能をスペックで謳っていても実際のところはピンキリです。上位機と中級機で防塵防滴性能は確実に違いますし(値段なりの差)、メーカー間でも違います。

キヤノン時代に使っていたボディは、ごく一時期使っていた Kiss Digital を除いて全て防塵防滴を標榜していましたが、その差は明らかでした。

価格ヒエラルキーが明確にあるキヤノンですから当然といえば当然ですが、例えば EOS-1D 系は雨中撮影でもトラブルを起こしたことは皆無。数年前までサッカー撮影は屋根のないスタジアムで、土砂降りの中で撮るようなこともありましたが、そこはさすがプロ用ハイエンド機。びくともせず、でした。

中級機でも上位と言える EOS 5D シリーズ、7D シリーズもあまり雨中撮影でのトラブルを起こした記憶がありません。何かあってもすぐ復帰できて困るようなことはなかったように思います。初代 7D で一度あったっけな?という程度。

ところが中級機と言いつつ、実質フルサイズ機の Kiss とも言えた EOS 6D は防塵防滴と言いつつ、雨中撮影で何度かトラブルがありました。故障修理行きまではなかったものの、何年か前の、雨の築城基地航空祭では途中で全く動かなくなった経験もあります。(翌日、内部まで完全乾燥したのか再び問題なく動くようになりました)

同時に使っていた 7D Mark II の方は何ともなかったので、機種間で何かしらの差は感じた次第です。(この時の差は、たまたま、ということもあるけど、6D は何度か動かなくなるトラブルを経験しているので)

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で、D500 を購入してから雨中撮影は今までに3回経験していて、うち2回は結構な雨量を経験しつつもレンズに(というかマウント部分付近に)タオル巻くくらいでしたが、もちろんノートラブル。

また、雨中撮影ののち帰路に着く前に、レンズやボディを拭くだけでなく、ブロワーでボディのあちこちに溜まっている水を飛ばすわけですが、その時に飛んでくる水の量がとにかく少ないのが印象的。

雨中でしばらく使っていると、内部に侵入していなくてもボタンやダイアルの隙間に入り込んでいる水分があるわけで、タオルその他で拭いても取りきれない分をブロワーで弾き飛ばすわけですが、EOS-1D 使っていた時と変わらないくらい少なくて、なんとなく信頼感を感じてしまいます。

ボタンやダイアルの隙間に水分が入り込んだところでボディ内部に入らなければ良いのでしょうし、このことにどれくらい意味があるのかは判りませんが、ド素人的には「なんとなく密閉性がしっかりしてる」印象を感じるのです :-)

他の部分でもそうですが、20万円クラスの D500 において出し惜しみしていない造りの一部を感じるところでもあり、1ヶ月半使ってきて好印象の一つでした。

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というわけで、まだまだ雨中撮影の回数は少ないですけれど、サッカー撮りにしても、飛行機相手にしても、モータースポーツにしても雨中撮影はつきものですので、その部分で信頼をおけそう、と感じられたのは心強いです。

画質や AF も大切ですが、こういった細かいところへの信頼は、ボタンやダイアル類を素早く確実に操作できることともに重要なことだと感じています :-)


(アクセサリーシューカバーは安くて水準器代わりになるコレを昔から使ってます)