仕事の事情、家庭の事情で、行く予定だったレース、航空祭も断念することが多い今春、7月の千歳基地航空祭も諦め気分になってきました。B747 ジャンボの政府専用機展示飛行も今年が最後の可能性が高いので何とか行きたいのですがねぇ。

おかげで、せっかく大枚叩いて買った AF-S 500mm f/4E FL ED VR の出番もなかなかなくて、もどかしい思いだけが募ります(>_<)

とはいえ、岩国FD や SUPER GT 鈴鹿など、まずは1ヶ月使ってきて AF-S 500mm f/4E FL ED VR に若干の不満?があるとすれば、

この2点くらいで、写りや AF 速度に不満があろうはずもありません。(まだ APS-C でしか試してないですけど)

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VR(手振れ補正)もバッチリで、ネットで「SPORTS モードは VR の効きが落ちるので云々」という感想も見たことがありますが、全然問題ないですね。キヤノンの IS mode1/mode3 と同様、SPORTS モードは NORMAL モードより効きは落ちても落差を顕著に感じるようなことはなく、手持ちの流し撮りも含めて満足できるものです。

また、最新世代の大口径単焦点レンズということもあり、500mm F4 でありながら、ひ弱な私でもとりあえず、何とかギリギリ振りまわせる重さ、長さ。(すぐ筋肉痛になるけど)

ということで終わっても良いのですが、これだけだと内容のない記事が更にないので、以下、書きかけの適当メモを組み合わせた駄文をば。



デジタル一眼レフへ出戻るにあたって、

「使い慣れたキヤノンではなく、お久しぶりのニコンになったか」
「使用頻度的に一番必要だったサンニッパじゃなくゴーヨンになったか」

については過去記事で書いたとおり、
  • スタジアム観客席からのサッカー撮りでどうしても必要になる(コンパクトに画角を稼ぐ必要がある)APS-C ハイエンド機の性能・画質差
  • ニコンは望遠単焦点レンズでサンニッパ (300mm F2.8) だけ更新せず、手振れ補正の揺り戻しが大きめのニコンで Sports モードがないのは無理&重いままなので(90分手持ちできない)とても買えない

ことが大きな理由でした。

恥ずかしながら帰ってまいりました( ̄^ ̄)ゞ

ボディの関係でニコンにするけどサンニッパは古いままだからリニューアルしないと買えない、それまではどうしよう?というのがあり、300mm 域における当面の回答が前回記事で書いたサンヨンでした。

平凡でも周りに配慮できる短さはonly one 〜ミラーレスからデジタル一眼レフに出戻って1ヶ月【サンヨンPF編】

サンヨンはサンニッパがリニューアルされるまでの「当面の繋ぎ」というだけでなく、そのコンパクトさは今後サンニッパがリニューアルして買ったとしても使い分けが可能、様々なところで有用なサイズである、というのは前回書いた通りです。

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ただ、サンヨンはあくまでサンヨンですから、超望遠域を見据えた場合にどうしたものかな?他にどのレンズを買うべきかな?というのが、購入前からの悩みでした。

サンニッパならマスターレンズが良い分、最悪 x2 テレコンを突っ込んでフルサイズ 600mm / APS-C 900mm を確保しても、条件次第で画質は目をつぶれる範囲にならなくはないし、開放F値も F5.6 だから許容できるでしょうが、サンヨンにそれを望むのは無理です。

いずれサンニッパがリニューアルしたら買わなきゃだから軍資金はそれまで確保しておいて、超望遠域のレンズは、巷で人気の シグマ/タムロン 150-600mm や、評判の良いニコン純正 200-500mm くらいが手頃で良いかな


と思っていました。

昨秋の「もうデジタル一眼レフへ戻る!」と決意してから半年、ニコンのサンニッパがリニューアルするのを待ちつつも期待は肩透かしとなり、新シーズンが始まって我慢できずにデジタル一眼レフへ復帰する際の相棒は、ゴーヨンFL でした。

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自分の実力不相応なレンズではあるので、「持ってる機材の割には下手くそ」的な思いは買う前から過るわけですが、結局のところ、

一度は使ってみたい、手にしたいレンズ


誘惑に抗いきれなかったのが正直なところです。

個人的に、少し前に大病が発覚して「術後はもうデジタル一眼レフ機材を持つ体力は維持でないかもなぁ」と覚悟した時からミラーレス機変遷が始まりましたが、幸いなことにまた一眼レフ機材を持つ体力を回復して、

自分の技量とか今までの結果に対して機材を遠慮してても意味ないわ。趣味でも悔いなく買いたいもの買おう、やりたいことやろう


と思い直したのが、今回のゴーヨンFL 購入にもつながります。

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趣味にかける懐具合、幾つもある趣味の中でカメラ機材にかけられる比率はあるわけですが、「ああ、あの時に買っておけばなぁ」「使ってみたかったなぁ」という悔いは最小限にしようと。

さらに、どんどん衰えていく体力を思えば、

あと何年ゴーヨンFL を持ち歩いて振りまわせることができるだろう?


と思いますし、逆に言えば、

今はまだ何とか持てる、運べる、振りまわせるから、今のうちに使っておこう


と思うわけです ;-)

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また、EF マウント時代にサンニッパ (EF300mm F2.8L IS II USM) を購入して使い続けて、「やっぱり頼れるのは、このレンズだけ」という大口径単焦点レンズの印象は強く忘れられませんでしたから、デジタル一眼レフへ戻る際にも、そういうリファレンスになるレンズが欲しい、という思いは強くありました。

価格の分だけある様々な差、鮮鋭度とボケが両立した画質、AF速度、防塵防滴だけじゃない色々な点での耐久性……

ただ、EFマウント当時から被写体によってはテレコン使ってもサンニッパでは(画角的に)足りないことは多かったので、「次はゴーヨン…」という思いがありましたから、サンニッパを買わない(買えない)今、ゴーヨンへ行ってみるかと。

サンニッパ+テレコンから +500〜600g のゴーヨンくらいが、私が振りまわせるレンズの限界だよなぁ


という思いはあったので、超望遠の大口径単焦点レンズの選択肢は一つでした。ま、ロクヨンその他になると、価格も「もう一声!」になってしまいますからね(^_^;)

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もちろん、当初の予算から大幅にオーバーしたので、ボディの方はフルサイズ機と APS-C 機の両方を用意するつもりが APS-C 機だけになって、それはそれで苦労しているのですが、

レンズとボディのどちらに金をかけるかといえば、やっぱりレンズでしょ


というのはありましたので、後悔はしていません :-)

今後どこまで使い続けられるかは判りませんが、
  • 購入する
  • メンテ含めて所有し続けられる
  • 持ち運べる
  • 振りまわせる

これら全ての要素を含めての “自分が持てる” 限界を探るためのレンズでもあります。

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ただ、EF サンニッパの時はそれなりに使い倒して、このレンズがないと、というものも撮っていた気はして、ある程度は手の内に入れていた感はありましたが、ゴーヨンFL はまだ1ヶ月ということもあって、手に余している現状なのは否めません。

元々、

下手くそに金棒


であり、買ったばかりとはいえ、その高価なレンズのポテンシャルを引き出せる写真を撮れてるとは思わないし、ぶっちゃけ今後その自信が持てるほどの写真が撮れるとも思ってませんが(努力はしていきたいと思うけれど)、それでも、

下手くそでも棍棒を振り回すより
金棒を使った方が威力はある


わけで、「下手くそゆえに当たる確率は低くても、当たった時の威力は大きい」効果は確実にあります :-)

そもそも、良い機材で良い写真を撮るより、安価な機材で良い写真を撮る方が難易度高いのですから :-)

その辺りを正確に言えば、

自己満足できる写真が撮れる確率が上がる


わけですが、アマチュアゆえ、自分で「良かった」と思える写真が撮れる確率、枚数が増えれば、機材にお金を払った価値はある、と思っています。

(無論、プロは別として、アマチュアでも承認欲求のために写真を撮っている人にとっては、使っている道具も含めた評価が大切かもしれないですし、廉価な機材で腕自慢を競うのを良しとする考えがあっても、人それぞれですから否定はしません)

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特に 0.01秒でも速く合焦してシャッターを切りたい場面のあるサッカーを撮ってると、

ボディにしろ、レンズにしろ、機材の恩恵を得て何が悪い。技量はどうあれ、今この瞬間に少しでも結果が欲しいんじゃ


と思います。サンヨンと比較すると決定的な AF 速度の差があります。(身も蓋もない言い方をすれば、歩留まりを金で買う、とも言える)

歳とともに、動体視力と眼から指までの反応速度が顕著に低下している昨今だからこそ、

下手くそだからこそ金棒が必要なんだよ


と開き直れますし、そういう意味でも AF-S 500mm f/4E FL ED VR は文句のつけようがない、ありがたい道具です。

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また、サーキットなどではフェンス越しの撮影を余儀なくされることがあります。サーキットではどうしても視点の低い位置から取ろうとするとフェンス越しになりますし、場合によっては二重フェンス越しになることもあります。

ここ1年使ってきたマイクロフォーサーズ機のような被写界深度が深くなりがちなシステムではお手上げでしたし、EFサンニッパを使っていた時も「もう一声ボケないと(網の目が目立って)ダメだなぁ」というポイントもありましたから、それを今回のゴーヨンでどうなるかは楽しみでした。

そういった点からも、

ゴーヨン買って良かったわあ


そして間違いなく「金払った価値はあるわぁ」と感じさせてくれるレンズです :-)

APS-C 機との組み合わせで、画質、AF速度精度の落ちるテレコンなしに、曲技飛行や航空祭の機動飛行が撮れる良さと合わせて、サーキットの二重フェンス越しでも何とか撮れる(条件付き、画質は劇落ち)、という点は顕著に有り難みを感じています(^_^)

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ただまぁ、サンニッパの時以上に、

大砲系のレンズは少しでも体力のある段階で買っておくべきだったなぁ


という思いはありますね。もっとも十数年前までは写真を撮るのも撮られるのも撮ってるヤツも嫌いだったので、仕方ありませんが(>_<)

あと、重さは想定どおりだったのですが、振り回しているとサンニッパとは重心が結構違うので(外側荷重が強い、特にフードしていると)、その点がまだ慣れられずに筋肉痛をより強くしている要因でもあります(^_^;)

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いずれにせよ、ゴーヨンFL については、まだまだレンズを振っていても滑らかに被写体を追従できてないことばかりで、レンズの描写力を活かせる撮り方もできていないので、そこは今後少しでも…と思うところですね。

1年間、ミラーレスの楽さに慣れた身体も、秋までにはレンズに振られるのではなく振れる体力を戻したいものです。高いお値段の全てを活かしきることはダメでも、せっかくだから、もう少しくらいは活かせる体力や技量は身につけたいですからね。

腕立て伏せを忘れる日も少なくないけど(^_^;)

EFサンニッパの時と同じくらい「元を取った」レンズになるかどうかは、今後の自分次第ですね :-)

平凡でも周りに配慮できる短さはonly one 〜ミラーレスからデジタル一眼レフに出戻って1ヶ月【サンヨンPF編】