マウント移行や追加すると、手持ちのものを流用できるものが少なくて、カメラとレンズだけでなく、アレコレと必要な物品が多くて出費が嵩むのはよくあることです(^_^;)

マウント追加(移行)は周辺アイテムに金がかかるよ、どこまでも

文句を言いつつも、そして懐具合が寂しくなりつつも、徐々に必要なものは揃えて、現在悩み中なのは、ゴーヨンFL (AF-S 500mm f/4E FL ED VR) のアルカスイス規格レンズフット

雲台や一脚をアルカスイス規格ベースで組んでいる私としては、ゴーヨンのレンズフットをアルカスイス規格品に交換するのは必須です。

AFS540FL_LensFoot1


純正レンズフットのままアルカスイス規格のプレートを噛ませる手段はありますが、剛性やリスクを考えると、できるだけ積み重ねは避けたい。それにレンズフットに1枚プレートを噛ませれば、大きなスペースを必要とするレンズに余計な厚みが加わってしまいます。

おまけに、うっかりレンズフットからアルカスイス用プレートを外したまま持って行って、いざ一脚を付けようとしたらアルカスイスプレートがなく、結局一脚からアルカスイス互換クランプを外して、クルクル一脚を回して止めることになります。

AFS540FL_LensFoot2
(既に2回くらいやらかしてるんですけどね ^^;)


ニコンとキヤノンの大型レンズ向けの交換用レンズフットは、結構多くのところから発売されています。RRS, Kirk, Markins, BENRO といった(その筋では)メジャーなところから、聞いたことのない中華ブランドや日本の町工場的な製品まで意外と出ています。

ただ、

対応レンズにゴーヨンFLが明記されていない


ものがほとんどで、本当にちゃんと使えるのかどうかが判らない。製品によってはレンズフード逆挿しへの干渉も気になります。

3kg 以上のレンズを支える台座ですから、ほんの少しでも合わない、無理やり使うような製品は買いたくありませんし、使いたくありません。(一脚、三脚使用時だけでなく、持ち運び時にレンズフットを手に持つことも多いですから)

なので、メーカーに問い合わせしたりしてみましたが、なかなか悩ましい状況です。



最初、候補に上がったのが、このマーキンスのレンズフット。自由雲台は(一番小さいのを除いて)マーキンスですので、レンズフットもマーキンスにしても良いかな、と。(クランプ類は SUNWAYFOTO と併用)


マーキンス LN-60N ニコン用 レンズフット | Trinple

レンズフットの高さの低いのも重心を安定させるのに好みですが、純正より低いと逆挿ししたレンズフードと干渉してフードが収納できない可能性があります。

また、バッテリーグリップ付きボディとともにビデオ雲台で使う場合、ビデオ雲台とバッテリーグリップが干渉することがあったり、干渉を避けようとするとカウンターバランスの調整が上手くいかない場合もあります。

また、上記製品はニコン 400-800mm 用のレンズフットとあるのですが、Triple の公式直販サイトを見てもロクヨンFL (AF-S 600mm f/4E FL ED VR) は対応と書いているものの 500mm の記載はなし。対応製品リストにもゴーヨンFL だけ記載がない。

マーキンス プレート型番表(Nikon ニコン) | Trinple

そういえば、AquaTech の Soft Cap も他のキャップは複数製品対応だったのに、500mm f/4E FL タイプだけは独立した製品になっていたなあ


そう思って問い合わせたところ代理店の方では不明らしく、本国に問い合わせていただき、返ってきた回答というのは、
  • ゴーヨンFL 用のレンズフットはこれから作る。発売時期は不明だけど来月頃?(代理店予想)
  • 現行製品で適合可能なのは LN-30 になるが、フットの長さが短いものになる

とのこと。



LN-30 はサンニッパ、ニーヨンヨン用だったので考えていなかったのですが、フットの長さが短くても、レンズフットの高さが低くなってもレンズフード逆挿しが可能なのは良さげです。マーキンスは脚側のネジ穴が 1/4インチ だけでなく 3/8 インチネジ用もあるので後者を使うことが殆どの私も安心です。

ただ、フット長が短いことで、バランスがちゃんと取れるのかどうか?というのは気になります。こればかりは使ってみないと判らないでしょうけれど……ググっても無さげ。(本製品のフットの長さは 100mm)

Amazon で他のニコン 500mm F4 用レンズフットを見ると、



こんなところでしょうか。ベンロは廃番製品なのか、どこも在庫はなく、問い合わせてもなしのつぶて、なので候補外へ。

Marsace (マセス) というブランドは知らなかったのですが、国内ではハクバが代理店をしているようです。代理店レベルで取り寄せだけど、記事執筆時点では Amazon で1点在庫あり。

Marsace レンズフット LF-N1 FOR NIKON - ハクバ写真産業

ただ、裏側のネジ穴が3箇所全て 1/4 インチネジという点で、3/8 インチネジをベースにしている私には合わず残念。(重いレンズを使っていると少しでも太いネジを使いたいですしね)

最後のジョブデザイン製品は日本の代理店があるようです(知らなかった)。ただ、ヨンニッパFL、ロクヨンFL、ハチゴロFL は対応が明記されていますが、

※AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VRへの装着は確認中です


またか!やはりゴーヨンFL は、ちょっと何か違うんですかねぇ。

公式ページも見に行ったのですが、Amazon で売ってる FL シリーズ用の脚は、上記レンズフットの製品一覧にないんですよねぇ。というか、2015年から公式サイトが全然更新されてないし(´Д` )

ジョブデザイン製品紹介ページ リプレイスメント・フィート(各レンズ専用設計交換型フット)



というわけで、上記の製品たちでは、どうもビシッとこない。

高くても Kirk か RRS 買うしかないか


という方向に。どちらも純正と同程度の高さのものがあります。

LCF-18 for Nikon AF-S 500mm & 600mm f/4E FL ED VR lenses
スタジオJin / 【KIRK】Nikonトールタイプレンズフット LP-63SG

RRS のレンズフットは $120 ですが、送料に $50 弱がかかるので、2万円くらい。直販でなく B&H で買えば送料は $12.41 みたいなので、こちらで買えば 1万5〜6千円くらい。関税はかからなさそう。(免除商品以外は商品価格1万円以上で関税がかかるが、個人輸入は価格の60%が対象)

ちなみに RRS の商品ページのコメントには低評価もありますが、ジンバル雲台使った時のバランスを言っているみたいなので、ジバル雲台を使わない私には関係ないかな。たぶん。

Kirk の方は代理店のスタジオ Jin 扱いで 2万円弱、送料込みで、ほぼ 2万円。こちらの方は持ち手としての使い勝手も考えられていて良いです。EF マウント時代は Kirk のレンズフットを幾つも買いましたから馴染みはあります。

D500_540FL28


ということで、選択肢は以下の4つ。
  • 雲台との噛み合わせを考えて Markins の短いレンズフットを買う
  • Markins の正式なゴーヨンFL 用レンズフットを待つ
  • B&H で買えば若干安い RRS のレンズフットを買う
  • 一番高いけど使い勝手も良さげで過去によく使っていた Kirk 製を買う

B&H で RRS 製品を買うのが一番手っ取り早いかなぁ?と思ったのですが、よくよく考えたら最も一脚を多用するのはモータースポーツイベント、そして SUPER GT 鈴鹿は今週末なんですよね……仕事が忙しくて日にち感覚が麻痺してました。

となると、「高くてもスタジオ Jin で Kirk 製品を買うか」と思ったのですが、在庫なし。よくあるパターン。本国の直販で買うなら B&H で RRS 買ってもかかる時間は変わらない。(RRS より Kirk の方が高いが、Kirk 製品を国内代理店で買うよりは安い)

GT 鈴鹿が終わればサーキット撮影は夏までなさそうだし、今回は一脚に直付けして、ゴーヨンFL のアルカスイス規格レンズフットは Markins の対応製品が出るまで待つかな……という方向に傾きつつ、未だ悩み中であります。

(そもそも仕事的に SUPER GT 鈴鹿へちゃんと行けるかどうかの心配も… ^_^;)