前回記事で記したとおり、ゴーヨン購入にあたって太くて硬い♡大型カーボン一脚 SURUI P-424 を購入しました。
■ SURUI カーボン一脚 P-424 【前編】 〜リーズナブルなのに太くて硬い♡
SURUI のカーボン一脚はコストパフォーマンスが良いことで評判ですが、特に人気なのが 6段カーボン一脚の P-326。
私自身、5年以上 SURUI P-326 を愛用してきましたし(今後も P-424 と併用していくつもり)、サンニッパで使うには力不足、剛性不足だと判っていても、
なので、ついつい使ってきてしまったくらいです。
公共交通機関で移動する時には最適の一脚と思っていますし、値段も安いので
と自信を持っている愛用の一品です。

(アルカスイス互換クランプ装着して使っている状態)
そんな 6段カーボン一脚の P-326 の良さを挙げると、以下の点になるでしょうか。
というわけで、1万円以下でお勧めできる一脚は断然コレだろ!?と思ってるくらいです。
(それまで3本の一脚を持ってましたが、P-326 購入後にも使う機会のあった一脚は、軽量&縮長がさらに短いミラーレス機特化の1本だけになってしまいました)

(一般的な4段一脚の縮長が50cm超に対して38cmは圧倒的魅力!)
ただ、6段一脚ということで、如何せん
のは否めません。6段目の径は 16mm まで細くなりますから当たり前ですけど。
剛性が落ちると言っても、P-326 はカーボンということもあって、5〜6千円以下で売られているような安くて軽量なだけのアルミ一脚に比べると脚を伸ばしても全然安定感はありますが、重量が 2kg を超えるようなレンズを使う場合には力不足です。
2kg 台前半のサンニッパ (300mm F2.8) +バッテリーグリップ付き一眼レフだと、6段目まで出すと若干しなりが出て、流し撮りの場合には不足を実感することになりました。(5段目までしか出さないとギリ何とかな感じ)
反面、スポーツ撮影のように椅子に座って撮る場合、脚を3段目くらいまでしか出さない場合には、サンニッパクラスでも P-326 で何とかなる感じではありましたが、
というのを、ゴーヨン購入後すぐに試して実感しました。P-326 でゴーヨンは怖すぎです。

(32mm 径の P-326 と 36mm 径の P-424)

(圧倒的に違うのは最下段の足の太さ)
上記写真で見て分かるように、根元の方は一回りだけなのですが、最下段の足元の太さは圧倒的な差があります。
さらに P-326 は全高 154cm ですから、身長 170cm ない私でも立って撮る時は最下段の6段目まで出すことになります。6段目の3分の1〜半分くらい出すことになるので、かなり伸ばしきることになります。
ところが P-424 は全高が 170cm ありますから、立って撮る時も4段目を少し出すくらいで済みます。ですから4段中、使うのはほぼ3段+αくらいで、P-424 は元々太い径なのに、さらに一番細い径をほとんど使わずに済むので、安定の差は圧倒的です。
元々サンニッパを使っている時にも、
と思っていました。
このこの1年間は、マイクロフォーサーズシステムだったので、その必要性は薄れていましたが、ゴーヨン導入にあたって P-326 はちょっとないだろ、流し撮りで安定しきれないだろう、ということで、P-424 を買ったのですが大正解でした :-)
正直言って、軽量で縮長が短くバッグ周りに収まりやすい P-326 に比べると、
ので、気軽に持っていける度は P-326 に比べて大きく下がります。サイドポケットに立てる時も飛び出て目立ちます。
公共交通機関で移動する時には最適の一脚と言える P-326 と比べると(値段も含めて)色々と敷居は高くなるわけですが、実際に使ってみると
と実感します。
三脚もそうですが、ここで少しケチったことでトラブルが起きて、レンズの修理代に何万、十何万とかかっては意味がないですからねぇ。当たり前のことですが、カメラやレンズと同じく
であります。そういうことを実感すると、どんどん必要なものは増えて出費は止まらないわけですが……(^_^;)
ちなみに P-326 と P-424 の中間的存在として P-324 がありますが、P324 は P-326 の圧倒的コンパクトさがあるわけでもなく、P-424 と比べて軽いけど細くなるので、両方を兼ねることも中間的とも思えないので、用途と機材に合わせて P-326 と P-424 のいずれか、または両方をお勧めしたいです。
(一脚に雲台は滅多に使わないが、2wayでP-424に見合うのはL-20。L-10もダメではないけど ^^;)
■ SURUI カーボン一脚 P-424 【前編】 〜リーズナブルなのに太くて硬い♡
SURUI のカーボン一脚はコストパフォーマンスが良いことで評判ですが、特に人気なのが 6段カーボン一脚の P-326。
私自身、5年以上 SURUI P-326 を愛用してきましたし(今後も P-424 と併用していくつもり)、サンニッパで使うには力不足、剛性不足だと判っていても、
軽量さと縮長が短くバッグへの収まりやすさは絶大
なので、ついつい使ってきてしまったくらいです。
公共交通機関で移動する時には最適の一脚と思っていますし、値段も安いので
大型レンズを使わないなら、一脚はとりあえずコレ
と自信を持っている愛用の一品です。

(アルカスイス互換クランプ装着して使っている状態)
そんな 6段カーボン一脚の P-326 の良さを挙げると、以下の点になるでしょうか。
- 6段ゆえ縮長が 38cm とかなり短く、バッグの中に収めるのもバッグのサイドポケットに立てるのも楽、邪魔にならない
- 重量が実測 400g 強とかなり軽いので、移動時の負担にならない
- 小型軽量だけど1段目の径は 32mm と、そこそこ太い(大型一脚 P-424 より一回り細いだけ)
- カーボン製で径もそこそこあるので、安物一脚とはレベルの違う剛性がある
- 雲台・カメラ装着部は 3/8ネジと 1/4 ネジ両方が使える(バラしてネジをひっくり返して対応)
- レッグカバーや方位磁石&カラビナ付きストラップ付属(ケースは付属してなかったと思うけど??)
- これだけ揃っていて8千円以下
というわけで、1万円以下でお勧めできる一脚は断然コレだろ!?と思ってるくらいです。
(それまで3本の一脚を持ってましたが、P-326 購入後にも使う機会のあった一脚は、軽量&縮長がさらに短いミラーレス機特化の1本だけになってしまいました)

(一般的な4段一脚の縮長が50cm超に対して38cmは圧倒的魅力!)
ただ、6段一脚ということで、如何せん
6段目まで脚を出すと剛性はかなり落ちる
のは否めません。6段目の径は 16mm まで細くなりますから当たり前ですけど。
剛性が落ちると言っても、P-326 はカーボンということもあって、5〜6千円以下で売られているような安くて軽量なだけのアルミ一脚に比べると脚を伸ばしても全然安定感はありますが、重量が 2kg を超えるようなレンズを使う場合には力不足です。
2kg 台前半のサンニッパ (300mm F2.8) +バッテリーグリップ付き一眼レフだと、6段目まで出すと若干しなりが出て、流し撮りの場合には不足を実感することになりました。(5段目までしか出さないとギリ何とかな感じ)
反面、スポーツ撮影のように椅子に座って撮る場合、脚を3段目くらいまでしか出さない場合には、サンニッパクラスでも P-326 で何とかなる感じではありましたが、
ゴーヨンは座って撮る場合でも P-424 クラスの太さがないと無理
というのを、ゴーヨン購入後すぐに試して実感しました。P-326 でゴーヨンは怖すぎです。

(32mm 径の P-326 と 36mm 径の P-424)

(圧倒的に違うのは最下段の足の太さ)
上記写真で見て分かるように、根元の方は一回りだけなのですが、最下段の足元の太さは圧倒的な差があります。
さらに P-326 は全高 154cm ですから、身長 170cm ない私でも立って撮る時は最下段の6段目まで出すことになります。6段目の3分の1〜半分くらい出すことになるので、かなり伸ばしきることになります。
ところが P-424 は全高が 170cm ありますから、立って撮る時も4段目を少し出すくらいで済みます。ですから4段中、使うのはほぼ3段+αくらいで、P-424 は元々太い径なのに、さらに一番細い径をほとんど使わずに済むので、安定の差は圧倒的です。
元々サンニッパを使っている時にも、
公共交通機関移動用の P-326 とは別に、もっとしっかりした一脚があった方が良いなぁ
と思っていました。
このこの1年間は、マイクロフォーサーズシステムだったので、その必要性は薄れていましたが、ゴーヨン導入にあたって P-326 はちょっとないだろ、流し撮りで安定しきれないだろう、ということで、P-424 を買ったのですが大正解でした :-)
正直言って、軽量で縮長が短くバッグ周りに収まりやすい P-326 に比べると、
P-424 はそれなりに重量はあるし
カメラバッグの中にも収まらない
カメラバッグの中にも収まらない
ので、気軽に持っていける度は P-326 に比べて大きく下がります。サイドポケットに立てる時も飛び出て目立ちます。
公共交通機関で移動する時には最適の一脚と言える P-326 と比べると(値段も含めて)色々と敷居は高くなるわけですが、実際に使ってみると
大型レンズを使うなら、これくらいの一脚は必需品だなあ
と実感します。
三脚もそうですが、ここで少しケチったことでトラブルが起きて、レンズの修理代に何万、十何万とかかっては意味がないですからねぇ。当たり前のことですが、カメラやレンズと同じく
一脚・三脚も適材適所
であります。そういうことを実感すると、どんどん必要なものは増えて出費は止まらないわけですが……(^_^;)
ちなみに P-326 と P-424 の中間的存在として P-324 がありますが、P324 は P-326 の圧倒的コンパクトさがあるわけでもなく、P-424 と比べて軽いけど細くなるので、両方を兼ねることも中間的とも思えないので、用途と機材に合わせて P-326 と P-424 のいずれか、または両方をお勧めしたいです。
(一脚に雲台は滅多に使わないが、2wayでP-424に見合うのはL-20。L-10もダメではないけど ^^;)
コメント
コメント一覧 (4)
ミラーレスの一脚のお話もちらっと出てくるのですが、
ぜひ型番を教えていただければ、幸いです。
これからもカメラのコラム楽しみにしています。
ミラーレスの一脚は記事でも触れている P-326 がメインです。ミラーレスでも一脚を本気で使うならこれくらいの剛性は必要だと思っていますし、縮長も短いのでバッグへの収まりも悪くありません。
ただ、ミラーレス機でもごくごく軽量で行く場合、小さめのカメラバッグに一脚を収めたい時に使っているのはベルボンの Ultra Stick です。50LX と云う5段タイプですが、今はもうない型番で、今はM50あたりが後継でしょうか。
縮長が30cmくらいなので、ミラーレス用の小さなカメラバッグでも忍ばせていけることが多いので、そういう時には重宝しています。
ただ、ベルボンの三脚 Ultlek シリーズもそうですが、Ultra Stick はあまりにも華奢でたわむので、一脚に荷重をかけるような撮り方は厳禁だと思っています。あくまで両手でホールディングして、3点支持の3点目補助としての感覚で使うなら、ブレ防止や低速シャッター時に役立ってくれます。
ミラーレス機でも大き目のレンズを使うとか、レンズ振って流すとかにはベルボンの Ultra Stick は向かない、力不足なので、そこらへんは真っ当な一脚との使い分けになると思います。
使い方も、とても勉強になります。
今日、ヨドバシカメラに一脚を見に行ってきました。
今が一番楽しいです。
お体をご自愛くださいませ。
更新を楽しみにしています。
お気遣いありがとうございます。
良い一脚と出会えることを祈っております。