本年も場末の独り言発散ブログにお付き合いいただきありがとうございます。今年最後の更新になると思いますが、2017年の “お買い物ベスト” 残り5製品を紹介していきたいと思います。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2017 【前編】6位〜10位
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2017 【中編】次点その他各賞
第5位 オリンパス 1.4x リアコンバーター MC-14 お買い物評価:88点 (製品評価: 85点)
■ OLYMPUS マイクロフォーサーズ用 1.4X リアコンバーター MC-14
対応する望遠レンズ群を圏外にしてしまったのに、テレコンだけ上位に入れるのもどうかと思いましたが、今年購入したオリンパス製品で一番(良い意味で)驚いたのは、このテレコンでした。
▽ プラス点
▽ マイナス点
今回のお買い物ベスト記事では、今年購入したオリンパスの製品に対しても本音をぶっちゃけていますが(期待の裏返しが大きいけど)、このテレコンに対しては何も文句はありません。
こんなに嵩張らない、レンズに装着しても全くレンズの長さに対する印象が変わらないテレコンは初めてですし、それでいて画質劣化も AF 速度低下も一眼レフの最新テレコンと変わらないか優秀なくらい。
と感心するばかりです。
特にテレコンだけをピックアップした記事は書きませんでしたが、本当に感心した機材でした。
第4位 アップル iPhone X お買い物評価:90点 (製品評価: 92点)
■ iPhone X - Apple(日本)
iPhone X 発表時には
という印象で買うことに否定的でしたが、迷った挙句に購入して、結果大いに満足しています :-)
▽ プラス点
▽ マイナス点
iPhone X は失敗作だ、Face ID は使い物にならない、などと煽ってアクセス数を稼ぐブログも散見できましたが、確かに Face ID 顔認証に関しては改善の余地は多々あるものの実用的&便利なことも多いですし、その他の点も価格が高すぎることを除いては問題となるようなことは感じられず、特に
もので、私自身はもうホームボタンな iPhone に戻りたくはありません。(ホームボタン付き iPhone は安心・判りやすさという点で必要だと思いますけど)
そもそも、あらゆるモノを変えてきた新世代一発目のデバイスに突撃しておいて、細かい点で完成度が足りない〜とか言うのはアホですし、むしろ「ホントよくできている」と私は感心しています。
また、iPhone X 購入が私に与えた影響は大きく(出費も大きく)、充電環境やイヤホンなどワイヤレス化が一気に進行しましたし、従来と画面比率も解像度も違う縦長画面のこともあって常用アプリの見直しもありました。
それらは決してマイナスではなく、むしろ安心安定に落ち着いて「もうスマホは面白くない」と思っていた私に刺激を与えてくれたので、むしろ良かったと思っています。
そういった iPhone X そのものだけでなく、それに関わる広範囲な影響、お買い物を考えると、
ですが、iPhone X 本体のみの “お買い物” 評価を考えると
という思いは強くあるので、モノは最高に近くても、お買い物評価としては値段を考えて評価下げであります。
■ 予約に出遅れて「出荷まで2〜3週間」だった黒い板が発売から6日遅れでやってきました 〜標高 2,156m で予約した高価なスマホ
■ iPhone X を触りはじめて24時間で感じた12のアレコレ
■ 続・iPhone X の Face ID 顔認証について使い始めてすぐに色々思うこと
■ 躊躇うどころか、ちょっと引くくらい高い iPhone X を敢えて買うことにした3つの理由
■ iPhone X を使い始めて1週間 〜使い始め直後の感想から1週間でどのように変わったか?を検証
■ 1週間使って判った Face ID 顔認証の○と× 〜Touch ID 指紋認証と比べ
■ 128GB iPhone 6s Plus ユーザーの私が iPhone X を 64GB モデルにした価格以外の理由と、その結果
■ 長年モバイルSuicaでしたが、やっとiPhone Suica始めました 〜SuicaだけならApple Payの面倒臭さはないね!
■ iPhone X が届いて半月の結論:高かったけど、それに見合う「買い換えただけのことはある」価値と満足感
■ 全面ディスプレイのiPhoneが主流になっても、ホームボタンなiPhoneも残して欲しい 〜今のPlusモデルは高齢者向けに最適では?
■ Plus から iPhone X の縦長(横狭)画面に買い換えて変化したこと【前編】〜老眼対策のリーダー表示多用
■ Plus から iPhone X の縦長(横狭)画面に買い換えて変化したこと【後編】〜とうとうGoodReaderも捨てました
■ 1年半ぶりのiPhone機種変更はさらに便利になってた、でも初めてのスマホはiPhoneが簡単というのは今は昔…
■ iPhone 6s Plus でコンパクトデジカメと決別した私は、iPhone X でミラーレス機のキットレンズに別れを告げた【前編】
■ iPhone 6s Plus でコンパクトデジカメと決別した私は、iPhone X でミラーレス機のキットレンズに別れを告げた【後編】
■ 新年に向けて、久しぶりの iPhone 用カレンダーアプリを変えてみた
■ なかなか直してくれない iPhone X (iOS 11) の困ったバグ
第3位 RAVPower 縦置き Qi ワイヤレス充電器 お買い物評価:95点 (製品評価: 98点)
■ RAVPower ワイヤレス充電器 ( Qi 急速充電 / 2つのコイル / Fast Charge /最大10W )
ERATO VERSE 同様、iPhone X 購入に影響されて購入した周辺アクセサリー。従来 iPhone はデスクの上で横置きしていたけれど、
この2つの問題をまとめて解決するために買った充電器でしたが、
になりました。
▽ プラス点
▽ マイナス点
いや〜、ケース付けたまま縦置きで台に置いてそのまま充電可能っていうのは iPhone X 云々関係なく快適すぎますね。
って感じです。便利さ、快適さは完全ワイヤレスイヤホン以上と言ってもいいくらい。
Qi ワイヤレス充電は昔 Nexus で一度試して止めちゃいましたが、今回はこの充電台を購入して大いに気に入り、その後3個も Qi ワイヤレス充電器を購入して、あらゆるところに置くようになりました。それを思うと、
と再認識させられます。
■ iPhone X を使い始めて一番変わったことは……ワイヤレス充電 Qi 三昧【室内編】
第2位 280blocker お買い物評価:98点 (製品評価: 100点)
■ 280blocker : コンテンツブロッカー280 (AppStore)
「広告は鬱陶しいけど、無料で情報を見ている対価だから仕方ない」と思ってきたものの、さすがに昨今のスマホ向けサイトの広告のウザさ、特にフローティング広告は耐え難いものがあったので、1年くらい前から幾つか試していて、今春から導入したのがコレ。
▽ プラス点
▽ マイナス点
とにかく、簡単、よく効く、安価の三拍子が揃っていて、無料アプリにこだわる人以外にはインストールして損はない、というアプリだと断言できるくらい。(そう言えるアプリは久々)
コンテンツフィルター機能が取り入れられた iOS 9 リリースの頃から存在していたらしいので、無駄なこだわりを捨てて、とっとと導入しておけば良かった、と後悔しています(^_^;)
(同じサイトとは思えない使用前・使用後)
本アプリは初心者やスマホ・ネットに詳しくない人にも扱えますし、というより
と言えます。スマホ広告はフローティング広告など誤クリック狙いの広告が多く、その先は単なる広告サイトではなく詐欺サイトも多いですからね。(あなたのスマホは遅くなっています、危険ですとひょうじされるのは、まだ可愛いレベル)
そういった詐欺広告に騙されない第一歩は、まず表示させないことが肝要です。相手がそういった広告を止めないなら自分で身を守るしかありません。それを今一番簡単に、できるだけ確実にできるアプリと言っても良いでしょう :-)
■ Plus から iPhone X の縦長(横狭)画面に買い換えて変化したこと【前編】〜老眼対策のリーダー表示多用
■ 2017年に iPhone で使い始めたアプリ、入れ替えたアプリまとめ
第1位 ファーウェイ P10 lite お買い物評価:99点 (製品評価: 94点)
■ HUAWEI SIMフリースマートフォンHUAWEI P10 lite サファイアブルー WAS-LX2J-BL
色々考えましたが、今年のお買い物 No.1 は Huawei P10 lite。スマートフォンとして特筆するような機能、性能はありませんが、iPhone X のサブ機として併用していても(カメラ周り以外は)特に不満、ストレスを感じることのない実用的な性能を持ちながら
を考えると、今年一番の “良いお買い物” だったように思います。
防水がない、カメラは色々ショボい、など廉価機らしい点はあるにせよ、2万円強で買ったコレを日常使いしていて「こんなん使えるか!」という不満が出る人はそう多くないのでは?と思います。ヲタクだけでしょう :)
▽ プラス点
▽ マイナス点
とりあえず P10 lite を実際に使い始めて1ヶ月弱。一番強く思うのは、
ということ。おサイフケータイ必需層、日本的なお節介細やかな親切機能に惹かれる層以外は買わないよなあ、と実感しますね。
同じ2〜3万円台の端末でも国内メーカー製の端末性能は明らかに一段落ちますし、未だ 1280x720pixels という低解像度な液晶を搭載した端末を売ってるのを見ると、SIM ロックフリー向け廉価端末は海外メーカー(ほぼ中華製)に持っていかれるのも当然という感じです。
実際に、iPhone X と同じようなアプリを入れた環境の P10 lite を使っていて、カメラ以外でそうそう不満を感じることはないんですよね。もし自分が iPhone にこだわりなく、スマホに対して興味もなく、適当に使えるスマホを1台買うというなら、これで十分と思えます。
それを考えると
iPhone X と P10 lite を両方買って使いながら、そんなことを考えることが多い今年の年末であります(>_<)
■ iPhone を買い換えるか否かで Android の買い替え方針も変わる 〜次に買うべきモノを悩む2:次のスマホ【前編】
■ iPhone は買い替えたので、サブの Android 端末買い替え算段 〜国産メーカーを応援するか否か…
■ サブのAndroid端末、P10 lite と AQUOS sense lite どちらかを買うか悩んだ結果……
■ 廉価機を買うメリットを実感しつつ、これが2万円台なんてヤバいね、とひたすら思う 〜今さら HUAWEI P10 lite ファーストインプレ
■ 2万円台で買える HUAWEI P10 lite の実用十分さと廉価機らしさ
■ HUAWEI P10 lite で廉価機らしさを感じるカメラ周り 〜シャッターチャンスへの強さが価格の差
■ HUAWEI P10 lite を1週間使ってきて感想まとめ 〜 iPhone X の使い勝手と比較しつつ…
上位の順位付けは迷いましたが、まぁこんなところでしょうか。前回記事で紹介した製品もそうですが、製品の絶対的な良し悪しとか、お気に入り度とか、そういったことより
であるので、ひたすらコスパが素晴らしかった P10 lite を1位にするしかなかったですね。
来年は何を買うのか、いや、買えるのか。サッパリわかりませんが、いい加減、ITガジェットとカメラばかりも飽きてきましたので、どうしましょうかねぇ……
ということで、皆様良いお年をお迎えください!( ^_^)/~~~
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2017 【前編】6位〜10位
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2017 【中編】次点その他各賞
【レンズキャップにしか見えないのに良くできたテレコンでビックリ賞】
■ OLYMPUS マイクロフォーサーズ用 1.4X リアコンバーター MC-14
対応する望遠レンズ群を圏外にしてしまったのに、テレコンだけ上位に入れるのもどうかと思いましたが、今年購入したオリンパス製品で一番(良い意味で)驚いたのは、このテレコンでした。
▽ プラス点
- レンズのリアキャップとしか思えない薄さだけど、1.4倍のテレコンバーターレンズ
- どんなレンズより薄く軽いけど、1.4倍のテレコン
- こんなに薄いテレコンだけど、テレコン装着時の画質落ちは一眼レフ用最新テレコン(EFx1.4 III)と比べても遜色ないどころか優秀なくらいでビックリ
- C-AF の速度低下、迷いの増加も一眼レフ用最新テレコンと比べて優秀な印象
(E-M1 Mark II の C-AF が元からアレというのは別にしても) - 持っていくのを迷うこと躊躇うことが有り得ない、小型軽量さも含めて過去最優秀テレコン
▽ マイナス点
- 40-150mm F2.8 PRO にせよ、300mm F4 IS PRO にしろ、画質安定のためには半絞りしたい
(けれどテレコン入れれば当然だし、開放で使えないわけではないから欠点ではないか ^^;) - 1.4倍テレコンがこれだけコンパクトで優秀なら、2倍テレコンも作ってみてほしい、買うよ!とオリンパスの中の人にはだいぶ前に伝えたけれど、そんな予定はないとかなんとかorz
今回のお買い物ベスト記事では、今年購入したオリンパスの製品に対しても本音をぶっちゃけていますが(期待の裏返しが大きいけど)、このテレコンに対しては何も文句はありません。
こんなに嵩張らない、レンズに装着しても全くレンズの長さに対する印象が変わらないテレコンは初めてですし、それでいて画質劣化も AF 速度低下も一眼レフの最新テレコンと変わらないか優秀なくらい。
マイクロフォーサーズというセンサーサイズに応じたレンズに対して、テレコンを最適化するとここまで小さくなるんだ……
と感心するばかりです。
特にテレコンだけをピックアップした記事は書きませんでしたが、本当に感心した機材でした。
【高いし未成熟な点はあっても納得のiPhone新世代感だったで賞】
■ iPhone X - Apple(日本)
iPhone X 発表時には
こんなバカ高いスマホ買ってられるかよ、どうせ2年で通常 iPhone 価格になるだろうし
Face ID やホームボタン廃止のように実験的要素が多すぎて、こなれて使いやすくなるまで時間がかかって、その頃には新機種出てるわ
という印象で買うことに否定的でしたが、迷った挙句に購入して、結果大いに満足しています :-)
▽ プラス点
- iPhone を買い換えて久しぶりに刺激があった
- 予約して手元に届く前からドキドキワクワク感がある、久しぶりのスマートフォンだった
- ホームボタン廃止によるジェスチャー操作は(一部に疑問な操作があっても)こんなに良いものだと思わなかった!というレベルの完成度で驚いたし、すぐ慣れた
- 狭額縁全画面ディスプレイにした時に、Android みたいな仮想ボタン方式にしなかったのは大英断
(iPhone X 所有以降、Android の仮想ボタンが以前にも増してダサくみえるようになった ^^;) - Face ID 顔認証も要改善点は幾つかあっても十分実用的だし、Touch ID 指紋認証と比べて便利なところ、不便なところが同程度くらいで拮抗しているレベル
(将来の改善で指紋認証より便利になることは間違いない) - むかし一度は捨てた Qi ワイヤレス充電がこんなに便利だったとは!
- 有機 EL ディスプレイ、ほんまキレイだし、幅が狭いけど画面が広いのは良いね
- Plus 端末の広い画面は良かったが、スマートフォンの幅はこれくらいが持ちやすいし、尻ポケットの居心地もやっぱりこのサイズ感が限界(^^)
- イヤホン端子がないのは未だに納得できないが、完全ワイヤレスイヤホンに走らせるキッカケになったし、それはそれで良かった
- モバイル Suica から移行した iPhone Apple Pay Suica、順調です、便利です :-)
- アプリの見直しも含めて、安定というか停滞していたスマホ環境、iPhone 環境に色々と新風を吹き込んでくれるキッカケになった
- 望遠側レンズ(標準域レンズ)が明るくなって手振れ補正が入ったのはホント良いし、コンデジはもう一生買わない気がする
- 本当には裸で使いたい質感(サイドの処理はええねえ)
- 日常用途には有り余るパワーなので、もたつくようなことがなくて快適
- 64GB ストレージモデルを買ったけれど、iTunes Match を再開して音楽ライブラリを追い出したら全く問題なく使えている
▽ マイナス点
- いくら中身が良くても、スマホとして高すぎ
- サイズに比して少々重いなのは微妙
- 以前の 6/6s 時代の薄さがなくなって、質感はともかくデザイン的にはイマイチ
- 高くなりすぎてリスク回避優先のケース選びになってしまい、実際の利用ではさらに分厚くなり更に微妙
- Face ID 顔認証時の、顔との距離にかなり制約があり、角度も制限が大きいのはもっと柔軟になってくれないと失敗が多くてストレス。特に眼鏡やコンタクトレンズなユーザーがそれらを外している時、画面に近づいて認証できないことと、端末を横にしている時に一切認証できないのは本当に困る
(カメラやセンサーの問題なのは承知の上) - カメラのポートレートモードも距離的制約が多すぎて、絵作りは良いのに使い勝手がダメ
- アプリキルのジェスチャー操作を変えたのは謎だし、変える意味がないし、未だに慣れないし、とっとと戻して欲しい
- バッテリーのもちは悪くないけれど、Plus 端末を使い始めた頃のように「よく保つなあ」という印象はない(Plus に慣れていたせいもある)
- Plus 端末のような拡大表示がないのは老眼が入ってきた身にはイマイチ
(以前の記事に書いたようにフォントサイズ変更より効果が大きい) - ダブルレンズのパターンは望遠側(標準域)レンズを入れる iPhone / Galaxy 方式を支持するけど、画質は Mate10 Pro の方が良いよね
- iPhone X のカメラ AWB は暖色に寄りすぎてる
- 発表時には AR 推しだったけど、ホント使わない
iPhone X は失敗作だ、Face ID は使い物にならない、などと煽ってアクセス数を稼ぐブログも散見できましたが、確かに Face ID 顔認証に関しては改善の余地は多々あるものの実用的&便利なことも多いですし、その他の点も価格が高すぎることを除いては問題となるようなことは感じられず、特に
ホームボタン廃止によるジェスチャー操作は実に良い
もので、私自身はもうホームボタンな iPhone に戻りたくはありません。(ホームボタン付き iPhone は安心・判りやすさという点で必要だと思いますけど)
そもそも、あらゆるモノを変えてきた新世代一発目のデバイスに突撃しておいて、細かい点で完成度が足りない〜とか言うのはアホですし、むしろ「ホントよくできている」と私は感心しています。
また、iPhone X 購入が私に与えた影響は大きく(出費も大きく)、充電環境やイヤホンなどワイヤレス化が一気に進行しましたし、従来と画面比率も解像度も違う縦長画面のこともあって常用アプリの見直しもありました。
それらは決してマイナスではなく、むしろ安心安定に落ち着いて「もうスマホは面白くない」と思っていた私に刺激を与えてくれたので、むしろ良かったと思っています。
そういった iPhone X そのものだけでなく、それに関わる広範囲な影響、お買い物を考えると、
今年のお買い物ダントツ一位でもおかしくない
ですが、iPhone X 本体のみの “お買い物” 評価を考えると
中身の良さはあるにせよ、やっぱり高すぎる、さすがにスマホにこの値段はないわ
という思いは強くあるので、モノは最高に近くても、お買い物評価としては値段を考えて評価下げであります。
■ 予約に出遅れて「出荷まで2〜3週間」だった黒い板が発売から6日遅れでやってきました 〜標高 2,156m で予約した高価なスマホ
■ iPhone X を触りはじめて24時間で感じた12のアレコレ
■ 続・iPhone X の Face ID 顔認証について使い始めてすぐに色々思うこと
■ 躊躇うどころか、ちょっと引くくらい高い iPhone X を敢えて買うことにした3つの理由
■ iPhone X を使い始めて1週間 〜使い始め直後の感想から1週間でどのように変わったか?を検証
■ 1週間使って判った Face ID 顔認証の○と× 〜Touch ID 指紋認証と比べ
■ 128GB iPhone 6s Plus ユーザーの私が iPhone X を 64GB モデルにした価格以外の理由と、その結果
■ 長年モバイルSuicaでしたが、やっとiPhone Suica始めました 〜SuicaだけならApple Payの面倒臭さはないね!
■ iPhone X が届いて半月の結論:高かったけど、それに見合う「買い換えただけのことはある」価値と満足感
■ 全面ディスプレイのiPhoneが主流になっても、ホームボタンなiPhoneも残して欲しい 〜今のPlusモデルは高齢者向けに最適では?
■ Plus から iPhone X の縦長(横狭)画面に買い換えて変化したこと【前編】〜老眼対策のリーダー表示多用
■ Plus から iPhone X の縦長(横狭)画面に買い換えて変化したこと【後編】〜とうとうGoodReaderも捨てました
■ 1年半ぶりのiPhone機種変更はさらに便利になってた、でも初めてのスマホはiPhoneが簡単というのは今は昔…
■ iPhone 6s Plus でコンパクトデジカメと決別した私は、iPhone X でミラーレス機のキットレンズに別れを告げた【前編】
■ iPhone 6s Plus でコンパクトデジカメと決別した私は、iPhone X でミラーレス機のキットレンズに別れを告げた【後編】
■ 新年に向けて、久しぶりの iPhone 用カレンダーアプリを変えてみた
■ なかなか直してくれない iPhone X (iOS 11) の困ったバグ
【縦置きの便利さでワイヤレス充電に目覚めたで賞】
■ RAVPower ワイヤレス充電器 ( Qi 急速充電 / 2つのコイル / Fast Charge /最大10W )
ERATO VERSE 同様、iPhone X 購入に影響されて購入した周辺アクセサリー。従来 iPhone はデスクの上で横置きしていたけれど、
- 縦置きするとケースを付けたまま充電ができない
- 横置きしていると Face ID 顔認証が通らない
この2つの問題をまとめて解決するために買った充電器でしたが、
Qi ワイヤレス充電にハマるキッカケになったお買い物
になりました。
▽ プラス点
- 縦置きで充電、というのは昔の 30pin コネクタ時代の純正ドックから理想ではあったけれど、ケースを付けると刺さらない、ケースを選ぶ、という問題があったが、ワイヤレス充電なら理想どおりに!
- コネクタの脱着がなく台に置くだけなので、充電台から取ったり置いたりがこれ以上なく簡単&気楽にできる
- 頻繁なコネクタの脱着がないので、コネクタの根元が弱い Lightning ケーブルを損耗することがないし、本体側のコネクタを傷める心配もない
- 横置きすると iPhone X の Face ID 顔認証が通らないので、縦置き&充電の組み合わせをケースに依存せず可能なのは、このタイプの Qi ワイヤレス充電台しかない
- 一刻も早く充電が必要な人には向かないが、寝ている間に充電できればいいや、という人なら空に近い状態からでも6〜7時間あれば満充電になるので問題ない。
- 充電コイルが2つ入っているため、横置きにしても充電可能なので、横置きで動画見ながらの台にも使える
- ほぼ文句ない仕様なのに安価
▽ マイナス点
- きっちり真ん中でなくても充電されるが、あまり大きくズレてると充電が始まっても充電速度が遅い場合がある
- Lightning ケーブルでの充電速度に比べると遅い(当たり前)
- iOS 11.2 でワイヤレス充電時の充電速度が上がったとはいえ、Android 端末などが対応している急速充電よりは遅い
いや〜、ケース付けたまま縦置きで台に置いてそのまま充電可能っていうのは iPhone X 云々関係なく快適すぎますね。
充電の際にケーブルの脱着せずに済むのが、こんなに快適とは!
って感じです。便利さ、快適さは完全ワイヤレスイヤホン以上と言ってもいいくらい。
Qi ワイヤレス充電は昔 Nexus で一度試して止めちゃいましたが、今回はこの充電台を購入して大いに気に入り、その後3個も Qi ワイヤレス充電器を購入して、あらゆるところに置くようになりました。それを思うと、
最初の出会い(1個目)って、やっぱり大事なんだなあ
と再認識させられます。
■ iPhone X を使い始めて一番変わったことは……ワイヤレス充電 Qi 三昧【室内編】
【もっと早くから使っておけば良かったと後悔してるで賞】
■ 280blocker : コンテンツブロッカー280 (AppStore)
「広告は鬱陶しいけど、無料で情報を見ている対価だから仕方ない」と思ってきたものの、さすがに昨今のスマホ向けサイトの広告のウザさ、特にフローティング広告は耐え難いものがあったので、1年くらい前から幾つか試していて、今春から導入したのがコレ。
▽ プラス点
- 国産アプリなので、他の海外産アプリと違って国内の広告をしっかりブロックしてくれる
- 広告まみれが嫌だという個人が作ったアプリなので「忖度」がない
- 細かなカスタマイズ・設定はないけれど、とりあえず入れておけば難しいことなしにしっかり効いてくれるので、初心者含めて誰にでもおススメできる
- iOS の仕組みなので Twitter などアプリ上のウェブ表示でも広告ブロックが有効なことが多い
- 広告ブロックしていると記事の中身も見られないようなアンチアドブロックされているサイトを閲覧したい時のために、ホワイトリスト(広告を表示するサイト)登録機能がある
- 広告が表示されてしまった場合に連絡すれば対応してくれる迅速さ(個人開発なのに)
- 無料じゃないけど安価(買い切り制)
▽ マイナス点
- 一部のブックマークレットが効かなくなる
- アンチアドブロック(広告ブロック対策)の回避機能など多機能さはない
- 広告拒否パターンの自己登録機能はなく、完全にお任せ
(その場合は他のアプリを利用して、広告拒否パターンだけ 280blocker サイトで配布しているのを使って、という姿勢)
とにかく、簡単、よく効く、安価の三拍子が揃っていて、無料アプリにこだわる人以外にはインストールして損はない、というアプリだと断言できるくらい。(そう言えるアプリは久々)
コンテンツフィルター機能が取り入れられた iOS 9 リリースの頃から存在していたらしいので、無駄なこだわりを捨てて、とっとと導入しておけば良かった、と後悔しています(^_^;)
(同じサイトとは思えない使用前・使用後)
本アプリは初心者やスマホ・ネットに詳しくない人にも扱えますし、というより
初心者やスマホ・ネットに詳しくない人こそ必須
と言えます。スマホ広告はフローティング広告など誤クリック狙いの広告が多く、その先は単なる広告サイトではなく詐欺サイトも多いですからね。(あなたのスマホは遅くなっています、危険ですとひょうじされるのは、まだ可愛いレベル)
そういった詐欺広告に騙されない第一歩は、まず表示させないことが肝要です。相手がそういった広告を止めないなら自分で身を守るしかありません。それを今一番簡単に、できるだけ確実にできるアプリと言っても良いでしょう :-)
■ Plus から iPhone X の縦長(横狭)画面に買い換えて変化したこと【前編】〜老眼対策のリーダー表示多用
■ 2017年に iPhone で使い始めたアプリ、入れ替えたアプリまとめ
【圧倒的コスパで目が覚めたで賞】
■ HUAWEI SIMフリースマートフォンHUAWEI P10 lite サファイアブルー WAS-LX2J-BL
色々考えましたが、今年のお買い物 No.1 は Huawei P10 lite。スマートフォンとして特筆するような機能、性能はありませんが、iPhone X のサブ機として併用していても(カメラ周り以外は)特に不満、ストレスを感じることのない実用的な性能を持ちながら
2万円強で買えたという圧倒的なコストパフォーマンス
を考えると、今年一番の “良いお買い物” だったように思います。
防水がない、カメラは色々ショボい、など廉価機らしい点はあるにせよ、2万円強で買ったコレを日常使いしていて「こんなん使えるか!」という不満が出る人はそう多くないのでは?と思います。ヲタクだけでしょう :)
▽ プラス点
- iPhone X と変わらないサイズ感だが、圧倒的に薄く軽いので、大変持ちやすい
- 2万円台の廉価なスマートフォンだが、日常的なアプリを使った一般的なスマートフォン利用であるかぎり、緩慢さを感じたり、動作にストレスを感じることはない
- プリインストールされている Huawei 独自アプリは基本的にシンプルで(国産端末にプリインストールされているアプリに有りがちな)無駄な機能がなく使いやすいものが多い(しかし一部アプリには問題がある)
- 安価だけど 5.2インチ液晶のフルHD解像度なので十分実用的。同価格帯国内ブランドで未だ 720p HD 解像度の端末を売ってるメーカーがあると思うと格差を感じざるをえない
- iPhone X で常用するアプリと変わらないものをインストールしているが、iPhone X の代わりに使っていても、(カメラ以外は)さほど不便を感じないくらいだったりする(2万円強なのに)
- バッテリーの保ちは特筆すべきものはないけど、標準的なもちはクリアしていると感じる
- 純正カメラアプリは多機能でサードパーティ製アプリを必要としない
- 指紋認証は十分速く、認識率も良い。指紋登録も iPhone より簡単
- イヤホン端子がある :-)
- 充電は microUSB 端子なので、従来の環境をそのまま使える
- ナックルジェスチャーによるスクリーンショットなど Huawei 独自操作の一部はかなり便利
- 片手操作用のミニ画面は iOS の簡易アクセスより遥かに使いやすく実用的!
- 画面分割、ツインアプリも便利、縦長画面の iPhone X にこそ欲しい機能なのに…
- 純正アダプタや一部サードパーティ製アダプタに限られるが、急速充電対応
- 十分な性能があるけどとにかく安い(iPhone X の画面割れ修理代よりずっと安い)ので、気軽に扱えて心地よい
- iPhone と違って廉価端末ならリセールバリューとか考えなくて良いので、ちょっとくらい傷ついても気にならない(たぶん)
▽ マイナス点
- 基本機能のコストパフォーマンス重視なので、コレという特徴はない(コストパフォーマンスの高さが唯一無二の特長)
- カメラの画質は廉価機らしく今ひとつ。日中は良いが暗い場所は厳しい。手振れ補正もなく、動くものに対するローリングシャッター歪みも大きい
- 軽くて薄くて良いボディだし、決して見た目安っぽいわけではないけれど、スイッチ類にチープさはあるし、質感という点では廉価機で精一杯頑張った範疇に留まる
- 画面サイズや解像度は十分だけれど、液晶の品質はそれなり(悪いわけではないが特筆する点はない)
- 初期状態では Google 純正アプリは最低限で Huawei 独自アプリが幅を利かせていて、バックアップも含めてとにかく Huawei のサービスを使う誘導があるので(勿論その先は中国)、必要最小限のものを除いて Huawei じゃなく Google 純正アプリその他を使うセットアップが必要なのは初心者向きじゃないかも
- 一部界隈ではよく知られている Huawei カレンダーアプリが Google カレンダーのデーターを勝手に削除する問題などがあるので、Google クラウドデーターの同期を Huawei アプリに与えるのは最初にオフった方が賢明
- 充電の際に挿しにくい microUSB 端子を思うと、USB-C が良かったなあ…とも思う
- 持ち上げるとスリープ解除になる機能が欲しかった
- 指紋認証が背面側にあるのは、スマホを手に持っている時には何ら問題ないが、スマホを机の上なのに置いたままロック解除できない(パスワードロック解除しかできない)難点があるので、どちらかといえば表側にあった方がいいと感じた
- おサイフケータイはともかく、防水は欲しいとは思う
とりあえず P10 lite を実際に使い始めて1ヶ月弱。一番強く思うのは、
こんなのがグローバルに売られていたら
国内メーカーが太刀打ちできるわけないわなー
国内メーカーが太刀打ちできるわけないわなー
ということ。おサイフケータイ必需層、日本的な
同じ2〜3万円台の端末でも国内メーカー製の端末性能は明らかに一段落ちますし、未だ 1280x720pixels という低解像度な液晶を搭載した端末を売ってるのを見ると、SIM ロックフリー向け廉価端末は海外メーカー(ほぼ中華製)に持っていかれるのも当然という感じです。
実際に、iPhone X と同じようなアプリを入れた環境の P10 lite を使っていて、カメラ以外でそうそう不満を感じることはないんですよね。もし自分が iPhone にこだわりなく、スマホに対して興味もなく、適当に使えるスマホを1台買うというなら、これで十分と思えます。
それを考えると
日常的な実用アプリを使う上では大きな差を感じないのに、価格6倍近い iPhone X を買った意味はどれだけあったのだろう?
iPhone X と P10 lite を両方買って使いながら、そんなことを考えることが多い今年の年末であります(>_<)
■ iPhone を買い換えるか否かで Android の買い替え方針も変わる 〜次に買うべきモノを悩む2:次のスマホ【前編】
■ iPhone は買い替えたので、サブの Android 端末買い替え算段 〜国産メーカーを応援するか否か…
■ サブのAndroid端末、P10 lite と AQUOS sense lite どちらかを買うか悩んだ結果……
■ 廉価機を買うメリットを実感しつつ、これが2万円台なんてヤバいね、とひたすら思う 〜今さら HUAWEI P10 lite ファーストインプレ
■ 2万円台で買える HUAWEI P10 lite の実用十分さと廉価機らしさ
■ HUAWEI P10 lite で廉価機らしさを感じるカメラ周り 〜シャッターチャンスへの強さが価格の差
■ HUAWEI P10 lite を1週間使ってきて感想まとめ 〜 iPhone X の使い勝手と比較しつつ…
上位の順位付けは迷いましたが、まぁこんなところでしょうか。前回記事で紹介した製品もそうですが、製品の絶対的な良し悪しとか、お気に入り度とか、そういったことより
どれくらい「良い買い物をした」と思えたか?
であるので、ひたすらコスパが素晴らしかった P10 lite を1位にするしかなかったですね。
来年は何を買うのか、いや、買えるのか。サッパリわかりませんが、いい加減、ITガジェットとカメラばかりも飽きてきましたので、どうしましょうかねぇ……
ということで、皆様良いお年をお迎えください!( ^_^)/~~~