前回記事、
■ Plus から iPhone X の縦長(横狭)画面に買い換えて変化したこと【前編】〜老眼対策のリーダー表示多用
の続きです。
iPhone X の縦長画面(Plus モデルからだと “横狭画面”)になって、それにまつわるところで少々 iPhone を使う設定やアプリが変わりました。
アプリの iPhone X については発売前後からそれなりに対応が進み、また過去記事でも「一向に対応してくれない、はよ対応して〜」と言っていた、Google マップ、Gmail、LINE の3つも先週から今週にかけて次々と iPhone X 対応になりました。(他の Google アプリは概ね早くから対応済み)
その他個人的に常用するアプリの多くが iPhone 縦長画面対応になって
のは心地よいです。iPhone X の縦長画面対応、非対応では仮想キーボードのレイアウトにも若干差がありますから、その点でも楽になります。
一部を除いて対応が進まない各種電子書籍ストアアプリや Apple 自身が放置気味の iMovie だったり、幾つか iPhone X に最適化されていないアプリで気になるところはありますが、だいぶ居心地は良くなりました :D
で、私個人の iPhone X 横狭画面もとい縦長画面への対応は、従来の iPhone 使用環境から主に3点の変化があり、前回1つ目を記しましたので、今回は残る2点です。
とまぁ、大したことではないですが、
とも言えるわけで、色々変わった iPhone X 購入を機に変化のないスマホ生活に新鮮な空気が入ったような気がします。
そんな刺激があったことも iPhone X を買って良かったかな、と思う理由ですね :)
■ Plus から iPhone X の縦長(横狭)画面に買い換えて変化したこと【前編】〜老眼対策のリーダー表示多用
(iPhone Xの新古品も出回るようになりましたが、まだプレミアム値段)
■ Plus から iPhone X の縦長(横狭)画面に買い換えて変化したこと【前編】〜老眼対策のリーダー表示多用
の続きです。
iPhone X の縦長画面(Plus モデルからだと “横狭画面”)になって、それにまつわるところで少々 iPhone を使う設定やアプリが変わりました。
アプリの iPhone X については発売前後からそれなりに対応が進み、また過去記事でも「一向に対応してくれない、はよ対応して〜」と言っていた、Google マップ、Gmail、LINE の3つも先週から今週にかけて次々と iPhone X 対応になりました。(他の Google アプリは概ね早くから対応済み)
その他個人的に常用するアプリの多くが iPhone 縦長画面対応になって
上下黒枠のある iPhone X 非最適化アプリを使う時間もかなり減った
のは心地よいです。iPhone X の縦長画面対応、非対応では仮想キーボードのレイアウトにも若干差がありますから、その点でも楽になります。
一部を除いて対応が進まない各種電子書籍ストアアプリや Apple 自身が放置気味の iMovie だったり、幾つか iPhone X に最適化されていないアプリで気になるところはありますが、だいぶ居心地は良くなりました :D
☆
で、私個人の iPhone X 横狭画面もとい縦長画面への対応は、従来の iPhone 使用環境から主に3点の変化があり、前回1つ目を記しましたので、今回は残る2点です。
- ▼ しばらく入れ替えのなかった自分的定番アプリの変更
- 今まで安定して使ってきて変えるつもりのなかったアプリを幾つか差し替えることになりました。原因は iPhone X の縦長画面に最適化されてないアプリを使うのが嫌になったことですね。
前にも書いたことがありますが、iPhone X 使い始め当初は上下に黒帯のある iPhone X の縦長画面に最適化されていないアプリを使うのにも抵抗なかったのですが、慣れてくると段々、
iPhone の画面に最適化されていないアプリを使うのは、なんか画面を無駄遣いしてる気がするわー
となって、使用頻度の高いアプリで iPhone X の画面に最適化されておらず、代替アプリがあるならば、差し替えることにしてしまいました。
代表例は飛行機位置表示アプリ「Flightrader 24」。今年になって月額課金制を基本にした新アプリがリリースされました。が、旧アプリにの有料アドオンを買っていた私は、それを捨ててわざわざ月額課金する気にならず、使える間はずっと旧アプリを使うつもりでいました。
が、新アプリと旧アプリを iPhone X で比較すると上記のとおり圧倒的な表示量の差がありました。新アプリの方は早々に iPhone X の縦長画面に対応し、旧アプリの方は既にサポートが打ち切られていますから iPhone X の画面に対応するわけがありません。ここまで違うと「新アプリに移行して月額課金の軍門に下るか…」となってしまいます(´Д` )
そして Good Reader も(ようやく)捨てて、ファイル管理アプリは「FileExplorer (Pro)」に変えました。
■ FileExplorer: File Manager (AppStore)
■ FileExplorer Pro: File Manager (AppStore)
AppStore 初期の頃から定番アプリの名を欲しいままにした GoodReader は、少し前から妙なことになって「今さら買うべきでないアプリ」になっていますし、iOS 11 から純正「ファイル」アプリもできて、クラウドサービス上のファイルを閲覧、ダウンロードするだけならサードパーティアプリは不要です。
ただ、純正「ファイル」アプリは
- NAS やファイルサーバーへのアクセス機能はない
- クラウドサービスへのアクセスも当該クラウドサービスのアプリがインストールされている必要がある
- Dropbox などクラウドアプリのパスワードロックが有効だとアクセスできない
- フォルダ丸ごとダウンロードなどはできない
- ダウンロードしたローカルファイルをまとめて管理できない
という欠点があり、その他 zip の圧縮解凍もできないなど、ローカルに色々とファイルを保存して管理するタイプのアプリではありません。あくまでクラウド上のファイルを一括でアクセスできるアプリです。
(あと、純正ファイルアプリはファイルをダウンロードしていても、ファイルを開く時にオンライン上のファイルとタイムスタンプを比較しに行くようで、イベントなどの混雑時でパケットが全く流れない時には、せっかくダウンロードしていても開けないことがあります。機内モードにしてオフラインにすると比較しに行かずに開けたりします)
(純正ファイルアプリはDropboxのロックが有効だと使えない)
ですので、Good Reader 代わりに使い始めたのが File Explorer。無料版では iCloud 以外の外部アクセスは1種類だけしか登録できませんし、zip 圧縮解凍などの機能も制約されているので、無料版で確認したのち 600円の PRO版を購入。
Good Reader と比べると同期機能がない、PDF 編集機能がない、など機能面では劣りますが、反面軽快に動作し、対応プロトコルも多く、iOS 11 の流儀にも沿っているので使いやすいですね。PDF 編集機能がないのは、他のアプリへ渡せばいいことなので気にしていません。
使用頻度の高い常用アプリで入れ替えたではこの2つですが、今回の iPhone X で他のアプリも幾つか削除したり入れ替えたりしています。ちょうど良い機会になりました。
☆
最初に書いたとおり、「なかなか iPhone X の縦長画面に対応しない個人的三大アプリ」だった Gmail, Google Maps, LINE が対応してくれたので、個人的に残る常用アプリで非対応なのは RSSリーダー「Feedly」と「くるまきカレンダー」。
Feedly 純正アプリは昔使っていた Reeder 3 に代えようかと思ったのですが、純正アプリも iPhone X 対応作業中と聞いたので純正アプリのアップデートを待っています。が、そろそろ痺れが切れそう(^_^;)
【追記:と書いてたら記事公開翌日に Feedly も iPhone X 縦長画面対応になりました ^^;】
「くるまきカレンダー」はアプリの更新がここ数年の iOS 新バージョンへの対応だけになっているので、iPhone X 対応は期待できそうもないし、使うのをやめる潮時だと思って、
- 月特化カレンダー Moca
(くるまきカレンダーと同じく月表示メインでシームレススクロールできる) - Ucカレンダー
(スタンダード&シンプルだけど見やすく六曜表示も可能) - Jカレンダー
(和風デザインで六曜や月齢、二十四節気まで表示してくれるが少々見づらい)
この3つを現在試用中です。カレンダーアプリは既に iPhone X の縦長画面に対応しているものが多くて、アプリがなくて困るのではなく、(課金するものを)選ぶのに困る状態ですね。
あと、意外と対応が進んでいないのがストア系の電子書籍アプリ。honto や紀伊国屋書店 Kinoppy は対応済みで、Kinoppy についてはコミックの縦スクロールという機能を導入して iPhone X との相性がよさげなことを以前書きました。
■ 紀伊国屋書店の電子書籍アプリ Kinoppy のコミック縦スクロール閲覧が良い感じ! 〜他の電子書籍ストアアプリも対応して欲しい
ただ、Kindle、BOOK☆WALKER、Reader Store(SONY)、BookLive!、eBookJapan といった大手電子書籍ストアのほとんどがまだ未対応で、ちょっと困ったちゃんですね。 - ▼ アプリの「黒背景に白文字」設定の利用
- アプリによっては背景を黒に設定できるアプリがあります。今までは電子書籍などを除いて一般的な白背景に黒文字を使ってきたのですが、有機 EL ディスプレイの iPhone X に変えて少し経ってから一部の常用アプリでは黒背景に白文字を使い始めるようになりました。
(RSS リーダーアプリ Feedly の例)
理由は3つほどありまして、
- 有機 EL ディスプレイは自家発光だから(素子が発光しない)黒地が多い方が消費電力が少ない(知れているけど)
- 液晶と違って黒が浮かずコントラストが高いので、黒地白文字でも液晶よりは見やすい
- 前から白地に黒文字は目に負担がかかりやすいと思っていた
といったところです。
もちろん、視認性としては白地に黒文字の方が良いことが多いので、アプリで表示をカスタマイズできる場合にはそのまま白黒反転にはせず多少設定を変えています。例えば、Twitter アプリでは以下のとおりに。
(通常こんな表示を……)
(そのまま黒バック白文字にすると視認性は落ちるので…)
(色のコントラストを高める設定を使うと)
(多少見やすくなる。小さなスクリーンショットでは判らんかもだけど)
黒地に白文字は白地に黒文字より視認性が落ちる点をアプリの設定でカバーしきれているかどうかは微妙ですが、他のアプリではフォント設定を1段階上げるなどしています。そこまでして黒地に白文字を多用する必要性があるのかどうかは判りませんが、しばらくはこの方向で行って、使用感を探っていこうかと思っています。
(LINE も黒バックにしてみたが、さすがに止めるかも…)
ただ、電子書籍だけは黒地に白文字はちょっと受け付けないですし(古臭い人間です ^^;)、ウェブサイトはだいたい白地に黒文字なので、アプリだけでそれをやってもあまり効果がないかも…と内心思っていたりもしますが、まぁしばらくは続けていく所存。
とまぁ、大したことではないですが、
安定かつ無風だった iPhone の環境が久しぶりに色々変わった
とも言えるわけで、色々変わった iPhone X 購入を機に変化のないスマホ生活に新鮮な空気が入ったような気がします。
そんな刺激があったことも iPhone X を買って良かったかな、と思う理由ですね :)
■ Plus から iPhone X の縦長(横狭)画面に買い換えて変化したこと【前編】〜老眼対策のリーダー表示多用
(iPhone Xの新古品も出回るようになりましたが、まだプレミアム値段)
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