iPhone X が手元に届いて半月が経ちました。この間、毎日のように iPhone X の記事ばかり載せてきてしまいましたが、最初の頃に色々思うところがあって、一気に10日分くらいの記事の予約投稿や草稿を書いてしまったので、今もそれを徐々に消化しているところです(^_^;)

(セットアップしてすぐに Siri に話しかけたけど、つれない返事でした)
さて、iPhone X を半月使ってきての結論を言うと(言うまでもないと思うけれど)、
と言い切っても良いくらいですね。思った以上に良かった感はあります。
■ 躊躇うどころか、ちょっと引くくらい高い iPhone X を敢えて買うことにした3つの理由
上記記事で「高い」を連発しましたし、今でもそう思っているのですが、高い分だけの価値があれば問題ないし満足であります :-)
とにかく、買って良かったと思うところは2つ。

(セットアップしてすぐに Siri に話しかけたけど、つれない返事でした)
さて、iPhone X を半月使ってきての結論を言うと(言うまでもないと思うけれど)、
値段は高いけれど、それに見合う内容のスマホ
と言い切っても良いくらいですね。思った以上に良かった感はあります。
■ 躊躇うどころか、ちょっと引くくらい高い iPhone X を敢えて買うことにした3つの理由
上記記事で「高い」を連発しましたし、今でもそう思っているのですが、高い分だけの価値があれば問題ないし満足であります :-)
とにかく、買って良かったと思うところは2つ。
まず
だったということ。ここ最近にはなかった感覚。
あらゆる点で刷新されたために戸惑うこと、未だ慣れない部分もありますが、逆に言うと新鮮であり、刺激的でありました。
Face ID 顔認証とか、ホームボタン撤去の狭額縁全画面化とか、有機EL ディスプレイの綺麗さとか、そういった iPhone X ならではの iPhone 新世代的な要素だけでなく、私の場合は iPhone 6s Plus からの移行ですから
などの要素が新たに加わってる分、
というのもあります。ぶっちゃけ、
と言い切れます。

そして、もう一つ。10月下旬に「買う方向で」と決めて改めて iPhone X のことを色々調べ始めてから今まで、
でした。もう忘れていた、久々の感覚。
もちろん、Android ユーザーにとっては別にワクワクもドキドキもしないでしょうが、iPhone ユーザーにとっては違います。
大きな画面の割には 4.7インチ iPhone と変わらぬ掴みやすさとか、背面カメラの望遠レンズが半段明るくなって手ぶれ補正が入った、といった点については予想がついたし、特に問題はないだろうことは予測がつきました。
けれど、ホームボタン撤去と Face ID 顔認証は未知でしたし、正直不安はありました。
でも、その不安込みの中で思い出しました。
ということに。
そして、最近のスマートフォン(iPhone)がつまらないと感じていた理由の一つは、未知なことが全くなく、新しく買う端末に不安も一切なかったから、ではないかと。
すっかり実用品になり、安定製品になり、買った瞬間からすぐに問題なく、期待どおりの動作をしてくれる。スマートフォンもそういう製品になりました。iPhone も新製品リリース時や iOS のアップデートで騒ぎになるようなことも少なくなりました(^_^;)
安心安定の買い換え。それはスマートフォンに限らず、ワクワクすることはありません。久しぶりに不安を抱えた新機種を買ってみて
なのではないかと気づくわけです。私だけかもしれないし、ガジェットヲタク的な嗜好かもしれないけれど。
もちろん、全くの未知、不安しかないアイテムではなく、7〜8割の安定・見込みに加えた2〜3割のスパイスのような未知・不安というレベルですから、大した未知でも不安でもないのですが、だからこそ安心してワクワクドキドキできるわけです(^_^;)
昔みたいに「10万20万かけて突っ込んでいって失敗しました(ゝω・)テヘッ」ということができる若さもないですから、ジジイにはこの程度のワクワク、ドキドキ感がちょうど良いでしょう ;-)
と思ったのですけれど、今年 E-M1 Mark II とマイクロフォーサーズ・システムには10万20万どころじゃない突っ込みをして、いささか玉砕風味だったし(全くダメではないけど期待した結果は全く得られなかった)、去年だったか一昨年には Surface 3 でもやらかしたことを思うと、説得力ないですね(>_<)

ちょっと絶賛風味な iPhone X ですが、細かいところを言えば、正直良いことばかりではないです。
もちろん、未だジェスチャーの一部は間違えたり、慣れられなかったり、というのは先日の記事に書いたとおりです。
■ iPhone X を使い始めて1週間 〜使い始め直後の感想から1週間でどのように変わったか?を検証
■ 1週間使って判った Face ID 顔認証の○と× 〜Touch ID 指紋認証と比べ
最初の1週間くらいで、あっという間に新世代 iPhone のジェスチャー操作に慣れていったものの、その時点でもなれられなかった操作はさらに1週間以上経った今も、慣れてるとは言い難いです。まだしばらく多少の戸惑いは続くでしょう。
それでも Android のような「ホームボタンを他に置き換えただけ」ではない、けれど従来ホームボタンへ指を下に持っていく動作を慣れていることを利用した多くのジェスチャーは、つくづくよくできていると感じますし、最近仮想ボタンの Android 機でも思わず iPhone X 式のジェスチャーをやってしまったりする自分がいます(^_^;)

また、巷でデザイン上の論議になっているノッチ(画面上部のセンサーエリアによる切り欠け)も個人的には全く違和感がありません。iPhone X に最適化したアプリを作る人にとっては面倒なことが発生したと思いますが、
として素直に受け止められていますし、むしろ
ので、iPhone たる存在感を出す上でも良いのではないでしょうか。(今はもう iOS アプリの開発をしていない身なので他人事 :-)
従来の iPhone と比べて狭額縁化されたとはいえ、最新 Android 端末と比べるとさほどサイド側は狭額縁でもないのですが、前面カメラも含めたセンサー部を画面の中に織り込んで、端末上部に隙間を作らなかった分、全面ディスプレイ感は高まってると思うので、ノッチを作った判断は良かったと私は感じています。

iPhone X のカメラについてはあまり触れてきませんでしたが、露出まわりが 6s Plus の頃と違っているのか、ちょっとまだ手の内に入れられていない感があるので、折を見てまたいずれ。
あゝそうそう、先に Plus モデルと違って横幅が狭くて写真や動画が小さい、と不満を言いましたが、
というのは実感しています。ジーパンの尻ポケットに入れている時の存在感が Plus とは全然違って、Plus の感覚でいると、たまに忘れたかと焦るくらいです。(ポケットを触って、あるのを確認したことが何度もある ^^;)
1週間前から使い始めた iPhone Suica はモバイル Suica の時以上に気軽に使うようになったし(Apple Pay ではモバイル WAON が使えないので、その分も iPhone Suica になりつつある ^^;)、iPhone X を買うにあたって 64GB モデルにした判断も今なお問題なかったと思っています。
■ 128GB iPhone 6s Plus ユーザーの私が iPhone X を 64GB モデルにした価格以外の理由と、その結果
■ 長年モバイルSuicaでしたが、やっとiPhone Suica始めました 〜SuicaだけならApple Payの面倒臭さはないね!

(徐々に写真・動画が増える他、音楽をクラウドから3GB落として現在残り23GB)
てなことで、半月間ほとんど iPhone X のことばかり書いてきましたが、とりあえず一区切り……と言いつつ、細かなところで予定稿もありますが、
という結論は記しておきたいと思います。
iPhone X がどうしても合わなかったら戻ることも考えて手元に置いてあった 6s Plus は、家族のスマホデビューに使われることになりました :-) まぁはっきり言って、もう戻れません(>_<)
あと怖いのは iPhone X の紛失・盗難・破損ですね…… Apple Care+ に入るか、動産保険に入るか、迷うところです。
(iPhone X ムック本も出てきましたが、240もテクニックがあるとは…笑)
久しぶりに買い換えた感のある iPhone
だったということ。ここ最近にはなかった感覚。
あらゆる点で刷新されたために戸惑うこと、未だ慣れない部分もありますが、逆に言うと新鮮であり、刺激的でありました。
Face ID 顔認証とか、ホームボタン撤去の狭額縁全画面化とか、有機EL ディスプレイの綺麗さとか、そういった iPhone X ならではの iPhone 新世代的な要素だけでなく、私の場合は iPhone 6s Plus からの移行ですから
- 手ぶれ補正の入った望遠(標準)レンズが加わってのダブルレンズ化されたカメラ性能の飛躍
- 有機ELパネルゆえの写真動画の綺麗さ
- 防塵防滴
- Apple Pay によるおサイフケータイもどき
- 久しぶりに変わった端末デザイン
などの要素が新たに加わってる分、
たった2世代だけど、新しく体験する要素がかなり多い
というのもあります。ぶっちゃけ、
6/6s 世代を使っている人は頑張っても X に買い替えオススメ
と言い切れます。

そして、もう一つ。10月下旬に「買う方向で」と決めて改めて iPhone X のことを色々調べ始めてから今まで、
久しぶりにワクワク、そしてドキドキするスマホ
でした。もう忘れていた、久々の感覚。
もちろん、Android ユーザーにとっては別にワクワクもドキドキもしないでしょうが、iPhone ユーザーにとっては違います。
iPhone の象徴たるホームボタンを取り去ってしまって、操作性は大丈夫なのだろうか?慣れられるんだろうか?
指紋認証止めて顔認証へ全面的に切り替えたけど、果たして使い物になるんだろうか?ちゃんとスムースに認証できるのだろうか?
大きな画面の割には 4.7インチ iPhone と変わらぬ掴みやすさとか、背面カメラの望遠レンズが半段明るくなって手ぶれ補正が入った、といった点については予想がついたし、特に問題はないだろうことは予測がつきました。
けれど、ホームボタン撤去と Face ID 顔認証は未知でしたし、正直不安はありました。
でも、その不安込みの中で思い出しました。
買う前、使う前に不安や未知があるからこそ
楽しいし、ワクワクするんだ!
楽しいし、ワクワクするんだ!
ということに。
そして、最近のスマートフォン(iPhone)がつまらないと感じていた理由の一つは、未知なことが全くなく、新しく買う端末に不安も一切なかったから、ではないかと。
すっかり実用品になり、安定製品になり、買った瞬間からすぐに問題なく、期待どおりの動作をしてくれる。スマートフォンもそういう製品になりました。iPhone も新製品リリース時や iOS のアップデートで騒ぎになるようなことも少なくなりました(^_^;)
安心安定の買い換え。それはスマートフォンに限らず、ワクワクすることはありません。久しぶりに不安を抱えた新機種を買ってみて
ワクワクの中には未知と多少の不安も必要
なのではないかと気づくわけです。私だけかもしれないし、ガジェットヲタク的な嗜好かもしれないけれど。
もちろん、全くの未知、不安しかないアイテムではなく、7〜8割の安定・見込みに加えた2〜3割のスパイスのような未知・不安というレベルですから、大した未知でも不安でもないのですが、だからこそ安心してワクワクドキドキできるわけです(^_^;)
昔みたいに「10万20万かけて突っ込んでいって失敗しました(ゝω・)テヘッ」ということができる若さもないですから、ジジイにはこの程度のワクワク、ドキドキ感がちょうど良いでしょう ;-)
と思ったのですけれど、今年 E-M1 Mark II とマイクロフォーサーズ・システムには10万20万どころじゃない突っ込みをして、いささか玉砕風味だったし(全くダメではないけど期待した結果は全く得られなかった)、去年だったか一昨年には Surface 3 でもやらかしたことを思うと、説得力ないですね(>_<)

ちょっと絶賛風味な iPhone X ですが、細かいところを言えば、正直良いことばかりではないです。
- はっきり言って Face ID 顔認証はちゃんとスマホ持って正対している時以外は外すことも多く(正対していれば暗かろうが明るかろうが関係ない)、Touch ID 指紋認証の時には殆どなかったパスワード入力する羽目になることが多々ある(面倒〜)
- Plus モデルと違って拡大表示がなく老眼入りぎみの齢頃には若干不便になったし(後日別記事にて)、ディスプレイサイズが大きくても縦長で横幅は広くないので Plus と比べると写真や動画は小さく表示されてちょっと残念(画質はすごい良いけれど)
- アプリ購入時に顔認証だけでなくサイドボタンのダブルクリックが必要など、従来モデルより手間が増えたと感じる場面がある
- TrueTone による画面の黄色さには未だに慣れきらない(環境光によっては従来機と見え味が変わらない時もあるけど)
(左:iPhone X / TrueTone オン、右:iPhone 6s Plus)
(左:iPhone X / TrueTone オフ、右:iPhone 6s Plus)
もちろん、未だジェスチャーの一部は間違えたり、慣れられなかったり、というのは先日の記事に書いたとおりです。
■ iPhone X を使い始めて1週間 〜使い始め直後の感想から1週間でどのように変わったか?を検証
■ 1週間使って判った Face ID 顔認証の○と× 〜Touch ID 指紋認証と比べ
最初の1週間くらいで、あっという間に新世代 iPhone のジェスチャー操作に慣れていったものの、その時点でもなれられなかった操作はさらに1週間以上経った今も、慣れてるとは言い難いです。まだしばらく多少の戸惑いは続くでしょう。
それでも Android のような「ホームボタンを他に置き換えただけ」ではない、けれど従来ホームボタンへ指を下に持っていく動作を慣れていることを利用した多くのジェスチャーは、つくづくよくできていると感じますし、最近仮想ボタンの Android 機でも思わず iPhone X 式のジェスチャーをやってしまったりする自分がいます(^_^;)

また、巷でデザイン上の論議になっているノッチ(画面上部のセンサーエリアによる切り欠け)も個人的には全く違和感がありません。iPhone X に最適化したアプリを作る人にとっては面倒なことが発生したと思いますが、
ノッチはホームボタンに代わる新世代 iPhone のシンボル
として素直に受け止められていますし、むしろ
ノッチのないタダの黒い板だと Android と区別がつかない
ので、iPhone たる存在感を出す上でも良いのではないでしょうか。(今はもう iOS アプリの開発をしていない身なので他人事 :-)
従来の iPhone と比べて狭額縁化されたとはいえ、最新 Android 端末と比べるとさほどサイド側は狭額縁でもないのですが、前面カメラも含めたセンサー部を画面の中に織り込んで、端末上部に隙間を作らなかった分、全面ディスプレイ感は高まってると思うので、ノッチを作った判断は良かったと私は感じています。

iPhone X のカメラについてはあまり触れてきませんでしたが、露出まわりが 6s Plus の頃と違っているのか、ちょっとまだ手の内に入れられていない感があるので、折を見てまたいずれ。
あゝそうそう、先に Plus モデルと違って横幅が狭くて写真や動画が小さい、と不満を言いましたが、
Plus みたいに手に持て余す感は激減して
安心して片手で使える
安心して片手で使える
というのは実感しています。ジーパンの尻ポケットに入れている時の存在感が Plus とは全然違って、Plus の感覚でいると、たまに忘れたかと焦るくらいです。(ポケットを触って、あるのを確認したことが何度もある ^^;)
1週間前から使い始めた iPhone Suica はモバイル Suica の時以上に気軽に使うようになったし(Apple Pay ではモバイル WAON が使えないので、その分も iPhone Suica になりつつある ^^;)、iPhone X を買うにあたって 64GB モデルにした判断も今なお問題なかったと思っています。
■ 128GB iPhone 6s Plus ユーザーの私が iPhone X を 64GB モデルにした価格以外の理由と、その結果
■ 長年モバイルSuicaでしたが、やっとiPhone Suica始めました 〜SuicaだけならApple Payの面倒臭さはないね!

(徐々に写真・動画が増える他、音楽をクラウドから3GB落として現在残り23GB)
てなことで、半月間ほとんど iPhone X のことばかり書いてきましたが、とりあえず一区切り……と言いつつ、細かなところで予定稿もありますが、
高いので迷ったけど買って良かった iPhone X
という結論は記しておきたいと思います。
iPhone X がどうしても合わなかったら戻ることも考えて手元に置いてあった 6s Plus は、家族のスマホデビューに使われることになりました :-) まぁはっきり言って、もう戻れません(>_<)
あと怖いのは iPhone X の紛失・盗難・破損ですね…… Apple Care+ に入るか、動産保険に入るか、迷うところです。
(iPhone X ムック本も出てきましたが、240もテクニックがあるとは…笑)
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