新型 Kindle Oasis で採用された、本棚画面での「マンガはシリーズごとにまとめて表示」機能が先日、手持ちの第三世代 Kindle Paperwhite (2015) にも適用されるアップデートがありまして、
と喜んで、ブログネタにでもしようと思ったのですが、実際に使ってみると、コレクション表示設定では「シリーズごとにまとめて表示」が適用されないようで、千数百冊?二千冊弱?くらいある書籍をコレクションである程度分けて整理している私にとっては、全く意味のないアップデートでガックリでした。
というか、連続ページターン機能も今回の「シリーズごとまとめて表示」機能も、コミック限定じゃなく一般書籍でも適用して欲しいし、そもそも Kindle ストアはシリーズ作品の中で何故か途中でシリーズ扱いが外れてる巻があったり、タイトルの大文字小文字がバラついていたり、かなり書籍名の扱いがぞんざいなのが嫌なんですよねぇ。
さて、そんな中、紀伊国屋書店の電子書籍アプリ Kinoppy が本日アップデートされまして、iPhone X の縦長画面対応とともに
が可能になりました。
コミックを読むときに「書籍ライクな左右スワイプでページ送りするのではなく、縦スクロールして読む」というのは、大手電子書籍ストアのアプリでは珍しい(初?)のですが、ガラケー時代からやってきて、今はスマホに特化した電子コミックサービスでは珍しくもなんともなかったりします。タテコミ、めちゃコミ、コミコ、Vコミ……
私自身はそういった縦スクロールで読むコミックはサンプル程度にしか見たことがなかったのですが、紀伊国屋書店 Kinoppy がコミックの縦スクロール移動に対応した、ということで早速使ってみると……
という印象。ウェブページと同じ感覚で、片手の親指でスクロールして読んでいけるのは、なかなか快適。スマホ特化の電子コミックストアがいち早く採用していたのも頷けるくらいページ送り操作がスムース。
と、使ってすぐに感じてしまうくらい。縦スクロールでは前後のページの上下コマが少し見えてしまう違和感はあるけれど、慣れれば気にも留めなくなるでしょう。
もちろん、iPhone X や Plus ではない iPhone 6/6s/7/8 などの横幅の狭い端末では、そもそもコミックのセリフ文字が小さすぎて読みづらいので、スマホでコミック自体があまり適した環境ではないけれど、iPhone 6/6s/7/8 Plus のような画面も画面横も広めの端末なら読めなくもない。
そして、スマホで読むなら片手で行きつ戻りつできる縦スクロールの方が快適に読める気がする。
紙書籍の概念に囚われまくったジジイ、オッサン的には
と思うところがなくはないですが、「文字を読む」ということに関してはウェブサイトの縦スクロールにすっかり慣れていますし、縦書きの一般書籍ならともかく、コミックならあまり違和感がないと一介のジジイも感じた次第。ですから、若い世代にとっては尚更、自然な読書スタイルかもしれません。
最近流行りの無料ウェブコミックでは、紙や一般電子書籍と同じくページ送り操作を取り入れてるサイトもあれば、縦スクロールで読ませるサイトもあります。
私自身、以前は後者に抵抗がなくもなかったですが、今はあまりありません。てか、ページ送りがダルいときすらあります。(縦スクロールならパソコンでもスペースキーを押せば済む)
コミックだけでなく、ライトノベルなんかは書籍売りする時はもちろん縦書きですが、近年作品の提供元になっていることの多い「小説になろう」のようなオンライン小説サイトでは、小説であるにもかかわらず横書き、縦スクロールがメインですから、そういったものに触れている層は、ますます縦スクロール書籍に違和感はないでしょう。
そもそも、本を読むといっても電子書籍は紙書籍のスタイルにこだわる必要はないですし、左右に紙を送ることが読書ではないですからね。
(Kinoppyも初期設定は横ページ送りだが、縦スクロールが選べるように)
今回の Kinoppy Ver.3.3 のアップデートの目玉は、この「コミックの縦スクロールでのページ移動」の他に、iPhone X ユーザー待望の iPhone X 縦長画面対応になりました\(^o^)/
上記のコミック画面写真でも iPhone X 対応になったのが判ると思いますが、一般書籍でもグーンと縦長表示になりました。
電子書籍として違和感のない画面縦横比率 4:3 な昔ながらの iPhone から iPhone 6 世代以降の 16:9 画面に移行した時も、電子書籍を読む時に縦長すぎて違和感を感じていましたが、しばらくしたらそれなりに慣れたので、今回もきっと違和感を感じつつも慣れるでしょう。
実際 iPhone みたいなスマホで読む電子書籍はコミックだと文字が潰れて読みづらいので、だいたいは一般書籍を読むことになりますからね。
ともあれ、いずれにしても
と思ったので、他の大手電子書籍ストアアプリにも是非とも採用して欲しいですね。好みはあるでしょうが、ユーザーにとって選択肢はあって損はないですから!!
(ソニー Reader では Kinoppy の書籍も電子インク端末で読めたのですが…)
BookLive! が採用している、シリーズ作品が自動でまとめてフォルダ表示してくれる機能がキタ━━━(゚∀゚)━━━!!
と喜んで、ブログネタにでもしようと思ったのですが、実際に使ってみると、コレクション表示設定では「シリーズごとにまとめて表示」が適用されないようで、千数百冊?二千冊弱?くらいある書籍をコレクションである程度分けて整理している私にとっては、全く意味のないアップデートでガックリでした。
というか、連続ページターン機能も今回の「シリーズごとまとめて表示」機能も、コミック限定じゃなく一般書籍でも適用して欲しいし、そもそも Kindle ストアはシリーズ作品の中で何故か途中でシリーズ扱いが外れてる巻があったり、タイトルの大文字小文字がバラついていたり、かなり書籍名の扱いがぞんざいなのが嫌なんですよねぇ。
さて、そんな中、紀伊国屋書店の電子書籍アプリ Kinoppy が本日アップデートされまして、iPhone X の縦長画面対応とともに
コミックの縦スクロールでのページ移動
が可能になりました。
いつも紀伊國屋書店Kinoppyをご利用頂き有難うございます。Kinoppy for iOS Ver.3.3.0をリリースしました。https://t.co/KPUuou0g2Q
— Kinoppy 開発チーム (@Kinoppy_Dev) 2017年11月21日
【更新内容 1/2】
・iPhoneX対応
コミックの縦スクロールでのページ移動が便利になりました。この機会にぜひお試しください!#kinoppy #紀伊國屋書店 #電子書籍
コミックを読むときに「書籍ライクな左右スワイプでページ送りするのではなく、縦スクロールして読む」というのは、大手電子書籍ストアのアプリでは珍しい(初?)のですが、ガラケー時代からやってきて、今はスマホに特化した電子コミックサービスでは珍しくもなんともなかったりします。タテコミ、めちゃコミ、コミコ、Vコミ……
私自身はそういった縦スクロールで読むコミックはサンプル程度にしか見たことがなかったのですが、紀伊国屋書店 Kinoppy がコミックの縦スクロール移動に対応した、ということで早速使ってみると……
コレ、思ってたより良い感じだわ〜
という印象。ウェブページと同じ感覚で、片手の親指でスクロールして読んでいけるのは、なかなか快適。スマホ特化の電子コミックストアがいち早く採用していたのも頷けるくらいページ送り操作がスムース。
スマホのコミック読みは縦スクロールの方が理にかなってるかも?
と、使ってすぐに感じてしまうくらい。縦スクロールでは前後のページの上下コマが少し見えてしまう違和感はあるけれど、慣れれば気にも留めなくなるでしょう。
もちろん、iPhone X や Plus ではない iPhone 6/6s/7/8 などの横幅の狭い端末では、そもそもコミックのセリフ文字が小さすぎて読みづらいので、スマホでコミック自体があまり適した環境ではないけれど、iPhone 6/6s/7/8 Plus のような画面も画面横も広めの端末なら読めなくもない。
そして、スマホで読むなら片手で行きつ戻りつできる縦スクロールの方が快適に読める気がする。
紙書籍の概念に囚われまくったジジイ、オッサン的には
縦スクロールで書籍を読むなんて、ウェブじゃあるまいし……
と思うところがなくはないですが、「文字を読む」ということに関してはウェブサイトの縦スクロールにすっかり慣れていますし、縦書きの一般書籍ならともかく、コミックならあまり違和感がないと一介のジジイも感じた次第。ですから、若い世代にとっては尚更、自然な読書スタイルかもしれません。
最近流行りの無料ウェブコミックでは、紙や一般電子書籍と同じくページ送り操作を取り入れてるサイトもあれば、縦スクロールで読ませるサイトもあります。
私自身、以前は後者に抵抗がなくもなかったですが、今はあまりありません。てか、ページ送りがダルいときすらあります。(縦スクロールならパソコンでもスペースキーを押せば済む)
コミックだけでなく、ライトノベルなんかは書籍売りする時はもちろん縦書きですが、近年作品の提供元になっていることの多い「小説になろう」のようなオンライン小説サイトでは、小説であるにもかかわらず横書き、縦スクロールがメインですから、そういったものに触れている層は、ますます縦スクロール書籍に違和感はないでしょう。
そもそも、本を読むといっても電子書籍は紙書籍のスタイルにこだわる必要はないですし、左右に紙を送ることが読書ではないですからね。
(Kinoppyも初期設定は横ページ送りだが、縦スクロールが選べるように)
今回の Kinoppy Ver.3.3 のアップデートの目玉は、この「コミックの縦スクロールでのページ移動」の他に、iPhone X ユーザー待望の iPhone X 縦長画面対応になりました\(^o^)/
上記のコミック画面写真でも iPhone X 対応になったのが判ると思いますが、一般書籍でもグーンと縦長表示になりました。
電子書籍として違和感のない画面縦横比率 4:3 な昔ながらの iPhone から iPhone 6 世代以降の 16:9 画面に移行した時も、電子書籍を読む時に縦長すぎて違和感を感じていましたが、しばらくしたらそれなりに慣れたので、今回もきっと違和感を感じつつも慣れるでしょう。
実際 iPhone みたいなスマホで読む電子書籍はコミックだと文字が潰れて読みづらいので、だいたいは一般書籍を読むことになりますからね。
ともあれ、いずれにしても
コミックの縦スクロールなページ送りは意外と良い
スマホで読むには最適かも!?
スマホで読むには最適かも!?
と思ったので、他の大手電子書籍ストアアプリにも是非とも採用して欲しいですね。好みはあるでしょうが、ユーザーにとって選択肢はあって損はないですから!!
(ソニー Reader では Kinoppy の書籍も電子インク端末で読めたのですが…)
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