防水、iPhone で Suica、カメラの望遠レンズ導入ダブルレンズ化、という個人的には抗いがたいと思った三大魅力が詰まった昨年の iPhone 7 Plus。買いたい誘惑を押しとどめていた理由は、
■ 躊躇うどころか、ちょっと引くくらい高い iPhone X を敢えて買うことにした3つの理由
この記事でも触れ、iPhone X の発売にあたっては iPhone 7 Plus を買わなかった理由が解消されてしまったことも一因だったことを書きました。
しかし、そこに書かなかった、実はiPhone X でも「買わない理由」が残っていました。それが
です。7 で廃止されたものが 8 や X で復活するわけではないのですが、未だ大きな抵抗はあります。
ホームボタンが廃止されたことも、Touch ID 指紋認証が Face ID 顔認証に変わったことも、iPhone X での大きな変化については概ね前向きに捉えている私ですが、イヤホン端子廃止は未だに納得できないです。iPhone X を買うにあたって唯一の懸念材料だったと言って良いでしょう。
しかし買ってしまったからには、対応しなければなりません。そして iPhone X が届いてから
のは予想以上のミスでした。今まで意識したことがなかった分、iPhone X の前に変換アダプターを置いていても存在を忘れるものです(‾_‾;)

普段使うイヤホンが複数あって気分で変えているため、どうしてもイヤホンに付けっぱなしができず、単独で変換アダプターを置いて付け替えようとしていたのが問題ではありますが、とりあえず解決策は以下の2つ。
このどちらかでしたが、とりあえず後者の Bluetooth イヤホン利用復帰を試してみることにしました。また Bluetooth イヤホンを受け入れることができなかったら、前者の変換アダプターまとめ買いに変更すればいいや、と。
もちろん、
というのが、理由として一番にあります。試してみたかったですからね(^_^;)
(見た目と音漏れが嫌でAirPodsを買う選択肢は当初からなし)
ガラケー時代から Plantronics などの通話用 Bluetooth ヘッドセットは使っていて、その流れで割と初期に Bluetooth イヤホンを試したものの音質にも使い勝手にも慣れられずに有線イヤホンへ戻ってきました。
しかし、その頃と比べると、
と云う改善がありますので、今の状況を感じとるためにも Bluetooth イヤホンを再度試してみようと思った次第です。
それに、有線イヤホンに変換アダプターを付けて使ってみたところ、
があって、ちょっと嫌すぎました(^_^;)

(イヤホン側端子がL字だと特にアダプターが嫌な感じ)
iPhone X で出費したばかりだったので Bluetooth イヤホンはしばらく様子見てからのつもりでしたが我慢できず、iPhone X が届いた次の週明けには Bluetooth イヤホンを購入しました。それが↓コレ。
完全ワイヤレスタイプのイヤホンを早くからリリースしてきた ERATO の最新製品「VERSE」。同社の従来製品と比べて廉価ですが、それでも1万円台半ばですから有線イヤホンならそこそこのモノが買えるお値段です。
もちろん、Bluetooth イヤホンですから音質的に制約はあります。コストのかかるワイヤレスの機構が入っているのですから、同じ1万円台半ばの有線イヤホンとは音質面では比べようもないのは重々承知の上です。

(パッケージ開けるのに苦労しました… ^^;)
それでも、この製品を選んだ理由は、以下のとおり。
以上、長くなりましたが、今回 ERATO VERSE に決めたのは上記の4つの理由からでした。で、実際に2週間毎日使ってみての使用感については次回記事に。
■ 躊躇うどころか、ちょっと引くくらい高い iPhone X を敢えて買うことにした3つの理由
この記事でも触れ、iPhone X の発売にあたっては iPhone 7 Plus を買わなかった理由が解消されてしまったことも一因だったことを書きました。
しかし、そこに書かなかった、実はiPhone X でも「買わない理由」が残っていました。それが
イヤホンジャックの廃止
です。7 で廃止されたものが 8 や X で復活するわけではないのですが、未だ大きな抵抗はあります。
ホームボタンが廃止されたことも、Touch ID 指紋認証が Face ID 顔認証に変わったことも、iPhone X での大きな変化については概ね前向きに捉えている私ですが、イヤホン端子廃止は未だに納得できないです。iPhone X を買うにあたって唯一の懸念材料だったと言って良いでしょう。
しかし買ってしまったからには、対応しなければなりません。そして iPhone X が届いてから
3日連続で変換アダプターを持って出るのを忘れた
のは予想以上のミスでした。今まで意識したことがなかった分、iPhone X の前に変換アダプターを置いていても存在を忘れるものです(‾_‾;)

普段使うイヤホンが複数あって気分で変えているため、どうしてもイヤホンに付けっぱなしができず、単独で変換アダプターを置いて付け替えようとしていたのが問題ではありますが、とりあえず解決策は以下の2つ。
- 1個900円の Lightning−イヤホン変換アダプターをまとめ買いして、普段使う可能性のあるイヤホン全て(5〜6個)に常に装着しておく
- 音質や充電の面倒さなど犠牲にするものもあるけど、Bluetooth イヤホンに再びチャレンジ
このどちらかでしたが、とりあえず後者の Bluetooth イヤホン利用復帰を試してみることにしました。また Bluetooth イヤホンを受け入れることができなかったら、前者の変換アダプターまとめ買いに変更すればいいや、と。
もちろん、
スマホ(iPhone)も新世代のものにしたのだから、イヤホンも今どきの左右独立完全ワイヤレスタイプのイヤホンを試してみるか
というのが、理由として一番にあります。試してみたかったですからね(^_^;)
(見た目と音漏れが嫌でAirPodsを買う選択肢は当初からなし)
ガラケー時代から Plantronics などの通話用 Bluetooth ヘッドセットは使っていて、その流れで割と初期に Bluetooth イヤホンを試したものの音質にも使い勝手にも慣れられずに有線イヤホンへ戻ってきました。
しかし、その頃と比べると、
- 左右イヤホンからケーブルで Bluetooth レシーバーに繋がっていて重かった
→ レシーバーが気にならない軽さどころか、今は左右イヤホンすらケーブルで繋がっていない完全ワイヤレスタイプが登場 - バッテリーの保ちも悪かった
→ 昔よりは向上しているし、完全ワイヤレスタイプは専用キャリングケースで手軽に充電可能 - 音質もウンコすぎたし、遅延も酷くて動画は見ていられなかった
→ 昔は SBC だけだったが今は AAC、Apt-X といった音質、遅延が改善できるプロトコルが普及して(アップルは AAC で Apt-X 非対応)、少しはマシになった(はず)
と云う改善がありますので、今の状況を感じとるためにも Bluetooth イヤホンを再度試してみようと思った次第です。
それに、有線イヤホンに変換アダプターを付けて使ってみたところ、
変換アダプター付けると余分なものがぶら下がってる感
があって、ちょっと嫌すぎました(^_^;)

(イヤホン側端子がL字だと特にアダプターが嫌な感じ)
iPhone X で出費したばかりだったので Bluetooth イヤホンはしばらく様子見てからのつもりでしたが我慢できず、iPhone X が届いた次の週明けには Bluetooth イヤホンを購入しました。それが↓コレ。
完全ワイヤレスタイプのイヤホンを早くからリリースしてきた ERATO の最新製品「VERSE」。同社の従来製品と比べて廉価ですが、それでも1万円台半ばですから有線イヤホンならそこそこのモノが買えるお値段です。
もちろん、Bluetooth イヤホンですから音質的に制約はあります。コストのかかるワイヤレスの機構が入っているのですから、同じ1万円台半ばの有線イヤホンとは音質面では比べようもないのは重々承知の上です。

(パッケージ開けるのに苦労しました… ^^;)
それでも、この製品を選んだ理由は、以下のとおり。
- (1)今後の Bluetooth イヤホン購入の基準となる一発目に安物は避けたい
- 5千円前後ないしそれ以下の安い中華 Bluetooth イヤホンはいっぱいあって、好評価を得ている製品も結構多くあります。こういう製品のレビュー欄でありがちな「もう高い製品を買うのは馬鹿らしい」的なコメントは無視できても、それなりに好評価が並んでると
最初はこのくらい安い製品から再スタートしても良いかもなぁ
と思ったりします。
ただ、IT系ガジェットで中華廉価製品が安かろう、悪かろうと断じてしまうのは時代錯誤だと思っているものの、悪くはなくても安い理由はあるわけで、初期不良率、製品のばらつき、スペックとの乖離……
過去に一度 Bluetooth イヤホンに嫌気がさして離れている分、
再挑戦だからこそ、最初は悪印象へのリスクを避けよう
と考えました。安価で評判の良さげな中華 Bluetooth イヤホンは、後日予備用という形で試しても良いわけですからね。 - (2)AAC 対応
- 昔の Bluetooth イヤホンはコーデック SBC のみで、音質は(元が圧縮音楽でも)明らかに劣化した音が聞こえてくるし、動画を見ると遅延でリップシンクがずれて気持ち悪くてちょっと無理、というものでした。
現在はアップル系だと AAC、それ以外では Apt-X が高音質、低遅延の伝送コーデックとして利用されています。Apt-X は規格がさらに進化していますが、アップルは SBC と AAC のみの対応ですので、購入する Bluetooth イヤホンは AAC 対応が必須条件になりました。
(圧縮音源のファイル形式が AAC か否かは Bluetooth 伝送時の AAC 転送と関係ありません。念のため)
ERATO VERSE は Apt-X には対応せず SBC と AAC のみ。同社従来製品より安価な分だけ Apt-X 非対応になったのかもしれません。ですから Android スマホで使う時は SBC 利用になって微妙かもしれませんが、AAC 対応で iPhone にはピッタリです。 - (3)世代を重ねているメーカー
- 左右耳のイヤホンが独立でケーブルレス、完全ワイヤレスイヤホンは昨年からちょこちょこ出ていましたが、大手メーカーが参入してきたのは今年からです。ソニーも BOSE も JBL も今秋から。
実を言うと、当初 iPhone X 用に買おうと思っていた Bluetooth イヤホンの本命はソニーの「WF-1000X」でした。
完全ワイヤレスで、ノイズキャンセリングまで内蔵。理想です。2万5千円は安くないけど、出せなくもない。完全ワイヤレスの小さなイヤピースに色々押し込むのだからノイズキャンセルの性能は期待してないけれど、あるとないとでは違う。それでいて、3時間もつなら悪くない。
ただ、発売後のユーザーレビューを見ていたり、発売日に購入した友人の話を聞いて
WF-1000X も悪くなさそうだけど、一発目だけにアレもコレも完全というわけではなさそうだし、ソニーのノイキャン完全ワイヤレスイヤホンは「次」が出た時に買うのでもいいかなあ
となってしまいました。
ソニーにせよ、他の大手メーカーにせよ、初めての完全ワイヤレスタイプというところが多いですから、その反省を生かした次の方が良いかも?その時に3万くらいの本命を買うべきかも?となったわけです。
と同時に、ERATO は完全ワイヤレスイヤホンメーカーとしては初期の頃から参入しており、既に4製品目。過去の製品の知見と技術の利用でコストダウン製品を作ってきたと思えるので、それなら少しは安心して買えるかな?と。 - (4)安価でもないけど高すぎない、私がいつも買ってるイヤホンの価格帯
- 前項でも書いたように、完全ワイヤレスタイプのイヤホンが一般市場で販売され始めたのは去年から、大手メーカーが参入してきたのは今年になってから。ですから、
黎明期のカテゴリーだし今後はどんどん良くなる
だろうことは明らかです。
来年再来年、改良された製品が次々投入されてくることは間違いないでしょう。ですから、
最初に安価な中華製品は避けるとしても、3万くらい出して買うのは次世代の改良された製品になってからにして、今は中庸な製品で行こう
と。
それに私自身、有線イヤホンは1万円前後〜1万円台半ばあたりの製品が多かったので、とりあえずこのくらいの価格なら抵抗感がなかった、ということもあります。もちろ、前述したように、同じ価格帯のイヤホンだとしても有線と同じ音質は望めそうもないのは判っての購入であります。
以上、長くなりましたが、今回 ERATO VERSE に決めたのは上記の4つの理由からでした。で、実際に2週間毎日使ってみての使用感については次回記事に。
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