LINE の WAVE やアップルの Home Pods、さらに Google Home / Home mini や、ソニーの LF-S50G といった Google Assistant 搭載の “AIスピーカー” “スマートスピーカー” の発表・発売が話題になっていますが(以下、スマートスピーカーで統一)、正直あまり興味はありませんでした。


(プライム会員なら Echo で4千円割引、dot で2千円割引)


家に置いて呼びかけて何すんの?という感じであります。メールや各種通知なら、だいたいスマホやパソコンやタブレットを見てるか近くにあるのだから、わざわざスピーカーに話しかける必要もないし、逆に勝手に喋られても鬱陶しいだけでしょ?

ま、その気持ちはないけれど、新しい物好きの習性というか、

ダメと言う前に試してみたい


という気持ちは常にあるわけです。

もちろん、買ってみてダメだった、というのは常にあるわけで、ゴミとしても記憶に残らなかったりするものは多々あるわけですが…(先日押入れの奥をまさぐっていたら、PSP Go なんて出てきてビックリですよ。ちゃんと使った記憶がないし、ダウンロードも終わってるのでディスクタイプの PSP と違ってどうにもならない ^^;)

ただ、試すにしても何でも気にせず買える富豪ではないので、ダメ元アイテムの購入費用=遊び代との兼ね合いになるわけです。各スマートスピーカーのお値段といえば、以下のとおり。




こんな感じであり、一般的なスピーカータイプだと安価な Google Home、LINE WAVE でも1万円台前半、スピーカーの質がそれらに比べてマトモと前評判のソニーが2万円台、だいたいからして高く行くアップルは日本だと安くても 39,800円くらいでしょう。

「どうせ使わなくなると思うけど、試してみるか」でダメ元で買う遊びアイテムが1万円のボーダーを超えると若干躊躇われるところで(その1万円で色々できることを考えると…)、スマートスピーカーとしての機能は変わらない Google Home mini あたりで遊んでみるかな?と思っていたところで、米国では一番早くから発売され売られているスマートスピーカー Amazon Echo が本日、日本でも発表になりました。



メインの Amazon echo が 11,980円、スピーカー機能は最小限の安価で小型の echo dot が 5,980円、スピーカー強化タイプの echo plus が 17,980円と、いずれも Google Home / Home mini、ソニー LF-S50G の Google Assistant 搭載機より安価に設定されているだけでなく、

プライム会員なら echo が 7,980円
echo dot が 3,980円!


とくれば、

この安さならダメ元で(使わなくなっても良い覚悟で)買ってみてもええかな?海外では最も定評のある Amazon echo だしな


と思ったりするわけです。

さらに、同じく本日発表された Amazon の音楽聴き放題サービス「Amazon Music Unlimited」(プライム会員向けの Prime Music とは違って、Apple Music や LINE Music と同じような4千万曲聴き放題サービス)との連携もあって、

Amazon Music Unlimited を echo で聴くだけなら月額380円


という echo プランも用意していて、これは自宅での BGM 垂れ流しプランとしては魅力的です。というか、スマートスピーカー買ったら聴き放題サービス12ヶ月無料の LINE WAVE を除けば、かなりのアドバンテージでしょう。

AmazonMusicUnlimited


もっとも月額300円の echo プランは echo 以外の機器では再生できませんので、スマートフォンその他でも聴こうと思うと月額980円の基本プランになりますが、ここでもプライム会員の Music Unlimited 料金は月額780円と割安に設定されています。

(Music Unlimited が始まった分、今までの追加料金なしプライム会員向け Prime Music は冷遇されそうなのが危惧されますけれど……Kindle オーナーライブラリのように)

AmazonEchoInvitationRequest
(echo もリクエストしたが、安くて外部スピーカー接続できる echo dot 本命)


まだ日本では予約開始というわけではなく、予約するための招待コードの申し込みが始まったところですが、ひとまず echo か echo dot を買って試してみたい気分になっています。

とはいえ、ちょっとほとぼりが冷めたら、「え?こんなの買ってどうするの?使わんでしょ?」という思いが勝つ気がしますが、とりあえず招待コードの申し込みはタダですからね :-)

(追記)Amazon echo (Alexa)対応のサービスが色々と発表されているようです。なにこれレベルのも含めて今後もたくさん出てきそうです。

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