先日、午後から久しぶりに天王山ハイキングでもしようかと思って大山崎の宝積寺へ行ったところ、なんと台風21号による倒木があちこちにあるため、天王山のハイキングコースは全面通行止めになっていました_| ̄|○
(捲土重来したいのですが、復旧時期未定とのこと)
調べないで行った私が悪いのですが、本能寺の変のあとの羽柴秀吉vs明智光秀の決戦の場として名高い天王山は、ちょっとした裏山+αくらいのところですので、そんなに被害が出るようなところとも思っていませんでした。
まぁウチも台風で初めて被害が出るほどの暴風でしたし(ホント直撃コースでなくて良かった)、工務店の人からもあちこちで被害があったと聞きましたし、友人の実家も被害があったと聞いたので、やっぱりもの凄かったと改めて実感した次第です。
■ ホーム/大山崎町(最新情報は大山崎町のホームページで)
そんな台風21号の被害といえば、天王山ハイキングができなかった代わりに行った「流れ橋」(上津屋橋)の流されようも凄かったです。(流れ橋ですから、流されるのが当然、流されてむしろ設計通りなのですが)
天王山ハイキングがダメでどうしようかと思案した結果、軽くサイクリングでもするかとレンタサイクルを借り、3年ぶりに流された(現行橋ができてから1年)と聞いた流れ橋までブラブラと行ってみたのですが、想像以上の状況で、改めて自然の猛威を感じた次第です。
(捲土重来したいのですが、復旧時期未定とのこと)
調べないで行った私が悪いのですが、本能寺の変のあとの羽柴秀吉vs明智光秀の決戦の場として名高い天王山は、ちょっとした裏山+αくらいのところですので、そんなに被害が出るようなところとも思っていませんでした。
まぁウチも台風で初めて被害が出るほどの暴風でしたし(ホント直撃コースでなくて良かった)、工務店の人からもあちこちで被害があったと聞きましたし、友人の実家も被害があったと聞いたので、やっぱりもの凄かったと改めて実感した次第です。
■ ホーム/大山崎町(最新情報は大山崎町のホームページで)
そんな台風21号の被害といえば、天王山ハイキングができなかった代わりに行った「流れ橋」(上津屋橋)の流されようも凄かったです。(流れ橋ですから、流されるのが当然、流されてむしろ設計通りなのですが)
天王山ハイキングがダメでどうしようかと思案した結果、軽くサイクリングでもするかとレンタサイクルを借り、3年ぶりに流された(現行橋ができてから1年)と聞いた流れ橋までブラブラと行ってみたのですが、想像以上の状況で、改めて自然の猛威を感じた次第です。
京都府八幡市の流れ橋(上津屋橋)はちょっとした観光名所にもなっていますが、その存在を知らない人でも時代劇でよく出てくる橋ですから、テレビで見たことがある人は多いかと思います。
(昨年、全面改修して復旧した流れ橋)
いかにも時代劇に出てきそうな、木製の、そして手すりも何もない橋です(昨年全面改修後の橋脚の多くはコンクリート製に)。もちろん、歩行者のみ(自転車は押して歩く)の橋です。
学生の頃から何度となく訪れて、今でもたまにサイクリングがてら寄るわけですが、まぁ正直なところ、
ので、こういう状況がそう珍しいわけではありません。過去に20回以上流出し、毎年のように連続して流されては復旧し、復旧した途端に流された、ということは20世紀でも今世紀でもあります。
この “流れ橋” というものが、どういう橋、どういった構造なのかは、Wikipedia の該当項目でも見ていただくとして、とりあえず
なので、台風によって橋桁が流されるのは正常といえば正常です。橋桁は十数に分割されていて、それぞれがワイヤーで繋がっているので、流出しても基本的には下流へ流されていかない構造になっています。
とはいえ、橋桁が流されれば復旧するのにそれなりに大掛かりな工事が必要です。流出した橋桁が損傷すれば修復費用がかかりますし、橋脚すらも流失すれば大きな工事になります。そして、そこには税金が投入されます。
2009年から6年間で5回、特に 2011年から4年連続で流出した時には「税金の無駄だ」と批判を受けることも多くなっているのも事実で(普段使う橋は近くに第二京阪の側道が開通済み)、4年連続流出後は抜本対策として、橋脚のコンクリート化など全面刷新して、2年かけて新しい “流れ橋” が昨年完成。
■ 「流れ橋」だけど「流れにくい」 時代劇ロケに頻出、京都で復旧完了 - 産経WEST
その新しい “流れ橋” になってから初の流出になったのが、先日の台風21号でありました。
流れ橋へ到着した時には、京都府土木事務所の人が様子を見に来ていたり、土木関係の業者さんがドローンを飛ばして上空から状況を撮影していたりしましたが、台風21号で流され、さらに台風22号でも増水していたでしょうから、ようやくこれから復旧への検討に入るということなのだろうと思います。
当方は、ただの観光客でしかなく、(正常に)流された流れ橋の様子を見て、なかなか凄まじい様子に圧倒されるだけの暢気なものですが、何度も来ているわけには流出直後に来たのは初めてでしたから、改めて自然の猛威を感じることになりました。
と同時に、(正常に)流されたものの、あの強烈な台風でも橋脚はしっかりと残っているようでしたし、流された橋桁もしっかりワイヤーロープで結びついており、昨年の全面補強して再建した甲斐はあったのかな?と素人ながら感じた次第。
また、いつか、元どおりの流れ橋が復活して渡れるようになることを願って止みません。
(昨年、全面改修して復旧した流れ橋)
いかにも時代劇に出てきそうな、木製の、そして手すりも何もない橋です(昨年全面改修後の橋脚の多くはコンクリート製に)。もちろん、歩行者のみ(自転車は押して歩く)の橋です。
学生の頃から何度となく訪れて、今でもたまにサイクリングがてら寄るわけですが、まぁ正直なところ、
割としょっちゅう流されている
ので、こういう状況がそう珍しいわけではありません。過去に20回以上流出し、毎年のように連続して流されては復旧し、復旧した途端に流された、ということは20世紀でも今世紀でもあります。
この “流れ橋” というものが、どういう橋、どういった構造なのかは、Wikipedia の該当項目でも見ていただくとして、とりあえず
川が一定以上増水すると橋桁が流される構造
なので、台風によって橋桁が流されるのは正常といえば正常です。橋桁は十数に分割されていて、それぞれがワイヤーで繋がっているので、流出しても基本的には下流へ流されていかない構造になっています。
とはいえ、橋桁が流されれば復旧するのにそれなりに大掛かりな工事が必要です。流出した橋桁が損傷すれば修復費用がかかりますし、橋脚すらも流失すれば大きな工事になります。そして、そこには税金が投入されます。
2009年から6年間で5回、特に 2011年から4年連続で流出した時には「税金の無駄だ」と批判を受けることも多くなっているのも事実で(普段使う橋は近くに第二京阪の側道が開通済み)、4年連続流出後は抜本対策として、橋脚のコンクリート化など全面刷新して、2年かけて新しい “流れ橋” が昨年完成。
■ 「流れ橋」だけど「流れにくい」 時代劇ロケに頻出、京都で復旧完了 - 産経WEST
その新しい “流れ橋” になってから初の流出になったのが、先日の台風21号でありました。
流れ橋へ到着した時には、京都府土木事務所の人が様子を見に来ていたり、土木関係の業者さんがドローンを飛ばして上空から状況を撮影していたりしましたが、台風21号で流され、さらに台風22号でも増水していたでしょうから、ようやくこれから復旧への検討に入るということなのだろうと思います。
当方は、ただの観光客でしかなく、(正常に)流された流れ橋の様子を見て、なかなか凄まじい様子に圧倒されるだけの暢気なものですが、何度も来ているわけには流出直後に来たのは初めてでしたから、改めて自然の猛威を感じることになりました。
と同時に、(正常に)流されたものの、あの強烈な台風でも橋脚はしっかりと残っているようでしたし、流された橋桁もしっかりワイヤーロープで結びついており、昨年の全面補強して再建した甲斐はあったのかな?と素人ながら感じた次第。
また、いつか、元どおりの流れ橋が復活して渡れるようになることを願って止みません。
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