最近は昔みたいに物欲限りなく的なこともなくなり(?)、このブログも物欲消化記事はすっかり減りましたけれど、そろそろ買い換え、買い増しを検討しなければならないものが色々と溜まってきて、お金の算段も含めて悩ましくなってきました。

予め断っておきますが、出張移動車中の暇つぶし的に書いた与太記事であり、記事を書きつつ購入判断の材料を自分の中で整理できたらなー、というところです :-)



仕事道具でもあるパソコンのうち、デスクトップ機 (iMac) はもう6年以上使っているので、さすがに買い替え時です。一応、最新の OS へのアップデートにも対応していますし、機能的な大きな不満はなく、2000万画素クラスの RAW 編集くらいならまだまだ現役ですが、ストレス Max というほどではないものの、もたつきが大きくなっているのは否めません。

道具的には 27インチ iMac を最新型に買い換えで安定、なのですが、写真確認用としてサブに使っていた EIZO のディスプレイが壊れて久しく、いい加減 iMac から脱却してボディ・ディスプレイ独立型に戻そうかと思うわけです。前回の買い換え時にも思っていたことですけれども。

そんなわけで、パソコン買い換えに対する悩みどころは
  1. Mac のままで行くか、Windows に切り替えるか

  2. Mac で行くなら iMac のままか、性能落としてでも Mac mini にして単体ディスプレイに戻すか

  3. Windows に切り替えるなら HFS+ でフォーマットしているデーター保存用 HDD をどうするか

というあたり。

Mac のままで行くか、Windows に切り替えるかは、数年毎に毎回悩むテーマだけど、特に今回は

去年今年で UNIX 環境との親和性も高くなってきたから Mac メインから Windows メインにまた切り替えても良いかもなぁ。その方がコストパフォーマンスは良いし。


という気持ちが今までになく強かったりします。

Windows Subsystem for Linux が完全に UNIX/Linux 代わりになるわけではないですが、一昔からすると隔世の感があると言っても良いでしょう。PowerShell が要らなくなったわけではないけれど、慣れた UNIX 系コンソールを標準で利用できるだけでもストレスは随分と違います。(WSL を Windows版 Linux と書いたメディア記事を時折見かけるけど、さすがにそれは…という感じ)

最近は Adobe 製品もMicrosoft Office もサブスクリプション制で、1人2台まで Windows でも Mac でもO.K. という形ですから、「昔みたいに Windows ←→ Mac で乗り換えたらソフトも買い直し」なんてことがないので、気楽になりました :-)

Windows にしかないソフト、Mac の方が使い勝手の良いソフトはありますが、そこがなければ Windows と Mac 間の移行は、iPhone と Android の乗り換えより敷居が低いかもしれないなあ、と思ったりします。

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Mac は漢字Talk(Mac II ci)の頃から使っていますが、メイン環境は Mac のこともあれば Windows のこともあり、また Linux がメイン環境のことも数年あったわけで、別に Apple 信者精神もないので、快適に使えればどっちだって良い派です。

ただ、コストパフォーマンス的なことを除けば、

私の場合は Windows メインにわざわざ移る理由が特にない


のも事実で、コストパフォーマンスと移行の手間暇の兼ね合いだけなので悩ましいところです。(Windows で動くソフトが必要とかではないし、Microsoft Office も大して使いこなしてないから Mac 上で使うレベルで十分)

逆に言えば、Windows で困っていない人が Mac に移行する理由はないと思うわけで、昔から「Mac でどうなの?いいの?」と聞かれても、あまり積極的に背中押しをすることはないですね。(周りに Mac ユーザーが多い環境とかなら別ですけど)

ともあれ、今回 Windows 環境に切り替えた時のメリットを考えると
  • より少ない金額で高性能な PC を買える

  • その差額でディスプレイにお金かけられる

  • 仕事関係ではないし、たまにしか使わないけれど Windows でしか動かないソフトもなくはない(Mac 上での同種のソフトでは満足できないので、その時だけサブ機や仮想環境上 Windows 環境を使ってる)

  • もう自作するつもりはないけれど、ショップモデルとかを選べば後から自分で手を入れられる良さがある

  • 世代を重ねてもダメ具合が酷かったフォント(特にシステムフォント)の見やすさもだいぶマシになったので常用しても違和感はあまりなくなった

あたりでしょうか。基本的にはコストパフォーマンスの良さに尽きます。近年の Mac はちょっとまた高め傾向なのでコスパは悪化してますからねえ。

反面、Windows 環境に切り替えた時のデメリット
  • コスパ以外に切り替える理由がない割には、切り替えた時の作業環境構築に時間と手間暇がかかる
    (いくらサブ環境で Windows 使ってるとはいえ、Mac 同士の買い換え時の環境移行の楽さは圧倒的)

  • TimeMachine やリカバリー・機種移行時の環境復旧時、ソフトのインストール、アンインストールの楽ちんさ、安心さは、Windows も改善されてきたとはいえ、Mac の方が追加のあれこれなしに全然楽

  • そもそもレジストリという悪の存在 X-)

  • 写真バックアップ用外付け HDD は Mac の HFS フォーマットで初期化しているので、Windows ではそのまま読めないから何らかの対処が必要になる
    (大半のデーターは NAS にあるから問題ないが、未編集の写真データーは大量な分、外付 HDD にバックアップしている。)

  • 仮想環境用ソフトは最近 Mac 用しかアップデートしてないので、Windows 用のを改めて買う必要がある

  • Windows のシステムフォントもだいぶマシになってきたけど、フォントまわりの綺麗さはまだまだ Mac の方が上だし、見慣れているメリットもある

  • スマホが iPhone メインだと、まだ母艦は Mac の方が安心
    (iTunes を起動することも減ったが、Windows版 iTunes の出来は酷いし、Mac だと iPhone/iPad の管理ツールが使えるので、いざという時に安心)

  • macOS のベースになっている UNIX 周りの環境は Mac の方が慣れているし、自作ツールもそのまま使い続けられる

  • セキュリティ的に Mac は安心というのは遠い神話だけど、Windows よりは気が楽なのも事実

といったあたりでしょうか。

メリット、デメリットともまだまだ忘れてるところが多いような気がしますが、こう挙げてみると(コスパのこと以外は)やっぱり Windows メインに移行することもないかなあ…と思ってしまいます。

ただ、ショップモデルやホワイトブランドの Windows 機のコスパを見るとねえ……迷ってしまうのです(>_<)

(続き)→ iPhone を買い換えるか否かで Android の買い替え方針も変わる 〜次に買うべきモノを悩む2:次のスマホ【前編】



(メーカー品だと Core i7-7700 8GBメモリ 1TB HDD でも10万未満…)