先日、発売が発表された「JR西日本30周年記念乗り放題きっぷ」。10月の土休日限定ながら、新幹線/在来線特急の自由席も含めた JR西日本エリア乗り放題で、大人1人1万円!

14日前購入・発売枚数限定 JR西日本30周年記念 乗り放題きっぷ|JRおでかけネット

JR東日本と違って、乗り放題など自由度の高いお得きっぷが少ないJR西日本。フリーきっぷの類いが元々少なく、「2人以上限定」となっているお得きっぷも少なくなくて、なかなか撮影旅やブラッと一人旅に使えないことが多く、いつも JR東日本を羨ましく思っていました。

そんな JR西日本が、30周年記念ということで、今年の10月の土祝日限定ながら

特急含めたJR西日本エリア全域、1日1万円ポッキリ


という、JR西日本には珍しいフリーきっぷを発売して話題になっています。
  • 14日前までに乗車日を指定して購入
  • インターネットサイト限定販売
  • 乗車日1日あたり3000人限定

という形での発売になっており、9月1日から受付開始したのですが、

発売後数日で10月1日分は完売
既に三連休までの切符は完売


となっています。(ちまちま記事を書いていてアップするのが遅くなっているうちに、どんどん完売日が増えていったんだけど ^^;)

ただ、残る10月14日以降の、10月後半のきっぷはまだこれから購入できますので、京阪神発で個人的にお勧めのプランを幾つか紹介しておきたいと思います。

まずは前編として、中国地方を中心に4コース。



言うまでもないですが、自由席のみながら新幹線含めた特急乗り放題で1日1万円なら、小倉や博多往復だけでも2倍以上の元が取れます(という言い方はおかしいけど)。広島往復でも半額くらいで行けることになりますから、そもそもあまり難しいことを考えずとも

京阪神から福岡、北九州、下関、山口、広島へ
朝イチの新幹線で行って晩ごはんまで丸一日楽しむ


これだけでも十分元を取れて楽しめます。(逆に福岡県や山口、広島県からの大阪、神戸、京都への日帰り旅行にも最適でしょう)

それに一人旅でも、友達同士の日帰り旅、カップルの日帰りデートはもちろんOKですが、

子供は半額どころか9割引の、一人千円!


ですから家族の日帰り旅行には最適です。

家族旅行では無理のない、山陽新幹線を使って各都市へ行って一日楽しむのが一番良いかもしれません。が、

どうせなら普段日帰りで行こうと思わないところへ行く


そんなプランを過去の経験から幾つか紹介しておこうと思います。(友達やフォロワーさんとそんな話を先日したのでブログ記事の足しにしておこうかと ;-)

(行程先や乗車する列車の写真は HDD の中から探せば出てくると思いますが、探すのが面倒なので貼りません。ググれば幾らでもでてくると思いますので ^^;)

プランの時刻検索は NAVITIME 乗換案内アプリを使用し、10月15日(日曜日)を想定して作成しています。実行に移す場合、きっぷを購入する場合には、ご自身で予定に合わせて実行可能かどうかを必ずご確認下さい。


【1】 新たなレトロ客車になった SLやまぐち号で津和野へ

JR 西日本管内の SL 運転と言えば、「SL北びわこ号」と「SLやまぐち号」。不定期運転の SL北びわこ号はともかく、SLやまぐち号は一部期間を除く土日祝日に運転されています。

そして、9月から開催されている山口へのキャンペーン「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」に合わせて SLやまぐち号は牽引される客車がレトロ風味の新車両になりました。

SLやまぐち号に新しい客車を投入します!:JR西日本
新客車で運転 SL「やまぐち」号の運転計画(2017年9月から12月分まで)について:JR西日本

ちょうど山口はキャンペーンで色々やっていることでもありますし、新しい SL やまぐち号に乗りに行くのも良いかもしれません。(11月からは新たにデゴイチこと D51 蒸気機関車が復活して牽引する日もあるようですが、客車は既に新しくなりました)

記事執筆現在、1ヶ月前からの予約で既に10月前半は満席になっている日も多いですが(特に午前中の下り便)、今から予約できる10月14日以降なら、今回のJR西日本30周年記念乗り放題きっぷと合わせて乗りに行けるでしょう。

SL「やまぐち」号 「貴婦人」に乗りこんで2時間のレトロ旅に出かけよう

大まかな行程としては、

新大阪7:59→(のぞみ97号)→9:52新山口10:50→(SLやまぐち号/運賃1,140円+指定席520円)→12:59津和野(津和野観光)17:50→(スーパーおき5号)→18:51新山口19:19→(さくら568号)→21:25新大阪


といったところでしょうか。

注意点としては、SLやまぐち号の指定席は乗り放題きっぷとともに1ヶ月前の売り出しと同時に確保しておくことと、

JR西日本30周年記念乗り放題きっぷは自由席限定なので
全席指定席のSLやまぐち号には乗ることができない


ので、SL やまぐち号の指定席料金 520円(グリーン車なら 980円)に加えて、新山口〜津和野間の運賃 1,140円が必要になることです。(この区間の切符は事前購入でも当日の新山口駅での購入でもいい)

このことには公式ページにも大きく書かれているのですが、ぶっちゃけ千円強くらい出しても全然問題ないと個人的には思いますし、それくらいで利用を避けることもないと思うので、お勧めしたいと思います。

また、朝の新幹線は一本遅い

新大阪8:42→(のぞみ3号)→10:34新山口


でも、SLやまぐち号には間に合いますが、ホームに着いている列車を撮ったり、場合によっては駅弁買ったりもあるでしょうから、余裕のある新幹線の方が良いでしょう。(この新幹線に乗る場合は、新山口〜津和野間の普通きっぷは、みどりの窓口で事前購入しておくことをお勧めします)

4時間近くあれば、津和野のメインの街並みあたりはザッと観光できると思いますし、景観重視の人は街並みは程々にしておけば観光リフトで津和野の街並みを見下ろせる津和野城跡へ行くのも可能です。(リフトは16時半までなので、それまでに)

津和野での観光を最大限活用したい人は、新山口駅でお弁当を買って、SL の中で昼食を済ませておくのが良いでしょう。SL やまぐち号に乗っている時間は結構長いので、最初は興奮していても最後は落ち着いていますからね。というか、前半は田園風景の中を行くだけで、SL らしさはむしろ後半の山間部で満喫できるので、ペース配分を間違えないようにした方が良いかと :-)

10月も後半だと津和野を出る時にはすっかり暗くなっていると思いますが、夕暮れ時の津和野の風情ある街並みはなかなか良いと思います。難点は17時くらいでお店はみんな閉まってしまうことですが、人が少なくなってからの方が雰囲気は良いですからねぇ。

あと、帰りの「さくら」の自由席は新山口からだと座れない可能性も高いです(特に乗り放題きっぷ期間は)。ただ、広島でそれなりに乗客は入れ替わるので、そこが狙い目ですね。まぁ自由席限定ですから、途中駅からの乗車は座れないリスクは覚悟して、このきっぷを買うべきですし、行程は考慮すべきでしょう。(広島から後続の、のぞみに乗り換えて自由席の空きを探す手もあります)

新大阪6:25→(さくら541号)→8:29新山口8:52→(スーパーおき2号)→9:57津和野(津和野観光)15:45→(SLやまぐち号/運賃1,140円+指定席520円)→17:30新山口17:46→(のぞみ54号)19:38新大阪


もう一つは、人気のない SL やまぐち号上りを使ったプラン案です。朝早く出る分、帰りも早いので、日曜日の実行にはこちらの方が良いかもしれません。また、津和野での観光時間も長く取れ、明るい昼間に観光できるので、津和野観光を重視したい人はこちらがオススメです。

ちなみに、SL やまぐち号の下りが人気なのは、下り便だと山口から津和野へ登っていくので SL の蒸気がたくさん出て SL らしさをより味わえること(帰りの上りは、下り坂メインなので)、先に SL 乗ってから観光する方が気分的にプランが組みやすい、ということですが、SL に乗るのは同じなので、迫力を気にしなければ、こちらの方が SL やまぐち号のきっぷは取りやすいです。



【2】乗り鉄旅としての SL やまぐち号に乗る旅

同じ SLやまぐち号に乗るのが目的であっても、前項とは全く別の旅になるので、別に分けますが、

新大阪6:50→(さくら543号)→7:40岡山8:04→(やくも3号)→10:15米子10:47→(スーパーおき3号)→13:55津和野(津和野散策)15:45→(SLやまぐち号/運賃1,140円+指定席520円)→17:30新山口17:46→(のぞみ54号)19:38新大阪


という山陰経由の大回り乗り鉄旅も可能です。(新大阪7:12→7:56岡山の「のぞみ95号」でも、やくも3号に十分乗り継げるのですが、岡山での乗り継ぎ時間が短く、自由席確保のこともあるので、1本早い新幹線を選択しています)

せっかくの乗り放題きっぷなんだから、思う存分乗りたいぜ!」という人には、こちらの方が良いでしょう。ただし、「やくも」からの「スーパーおき」で岡山から山陰経由の津和野までの6時間は、はっきり言ってかなり疲れます。腰にきます。

とはいえ、朝の出発も早朝というほどではないし、帰ってくるのも遅くない。それでいて、
  • 山陰本線の日本海に面した風光明媚な景色が存分に楽しめる
  • 津和野も2時間近く滞在時間があるので、景観保存地区の通りをちょっと散策するくらいはできる
  • 帰りは SL に乗る

という贅沢な旅ではあります。

個人的には大好きなプランですが、何年か前に似たようなことをして、もう若くないのに、こんなことしちゃいかんかもなー、と実感したくらい腰にきましたが(「やくも」も「おき」も揺れるからねえ)、でもやっぱりこういう馬鹿な鉄道旅は魅力的です :-)

ちなみに、このルートも逆方向は可能です。

新大阪7:59→(のぞみ97号)→9:52新山口10:50→(SLやまぐち号)→12:59津和野13:55→(スーパーおき4号)→17:08米子17:26→(やくも26号)→19:38岡山19:53→(のぞみ60号)→20:38新大阪


朝の出発時間と、SL やまぐち号の下り乗車にこだわらなければ、個人的には帰りの新幹線以外ずっと陽のある時間帯で風景が楽しめて、津和野での散策時間が取れる最初の左回りルートの方がオススメですね。



【3】松江〜出雲の普通の観光日帰り旅

今回の「JR西日本30周年記念 乗り放題きっぷ」は前述したように、山陽新幹線で博多や小倉、下関、山口、広島といった街まで行って丸一日楽しむだけでも、2倍以上の元が取れる(子供がいる家族連れなら超激安)のですが、個人的には

普段は車の方が便利な山陰方面への鉄道旅のキッカケ


にしても良いんじゃないかな?と思ったりするので、一般的な?普通の観光旅のプラン一例を。

新大阪6:00→(みずほ601号)→6:50岡山7:05→(やくも1号)→9:40松江→(徒歩散策・松江城および周辺・昼食)松江しんじ湖温泉13:21→(一畑電車北松江線〜大社線/810円)→14:22出雲大社前→(徒歩15分)→出雲大社(参拝・門前町で出雲そば)→出雲大社正門前16:22→(一畑バス/470円)→16:49出雲市駅17:17→(やくも28号)→20:24岡山20:36→(のぞみ64号)→21:20新大阪


上記コースでは、松江で3時間半以上、出雲大社で2時間ほどの時間を取っています。松江駅から松江城へはバスに乗っても良いのですが、長時間の電車乗車を終えて身体を動かす意味も込めて、散歩しながら松江城付近へ向かうのも良いと思います。たしか30分くらい。

何度か松江市街をぶらぶらしたことがありますが、宍道湖と中海を結び、松江城の真ん中を流れる大橋川を渡っていくのは気持ちよかったですね。駅から西へ行って宍道湖ぞいの公園に出て、そこから北上して松江城へ向かうのが良かった記憶があります。

また、国宝・松江城では登閣(560円)するだけでなく、小泉八雲記念館を見るのも良いですし、松江城ではお堀に遊覧船が出ていて、ぐるっと廻れるので、それもオススメです。値段もリーズナブルですしね。(ビール好きには地ビール館も近くにあります)

国宝 松江城ホームページ
小泉八雲記念館 | Lafcadio Hearn Memorial Museum
ぐるっと松江堀川めぐり

全部回って、お昼ごはんも食べると3時間半では少々足りないかもしれませんが、その場合は出雲大社での時間を削って、一本後の電車でも良いでしょう。(後述)

上記プランでは松江城から歩ける距離にある松江しんじ湖温泉駅から一畑電鉄に乗って、ひたすら宍道湖沿いの風光明媚なローカル私鉄の旅を満喫しつつ(映画 RAILWAYS の舞台)、出雲大社の玄関口である出雲大社前駅まで1時間。

駅から出雲大社の拝殿までは15〜20分くらいだったと記憶しているので、参拝には1時間もあれば十分です。

出雲大社

参拝後は門前町に、やたら沢山ある出雲そば屋から見繕って食べて、旅の〆にするのが良いと思います。まぁ玉石混交なので、下調べはした方が良いかもしれません。若い頃はこのあたりまで日帰りドライブ圏内で年に数回くらいは来ていて、よく食べている店もありましたが、今も美味いかどうか知りませんので、迂闊にオススメは言えないですね……

ただ、出雲市駅近くの羽根屋本店は鉄板なので、出雲大社を参拝したらとっとと出雲市駅へ行って羽根屋へ行くのもオススメなのですが、羽根屋は夕方営業していなくて17時から再開だったはずなので、上記プランでは無理ですね。

ちなみに、上記プランでは帰りは一畑電鉄の列車ではなく、バスで出雲市駅へ戻るプランにしています。列車は本数が少なくて上記プランでは合わずに時間的にロスが大きいのと、門前にバス停があって駅まで歩かなくて良いですからね。(特にソバをたらふく食った後ですし)

松江しんじ湖温泉14:16→(一畑電車北松江線〜大社線/810円)→15:17出雲大社前→(徒歩15分)→出雲大社(参拝のみ)→出雲大社正門前16:22→(一畑バス/470円)→16:49出雲市駅17:17→(やくも28号)→20:24岡山20:36→(のぞみ64号)→21:20新大阪


松江観光に時間を割いて、出雲は出雲大社参拝だけで良いなら、上記行程でも良いかと思います。逆に、参拝はなくて出雲そばを食うだけでも上記プランでOKですね。

帰りの時間が1時間遅くなっても良い場合には、

松江しんじ湖温泉14:16→(一畑電車北松江線〜大社線/810円)→15:17出雲大社前→(徒歩15分)→出雲大社(参拝・門前町で出雲そば・旧大社駅など)→出雲大社前17:54→(一畑電車大社線/490円)→18:05川跡18:08→(一畑電車北松江線)→18:17電鉄出雲市→出雲市18:27→(やくも30号)→21:36岡山21:44→(のぞみ98号)→22:28新大阪



この行程なら松江でも4時間半、出雲でも2時間半の時間を取れて、かなり余裕持って観光を満喫できると思います。また、この行程なら出雲大社参拝後にサクッと出雲市へ戻って、出雲そばは出雲市駅近くの羽根屋で食べることも可能です。

割とスタンダードな日帰り松江〜出雲観光旅で、車ほど色々回れないにしても、鉄道旅でこれだけ回れば

日帰り旅としては存分に満喫できる


し、よく回ったなあ〜と思って帰ってこれるのではないでしょうか。

もっとも、定番中の定番の観光地ばかりなので、何度か行ったことのある人にとっては、つまらないコースだと思いますけど、そういう場合は車がないとちょっと厳しいですしねえ。

なお、今回の乗り放題きっぷの期間中は朝6時発の始発新幹線の自由席は混雑することが予想されますが、岡山まで50分ですから立ち席でも我慢できるでしょう。っていうか、格安きっぷですから、そういうリスク込みで買うべきかと。(自由席限定は座れなくても文句言うな、という切符です)

実を言うと、このプランの逆方向(出雲から先に回って松江で終わる)は上記の松江→出雲よりお勧めしたい点が多いのですが、帰りのやくもは必ず座りたいので、始発の出雲市から乗るべく上記ルートにしています。


【4】 今年度で廃線になる三江線を乗りおさめる旅

これは廃線の話が具体化してから私自身の中で考えていたプランですが、先日フォロワーさんの背中押しでポロッとツイートしたこともあるので、大阪発の具体的な行程を記しておきます。見ての通り、完全な乗り鉄旅です。

新大阪6:00→(みずほ601号)→7:25広島7:53→(芸備線)→9:53三次10:02→(三江線)→12:18石見川本13:45→(三江線)→14:54江津15:19→(スーパーおき4号)→16:12出雲市16:30→(やくも26号)→19:38岡山19:53→(のぞみ60号)→20:38新大阪


広島県山間部の三次と日本海沿岸の江津を結ぶ三江線は、江の川沿いに延々ノンビリ走る超ローカル線。最近は途中の駅が秘境駅やら(長谷駅)、天空の駅やら(宇津井駅)と名付けられてマニアが訪ねることもあったようです。

私も大昔に一度乗っただけで、かすかに残る記憶ではそんな大層な路線ではなく、中国山地や東北山地に多い割と典型的な山間部路線で、ただ江の川がかなりの割合で寄り添っていくので、当時乗った際の夕暮れ時に光る江の川の光景だけが残っています。

廃線が決まってから乗り鉄やら駅を訪ねる人も増えているみたいですが、このあたりは極めて行きにくいエリアですので、大阪からでも割とギリギリの日帰り圏です。

ですから、朝6時の始発みずほ号に乗ることが必須条件です。このパターン一択です。(後述するように逆方向はあるがオススメしない)

また、三江線を乗り通すパターンは1日4往復ですから、途中の乗り換え駅での時間的余裕はあるものの、途中の駅で降りて…というのは不可能です。日帰り旅ですから、そこは「乗り鉄」と割り切るしかありません。

ちなみに、広島から江津も、三次から江津も、今じゃバスが主体の路線です。路線検索すれば判りますが、広島から江津は高速バス一択と言っても良いでしょう。クネクネと江の川沿いに走る三江線のローカル電車より、山間部をトンネルで突っ切って行く高速道路を走るバスの方が速いのは当然です。(浜田道だけでなく浜田〜江津間の山陰道もできているので、広島から高速道路で繋がってる状態)

そのうえ、三江線は両端や途中に大きな需要がある路線でもないので廃止されるのも止むを得ないわけですが、それだけにノンビリとしたローカル線風情は味わえるはずです。

三江線だけでなく広島からの芸備線も十分ひなびたローカル線ですし、山陰本線も江津から出雲市までは非電化単線のローカル線ですから、ローカル線の旅は充分満喫できるはず。山陰本線は日本海や宍道湖に面した風光明媚な区間も多いですしね。

朝は始発の新幹線に乗る必要がありますが、かなり遠くへ行くわりには帰りは比較的真っ当な時間に戻ってこれるので、日曜日に実行しても帰宅後の睡眠時間は取れるので翌日の仕事への影響は最小限でしょう。(といっても丸一日の乗り鉄はかなり疲れますが。特に山陰本線や伯備線の特急はかなり腰にきます)

乗り放題系のきっぷは目一杯使う人が多いので、どうしても日曜日より土曜日に実行する人が多くなりますので、日曜日にも実行できそうなプランは狙い目かもしれません。

また、余裕があれば帰りは上記の最速路線で戻ってくるのではなく、

江津15:19→(スーパーおき4号)→18:16鳥取18:40→(スーパーはくと14号)→21:12新大阪


という鳥取まわりで、重複路線なく戻ってくる経路もあります。新大阪への到着は30分も変わりませんし、乗り換えが少なくて済む利点もあります。姫路発や神戸発の人はこの帰り道の方が便利かもしれません。(スーパーはくとは京都行きなので、京都発着の人も便利かも)

また、京阪神から江津へ行く場合、タイミングによっては最速経路が新山口経由になることもあるくらいなので、江津からさらに西へ向かって山口から戻ってくる経路もあります。

江津16:20→(スーパーおき5号)→18:51新山口19:19→(さくら568号)→21:25新大阪


江津で1時間以上の余裕があり、そこから山口まで行っても大阪へ戻ってくる時間が伯備線ルートと1時間も変わらないというのは、如何に新幹線が速いかを実感させられます。山陰本線で出雲あたりまでは行く機会はあっても、そこから西の方まで行く機会はそうないでしょうから、そこまで足を延ばすのもありかもしれません。

なお、ゆっくり出発可能な逆方向パターンとして、

新大阪9:05→(のぞみ5号)→9:50岡山10:04→(やくも7号)→12:18米子12:41→(スーパーまつかぜ5号)→14:21江津15:15→(三江線)→18:59三次19:03→(芸備線)→20:56広島21:03→(のぞみ98号)→22:28新大阪


というのがありますが(始発新幹線で出発しても江津からは同じ)、せっかくの三江線が途中で真っ暗になってしまうのでオススメはできません。それに特急乗り継ぎでも、揺れ揺れの伯備線&山陰本線で江津まで辿り着いた時点で結構乗り疲れしていて、あまり三江線を愉しむ気分にならないかもですしね。


とまぁ、今回は中国方面に偏って紹介してしまいましたので、別方面のおすすめコースはまた次回に。

(続き)→ 完売日続出!10月土休日限定、JR西日本30周年記念乗り放題きっぷのお勧めプランを幾つか【後編】