来週12日に新しい iPhone が発表されるようですが、毎年の流れとして、
  1. (日本時間の水曜日未明に)新 iPhone 発表
  2. その週の金曜日から予約開始
  3. 翌週(新 iPhone 発売数日前)に iOS 新バージョンをリリース
  4. 翌週末に新 iPhone 発売開始

という感じでありますから、新しい iOS 11 のリリースまでもあと半月程度の可能性が高いと思われます。

そして、その iOS 11 では iPad(というか iPad Pro)に対してはかなり手を入れて、パソコンライクな操作環境を与えようとしていますし、それに伴って今まで iOS が堅持してきたファイルシステムを隠すことすら止めるようです。もうすっかり Android ですね。

それはともかく、機能的に旧来 iPhone ユーザーがこれは欲しい!と大喜びするようなものはないわけですが(個人的にはようやく純正キーボードが端寄せできるのは Plus モデルなので大喜び)、隠れたところでユーザーに大きな影響を与える変更があります。それは、

ええ加減、いつまで経っても最近の仕様に合わせるアップデートをしない古いアプリは切るで!使えないようにするで!


ということ。

加えて iOS 11 だけでなく、今月9月28日限りで古いままの Dropbox 対応アプリは Dropbox が利用できなくなります。Dropbox も

うちのサービスに対応するアプリは新しい方式(API)を使うように修正してや、と言ってきたけど、1年以上も猶予を与えてもアプリを更新せず、古い方式でサービス使おうとするアプリはもう拒否するで


ということです。



iOS 11 では古いままで更新しないアプリが使えなくなるのは、以前に少し書きました。

このままだと「テレBing」が iOS 11で使えなくなるかもなので、新しいテレビ番組表アプリを試してみた【前編】

iPhone/iPad の設定アプリから、一般 → 情報 → App とタップしていくと、このままでは iOS 11 で使えなくなるアプリが判ります。

TVGuideApp02


私の使ってるアプリでもそこそこの数があって、長く更新されていないアプリは iOS 11 を機にまとめて使えなくなります。

ユーザーにとっては「え?いきなりナニソレ!?アップル酷い!」と言いたくなるでしょうが、実は2年前から予告されていて、アプリ開発者には通知が行っていたはずなのですから、此の期に及んでもアプリを更新しない、新アプリをリリースしないというのは、もう開発者が捨ててるアプリと考えられますから

使う方としてもアプリ整理のタイミング


と思って対応するしかありません。

古いゲームアプリなんかは、せっかく買ったのに遊べなくなってしまうので、1台くらいは古い OS の端末を持っておきたくなるかもしれませんが。(うちには iPhone 4S とか初代 iPad mini とかあるけど)

TVGuideApp34teleBing
(iOS 11 で使えなくなりそうなアプリは起動時に警告が出ることも)


そして Dropbox も今月28日で古い API(アプリがサービスを利用するための手続き)は利用停止にして、新しい API を利用するようにアップデートしなかったアプリは Dropbox を使えなくなくする、とのこと。

こちらも昨年、新 API への切り替えが案内されて「近いうちに古い API は廃止する」という告知がされていましたので、1年以上も猶予があったにも関わらず新 API に非対応のままのアプリは、もう開発者がアプリを捨てたと見なして問題ないでしょう。

iTextPad2DropboxProblem
(Dropbox からの注意メール/クリックで拡大)


この Dropbox の API 切り替えに伴うアプリ利用停止のことを知ったのは、先月届いた、上記の Dropbox からのメールでした。要は

お前さんが最近使った「iText Pad」というアプリは古いやり方で Dropbox にアクセスしているから、このままでは 9月28日でアプリから Dropbox は使えなくなるよ


というお知らせメールでした。急に使えなくなって「なんで?」と思わないように、という事前告知メールですが、どこぞの日本のサービスと違って親切ですねえ。Dropbox 見直しました。先行きは、なかなか大変みたいですけど。

そういうわけで、iOS 11 のみならず、Dropbox を使うアプリで1年以上アップデートされていないアプリの使用はちょっと気をつけた方が良い 2017年9月です。

iTextPad2DropboxProblem2
(2年前に更新して64bit化したようなのでiOS 11には引っかからないが…)


ともあれ、私が長年愛用したテキストエディタアプリ「iText Pad」は使えなくなります。いや〜、これは本当に困っています。iOS 11 で使えなくなるアプリ以上に困ってます。

この「iText Pad」というテキストエディタは、私が iPhone/iPad でもよく利用するアプリ、トップ10に確実に入るアプリです。iPad だとトップ5入り確実です。それくらい使ってきました。

軽量でサクサク動くテキストエディタ・アプリですから各種メモ代わりに、仕事その他のメール草稿時にも使いますし、各種書類のアウトラインをまとめたり、下書きにも使います。というか、ある程度をこのテキストエディタ「iText Pad」で書いて、それから Word に持ち込んで体裁を整えたり、推敲することが殆どです。

ちなみに、この糞ブログの文章もだいたいこの「iText Pad」で草稿を書いています。移動中その他に iPhone で書き始めたり、書き足したり、iPad + 外部キーボードで一気に書き上げたり、自宅のパソコンで修正したり。だいぶ頼ってきました。

いずれにせよ、Dropbox ベースなので、書いた内容は常に Dropbox にバックアップされ(1ヶ月分は過去の履歴も残っているし)、パソコンなど他の端末とも常に同期とれます。電波のあるところでファイルを開いておいてのオフライン作業も問題なし。アプリは極めて安定していたし、外部キーボードとの相性も問題なく便利に使っていました。

一応、代替アプリも探してみたのですが、同じく昔からあるテキストエディタアプリ「Textforce」くらいでしょうか。この「Textforce」は「iText Pad」を使い始める前後に同じく購入して使っていた経験もあります。

ですので、本稿もこの「Textforce」を使って下書きしていて、今後はこれを使って行くことになるのでしょうが、むかし両者を比較して「iText Pad」にした経緯があるので、やはり使い勝手(複数ファイルの同時編集とかタブレットでの横画面作業レイアウトとか)は「iText Pad」の方が良いので、新アプリになって新規購入でもいいから iText Pad のアップデート版が欲しいなあ、と思っていたりします。

というか、昔はもうちょっとテキストエディタアプリも幾つかあったと思うのですけど、すっかり少なくなりました。プログラミング向けのエディタアプリも減ったし、なんか最近思うのは

アプリの数は増えているのかもしれないけど
アプリの多様さは決して広がってない


と。近年の AppStore を見ていると、そんな気がします。

いずれにせよ、iPhone / iPad ユーザーの皆さんは古いアプリの利用に気をつけるべき今月です。(iOS を古いままにしておけば、というやり方もあるけれど、それは先々のセキュリティ的に問題がありますからねえ)