先月開発発表があり、数日前にはプレスリリースまで流出してリークされていましたが、ニコン渾身の一撃とも言える一眼レフ D850 が正式に発表されました。
■ D850 - 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング
いや〜、噂どおり
という感じですね。4,570万画素で連写7コマ/秒、バッテリーグリップ装着で9コマ/秒というだけでも、かなり魅力的です。(連続撮影枚数も 14bit RAWで51コマ、12bit RAW で170コマですから、この画素数を考えれば大満足でしょう!)
スポーツ撮影に使うには「もう一声欲しかった…」(ボディだけで秒8コマ、バッテリーグリップで秒10コマ)というのはあるでしょうが、4,570万画素という高画素ですからこの仕様でも十分に頑張ったと言えます。(クロップしても速くはならない)
した初めてのカメラと言っても良いのではないでしょうか。
これだけ詰め込んだら、今どきバッテリーグリップなしボディでは珍しい重さ 1kg 超なのも仕方ない気がします。(バッテリーグリップ用バッテリーは本体とは別の、D5 と同じバッテリーというのは連写速度向上ののためとはいえ、運用上なかなか面倒な気がしますが)
そして、
ではないでしょうか。(バッテリーグリップで連写9コマ/秒を使おうと思うと、+10万円超だけど)
少なくとも、EOS 5D Mark IV の初値に比べれば全然説得力あるでしょう。長年キヤノンとトップシェアを争っていたニコンも海外でソニーに抜かれる市場が出てきましたから、起死回生の一台として、魅力ある価格を打ち出してきた感があります。
■ D850 - 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング
いや〜、噂どおり
やれることは全て注ぎ込んだ一眼レフ機
という感じですね。4,570万画素で連写7コマ/秒、バッテリーグリップ装着で9コマ/秒というだけでも、かなり魅力的です。(連続撮影枚数も 14bit RAWで51コマ、12bit RAW で170コマですから、この画素数を考えれば大満足でしょう!)
スポーツ撮影に使うには「もう一声欲しかった…」(ボディだけで秒8コマ、バッテリーグリップで秒10コマ)というのはあるでしょうが、4,570万画素という高画素ですからこの仕様でも十分に頑張ったと言えます。(クロップしても速くはならない)
高画素と動体対応の高速連写が、かなり高いレベルで両立
した初めてのカメラと言っても良いのではないでしょうか。
これだけ詰め込んだら、今どきバッテリーグリップなしボディでは珍しい重さ 1kg 超なのも仕方ない気がします。(バッテリーグリップ用バッテリーは本体とは別の、D5 と同じバッテリーというのは連写速度向上ののためとはいえ、運用上なかなか面倒な気がしますが)
そして、
これでお値段40万円というのは十分リーズナブル
ではないでしょうか。(バッテリーグリップで連写9コマ/秒を使おうと思うと、+10万円超だけど)
少なくとも、EOS 5D Mark IV の初値に比べれば全然説得力あるでしょう。長年キヤノンとトップシェアを争っていたニコンも海外でソニーに抜かれる市場が出てきましたから、起死回生の一台として、魅力ある価格を打ち出してきた感があります。
個人的にもかなり魅力的で、少し前から
などと考えていましたから、(サッカーなどのスポーツ撮影には連写速度がやや足らないことを除けば)まさに打ってつけです。
D5 / D500 譲りの AF は既に実績十分で安心感がありますし、-4EV 対応というのも魅力です。クロップやトリミングをある程度考えているなら、中央に寄りがちな AF 測距点も問題ありませんしね。(トリミングは邪道?なにそれ美味しいの?)
詳細な仕様は以下のページにありますが、どこぞのメーカーと違ってスペック倒しのなんちゃって機能なんてことがないであろうニコンですから、安心ですね :D
■ D850 - 主な仕様 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング
ソニーのミラーレス機がエントリークラスやローワーミドルクラスだけでなく、動体撮影能力を高めたり高画素のアッパーミドルクラスで存在感を示しているので、サイレント撮影や(ライブビューのみながら)ピーキング機能、フォーカスシフト撮影などミラーレス機が先行する良さも取り入れています。
センサーが裏面照射型になってダイナミックレンジを心配する向きや実際の撮影でどこまでやれるのかは判りませんが、魅力的なことは間違いありません。発売は9月8日とすぐですから、実戦で使われた方々のレポートが楽しみです。小松基地航空祭では早速使われる人も多そうです。(羨ましい…)
「もう飽きたでしょ?」「いつ一眼レフに戻るの?」「キヤノン売ったのだから今度はニコン?」
そんなことを最近よく言われますが、ぶっちゃけ、E-M1 Mark II を使い始めてそう間を置かないうちに、そのうち戻らざるを得ないなーと考えていたのは事実ですし、フリーズ問題が発生してからは予定より繰り上げないとダメかなーと思っていたのも事実。
というのは E-M1 Mark II を使って、α9 を触ってみて実感することですが、本当に一眼レフと使い勝手が変わらなくなるのはもう数年先かな、という印象もまたあります。
スペックの問題より AF-C の挙動とか使い勝手の部分で差が大きく、開発側の知見の蓄積、経験の差は機能性能を仕様上だけ追いついても埋めがたいものがあるなあ、と感じるところです。特にスポーツ撮影では。(ニコン/キヤノンに追いつけるとしたらソニーだけだろうとも)
いずれにせよ、ニコン/キヤノンの本気ミラーレス機が出るまで E-M1 Mark II で待つ、という心算はフリーズ問題で崩されたと言ってもいいですし、E-M1 Mark II に移行する際に「サッカー撮影も写真整理が辛いからこれを機にやめるわ」と思ったのですが、マトモに撮れないとなるとやはり寂しくなってきましたので、
というのは止むをえないかな、と。
フリーズ問題を横に置いておけば E-M1 Mark II にも良いところは色々ありますし、サッカー撮影は全くダメでも飛行機相手なら、航空祭でも歩留まりは悪くても全く撮れないことはないわけで(そのうち書く予定)、小型軽量さには魅力はありますが、メインシステムとして安心して付き合えるかというとフリーズ問題だけでなく心許ないし(オリンパスの修理は信用できないし)、色々な点でストレスを感じますからね……
もっとも、戻るとなると結構な出費が必要となり、お家の事情というものがありますので、いつになるかは判りません。それに
ですし、ポテンシャルを全部引き出したとも思っていないので(ハイレゾショットとかは使う気はないけど)、今すぐどうこうということは(多分)ないのですけどね。
そもそも俊敏な動体には向かなくてもスナップには最適ですから、一眼レフに戻っても E-M1 Mark II とマイクロフォーサーズシステムはサブシステムとして残すつもりでいます。
というのは、フリーズ再々発の前に書いていたテキストなので、復活したフリーズさんのご機嫌次第では E-M1 Mark II とマイクロフォーサーズシステムも手放さざるをえないかもしれませんが(´Д` )
いずれにせよ、E-M1 Mark II については、何度も書いていますが、グループ AF のなんちゃって仕様や、全点 AF 使用時の AF 速度精度の低下で、C-AF では実質1点 AF しか信用できない、使えない、というのは早急にどうにかして欲しいですけどねえ。縦横位置で AF 測距点を別々に記憶してくれないのも。まぁ色々言い出したらキリがないカメラですけど。
とりあえず D850 の発売は2週間後と早いので、ユーザーレビューを楽しみにして、私の今後を考える材料にしたいと思います。
ってか、
というハードルもあるんで、どうしたもんですかね。300mm F4 PF は使ってみたいんですけど、それはそれ、これはこれ、ですからねえ。
APS-C クロップで 2,000万画素レベルを確保できる、5,000万画素クラスの高画素なフルサイズがあれば、もう APS-C 併用は要らないんじゃないだろうか?高感度もその方が良さそうだし、スポーツ撮影だと視野が広い方が便利だし。
などと考えていましたから、(サッカーなどのスポーツ撮影には連写速度がやや足らないことを除けば)まさに打ってつけです。
D5 / D500 譲りの AF は既に実績十分で安心感がありますし、-4EV 対応というのも魅力です。クロップやトリミングをある程度考えているなら、中央に寄りがちな AF 測距点も問題ありませんしね。(トリミングは邪道?なにそれ美味しいの?)
詳細な仕様は以下のページにありますが、どこぞのメーカーと違ってスペック倒しのなんちゃって機能なんてことがないであろうニコンですから、安心ですね :D
■ D850 - 主な仕様 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング
ソニーのミラーレス機がエントリークラスやローワーミドルクラスだけでなく、動体撮影能力を高めたり高画素のアッパーミドルクラスで存在感を示しているので、サイレント撮影や(ライブビューのみながら)ピーキング機能、フォーカスシフト撮影などミラーレス機が先行する良さも取り入れています。
センサーが裏面照射型になってダイナミックレンジを心配する向きや実際の撮影でどこまでやれるのかは判りませんが、魅力的なことは間違いありません。発売は9月8日とすぐですから、実戦で使われた方々のレポートが楽しみです。小松基地航空祭では早速使われる人も多そうです。(羨ましい…)
「もう飽きたでしょ?」「いつ一眼レフに戻るの?」「キヤノン売ったのだから今度はニコン?」
そんなことを最近よく言われますが、ぶっちゃけ、E-M1 Mark II を使い始めてそう間を置かないうちに、そのうち戻らざるを得ないなーと考えていたのは事実ですし、フリーズ問題が発生してからは予定より繰り上げないとダメかなーと思っていたのも事実。
一眼レフの金城湯池だった動体撮影も将来はミラーレス機にある
というのは E-M1 Mark II を使って、α9 を触ってみて実感することですが、本当に一眼レフと使い勝手が変わらなくなるのはもう数年先かな、という印象もまたあります。
スペックの問題より AF-C の挙動とか使い勝手の部分で差が大きく、開発側の知見の蓄積、経験の差は機能性能を仕様上だけ追いついても埋めがたいものがあるなあ、と感じるところです。特にスポーツ撮影では。(ニコン/キヤノンに追いつけるとしたらソニーだけだろうとも)
いずれにせよ、ニコン/キヤノンの本気ミラーレス機が出るまで E-M1 Mark II で待つ、という心算はフリーズ問題で崩されたと言ってもいいですし、E-M1 Mark II に移行する際に「サッカー撮影も写真整理が辛いからこれを機にやめるわ」と思ったのですが、マトモに撮れないとなるとやはり寂しくなってきましたので、
最後にもう一度、一眼レフシステム
というのは止むをえないかな、と。
フリーズ問題を横に置いておけば E-M1 Mark II にも良いところは色々ありますし、サッカー撮影は全くダメでも飛行機相手なら、航空祭でも歩留まりは悪くても全く撮れないことはないわけで(そのうち書く予定)、小型軽量さには魅力はありますが、メインシステムとして安心して付き合えるかというとフリーズ問題だけでなく心許ないし(オリンパスの修理は信用できないし)、色々な点でストレスを感じますからね……
もっとも、戻るとなると結構な出費が必要となり、お家の事情というものがありますので、いつになるかは判りません。それに
まだまだ E-M1 Mark II で確かめたいことも多い
ですし、ポテンシャルを全部引き出したとも思っていないので(ハイレゾショットとかは使う気はないけど)、今すぐどうこうということは(多分)ないのですけどね。
そもそも俊敏な動体には向かなくてもスナップには最適ですから、一眼レフに戻っても E-M1 Mark II とマイクロフォーサーズシステムはサブシステムとして残すつもりでいます。
というのは、フリーズ再々発の前に書いていたテキストなので、復活したフリーズさんのご機嫌次第では E-M1 Mark II とマイクロフォーサーズシステムも手放さざるをえないかもしれませんが(´Д` )
いずれにせよ、E-M1 Mark II については、何度も書いていますが、グループ AF のなんちゃって仕様や、全点 AF 使用時の AF 速度精度の低下で、C-AF では実質1点 AF しか信用できない、使えない、というのは早急にどうにかして欲しいですけどねえ。縦横位置で AF 測距点を別々に記憶してくれないのも。まぁ色々言い出したらキリがないカメラですけど。
とりあえず D850 の発売は2週間後と早いので、ユーザーレビューを楽しみにして、私の今後を考える材料にしたいと思います。
ってか、
ニコンさん、サンニッパのリニューアルはしないの?……今どき、あんな重いサンニッパは無理だし、FL & E化してよ
というハードルもあるんで、どうしたもんですかね。300mm F4 PF は使ってみたいんですけど、それはそれ、これはこれ、ですからねえ。
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