お盆真っ盛り、盛夏真っ只中の週末ですが、皆さまいかがお過ごしのことでしょうか。当方、今年のお盆は何かと忙しいため、ガンバ大阪のホームゲーム観戦以外は出かけられる余裕もなく、昨日今日と八尾空港に珍しいものが来ているにも関わらず、指を加えて Timeline に上がる写真を眺めているだけの有様です(>_<)

そんなお盆ウィークに入る直前、「世界報道写真展2017」を観に行ってきました。

SekaiHodoShashinten2017B


私自身さほど熱心に写真展の類いを見てまわる人ではないのですが、キヤノンやニコン、富士フイルムなどのカメラメーカー系ギャラリーでの写真展を中心に、ちょこちょこ見てはいます。(見たからといって自分の身になってるかどうかは別にして)

また、JRPA 展や日本大判写真展のように、できるだけ毎年観に行こうと思っている写真展もあり、世界報道写真展もその一つ。

ただ、毎年観に行ってると言っても、世界報道写真展は有料の写真展ということもあって、去年みたく「ここ数年は観に行ってもそんなに感銘も受けた感じはないし、今年はやめとくか」みたいなこともあるのですが、今年は2年ぶりに行ってきましたし、インパクトはあったかな、と思います。



写真展ですから、会場内部の写真はもちろんないですし、どういった作品があったのかと言うのもマナー違反だと思うので触れませんが、大賞作品および部門別入賞作品の一部は公式サイトに掲載されています。

世界報道写真展2017

世界レベルの審査で入賞された報道写真が、これでもかと云う感じで展示されているのですが、報道写真ですから衝撃的な写真を中心に色々な媒体で使われていて何度も目にした作品も多くあります。(ああ、これ見たことあるわ、という写真も多いかと)

とはいえ、新聞や雑誌、ウェブサイトではなく小さな写真ではなく、大きく引き伸ばされて展示されていると迫力倍増であり、スポーツ部門で入賞したボルトの写真なんかは散々目にしたけれど、改めて圧倒されます。

また、個人的に事実の切り取りよりメッセージ性の強い作品ばかり並んでいると食傷気味になって、それが近年のこの写真展の微妙さだったと感じていたのですが、今年は比較的緩急があって素直に見られた気はします。まぁ、このあたりは人の好みだと思いますけど。

というか、世界報道写真展のタイトルフォトになっている、ウミガメが網に絡まった写真が展示の最初にドーンとあってインパクトがあるわけですが、日本の主催新聞社が朝日新聞社だと思うとブーメランというか、“おま言う” な感じがしたのは私だけでしょうか。当の朝日は珊瑚事件なんて忘れてるのかもしれませんが X-)

SekaiHodoShashinten2017A


ちなみに、この世界報道写真展、東京(東京都写真美術館)での開催は先週までで終わりましたが、大阪(ハービスホール)はお盆のあいだ開催されています(2017年8月17日まで)。

来週末からは広島(イオンモール広島府中)、来月には埼玉(イオンレイクタウンkaze)、滋賀(立命館大学草津)、10月には京都(立命館大学国際平和ミュージアム)、11月には大分(立命館アジア太平洋大学)と各地で開催される日程になっています。

なお、各地とも入場有料ですが、それぞれ入場料金は異なっています。(大阪のハービスホールだと700円だけど、滋賀・京都会場だと500円)

開催概要 世界報道写真展2017

別に宣伝したからといって私に何の得もないし、行って気に入ってもらえるかどうかは全く判りませんが、興味ある方でお近くの方は行ってみて良いかもしれません。

SekaiHodoShashinten2017C


それにしても、最近キヤノン梅田へメンテナンスや修理に行くことがなくなったので、ショールームもサービスセンターもギャラリーも中之島へ移転してしまってから初めて(元)キヤノン梅田の前を通ったのですが、↑の跡地を見てなんかこう寂しくなりました。

梅田にサービスセンターがあるのは、もうニコンだけになってしまいましたねぇ……(´Д` )