今週の九州出張と来週のガンバ大阪・広島アウェイ遠征の予定がキャンセルになったので、当初考えていた今週末のガンバ大阪・甲府アウェイからの清水港みなと祭りのサッカー&ヒコーキ遠征計画を復活させようと画策していたものの、家庭内事情を鑑み自重(^_^;)

よって、家族サービス的なことと写真整理と積ん読消化に充てている週末です。未整理写真は山ほどあって、2週間前の千歳基地航空祭の写真も手付かずに近いのですが、ひたすら曇天、ロクに飛ばずでしたから写真を見る気も起きないのですよね……(´Д` )

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ところで最近、書籍はほとんどを電子書籍で買っているのですが、
  • 電子書籍の刊行が1ヶ月遅れなどで、どうしても待てない本(お気に入りの作家、シリーズなど)
  • 写真集や写真がメインのムック・書籍
  • 技術書や零細出版社の書籍

は今も紙書籍で購入しています。(小説などで電子書籍を出さない主義の作家は原則買わない)

そのなかで、写真集の類い、写真関係のムック本、書籍というのはさほど買うことなく、年に数冊レベルなのですが、ここ何ヶ月かで購入して積ん読していたのが、この2冊↓



写真家であり著作や雑誌への寄稿も多い赤城耕一氏の「赤城写真機診療所」と、飛行機写真ファンには有名な「ヒコーキ写真テクニック2017夏」。

積ん読から取り出して読んでみると、どちらも面白い内容でした。特に「赤城写真機診療所」は、書籍や著者の想定読者からは全く外れている私でも大変面白い一冊でした :-)



「カメラ& 写真に悩む患者さまへの世界でいちばん不親切な寫眞入門書」と謳う赤城耕一氏の「赤城写真機診療所」は、写真家・赤城耕一氏が医者に扮して、写真やカメラの悩み相談を Q&A 形式で回答していくというもの。

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赤城写真機診療所【電子有】 ≪ 書籍・ムック | 玄光社

写真やカメラの悩み相談を Q&A 形式で…というとカメラ初心者向けの本のように思えるが、内容的には全く逆で、

カメラヲタク、写真歴の長い人向け
一種の“あるある”本


であります。ライカマニアやオールドカメラ/レンズに対する Q&A が多いことからも、ターゲットはそちら方面であることが判ると思います。(というか、著者が赤城耕一氏ですからね)

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(公式サイト・サンプルより)


ところが、興味ある被写体は動き物だけ、ある意味標準レンズが望遠レンズ、レンズもカメラも本当はデカくて重いのが正義みたいに思っていて、

ライカに全く興味なく、オールドカメラ/レンズも同様
という私が読んでも面白い


というのは、著者の筆のなせる技でしょう。

親指AFってなんですか?の回答が、知らない、という本ですから、親指 AF ができない/使いづらいと不便に感じる私のような読者はそもそも想定の範疇外であることは間違いありません。

しかしながら、自分には全く関係のないような質問も全く興味を惹かないものは少なく、回答は的を得ていながらも決して懇切丁寧に説くというより単刀直入であったり、時にはある種突き放した回答で笑えたり。

ですから、本来の想定読者とはかけ離れているであろう私ですら、全く飽きずに一気に読めてしまいました :D

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(公式サイト・サンプルより)


ただまぁ正直なところを言えば、2千円近いお値段というのは、ちょっと興味持ったからと言って気軽に買うには高めなのも事実。評判を聞いて購入して読んでみてとりあえず満足している私も、ちょっぴり高かったかな、という感覚はある。

これが千円前後、もしくは文庫なら、一眼レフ歴、ミラーレス歴が5年10年以上の人は買ってみると楽しめるのでは?と自信を持って言えるのだけど、具体的に何か役立つという本ではないだけに、なかなか気軽に背中押せないお値段だけが、残念かな。



ちなみに、電子書籍(上記右側)もリリースされていて、ほんの少し安いだけでなく、サンプルが読めるので、興味ある方はそれで判断してから買えば良いかと思います。

内容的にも写真関連の本ですが、特に写真を見てどうのこうのはないので、紙書籍でなく電子書籍を購入して読んでも全く問題ないと思います。電子書籍なら、たまにセールをやることもあるでしょうから、欲しいものリストに入れておいて、その時に買うのもオススメです。



もう一冊、飛行機写真マニアにとっては著名なムック本「ヒコーキ写真テクニック」。最新刊の「2017夏」だけでなく「2017冬」号も半年以上積んだままだったので合わせて読了しました。



このムック本、一部では

(あまりにも写真が素晴らしすぎて)飛行機写真テクニックと書いてあるけど全然参考にならない!


なんて言われてもいますが、もちろん褒め言葉のジョークであり、どの写真も概ねどこらへんで撮ったか、また撮影時の EXIF 情報の一部も公開されていますから、間違いなく参考になる本であることは間違いありません。

民間機、官用機(軍用機)の両方をカバーしていますが、最近は巻を重ねるに従って軍用機の方は海外エアショーの写真が中心になっていて、ドメ専の私としては「凄いなー」と、ほぼほぼ写真集と化しつつあります(^_^;)

また、定期的に刊行されるようになって(昔は年イチだったけど最近は半年毎)、最新カメラでの撮影例を集めた特集的なことが組まれるように、最近はミラーレス機特集も組まれることが多くなりました。

最新刊の「2017夏」でも、「最新ミラーレス機&EVF機でヒコーキ写真を撮る」という特集が組まれていて、洲崎氏の素晴らしい写真が山ほど載っているわけですが、

この本で、ミラーレス機でもこんなに撮れるんだ!と突っ込んで行く人が増えるんやろな……


という個人的には少々複雑な感想も抱いたり(´・ω・`)

買う人の判断は人それぞれ勝手にすればいいことなのですが、プロはどんな時でもどんな機材でもベストを引き出すからプロであり、そのための技術を持ち、手間暇を惜しまず、時にはお金もかけられるわけで、それを目標にするのは当然としても、撮影機会の限られた下手くそ一般シロートがそのまま鵜呑みにすると痛い目に遭うことがあるわけで。

もちろん、今は E-M1 Mark II を使う私としてもお手本にすべきこともあり、参考になるわけですが、反面

E-M1 Mark II 買ってから戦闘機やアクロバットを撮る機会では陽炎や湿度酷い時ばかりで、スカッとした空気状態で撮ることができてないし羨ましいなあ(´・ω・`)
掲載されてる写真のようなシーンだと C-AF も割と正確に合うんだけど、そうじゃない時がなあ……


などなど色々と複雑に思うことがあったりする本でもありました(^_^;)