真夏のモータースポーツ・イベントと言えば、一般的にはバイクの「鈴鹿8耐」(8時間耐久レース)が一番知られたイベントだと思いますが、2輪の「鈴鹿8耐」と双璧を成すのが、4輪の「鈴鹿1000km」(International SUZUKA 1000km)。

InternationalSuzuka1000km2016


8耐より歴史は古く、今年で46回目。国内の大レースでは最も長く続いているものであり、現在は国内4輪モータースポーツの最上位カテゴリーの一つである SUPER GT の一戦として位置付けられています。

しかしながら、来年からは世界の GT3 カーを集結させて統一戦を行おうという「鈴鹿10時間耐久レース」に衣替えすることが発表され、伝統ある「鈴鹿1000km」は今年で最後となります。

来年以降も何らかの形で SUPER GT の鈴鹿サーキット開催はあるとのことですが、来年以降の「鈴鹿10時間耐久レース」に出られない GT500 車両や JAF-GT 規格の車が 1000km もの長丁場を走るのは見納めかもしれません。

となれば、今年の「鈴鹿1000km」はどうしても見逃せないレースになるわけですが、さらに!第3ドライバー登録に3人の元 F1 ドライバーが集結。(SUPER GT は通常2人のドライバーが交代してドライブするのですが、5月の富士500kmと鈴鹿1000kmだけは長丁場のため、追加ドライバーが参加可能)
  • 元 F1 チャンピオン&先日の F1 モナコGP もドライブした、ジェンソン・バトン
  • 元 F1 ドライバー(トヨタ、ザウバー、ケータハム)で、今年のル・マン24 ではコースレコードを記録した小林可夢偉
  • レッドブル他をドライブした、元 F1 ドライバーのクリスチャン・クリエン

これに加えて去年から LEXUS TEAM SARD で SUPER GT レギュラードライバーとして参戦しているヘイキ・コバライネンとともに、今年の「鈴鹿1000km」では元 F1 ドライバー4人が国内外の GT ドライバーとともに戦うわけで、“THE FINAL” に相応しい豪華メンバーになりました :D

そんなわけで、一ファンとしても興奮を抑えきれず、先月のタイヤテスト、そして先週末の公式テストと、2度の鈴鹿サーキットでの SUPER GT テスト走行へ行ってきてしまいました(^^)

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まずは、6月上旬に行われた SUPER GT タイヤメーカーテスト@鈴鹿サーキットの初日に行ってきました。(もう1ヶ月前の話だけど ^^;)



タイヤテスト初日は 9時からテスト走行開始なので、いつも通り30分くらい前、8時半くらいにサーキットへ到着するつもりでしたが、出かけるのをのんびりしてしまって、サーキット到着は9時。車から降りるや否や、サーキットの方から爆音が鳴り響き始めたところでした。

もっとも、平日のテスト Day は開門30分くらい前に行っても、一般車が停められるメインゲートから一番近い P2 に入れることも多く、この日は少し遅れたものの P3 の一番ゲート側あたりに停めることができました。

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(みんなマッタリゆっくりなのが平日テストDayの良いところ)


平日テストのノンビリした?雰囲気もあって、必死こいて撮影ポジションへ向かうなんてこともなく、パドックエリアをブラブラとして、サーキット独特の匂いや雰囲気を感じていました。レースの日は入場料より高いパドックパスが必要で、滅多に買うことはないですから、無料開放の日に満喫するのは貧乏人の性 X-)

タイヤテストは GTA 主催の公式テストと違って参加チームも多くなく、また平日ですからピット裏も比較的閑散としたものですし、トランポの配置にも余裕があったり、タイヤテストならではの空気があります。

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来場者がそもそも少なく、たいていの人は撮影ポイントかグランドスタンド上段、もしくはポスピタリティルームで見ているので、ピット裏はだいたい閑散としているものですが、今回は(局所的に)違いました。

元 F1 チャンピオンのジェンソン・バトンが来日して、鈴鹿1000km の予行としてタイヤテストで SUPER GT マシンをドライブするというので、いつもの SUPER GT ファンだけでない F1 ファン、バトンのファンがサーキットへ来ていました。

(この時点では、本番前のテストはこのタイヤテストにしか来ることができず、公式テストには別のスケジュールが入っていて来られないということでした)

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ジェンソン・バトンがハンドルを握るチーム無限(MOTUL MUGEN HONDA)のところだけは人だかりができて、普段はレースの時にもいない警備員ががっちりガードしていました。さすが大物ドライバーです。トップドライバーとファンとの近さが SUPER GT の魅力の一つですが、さすがにそうもいかないのでしょう。

かく言う私も、お目当てはジェンソン・バトンが SUPER GT マシンを駆る姿でありましたからね :-)

ともあれ、ピット裏をひと通りウロウロしてから、パドックエリア同様にテストでは一般開放されているホスピタリティルームへ…と思ったのですが、冷房の効いた部屋に行くと出られそうになかったので、撮影へ。

タイヤテストでは公式テストやレース時と違って激感エリアが閉鎖されているのは例年のことですが、今春から一般開放されたS字トンネルもタイヤテスト時にはクローズされていたのは誤算でした(^_^;)

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パドックエリアから2コーナー〜S字〜逆バンクのC/Dスタンドへ向かうのに最短距離でいける超便利なトンネルが開放されて喜んでいたのですが、タイヤテストの時はクローズされていて(公式テスト時は開放)、従来の逆バンクトンネルまで大回りすることになりました。

とまぁ、なんだかんだで1時間近く時間を無駄にして、テンションがあまり上がらない中、午前10時前から逆バンクのD1スタンド上から何となく撮影し始めました。

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今回のタイヤテストに参加しているチームは、GT500 クラスが 15台中 8台(NISMO、NAKAJIMA、ZENT、KEIHIN、IMPUL、KONDO、MUGEN、BANDOH)、GT300 クラスが 30台中 8台(NAC、apr×2台、グッスマ、UPGARAGE、マネパ、LEON、埼玉トヨペット)。

台数が限られているので複数台が絡むシーンはあまりなく、単独走行を撮るのがメインになりますが、私みたいな下手くそには良い練習になりますし、まだまだよく判らん挙動の多い E-M1 Mark II やレンズの慣れにも最適ではありました :-)

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逆バンク D1 スタンド上段は鈴鹿サーキットではヘアピンと並ぶ超定番撮影ポイントであり(F1 の時はカメラマンエリア)、レース Day はもちろん、公式テストの土曜日でも結構なカメラ列が並ぶところですが、平日のテストともなると↓以下のように閑散としています。

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また、平日テストともなると撮影してる人も慣れた人というか、わきまえた人が殆どなので、逆バンク D1スタンドや 2コーナーの Cスタンド最下段にある定員2〜3名のカメラホールを通して撮れるポイントを長時間占拠する人もおらず、ストレスなく自由に撮れるのも良いです(^-^)

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そして、肝心要のジェンソン・バトンさんですが、最初から1時間半は全くドライブすることなく、

ゲストみたいなものだし、まずは最優先でやるべきタイヤのテスト優先だから、午前中はバトンさん乗らずに終わりかなー


と思っていたら、セッション終了まで30分を切ったところでピットアウトしてきた MUGEN NSX GT には、第3ドライバー運転を示す緑ランプが点灯していました\(^o^)/

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「よし、撮るぞ!」と気合が入ったところで、うんこフリーズカメラであるウチの E-M1 Mark II は最悪のタイミングでフリーズし、おかげでテンションガタ落ちになりましたが、午前のセッション最後はCスタンドとDスタンドの間の斜面から S字を行く車両を上から撮影。

結局バトンさんは軽く10周ほどドライブしていたようで、カメラのフリーズの後も何枚かは押さえられました :-)

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てなことで、フリーズカメラに少々怒りを感じつつ、11時になって午前中のテスト走行セッションが終了。2時間のお昼休みに、こちらも身体を休ませることにしました。(続く)