10日ほど前に記事を書きました E-M1 Mark II のフリーズ再発→修理の件ですが、ようやく戻ってきましたので、結果を報告しておきます。

まず、再発したフリーズの症状や経緯については、以下の記事を参照ください。

フリーズ再発の E-M1 Mark II 修理入院【前編】

結論から言いますと、手ぶれ補正ユニットの動作不良によるフリーズ発生とのことでした。

EM1M2repair01


細かいことは判りませんが、手ぶれ補正ユニットに問題があって、それで何らかのタイミングでフリーズが発生していたようです。なお、E-M1 Mark II 全体の問題ではなく当方の個体の問題という回答をいただいています。

ただ、最新ファームウェアでもフリーズが発生される方、上記前編記事にあるような症状がある方は、オリンパスのサービスセンターへご相談された方が良いかと思います。当方の個体で症例と原因が蓄積されたはずですから、今後はそれなりにスムースにいくかもしれません。

というような記事の書き出しを、数日前「原因特定、修理完了」の報告を電話でもらったのち書きかけていたのですが、修理上がりで発送された E-M1 Mark II を昨晩受け取り、本日、所要の合間に少し試し撮りをしてみたところ…

全然直ってへんやんけ…


という結果に ┐(´д`)┌

もう怒るとか文句言うとかより、「パトラッシュ、もう疲れたよ……」的な気分で、本記事も書く気力が萎えましたが、「前編」とか言って書いてしまってるので、無しにするわけにもいかないので書きます。(あくまでこちらの立場での話なので、その点は注意)

「いったいオリンパスさんは、どんな検証をしてるんかいな?」と思うのが第一だけど、それ以上に、なんかもう色々笑うしかないですね。ハズレ個体を掴んだ自分を嗤い、そもそもオリンパス機を買ってしまった自分を嗤うしか……と。笑いとかネタに昇華しないと、やってられない気分です(>_<)



さて、前編記事でも書きましたが、症状再現せずで返ってくるのが嫌なのでフリーズした状態でサービスセンターへ持ち込んだのですが、数日後に電話があった時は

症状が再現せず原因不明なので、基板交換してお返ししましょうか?


というものでした。

それは

長期間使えないのは不便だろうから、とりあえず基板交換して使ってみてください、設定やログなどの各種データーをオリンパスの個体に移してそちらで検証しますので


というオリンパスさんの親切心からの提案だったのですが、当方としては

基板交換って原因不明時のありがち交換だし、そもそもあれだけフリーズ頻発して、フリーズした状態で持ち込んだのに症状再現せずって、おかしいやろ?どんな検証しているんだ?空調の効いた室内でちょこちょこ試してるだけか?


という引っ掛かりがありました。それに、「原因不明なのでとりあえず基板交換」で戻ってきて直ってなかったら目も当てられません。

ですから、とりあえず今週末に使えるよう戻ってくるなら何とか我慢できるので、

6月最終週半ばまでなら預けたままにできなくはないので、ちゃんと外で実際に使う状況で検証してみて、それで原因を探ってほしい。当方の個体のメカニカル部品の問題であるなら、そうでなければ解決しないでしょう?


とお願いした経緯があります。

その時点で、ランダム性が高いとはいえ、これだけ起きる現象を症状再現せず、っていうのは、どんだけ緩いテストしてるんだ?という不信感は拭えませんでした。サービスに預ける時に小一時間あれこれと聞かれたり、発生時の条件、状況を説明しまくったのに…と。

そして、最初の電話から1週間以上経った今週月曜日に電話があって、

外へ持ち出して使ってみたところ、症状が再現しました。原因は手振れ補正ユニットで、それを交換して直りました。つきましてはお送りさせていただきます。


という内容で、「ちゃんと実際に使う状況で試してもしないで症状再現せず、とか言われて返してもらわなくて良かったわ。基板交換で直るものではなかったし、設定やログをオリンパスの個体に移して原因が特定できるものでもなかったし」と、複雑な思いもしつつ一安心でした。

加えて、

この前の日曜日に E-M1 Mark II が使えなかったのは痛かったし、先週は全く連絡なしで不安にもなったが、2週間近く預けていて、ちゃんと原因を特定してくれて良かったわ、ありがとう


という気持ちもあったのですけれども……ねえ。

昨晩届いて、今日試し撮りを始めて30枚もしないうちに、以下のような、前回のフリーズ連発時にはなかった状態に。

EM1M2repair02


判りますでしょうか?背面液晶の表示がひっくり返ったままになっています。サイド開き形式のバリアングル液晶をお使いのユーザーの方は知ってると思いますが、液晶を横に開いて手前側へ表示させると液晶は天地が逆になりますから、その時の表示が元に戻しても直っていない状況です。

初めての現象だった上に、ライブビューは動いていてフリーズはしていないので、「なんか液晶の表示がひっくり返ったままだぞ?」と思って、バリアングル液晶をアレコレ動かしたのですが、表示は戻らず。(背面液晶の表示は天地がひっくり返ってますから、ライブビューはカメラが動かした方向と逆の上下方向へ動きます)

しばらく試しても直らず、「これは、もしかして……」と思って電源スイッチをオフにしてみると、

EM1M2repair03


見事に電源スイッチをオフにしても背面液晶は付きっぱなしです。もちろん、シャッターは切れませんし、操作は受け付けません。(バリアングル液晶をサイド開きする際に天地を返しているので、液晶の表示の向きは正常です)

今まではアイドル状態の際にフリーズして何の操作も受け付けず、EVF 表示も動かなくなりましたが(症状詳細は前編記事を読んで下さい)、今回一発目は背面液晶のライブビューが動いている状態で初めてでした。

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「えー、直ってないのかよ」と思いつつも、新しい不具合パターンだったので、今までのようなフリーズは直っているのかもしれない、などと有り得ない妄想もしましたが、それらも速攻で打ち砕かれました。

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↑上の例は、EVF 表示は小径が写ってる状態でフリーズしていますが、カメラは空の方へ向け、その状態でスマホで撮ってます。前編記事で説明した症例と同じです。

小一時間ほどブラブラと紫陽花を見ながら撮影していましたが、その間のフリーズは5回。そのうち1回は完全なフリーズとも、上記で説明した背面液晶の状況とも違う症状(たぶん、フリーズが発生する瞬間を EVF で見た感じ)でしたが、文字での説明も難しいので略します。(オリンパスに電話で症状を伝えるのも困った)

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どうなんでしょうねえ。症例と解決策を掴んでもらって、今後のために活かしてもらいたいとは思ってるですけど、また修理出してしばらく帰ってこないのは困るし(今回は2週間弱)、そもそも、これからはそんなに長いこと使えなくても我慢できる期間があまりない。

かと言って、フリーズ頻発するカメラを使うのは困るし、それ以上に撮影テンションがダダ下がり。バッテリー抜きではないと復旧しないので、事実上バッテリーグリップは使えない。(バッテリーグリップ付けてフリーズすると本当に面倒。前編記事参照)

前回の E-M10 Mark II の記事でも書いたように、なんだかんだ文句言いつつもしばらくは E-M1 Mark II とオリンパスのシステムを使っていくつもりでいたわけですが、正直なところ、これで直ってない/直せていないとなると

マジでコレどうしたもんかな……


となっています。本気で悩みます。AF がアホでも色々不満があっても何でもちゃんと動く道具なら工夫もできますが、ランダムにフリーズされるとユーザーはどうにもできずに、お手上げですからね。

過去記事で書いたように、オリンパスのサポート、サービスは良いとは思うものの、今回の経緯で「オリンパスの検証、テスト基準」については不信感を持たざるをえませんし、製品もこんな基準で設計製造してるの?とも思わざるをえないわけです。

一例を全てに適用する気はないですが、従来カメラやパソコンでハズレ個体にそうそう遭ったことはなかった私が、オリンパスでは半年で2台買ったカメラが両方とも速攻で修理行き。1台ならともかく2台ともですから、いくら良い印象があっても不信感が上回ります。(こうなると他人の評価は関係ないですからね)

使い方は従来のキヤノン機、ミラーレス機なら以前の富士フイルム機やソニー機と変わらない使い方ですし、そもそもミラーレス機は華奢だから EOS & EFシステムに比べれば随分と丁寧に扱ってるつもりなんですがねえ┐(´д`)┌

まぁ、ちょっとした誘惑に駆られて一眼レフシステムを手放してまでオリンパスを本気使ってみようとしたことによる天罰なら仕方ありませんけどね(ヤケクソ)



ぶっちゃけ、ハズレ個体は別個体に交換するのが最良かつ最速の手段ですが、今の個体を売って E-M1 Mark II に買い換えるくらいならニコンかキヤノンへ戻る一択です。今の不信感、今後の苦労を考えれば、また E-M1 Mark II を買い直す選択肢はない。

ただ、こんな不安定極まりない個体をシレッと売って誰かの手に渡るのはできるだけ避けたい、という思いもありますし、せっかく色々と工夫してきたつもりだし、今後改善するところもあるだろうに、すぐに手放すのも本意じゃない。

ですから、今のところは、もう一度だけは修理に出そうかな、とは思っています。

が、撮りたいものを撮れることが最優先ですし、撮れるチャンスが二度とないかもしれないものもあるので、撮影したい対象の日程と再修理の兼ね合いでは、何らかの決断をしなければならないかもしれません。金も手間もまたかかりますから、そうならないよう願っていますけど。

フリーズ再発の E-M1 Mark II 修理入院【前編】