先週土曜日に、今春完成して今シーズンから J3 ギラヴァンツ北九州のホームスタジアムとして使用されている球技専用スタジアム「ミクニワールドスタジアム北九州」へ行ってきました。久しぶりに

おぉ、これは良いスタジアムだわ…


と感銘を受けましたので、記憶と興奮が残ってるうちに少々記しておきたいと思います。

J3 - 2017.6.10 - Giravanz Kitakyushu vs GAMBA OSAKA U-23 (1)


このミクニワールドスタジアム北九州へは、計画が発表になった時から「完成したら行ってみたいなあ」と思っていました。なにせ、

新幹線降りたら歩いて十数分で球技専用スタジアム


というのは全国のJリーグスタジアムでも有数の至便さでしょう。アウェイサポーターには有り難い便利さです。

おまけに、バックスタンドのすぐ裏が海!という他にないロケーション。

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このスタジアムは絶対行ってみたい、体験してみたい、今シーズンのギラヴァンツは J3 だからガンバ大阪 U-23 のアウェイゲームで行ければちょうど良いな…


そう思っていたものの、航空祭遠征やら何やらのヒコーキイベント続きに加えて、鈴鹿サーキットでの SUPER GT タイヤテスト(それも F1 チャンピオンのジェイソンバトンが来日して乗る)があって、さらにその週末にサッカー遠征するのは厳しいな…という状況だったのですが、ピンポイントなタイミングで九州出張の予定が入ったものですから、渡りに船、超ラッキーでした♪

というわけで、夕方までにミッションコンプリートして、ミクニワールドスタジアム北九州(以下、ミクスタ)へと向かいました :D



某所からバス・電車の乗り継ぎが思いの外、上手くいって、試合開始1時間半前にはミクスタ最寄り駅、小倉駅に到着。まったく腹が減ってなかったのですが、小倉駅に来ると、かしわうどんを食わなきゃならない気がして、つい食べてしまいます(^_^;)

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小倉駅へ来るのは昨年11月末の築城基地航空祭以来ですが(雨で辛かった…)、毎年築城基地航空祭の行き帰りのたびに、駅構内でかしわうどんを食べているせいか、なんかもうパブロフの犬状態ですね。東筑軒の「かしわめし弁当」も大好きです!

かしわうどんを食して、改札を出て、小倉駅北口へ。こちらへ来るのは新幹線口の東横インに泊まった数年前以来ですね。あの時も航空祭の宿泊(築城や中津の宿が取れなかった)だけでしたから、北口はどうなってるのか良く判らないのですが、駅改札を出たところから「スタジアム」の文字が案内板に書かれていて迷う余地がありません :-)

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(改札出てから頻繁に案内標識があるので絶対迷わないレベル)

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(来たら撮ってしまうキャプテン・ハーロック)

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(帰りに、北九州民は動く歩道でみんな止まってる!と驚いた大阪民でした ^^;)


案内板やスタジアムへ行くであろう人たちの流れについて陸橋の上を進んでいき、西日本総合展示場の中を抜けると、ミクスタがすぐ近くに見えました。この西日本総合展示場を抜けるまでは小倉駅からずっと屋根のあるところを通ってくるので、新幹線駅から近いだけでなく、

最後の数百m以外は雨に濡れなくて来れるスタジアム


ってのも、なかなか素晴らしいですね。スタジアムも屋根付きですから、

いっそ、残りの数百mの間も屋根付き通路を付ければ、雨の日でも全く濡れることなく観戦できるスタジアムになるのになあ


などと思ったり。費用捻出の点その他を考えると難しいと思いますが、屋根付き専用スタジアムは増えてきたものの、最寄駅から濡れなくてスタジアム入りできるところは日本ではまだないですからねえ。

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(西日本総合展示場の中を抜けていく)

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(抜けると、ミクスタの屋根が見える)


それにしても、ギラヴァンツ北九州の旧スタジアムである本城陸上競技場へは、ガンバ大阪が J2 に降格した年のアウェイゲームで行っていますが、新幹線→在来線→シャトルバスだったことを思うと隔世の感があります。

その時はガンバ大阪のホームスタジアムも万博記念競技場で、お互い陸上トラック付きの見づらく古臭いスタジアムだと親近感?を覚えていましたが、今はどちらも立派な専用スタジアムになったものの、他は日本一レベルでもアクセスだけは最悪に近い烙印を押されている吹田スタジアムに比べると羨ましい限りです。

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キックオフ1時間ほど前に、ミクスタに到着。なかなか良い感じのスタジアムというのが外観からも伝わってきそうです。メインやゴール裏のスタンドの傾斜が結構ありそうです。

ここしばらく、ギラヴァンツのホームゲームの平均入場者数は3千人台で推移していたと記憶していますが、新スタジアム効果で人が増えているのか、またこの日は今季初のナイトゲームのせいか、スタジアム前はかなり賑わっていました。

また、ガンバ大阪のゴール裏で観戦しようと思っていましたが、やはり初ミクスタのアウェイゲームなのか、前日にチケット状況を見るとアウェイ・ゴール裏の自由席は完売してました。(さすがにビックリしたw)

てなことで、むしろゴール裏より行きたかったバックスタンドのチケットを心置きなく購入して向かいます。

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ガンバ大阪のユニを着たアウェイサポーターも、ホーム側ゴール裏を通ってバックスタンド、アウェイ側ゴール裏へ行けちゃう “緩さ” は J3 ならではというか、時には殺伐感も漂う J1 のスタジアムでは有り得ないことですが、個人的にはこのマッタリとした、日本の Jリーグらしい雰囲気が大好きです :-)

自治体に頼らず、寄付金だけで作った吹田スタジアムは「金をかけるところにはかけるが、かけなくても良いところはとにかく金をかけない」精神ですので、観戦環境は日本一と言っても良いものの、外観とかコンコースは金をかけずにコンクリート打ちっ放しですが、ミクスタはシンプルながら比較的ちゃんとされています。

(吹田スタジアムの名誉のために言っておくと、無骨な外観ではあるものの座席の質や屋根のカバー範囲は Jリーグスタジアムでは最上クラスですし、コンクリ打ちっ放しのコンコースですが多くの中継モニターがあるなど設備は素晴らしいものがあります。見栄えより中身なスタジアムです :-)

Flickr: ガンバ大阪・新スタジアム竣工式&スタジアム基金寄付者内覧イベント (2015年10月10日)

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通りがかりにゴール裏の上層階にもちょっとお邪魔しましたが、しっかりした傾斜とオーバーハングで、ピッチとの距離はかなり近く、上層階でも見やすい環境が作られていて、下層階のピッチとの近さだけでなく

どこの席からも見やすく観戦できるスタジアム


になっています(細かい端の方は判らないけれど)。素晴らしいですね。

唯一気になったのは、フェンスが安全性を考慮して高めになっているので、上層階最前列の人はフェンスの合間からピッチを見る感じになって、その点だけは気になるかもしれません。

もっとも、見やすさ最優先で上層階の最前列のフェンスが「大人がバランス崩したら落ちなくない?」と思うくらい低い吹田スタジアムの方が珍しい造りなので、ミクスタが悪いとかそういうわけではありませんので、念のため。

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(南シーサイドスペース)

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(南シーサイドスペースをバックスタンドから見たところ)


バックスタンドの方へ回ろうとすると、ホーム側ゴール裏のバックスタンド側の隅には「南シーサイドスペース」なるものがありました。

発売チケット券種にはないようなので、誰でも入れるのか、どうやったら入れるのかは判りませんでしたが、VIP シートみたいな敷居の高さはなく、テラスみたいなエリアで、まったり酒を飲みつつ見るには良さげでしたね。

そしてその横から階段でバックスタンド裏の通路へ降りていくわけですが…

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「おお、本当にスタンド裏がすぐ海だ」と思っちゃう造り。写真で見て知っていても、やはり新鮮というか、なんというか感動?がありますね。これこそ、オンリーワン・スタジアム。

そしてバックスタンド裏の景色も素晴らしい。先週の土曜日は天気が下り坂で、夕方にはすっかりドン曇りでしたけれど、晴れた日は眺めも最高でしょう。ってか、ホーム側ゴール裏からアウェイ側を見ると本州、下関が見えるのか…また晴れた日に来てみたいですなあ。

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(バックスタンドの通路へ降りる階段から)

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(バックスタンド最上段のフェンス越しに)

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(バックスタンド下の通路から)


スタジアムのあちこちを眺めて感心しながら、やっとバックスタンド最前列に着席。メインスタンドおよびゴール裏のスタンドの三方には屋根がありますが、バックスタンドだけは屋根がなく、またスタンド自体もかなり小さい造りになっています。

これは将来、スタジアムの収容人数を拡張する時のためにバックスタンドは最小限のものにしているためで、現行の1万5千人規模から2万人規模へ拡張する時は海の突き出す形で大きなバックスタンドを作るそうです。今の観客数では拡張する理由がありませんが、将来的には海に突き出したスタンドも見てみたいですねえ。眺めも良さそう!

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そして何より、スタンドとタッチライン・ゴールラインとの距離 8m、さらにピッチ面と同じ高さで観戦できるという日本初の「ゼロタッチ」スタンド。近い!低い!

球技専用スタジアムの良さ、それもピッチと観客席の間を極力近くしたスタジアムの良さは吹田スタジアムで嫌というほど実感していますが、このミクスタもまた素晴らしい。

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バックスタンドの最前列に座っていると、まさに選手と同じアイレベル。タッチラインとスタンドの距離は吹田スタジアムの方が 1m 短いのですが、目線が低いこともあって、バックスタンドからは

吹田スタジアムより迫力あるわ…


って感じでした。(吹田スタジアムはタッチラインとスタンドの距離は 7m、ゴールラインとスタンドは 10m。国際試合を行うための FIFA ルールでの最小距離になっています)

もちろん、ミクスタよりスタンドとフィールドが近いスタジアムはあるのですが、新設されて屋根付きその他の観戦環境が整ったスタジアムでここまで近く、そして低いのは驚きです。

(誤解のないように付け加えておきますと、ミクスタに限らず、試合をきちんと把握して観戦するには、ある程度俯瞰できる席の方が見やすい/分かりやすいです。前方席では選手が重なりあう視点になり、見づらい/判りづらいことも多く、色々な選手の配置や動きを把握しにくいので、迫力重視でないとお勧めはしません)

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(スマホカメラに近い 28mm 広角で撮ってこれくらい)

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(安価なキットレンズ 80mm 相当で撮っても、これくらい近い)


感覚としては、陸上競技場をホームスタジアムにしているクラブの幾つかで採用されている、トラック上に作った仮設スタンドで見る座席に近いです。

ガンバ大阪も以前の万博記念競技上ではエキサイティングシートという名で用意されていましたし、京都サンガも同じくエキサイティングシートという名前で、セレッソはセブンイレブンシート、松本山雅FC に至っては球技場なのにエキサイティングピッチシートという座席を作っていますが(スタンドとフィールドとの間が広いため)、それと似た感覚の視点でしたね。

座席自体は長椅子ではなく個別の椅子になっているものの、ホームスタンド中央の指定席エリア以外は背もたれなし、カップホルダー、肘掛なしのシンプルな座席になっています。これはコストを考えれば仕方ないのでしょう。(将来 ACL に出場することになれば要改修)

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そして、ここまでスタンドからフィールドが近く、さらに視点が低いとなると、一般人がサッカー撮影するにはベストのスタジアムの一つ、と言っていいでしょう。

スポーツ写真らしく撮影するには、フィールドとの近さも重要ですが、何よりも視点の低さが重要です。選手を撮影して背景がボケる近さ、そして背景がスタンドであるくらいの視点の低さ。

いくらフィールドが近くても、超望遠レンズその他で選手を引き寄せて撮っても、「上から目線」の写真は正直スポーツ写真としては成り立たないことが多く微妙です。上から撮ると顔が写らなかったり、影になったりもしますし、頭を撮っても証拠写真、スナップ写真でしかないです。

その点、ピッチサイドのプロカメラマンほどの視点の低さ、近さはないものの、一般人がスタンドから撮れる環境としては、これほどのスタジアムはなかなかありません。(視点の低いスタジアムは他にもあるけど、色々な点で写真を撮れる環境ではないスタジアムが多いので)

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ピッチが近い分、比較的短いレンズでも迫力ある写真は撮れます。手前側ピッチなら 375mm 相当の小型望遠レンズでも、ほとんどトリミングなしで上記写真のような構図で撮れます。

(カメラもレンズもショボいので AF の甘さや画質の悪さはご容赦。上記写真でボールが縦に歪んでいるのは電子シャッターを使ってるため。メカシャッターなら起きません)

サッカースタジアムは本来観る、応援するところであって撮影するところではありませんから、長い超望遠レンズを持ち出して撮るというのは周りの迷惑になることもなります。(観客が少ない間はそうでもないでしょうけど)

ですから、迷惑にならない範囲(機材)での撮影が必要ですが、ミクスタなら APS-C 一眼レフ+300mm クラスの短いレンズでも十分迫力ある写真が撮れる近さです。

(近い分、速くて正確な AF のボディ&レンズは必須ですし、ナイトゲームになれば近い分だけ高速シャッターが必要になりますが)

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ただ、どこのスタジアムでもナイター照明には癖があるものです。ここミクスタの場合、スタンドからの撮影では

照度は Jリーグスタジアムの中では決して暗くないけれど、両ゴール側は陰影が強くつきやすく、バックスタンドからメイン側のタッチライン際は影になって、かなり暗い。


ことは注意が必要でしょう。(上記写真のように逆タッチライン側は影がきつくて捨てるしかない暗さでした…)

あと、照明の色温度は Jリーグスタジアムにしては珍しく色温度高めかと思いますが、場所によって変な色かぶりはしないので、最初に一発決めしたホワイトバランスで素直にやっていけるかと。

(巷のJリーグ撮影写真を見てると、みんなホワイトバランスをちゃんと撮らずに変な色になってる写真が多くて、せっかく高いカメラ買ってる人たち多いのに勿体ないなあ、と思いますね)

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E-M1 Mark II に替えてからサッカー、特にナイトゲームの写真を撮るのは諦めて、長年撮り続けてきた Jリーグ写真をちゃんと撮ることはなくなったのですが、今回は初めてのスタジアムですから、将来またしっかり撮る機会のために、露出や照明の色を確かめたかったので少し撮影しました。

(AF が今ふたつで、シャッター速度が稼げないカメラなので、お試し撮りでもピン甘&被写体ブレ&ノイジー写真ばかりなのはご容赦)

E-M1 Mark II &マイクロフォーサーズレンズの、カバンの隙間に押し込めて持って来れるコンパクトさは重宝するので(望遠レンズは他マウントだと小さくできないからねえ)、これでもうちょっと不規則/高速動体に対する C-AF が真っ当で、動体撮影に対する使い勝手がもう少しマシで、高感度画質がもう一段、いや半段でも良くて、そしてフリーズしないカメラなら、ものすごく便利かつ気に入るのになあ…なんて思ったりもしますが、まぁ無い物ねだりですわね(>_<)

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(目の前で先取点の喜びを爆発させるギラヴァンツ選手たち。辛い ToT)


というわけで、素晴らしいスタジアムのミクスタを堪能しつつ、ガンバ大阪 U-23 を応援していたのですが、今季ホーム負けなしのギラヴァンツ北九州だけあって、一時は同点に追いつくものの 1-2 で負けてしまいました。



なかなか勝てないガンバ大阪 U-23 ですが(今季観に行った試合はともに 1-2 でした…)、郡くんのプロ初ゴールもありましたし、次節以降また頑張って欲しいところです。

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(郡大夢のプロ初ゴール後の歓喜)


初といえば、ミクスタ建設計画発表時から話題になってた

サッカーボールの海ポチャも初めて起きた


のでした。それもすぐ横、目の前でしっかり観ました :-D



ホント言うと、海ポチャは既に起きていると思って、蹴り出されたボールが低いバックスタンドを超えて場外へ、海へ飛んで行った時も「おお〜、本当に起きるんだ〜」と思っていただけでしたが、あとからニュースで海ポチャは初めてだったのを知りました。

たまたま行けた試合で、ええもん見れたわ!


って感じです。

そうそうないことでしょうから、次にミクスタへ行く機会があったとしても観られるとは限りませんし、もしかすると最初で最後の「生」海ポチャになるかもしれませんからねえ。

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(これが「ゼロタッチ」。なるほどね…)

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(夜景も綺麗。そして真ん中の船が、海ポチャのボール回収船 ^^)


まぁ、そんなわけで

素晴らしい近さと低さのスタジアムと海ポチャ


を観られて、大満足のミクニワールドスタジアム北九州初体験でした(*^◯^*)

ガンバ大阪 U-23 が負けたのは残念だったし、E-M1 Mark II はフリーズ連発して呆れる状態でしたが、ミクスタの良さやら海ポチャやら超ご機嫌で北九州を後にできました :D

ただ、先週土曜日の観客数は6千人ちょいで、ギラヴァンツのホームゲームとしては多い方だったようですが(今季3番目の多さだけど、ホーム開幕戦は入場無料だったので実質2番目)、

こんな素晴らしいスタジアムなのに
もっともっと来ないと勿体ないよ、北九州市民!


って感じましたね。

ギラヴァンツも新スタ効果で結構増えているのは Jリーグのデーターを見ても判りますし、J3 としてはトップだろうと思いますが、元々 J3 にいるようなクラブじゃないし、都市圏人口とスタジアムの素晴らしさを考えればもっと増えてもおかしくないと思うのです。

上から目線的な物言いになってしまいますが、日本でも1、2を争う観戦環境の吹田スタジアム年パスユーザーからしても、ミクスタは素晴らしいと思います。アクセスと周辺景色の良さは及ぶべくもなくて羨ましいくらいですからねえ。

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ともあれ、ユアスタ、フクアリ、ベアスタのような駅から至便の、屋根付き専用スタジアムがまた一つ増えて本当に良かったです。次は亀岡(京都パープルサンガ)の番ですかねえ。

そして個人的には、これでまた一つ、観に行っていない Jリーグスタジアムの観戦をクリアできたので、次は九州で唯一行けていない鹿児島ユナイテッドFCの鴻池陸上競技場か、まだ手つかずの東北に沢山ある J3 クラブのスタジアムへ足を運びたいところ。

それにしても、ホント良いスタジアムだったので、また行きたいです>ミクスタ

【追記】
帰りの新幹線は(初めてのスタジアムだし)余裕を持って試合終了から1時間少々あとの新幹線を予約していたのですが、試合終了後に随分とゆっくりしてから(写真とか撮ってた)スタジアム出たのに、駅で40分以上の待ち時間があった。近い!もう1本早い、45分も早い出発の新幹線でも間に合ったわ…

(つーか、山陽新幹線上りは博多駅発2109最終みずほ、2051最終ひかりの前が、2008さくらまで飛ぶのが出張のたびに毎度なんだかなーである。間に1本くらい、20時半くらいにのぞみ or みずほ出して欲しい)