先週末の美保基地航空祭は楽しかったけど、写真整理…というか写真捨てに追われてる日々の今週です。いつものことですが、辛いです(>_<)
今回は航空祭お初のカメラだったので試行錯誤も多く、さらには
的な撮り方をしてしまったので、思いの外撮影枚数が増えて後で困ってます。(もっとも無駄に連写をバラまいたお陰で C-AF のヒット率の低さを救済できている場合も少なくなかったですけれど…)
とにかく残す写真以外はどんどん捨てていかないと、今週末の彦根城築城410周年記念ブルーインパルス展示飛行や、来週以降に予定している撮影写真を、HDD 残容量の少ないパソコンに取り込めなくなってしまいます(>_<)
あと、以前も書きましたが、撮影写真を拡大チェック→削除という繰り返しがサクサクできないのが E-M1 Mark II の欠点の一つであり、
と思っているのですが、その結果、遠征先から戻って以降、終わらない写真整理を従来より余計にやる羽目になってる次第です。(ブログ書いてるのは写真整理からの逃避行動 ^^;)
■ 一ヶ月の E-M1 Mark II × 動体撮影で感じたこと、改善されるべき点【後編】撮影画像の再生と削除の使い勝手など
面倒臭い写真整理をできるだけ避けるならば、大して興味ない&上手くも撮れない花とかを撮らなきゃいいのですが、前回、前々回の記事で書いたように、適当花スナップや旅スナップだと E-M1 Mark II は実に楽しく撮れるんですよねえ。
■ サクラは空に描くアレしか興味はないけれど 〜花の季節に便利に使った E-M1 Mark II 【前編】
■ 関西でネモフィラ 〜花の季節に便利に使った E-M1 Mark II 【中編】
美保基地航空祭遠征時も、航空祭前日は朝方にブルーインパルスの予行フライトを撮ったあとは、連れ合いと境港の街を歩いたり、周辺を軽くドライブしたり、そういう時には本当に E-M1 Mark II はちょうど良いし、信頼もできるカメラです。
旅スナップ時に、航空祭で本来撮りたい被写体を撮ってる時の不安、ストレスとは無縁で心地よいのは、何度も書いているように購入目的からすると本末転倒なのですが、これだから動体撮影でいくら不満があっても「意外と良いカメラだね」という気持ちは消せなかったりします。
特に 12-40mm F2.8 PRO との組み合わせは購入以来、一番のお気に入り。自分の被写体的にどうしても望遠レンズの出番が多くなり、普段の 12-40mm の出番は多くないのですが、
そう思えるくらいです。それでいて安価。
12-40mm F2.8 PRO を購入して早速試し撮りに使ったのは、前回記事で書いた国営明石海峡公園でしたが、続いて撮りに行ったのが兵庫県丹波市にある白毫寺の九尺藤。
京阪神では既に藤の季節は完全に終わっていたのですが、山間部の丹波・白毫寺ではゴールデンウィークを過ぎてもまだ見頃が続いているということ、ライトアップがあること(E-M1 Mark II の手振れ補正の強力さを標準ズームの手持ち夜景で試したかった)、そして天台聲明公演なるものが開催されることだったので、その公演の日に訪れることにしました。
今回は航空祭お初のカメラだったので試行錯誤も多く、さらには
正直言って C-AF に信用できないところも多いし、陽炎厳しいから、とりあえずバラ撒いておくか
的な撮り方をしてしまったので、思いの外撮影枚数が増えて後で困ってます。(もっとも無駄に連写をバラまいたお陰で C-AF のヒット率の低さを救済できている場合も少なくなかったですけれど…)
とにかく残す写真以外はどんどん捨てていかないと、今週末の彦根城築城410周年記念ブルーインパルス展示飛行や、来週以降に予定している撮影写真を、HDD 残容量の少ないパソコンに取り込めなくなってしまいます(>_<)
あと、以前も書きましたが、撮影写真を拡大チェック→削除という繰り返しがサクサクできないのが E-M1 Mark II の欠点の一つであり、
モッサリ&不便な挙動に苛つきながら、ちまちまと進まない撮影画像チェック&取捨選択を現地や宿泊先でするくらいなら、帰宅後にまとめてやった方が手っ取り早いわ
と思っているのですが、その結果、遠征先から戻って以降、終わらない写真整理を従来より余計にやる羽目になってる次第です。(ブログ書いてるのは写真整理からの逃避行動 ^^;)
■ 一ヶ月の E-M1 Mark II × 動体撮影で感じたこと、改善されるべき点【後編】撮影画像の再生と削除の使い勝手など
面倒臭い写真整理をできるだけ避けるならば、大して興味ない&上手くも撮れない花とかを撮らなきゃいいのですが、前回、前々回の記事で書いたように、適当花スナップや旅スナップだと E-M1 Mark II は実に楽しく撮れるんですよねえ。
■ サクラは空に描くアレしか興味はないけれど 〜花の季節に便利に使った E-M1 Mark II 【前編】
■ 関西でネモフィラ 〜花の季節に便利に使った E-M1 Mark II 【中編】
美保基地航空祭遠征時も、航空祭前日は朝方にブルーインパルスの予行フライトを撮ったあとは、連れ合いと境港の街を歩いたり、周辺を軽くドライブしたり、そういう時には本当に E-M1 Mark II はちょうど良いし、信頼もできるカメラです。
旅スナップ時に、航空祭で本来撮りたい被写体を撮ってる時の不安、ストレスとは無縁で心地よいのは、何度も書いているように購入目的からすると本末転倒なのですが、これだから動体撮影でいくら不満があっても「意外と良いカメラだね」という気持ちは消せなかったりします。
特に 12-40mm F2.8 PRO との組み合わせは購入以来、一番のお気に入り。自分の被写体的にどうしても望遠レンズの出番が多くなり、普段の 12-40mm の出番は多くないのですが、
F2.8 通しの標準ズームなのに小型軽量で、E-M1 Mark II ボディに付けてもレンズヘビーにならないバランスがスナップカメラとして実に心地よく、素晴らしい。ボケも綺麗だし解像感も満足できるし、旅カメラ的な使い方では過去色々使ってきた中で最も満足できる組み合わせかも。
そう思えるくらいです。それでいて安価。
12-40mm F2.8 PRO を購入して早速試し撮りに使ったのは、前回記事で書いた国営明石海峡公園でしたが、続いて撮りに行ったのが兵庫県丹波市にある白毫寺の九尺藤。
京阪神では既に藤の季節は完全に終わっていたのですが、山間部の丹波・白毫寺ではゴールデンウィークを過ぎてもまだ見頃が続いているということ、ライトアップがあること(E-M1 Mark II の手振れ補正の強力さを標準ズームの手持ち夜景で試したかった)、そして天台聲明公演なるものが開催されることだったので、その公演の日に訪れることにしました。
■ 白毫寺|兵庫県丹波市|九尺藤・セッコク・紅葉
丹波の白毫寺は関西エリアの藤の名所としては指折りですから、知っている方も多いでしょう(奈良県にも有名な白毫寺はあるけど、兵庫県です)。九尺藤で有名であり、藤の花の季節(ゴールデンウィークから5月中旬)には「九尺ふじまつり」が開催されています。
白毫寺は舞鶴若狭道の春日ICから国道175号線を北上し、県道283号線へ入って山間部へ進んでいくのですが(バスなどはなく公共交通機関の場合は市島駅からタクシー)、藤の季節には国道から折れる交差点周辺から「九尺ふじまつり」の幟と案内があちこちにあるので、そう迷うこともないと思います。寺へ向かう車、帰ってくる車もひっきりなしですしね。
大阪北部からは高速を使えば1時間くらいで行けるところですが、天台聲明公演は日没近くから行われるということで急ぐ必要もなく、午後から下道で向かいました。(R173→R372→丹南篠山口〜春日間のみ舞鶴若狭道使用)
途中でカフェやら蕎麦屋さんに立ち寄ったり、蕎麦屋のご主人から石像寺は良いところだよ、と聞かされれば、石像寺の「四神相応」の石庭を見に行ったり。丹波地方から舞鶴エリアは免許取りたての頃から昼夜問わず頻繁にドライブしていたところですので、それなりの土地勘はあります。
そして、夕暮れ近くになってから、ようやく白毫寺へ。ゴールデンウィークのピーク時期には、お寺からずっと離れた県道近くまで幾つもの臨時駐車場が満車になるくらい人が押し寄せますが、花も人もピークがやや過ぎたくらいの夕方でしたから、一番近くの駐車場に停めることができました。(それでもライトアップがあるので、次々と車がやってきてました)
拝観料 300円を納めて境内へ。趣のあるお庭があったり、クジャクがいたりしましたが、境内を通り過ぎて裏手に行くと、見事な藤棚があります。
白毫寺の藤棚は高さが低く、棚の下には、やや屈んで入らなければならないのですが、それがまた目線と近くて圧巻です。
ちなみに、「九尺ふじ」というのは品種の名前であって、九尺(2m70cm程度)も伸びるわけではありませんが、1m50cm くらいまで成長するらしく、藤棚は見事なものでした。
藤棚はL字型にかなり長いため、多少人が多くても十分に愉しむ広さがありますが、ゴールデンウィークには寺から離れたところまで幾つもある臨時駐車場が満車になって周辺道路が渋滞するくらいの人出だそうですから、その時はかなり混雑するのかもしれません。
あと、日没まで1時間以上もある頃からライトアップ狙いのカメヲタが藤棚の下で三脚置いて場所取りをしていて、(被写体として絵になりそうな枝ぶりの)一部の木の周りには近づけなかったり、挙句場所取りしてる藤棚の下でパンや弁当を食ってたり…と、さすがにそれらは興ざめでした┐(´д`)┌
私も飛行機撮影などで撮影対象待ちをしますから気持ちは判らなくないのですが、綺麗な藤棚を観に来てる観光客がいっぱいいる中で、藤棚の下で弁当食う人の気が知れないです…
そんなことはありましたが、しばらく藤の花を愉しみ、日没が近づいてくると天台聲明公演が始まる頃合いになりました。藤棚に囲まれた中に椅子が並べられ、間もなく公演開催の声がかかります。
周囲を見ていると、天台聲明公演を目当てに来られている方はあまり多くないのか、何が始まるんだろう?的な雰囲気でしたが、用意された椅子に座ってしばし待っていると、僧侶の皆さまが読経とともに入場されてきました。
「天台聲明」というのは天台宗において法要儀式に際して経文や真言に旋律抑揚を付けて唱える仏教声楽曲とのことです。
■ 天台宗 > 天台宗について > 天台声明(てんだいしょうみょう)
今回の天台聲明公演では金剛界曼荼羅供法要の「四智梵語讃」「云何唄」「散華」「対揚」「五悔」「五大願」「百字讃」「百八讃」「終讃」の9曲が披露されました。(いただいたパンフレットから)
各宗教・宗派で色々な声明があり、私自身の家が天台宗というわけではないので初めて聴くものでしたが、多くの僧侶の皆さまが唱えられる声明は、なかなか迫力ある素晴らしいものでした。(肉声ですからね ^^)
ただ、白毫寺へ来る時から雲行きが少々怪しかったところ、天台聲明公演の途中で雨が降ってきました。お坊さんの高価な袈裟は雨に弱いらしく、公演は一時中断、皆さん速攻で屋根のあるところへ一時退避されました。
雨はごく弱いものでしたので、雨が止む間、そしてお坊さん方が着替えて装いを改めて公演が再開されるまでの間、ライトアップされた藤の花をちょいと撮影。
E-M1 Mark II の手ぶれ補正の強力さを実感するために、全て手持ち。車に三脚もありましたが、先のアレを見ていたらそんな気も失せました。お気楽撮影ですしね(^_^;)
個人的に、画質をとやかく言わなければ E-M1 Mark II は ISO 1600 までは許容範囲と感じていますので、ISO 1600 上限で撮影。シャッター速度が 1/10 秒未満になることが多々ありましたが、広角〜標準域なら全くの余裕。
シーンによって 1/60秒というシャッター速度になっていたのを後で見ると、ISO 1600 上限の ISO AUTO で撮るのではなく、意図的に ISO 下げて撮れば良かったな、と思うくらいです。
バリアングル液晶で地面近くから見上げるアングルも撮りやすいし、12-40mm F2.8 PRO は開放で使っても不満ないし、マイクロフォーサーズゆえ F2.8 でもそれなりの被写界深度が確保されるし、初めて夜間スナップに使ってみたけど良い印象しかなかったですね。
もちろん、フルサイズ機の EOS 6D + EF16-35mm F4L IS USM で夜スナップしていたのと比べると高感度画質は大きな差がありますが、お気楽スナップ撮影なら全く許容範囲、軽量さでお釣りが来る感じです。
それに静止体相手で三脚使えるなら、画質を求める場合は三脚を使えば良いだけですし、カメラとレンズが軽い分、三脚を持つ余裕も出ます。三脚は今まで GITZO 4型をメインに使ってきましたが、E-M1 Mark II と標準ズームなら軽い2型トラベラーで済ませられることも多くなりそうです。
通り雨も止み、お坊さん方の着替えも終わって公演再開。とっぷり暮れると、響き渡るお坊さんの合唱はさらに幻想さを増す感じで、素晴らしいものでした :D
兵庫天台佛教青年会など兵庫県の天台寺院の有志の方々が、東日本大震災を始め各地の災害現場で瓦礫・土石撤去や慰安のボランティアを行うとともに、天台声明の公演を無料開催して募金活動を行っているとのことで、今回も「幽玄のしらべ・チャリティー天台声明公演」と銘打たれており、その活動には敬意しかありません。
藤の花だけを目当てに来られた方々にその思いがどこまで伝わっていたのか判りませんが、私としてはその活動と素晴らしい声明を聴かせていただいたことに心より感謝をしたいと思います。
丹波の白毫寺は関西エリアの藤の名所としては指折りですから、知っている方も多いでしょう(奈良県にも有名な白毫寺はあるけど、兵庫県です)。九尺藤で有名であり、藤の花の季節(ゴールデンウィークから5月中旬)には「九尺ふじまつり」が開催されています。
白毫寺は舞鶴若狭道の春日ICから国道175号線を北上し、県道283号線へ入って山間部へ進んでいくのですが(バスなどはなく公共交通機関の場合は市島駅からタクシー)、藤の季節には国道から折れる交差点周辺から「九尺ふじまつり」の幟と案内があちこちにあるので、そう迷うこともないと思います。寺へ向かう車、帰ってくる車もひっきりなしですしね。
大阪北部からは高速を使えば1時間くらいで行けるところですが、天台聲明公演は日没近くから行われるということで急ぐ必要もなく、午後から下道で向かいました。(R173→R372→丹南篠山口〜春日間のみ舞鶴若狭道使用)
途中でカフェやら蕎麦屋さんに立ち寄ったり、蕎麦屋のご主人から石像寺は良いところだよ、と聞かされれば、石像寺の「四神相応」の石庭を見に行ったり。丹波地方から舞鶴エリアは免許取りたての頃から昼夜問わず頻繁にドライブしていたところですので、それなりの土地勘はあります。
そして、夕暮れ近くになってから、ようやく白毫寺へ。ゴールデンウィークのピーク時期には、お寺からずっと離れた県道近くまで幾つもの臨時駐車場が満車になるくらい人が押し寄せますが、花も人もピークがやや過ぎたくらいの夕方でしたから、一番近くの駐車場に停めることができました。(それでもライトアップがあるので、次々と車がやってきてました)
拝観料 300円を納めて境内へ。趣のあるお庭があったり、クジャクがいたりしましたが、境内を通り過ぎて裏手に行くと、見事な藤棚があります。
白毫寺の藤棚は高さが低く、棚の下には、やや屈んで入らなければならないのですが、それがまた目線と近くて圧巻です。
ちなみに、「九尺ふじ」というのは品種の名前であって、九尺(2m70cm程度)も伸びるわけではありませんが、1m50cm くらいまで成長するらしく、藤棚は見事なものでした。
藤棚はL字型にかなり長いため、多少人が多くても十分に愉しむ広さがありますが、ゴールデンウィークには寺から離れたところまで幾つもある臨時駐車場が満車になって周辺道路が渋滞するくらいの人出だそうですから、その時はかなり混雑するのかもしれません。
あと、日没まで1時間以上もある頃からライトアップ狙いのカメヲタが藤棚の下で三脚置いて場所取りをしていて、(被写体として絵になりそうな枝ぶりの)一部の木の周りには近づけなかったり、挙句場所取りしてる藤棚の下でパンや弁当を食ってたり…と、さすがにそれらは興ざめでした┐(´д`)┌
私も飛行機撮影などで撮影対象待ちをしますから気持ちは判らなくないのですが、綺麗な藤棚を観に来てる観光客がいっぱいいる中で、藤棚の下で弁当食う人の気が知れないです…
そんなことはありましたが、しばらく藤の花を愉しみ、日没が近づいてくると天台聲明公演が始まる頃合いになりました。藤棚に囲まれた中に椅子が並べられ、間もなく公演開催の声がかかります。
周囲を見ていると、天台聲明公演を目当てに来られている方はあまり多くないのか、何が始まるんだろう?的な雰囲気でしたが、用意された椅子に座ってしばし待っていると、僧侶の皆さまが読経とともに入場されてきました。
「天台聲明」というのは天台宗において法要儀式に際して経文や真言に旋律抑揚を付けて唱える仏教声楽曲とのことです。
■ 天台宗 > 天台宗について > 天台声明(てんだいしょうみょう)
今回の天台聲明公演では金剛界曼荼羅供法要の「四智梵語讃」「云何唄」「散華」「対揚」「五悔」「五大願」「百字讃」「百八讃」「終讃」の9曲が披露されました。(いただいたパンフレットから)
各宗教・宗派で色々な声明があり、私自身の家が天台宗というわけではないので初めて聴くものでしたが、多くの僧侶の皆さまが唱えられる声明は、なかなか迫力ある素晴らしいものでした。(肉声ですからね ^^)
ただ、白毫寺へ来る時から雲行きが少々怪しかったところ、天台聲明公演の途中で雨が降ってきました。お坊さんの高価な袈裟は雨に弱いらしく、公演は一時中断、皆さん速攻で屋根のあるところへ一時退避されました。
雨はごく弱いものでしたので、雨が止む間、そしてお坊さん方が着替えて装いを改めて公演が再開されるまでの間、ライトアップされた藤の花をちょいと撮影。
E-M1 Mark II の手ぶれ補正の強力さを実感するために、全て手持ち。車に三脚もありましたが、先のアレを見ていたらそんな気も失せました。お気楽撮影ですしね(^_^;)
個人的に、画質をとやかく言わなければ E-M1 Mark II は ISO 1600 までは許容範囲と感じていますので、ISO 1600 上限で撮影。シャッター速度が 1/10 秒未満になることが多々ありましたが、広角〜標準域なら全くの余裕。
シーンによって 1/60秒というシャッター速度になっていたのを後で見ると、ISO 1600 上限の ISO AUTO で撮るのではなく、意図的に ISO 下げて撮れば良かったな、と思うくらいです。
バリアングル液晶で地面近くから見上げるアングルも撮りやすいし、12-40mm F2.8 PRO は開放で使っても不満ないし、マイクロフォーサーズゆえ F2.8 でもそれなりの被写界深度が確保されるし、初めて夜間スナップに使ってみたけど良い印象しかなかったですね。
もちろん、フルサイズ機の EOS 6D + EF16-35mm F4L IS USM で夜スナップしていたのと比べると高感度画質は大きな差がありますが、お気楽スナップ撮影なら全く許容範囲、軽量さでお釣りが来る感じです。
それに静止体相手で三脚使えるなら、画質を求める場合は三脚を使えば良いだけですし、カメラとレンズが軽い分、三脚を持つ余裕も出ます。三脚は今まで GITZO 4型をメインに使ってきましたが、E-M1 Mark II と標準ズームなら軽い2型トラベラーで済ませられることも多くなりそうです。
通り雨も止み、お坊さん方の着替えも終わって公演再開。とっぷり暮れると、響き渡るお坊さんの合唱はさらに幻想さを増す感じで、素晴らしいものでした :D
兵庫天台佛教青年会など兵庫県の天台寺院の有志の方々が、東日本大震災を始め各地の災害現場で瓦礫・土石撤去や慰安のボランティアを行うとともに、天台声明の公演を無料開催して募金活動を行っているとのことで、今回も「幽玄のしらべ・チャリティー天台声明公演」と銘打たれており、その活動には敬意しかありません。
藤の花だけを目当てに来られた方々にその思いがどこまで伝わっていたのか判りませんが、私としてはその活動と素晴らしい声明を聴かせていただいたことに心より感謝をしたいと思います。
コメント
コメント一覧 (2)
E-M1とセットで買って使っていました。(手放し済み)
当時、この組み合わせで何でも撮れそう・・と価格.comに書き込みした覚えがあります。
絶品レンズというほどではないですが、価格を考えれば抜群の出来ですし、これぞマイクロフォーサーズのレンズって感じですね。
純正でこの価格でこのレンズを出してきたオリンパスの意気込みは感じます。
まあ、大口径ズームや望遠では選択肢が少ないマイクロフォーサーズですから、純正でこうでないと厳しい面もあるとも思いましたが^^;