先週の日曜日は、今シーズン初の航空祭遠征を検討していた静浜基地航空祭へは行かず、仕事しながら SUPER GT 第3戦をテレビ観戦することになってしまったわけですが、そのおかげで?ブライトリング DC-3 に続いて痛飛行機を見に行く時間的体力的余裕ができたので、良かったのかもしれません。

大阪市内から BREITLING DC-3
エロマンガ先生×イー・フライトアカデミー コラボの #痛飛行機 を撮りに行ったわけだが…

もっとも、朝から飛行機撮りに行って、夜はガンバ大阪のナイトゲームを観戦した後、そのまま夜通し車を走らせて航空祭へ…ができるほど若くなくなったのは認めざるを得ない、ここ数年です。晩ご飯食べたら、眠気に完敗です(>_<)

Twitter とかで夜勤明けに撮影遠征をしている人とかを見ていると、「あゝ写真撮影は現地へ通ってナンボの体力勝負だよなあ」というのを痛感するわけで、いやホント、体力あるうちが勝負です。特に、ある程度年齢いって大病すると、そう簡単に元には戻りませんからね…

まぁ、今回の機材変更には「小さな機材システムで動体相手にどこまでやれるか試す」目的もありますし、これから暑くなる季節では 10kg の機材を担ぐ疲労から解き放たれて、どこまでアクティブに動けるかも楽しみです。(小さく軽いと言いつつ、結局 4kg くらいの機材になることも多いのですが、以前よりはずっと軽いですからね ^^;)

HofuAirFestival2016rehearsal
(去年同時期の防府航空祭にて。今年はどんな写真が撮れるか…不安と心配 ^^;)


そんなわけで航空祭には行けていない状況ですが、それ以外はちょこまかと下手は下手なりに撮影していて、E-M1 Mark II の撮影枚数は 2万7千枚くらいに達しています。車なら既に 5,000km 走ってオイル交換の時期でしょう。(昔は 1,000km で初回のオイル交換だったけど、今の車はそんなことなくなりました)

撮影から帰ってきたら常に清掃して防湿庫へ直していますが、稼働率が高い 2本の PRO レンズは若干汚れ気味。(フードは使うけど、プロテクトフィルターの類いは雨天以外使わない派)

レンズクリーニングは昔、自分でクリーナー液を使ってやってみて大失敗した経験のある私ですから、センサー同様、お金を出してプロにやってもらう主義。特に、キヤノンみたいなフッ素コーティングではなさげで、軽く吹けば油脂分もサッと落ちそうでもないので尚更。

そろそろ、またメーカーのサービスセンターでレンズ清掃してもらおうかな?キヤノンはレンズ1本 500円だったけど、オリンパスは幾らなんだろ??


そう思ったいたところにオリンパスから、「予約制・無料カメラクリーニングサービス」実施のお知らせ、なる DM が来ました。グッドタイミング!

てなことで、先日オリンパスプラザ大阪で行われていた無料カメラクリーニングサービスへ行ってきました。初体験❤️


オリンパスの「予約制・無料カメラクリーニングサービス」はいつもやっているわけではなく、年に数回、各所のオリンパスプラザで行われているようです。人数限定の予約制、平日中心のサービスなのですが、

ボディまたはレンズ計3製品までの清掃・簡易点検が無料


という太っ腹サービスです。ありがたいです m(_ _)m

大手じゃない、富士フイルムとかリコー(ペンタックス)を使っていると、だいたいサービスが良いことを実感させられるものですが、オリンパスも素晴らしいですね。ニコン、キヤノン、ソニーでは有り得ないサービスです :-)

その昔いつでも無料だったデジタルカメラのセンサー清掃が、各社とも「保証期間内は無料だけど、その後はお金取るからね」に切り替わって数年が経ちます。センサー清掃も人件費がかかってますから、それは仕方ありません。

ただ、キヤノンはセンサー清掃有料化の時はニコンなど他社に追従する方だったのに、今では積極的に「しっかりセンサー清掃でも利益上げるぜ」な展開に。

キヤノン:サポート|サービスセンターにおける清掃・点検サービスについて

保証期間外のセンサー清掃は千円だったのに、昨年からは「あんしんメンテ スタンダード」というサービスになって

センサー清掃以外の簡易点検もやるから、これから3千円ね


と、別にそこまでは求めてないサービス込みでお値段3倍になってしまいました。「ずっと無料にしろ」とは全く思わないですけれど、1回3千円となると、なかなか頼みにくくなったのも事実。

こういうところは実にキヤノンらしいですが、そんなキヤノンでは1回3千円もする清掃&簡易点検を無料でやってくれるし、3台までOK なんていうのですから、オリンパスさん太っ腹!凄い!感謝!でしかありません。

OlympusCleaningService2


というわけで、野暮用を終えてから予約していた時間にオリンパスプラザ大阪へ。店内に入ると、入口の案内カウンター前に「カメラクリーニングサービスご予約席」というプレートが置かれたテーブルがあり、そこへ案内されました。

そういえば以前、E-M1 Mark II を試しにオリンパスプラザへ来た時、案内カウンター前にてマンツーマンで何か行われていたのを見た記憶が蘇ってきました。その時は何をやってるのかサッパリ判らなかったのですが、このことだったのですね(^^)

OlympusCleaningService3


ちなみにこの日クリーニング&簡易点検をお願いしたのは、私の今のメイン機材である
  • E-M1 Mark II
  • 40-150mm F2.8 PRO
  • 300mm F4 IS PRO

の3点。9割くらいの撮影はこの3点セット。

オリンパス機のセンサークリーニング機構は昔から定評あるところで、私も信頼して使えているので(たまに映り込んでる時はあるけど、電源オフオンで残ることは半年間未経験)、今回はセンサークリーニングが主目的ではなく、2本のレンズ清掃。
  • 使い倒している 2本の PRO レンズのレンズ表面汚れ
  • 静電気が起きやすいのか、やたら埃がつきまくる E-M1 Mark II の EVF 表面
  • オリンパス機は経験が浅いため、自分の判らない部分が多いので、動作点検も

といったあたりをお願いしました。

OlympusCleaningService4


メールの説明に「修理技術者が対面にて、簡易故障点検と清掃を行います」と書かれていましたが、本当にカウンター前のテーブルで担当者が横並びで作業してくれます。

ですから、単に清掃してもらえるだけでなく

プロのクリーニングをすぐ横で見て勉強できる


ってのは良いですね。

やっぱりセンサークリーニングもレンズクリーニングも、シルボン紙に無水エタノールを浸けて、浸けすぎないようにハンドラップはほんの軽く押しで使うんだな〜、と。理屈や方法は判るのですけれど、不器用さなら自慢しかできない私はミスってムラができたりするんですよねえ(^_^;)

ですから、レンズ表面をセーム皮の類いやレンズクリーニングペンで清掃する以上のことはやっぱりプロにお任せです。餅は餅屋 :D


(これらを買って自分で…とは何度も思うんですけど ^_^;)


それにセンサークリーニングやレンズクリーニングはプロにお任せでも、ボディの拭き方、細かいところの手入れの仕方を見てると、そういうところまでしっかりやるのか、そういった拭き方なのか、と参考になります。

とにかく、3製品も無料でやってくれる太っ腹さに加え、

無料サービスなのにここまで丁寧にやってくれるなんて…


と感激するくらいの丁寧さでした。本当に有り難いことです。

OlympusCleaningService5
(アンケートへの回答以外も、使っていてどうですか?など聞かれたり)


また、オリンパス機の経験が非常に浅い自分では機材の調子が判らないところもあるので、簡易ながらもプロに動作点検していただいて問題なし、というお墨付きを頂いたのも安心です。これで心置きなく美保基地航空祭で振り回せます :D

この「予約制・無料カメラクリーニングサービス」は、今回の日程を見ても東京や大阪でも週末は土日どちらか1日だけ、福岡では平日のみということなので、平日に時間が取れないとなかなかサービスを受けられるのは難しいですし、予約枠も早いうちに満席になることもあるようです。大阪だと同時刻に2名まででしたから、土日はすぐ埋まりそうです。

ただ、予約制ですから時間を決めてちょっとした合間にオリンパスプラザへ寄ることが可能なら、

オリンパスのデジカメを使っていて良かったと思えることの一つ


ではないかと思います。ありがたいサービスでした。

今回は本当にありがとうございました m(_ _)m