ゴールデンウィークが終わってしまいましたが、諸事情あって遠出することができず、その分積ん読の消化でもしようかと思っていたのですが、なかなか捗らずに終わってしまいました(´Д` )
さて、先日電子書籍の購入数が1万冊に達した人が、電子書籍の蔵書を背表紙で並べて画面キャプチャしてるツイートが RT されて流れてきていました。
この画面は背表紙並べで見せられる本棚機能がある「eBookJapan」だからこそできたわけで、他の電子書籍ストアではできないことの一つであり、蔵書数の多いユーザーにとっては、ちょっと羨ましい機能です。(eBookJapan のアカウントは持ってるけど、ほとんど購入してない)
私自身は、1万冊という蔵書数には永遠に辿り着かないと思いますが、BOOK☆WALKER で 2千冊以上、Kindle で千冊以上、その他の電子書籍ストアを合わせて百冊程度買ってます。BOOK☆WALKER と Kindle では 5% くらいは無料本だと思いますが、それを差し引いても電子書籍の購入数はトータルで 3千冊を超えているでしょう。
ただ、こういう数を見ると自慢できるようなものではなく、むしろ「よくまぁこんなに買ってしまったもんだ」と、自ら鼻白むしかない感じです。千冊くらいまでは「よく買ったなあ」でしたが、さすがにそれを超えてくると、おれ、アホちゃうか?という気分に(^_^;)
電子書籍は自宅での本の置き場所を気にしなくてもいいからと、去年までの数年間は明らかに買いすぎたきらいがあるので、今年はだいぶ絞っています。いるつもりです(^_^;)
ですが、電子書籍の便利さにどっぷり浸かってしまったが故に、
になってきました。大判本や写真メインの書籍を電子で読みたいとは思いませんが、コミックだけでなく一般小説や各種新書本などを読む時には、もう
と感じます。すっかりそういう身体になってしまいました。
その理由としては、以下の点があります。
こういったところでしょうか。
もちろん、電子書籍だと未だどこかしら物足りなさは感じるオールド世代ですし、新刊の電子書籍が紙書籍と同時リリースされる方がまだ少数派な上、要らなくなっても古本屋に売れないし、なにより
もあります。(アメリカの電子書籍ストアでは購入書籍を貸す仕組みも限定的ながらあるようですが)
そういった不利な点も判っているのですけど(特に新刊の発売が遅れることが多いのは辛い)、もうどっぷり電子書籍に慣れてしまって戻れなくなっています。
少し前までは電子書籍比率がどんどん高まっても、
「新刊発売日と電子書籍が同時発売じゃないレーベル、出版社、書籍は紙書籍で買おう」
「今まで紙書籍で買ってきたシリーズ本は、新刊も紙書籍で買おう」
と思っていたのですが、ここ半年くらいは
「1ヶ月後まで待つのは辛いけど、積ん読も多いから電子書籍になるのを待つか(´Д` )」
「このシリーズはずっと紙書籍で買ってきたけど、あとあと自分で自炊するのは面倒だから、もう次の巻からは電子書籍に切り替えるか」
こういうことが多くなって、紙書籍で買い続けてるシリーズもごく僅かになってしまいました。(新しく買い始めるのは電子書籍ばかりですしね)
さらに、ネットや新聞で見かけた本で読み返すことのなさそうな本は、買う前に地元の図書館の蔵書を検索してみて、あれば図書館で借りることも多かったのですが、最近は
「借りてみたのはいいけど、ハードカバーだったのか。だったら、もう電子書籍ストアで買っちゃおう」
「文庫本を借りたけど、なんか汚れも酷いし、これはちょっと読む気にならないから、Kindle で買うか」
なんてことになることが増えてしまってます。どんどん、紙の書籍離れが進む私だったりします。
もっとも、そのことが別に悪いとは思ってませんし、紙の書籍こそ正義みたいな古い考え方は別に否定はしないけど、1ミリも賛成はしないので、勝手にすれば〜と思ってます。
「電子書籍では絶対出さない」という著者がいるのも知ってますが、別にそれならそうで著者の好きにすればいいし、読みたい本は世の中、山ほどあるので、そんな電子書籍で出さないと言ってる著者の本をわざわざ紙書籍で買うこともないとも思ってます :-)
ところで、冒頭で背表紙並べ機能を羨ましいなあ、と書きましたが、
電子書籍の使い勝手を左右する機能(書籍の表示やページ送り関連、クラウド連携本棚、ダウンロード開始直後に読み始められる機能)については、各社とも劣ってる点をどんどんキャッチアップして、大きな欠点、違いは少なくなってきてますが、本棚機能は各社特長があるままです。
eBookJapan は「背表紙並べ」のような見せる機能だけでなく、フォルダを作成して自分で整理できる機能もありますし、何より「鍵付き本棚」という機能は大きなセールスポイントになっています。
BookLive! の本棚は昔からシリーズ管理をしていて、2巻以上あるシリーズは自動的にまとめられるので、長編シリーズ物をたくさん買っても無駄に本棚があふれることがありませんし、逆に BOOK☆WALKER は作品毎の「着せ替え本棚」が提供されていて、複数画面の本棚を“めくる”たびに華やかな絵柄の本棚を見る楽しみがあります。
また、honto は以前の大幅刷新時に管理機能がかなり強化され、本棚やフォルダではなくラベルの概念を採用していて、Gmail と同じように一冊に対して複数のラベル付けが可能ですから、フォルダのように1つのカテゴリーにしか入れられないということがありません。Kindle のコレクションも似たような位置付けと言えるでしょう。(使い勝手に雲泥の差があるけど)
各社多種多様な本棚機能については、どれが一番優秀か?というのはなくて、好みで左右されるものですし、経験上
ので、書籍購入数が数十冊の人と数百冊の人と、千冊を超えてきた人では、使いやすい本棚機能にも差がありますので、難しいところです。
例えば BOOK☆WALKER の「着せ替え本棚」は数百冊レベルまでは楽しく使えていたのですが、本棚のページ数が何十ページにもなると結構難儀なことになります。今の私の BOOK☆WALKER の本棚は 60ページを超えていて、本棚を探すのにいささか手間を感じる時があります。
(BOOK☆WALKER には eBookJapan や BookLive! 同様、私なんかは足元にも及ばない大量購入者が多数いるらしいですから、彼らの本棚がどうなってるのか、苦もなく使えているのか知りたいところです :-)
逆に、本棚機能がない、コレクションも微妙な使い勝手の Kindle ですが、冊数が多くなると本棚で探すより検索機能を使った方が速くて多用するので、個人的には Kindle の書籍管理機能が最低である欠点も意外と薄れてくる印象です。良くはないけど、「もうええか」みたいな。
(検索機能メインになると、しばらく読んでなかった本の発掘がしにくくなるのが欠点ですが…)
ただまぁ、Kindle に関して言えば、書籍整理機能がいくらダメダメでも
という持論があるので、電子インク端末のある Kobo か Kindle に限定されちゃうのは仕方ありません。
Amazon Kindle の商売批判的な記事がネット上を賑わすこともありますが、一利用者の私にとっては電子インク端末が使えるか否かは他人の商売より重要ですしね :-)
■ ごく個人的な 2016年の電子書籍利用事情 〜多様なストア利用から Kindle 比重が高まった一年
(Voyage のモデルチェンジ、まだですかねえ。出たら買うつもりでいるのですが…)
さて、先日電子書籍の購入数が1万冊に達した人が、電子書籍の蔵書を背表紙で並べて画面キャプチャしてるツイートが RT されて流れてきていました。
ついに大台に到達しました1万冊(10017冊)。WQHDのノートPCで表示に失敗しまくったので自宅のPCで展開しました。だいぶ雑誌増えたなという印象…中段の緑が週サン、水色がジャンプ(たぶん増刊)、灰色が週チャン、その隣が週マガです。だいぶ幅きかせてる #ebookjapan pic.twitter.com/PgRYhSBsHc
— Ciron (@Ciron460) 2017年4月28日
この画面は背表紙並べで見せられる本棚機能がある「eBookJapan」だからこそできたわけで、他の電子書籍ストアではできないことの一つであり、蔵書数の多いユーザーにとっては、ちょっと羨ましい機能です。(eBookJapan のアカウントは持ってるけど、ほとんど購入してない)
私自身は、1万冊という蔵書数には永遠に辿り着かないと思いますが、BOOK☆WALKER で 2千冊以上、Kindle で千冊以上、その他の電子書籍ストアを合わせて百冊程度買ってます。BOOK☆WALKER と Kindle では 5% くらいは無料本だと思いますが、それを差し引いても電子書籍の購入数はトータルで 3千冊を超えているでしょう。
ただ、こういう数を見ると自慢できるようなものではなく、むしろ「よくまぁこんなに買ってしまったもんだ」と、自ら鼻白むしかない感じです。千冊くらいまでは「よく買ったなあ」でしたが、さすがにそれを超えてくると、おれ、アホちゃうか?という気分に(^_^;)
電子書籍は自宅での本の置き場所を気にしなくてもいいからと、去年までの数年間は明らかに買いすぎたきらいがあるので、今年はだいぶ絞っています。いるつもりです(^_^;)
ですが、電子書籍の便利さにどっぷり浸かってしまったが故に、
最近、紙の本を読む方が億劫
になってきました。大判本や写真メインの書籍を電子で読みたいとは思いませんが、コミックだけでなく一般小説や各種新書本などを読む時には、もう
電子書籍端末で読むのが一番楽
と感じます。すっかりそういう身体になってしまいました。
その理由としては、以下の点があります。
- ハードカバーなど重めの本をベッドで読む時には書籍を持つのに疲れるが、電子書籍端末(または小型タブレット)だとどんな本でも一定の重さ(軽さ)
- はっきりと老眼が入ってきたので、読む時の状況に応じて文字サイズを適宜変えられるのは嬉しい
(電車内で読む場合にはもう文庫本は無理、電子書籍でもフォントサイズを大きめに変えたほうが目が楽) - 雑多な本を乱読するので、気分次第で読む本を変える時にも探す必要がないし、複数の新刊を持ち歩くとしても重さは端末だけだから一定
- シリーズ新刊を買ってきて、前巻の内容を忘れかけてるので読み直す時に前巻の本を探す必要がない
(もうちゃんと全部の本を並べて置けるだけの本棚もないので… ^^;)
こういったところでしょうか。
もちろん、電子書籍だと未だどこかしら物足りなさは感じるオールド世代ですし、新刊の電子書籍が紙書籍と同時リリースされる方がまだ少数派な上、要らなくなっても古本屋に売れないし、なにより
この本オススメだよ、と思っても友達に貸せないのは電子書籍最大の不便さ
もあります。(アメリカの電子書籍ストアでは購入書籍を貸す仕組みも限定的ながらあるようですが)
そういった不利な点も判っているのですけど(特に新刊の発売が遅れることが多いのは辛い)、もうどっぷり電子書籍に慣れてしまって戻れなくなっています。
少し前までは電子書籍比率がどんどん高まっても、
「新刊発売日と電子書籍が同時発売じゃないレーベル、出版社、書籍は紙書籍で買おう」
「今まで紙書籍で買ってきたシリーズ本は、新刊も紙書籍で買おう」
と思っていたのですが、ここ半年くらいは
「1ヶ月後まで待つのは辛いけど、積ん読も多いから電子書籍になるのを待つか(´Д` )」
「このシリーズはずっと紙書籍で買ってきたけど、あとあと自分で自炊するのは面倒だから、もう次の巻からは電子書籍に切り替えるか」
こういうことが多くなって、紙書籍で買い続けてるシリーズもごく僅かになってしまいました。(新しく買い始めるのは電子書籍ばかりですしね)
さらに、ネットや新聞で見かけた本で読み返すことのなさそうな本は、買う前に地元の図書館の蔵書を検索してみて、あれば図書館で借りることも多かったのですが、最近は
「借りてみたのはいいけど、ハードカバーだったのか。だったら、もう電子書籍ストアで買っちゃおう」
「文庫本を借りたけど、なんか汚れも酷いし、これはちょっと読む気にならないから、Kindle で買うか」
なんてことになることが増えてしまってます。どんどん、紙の書籍離れが進む私だったりします。
もっとも、そのことが別に悪いとは思ってませんし、紙の書籍こそ正義みたいな古い考え方は別に否定はしないけど、1ミリも賛成はしないので、勝手にすれば〜と思ってます。
「電子書籍では絶対出さない」という著者がいるのも知ってますが、別にそれならそうで著者の好きにすればいいし、読みたい本は世の中、山ほどあるので、そんな電子書籍で出さないと言ってる著者の本をわざわざ紙書籍で買うこともないとも思ってます :-)
ところで、冒頭で背表紙並べ機能を羨ましいなあ、と書きましたが、
電子書籍の使い勝手を左右する機能(書籍の表示やページ送り関連、クラウド連携本棚、ダウンロード開始直後に読み始められる機能)については、各社とも劣ってる点をどんどんキャッチアップして、大きな欠点、違いは少なくなってきてますが、本棚機能は各社特長があるままです。
eBookJapan は「背表紙並べ」のような見せる機能だけでなく、フォルダを作成して自分で整理できる機能もありますし、何より「鍵付き本棚」という機能は大きなセールスポイントになっています。
BookLive! の本棚は昔からシリーズ管理をしていて、2巻以上あるシリーズは自動的にまとめられるので、長編シリーズ物をたくさん買っても無駄に本棚があふれることがありませんし、逆に BOOK☆WALKER は作品毎の「着せ替え本棚」が提供されていて、複数画面の本棚を“めくる”たびに華やかな絵柄の本棚を見る楽しみがあります。
また、honto は以前の大幅刷新時に管理機能がかなり強化され、本棚やフォルダではなくラベルの概念を採用していて、Gmail と同じように一冊に対して複数のラベル付けが可能ですから、フォルダのように1つのカテゴリーにしか入れられないということがありません。Kindle のコレクションも似たような位置付けと言えるでしょう。(使い勝手に雲泥の差があるけど)
各社多種多様な本棚機能については、どれが一番優秀か?というのはなくて、好みで左右されるものですし、経験上
購入冊数によって使い勝手も変わる
ので、書籍購入数が数十冊の人と数百冊の人と、千冊を超えてきた人では、使いやすい本棚機能にも差がありますので、難しいところです。
例えば BOOK☆WALKER の「着せ替え本棚」は数百冊レベルまでは楽しく使えていたのですが、本棚のページ数が何十ページにもなると結構難儀なことになります。今の私の BOOK☆WALKER の本棚は 60ページを超えていて、本棚を探すのにいささか手間を感じる時があります。
(BOOK☆WALKER には eBookJapan や BookLive! 同様、私なんかは足元にも及ばない大量購入者が多数いるらしいですから、彼らの本棚がどうなってるのか、苦もなく使えているのか知りたいところです :-)
逆に、本棚機能がない、コレクションも微妙な使い勝手の Kindle ですが、冊数が多くなると本棚で探すより検索機能を使った方が速くて多用するので、個人的には Kindle の書籍管理機能が最低である欠点も意外と薄れてくる印象です。良くはないけど、「もうええか」みたいな。
(検索機能メインになると、しばらく読んでなかった本の発掘がしにくくなるのが欠点ですが…)
ただまぁ、Kindle に関して言えば、書籍整理機能がいくらダメダメでも
文字ベースの書籍を読むのに液晶端末しか使えないのは嫌
目に優しい電子インク端末がないと大量読書は無理
目に優しい電子インク端末がないと大量読書は無理
という持論があるので、電子インク端末のある Kobo か Kindle に限定されちゃうのは仕方ありません。
Amazon Kindle の商売批判的な記事がネット上を賑わすこともありますが、一利用者の私にとっては電子インク端末が使えるか否かは他人の商売より重要ですしね :-)
■ ごく個人的な 2016年の電子書籍利用事情 〜多様なストア利用から Kindle 比重が高まった一年
(Voyage のモデルチェンジ、まだですかねえ。出たら買うつもりでいるのですが…)
コメント
コメント一覧 (8)
これまでもコミックス系はiPadのkindleアプリで読んでいます。
kindleも2013年モデルを持っていますが、動きがもっさりであまり使う気にならず、
放ったらかしになっています。
最新のマンガモデルとかなら、サクサク動くのかなあ。
Kindle マンガモデルと同じ 2015年版 Paperwhite を使っていますが(容量が違うだけで中身一緒)、ページめくりの速度、画面書き換え速度は2013年版より確実にアップしていますが、タブレットの感覚で使うのは無理ですね。
ページめくりや画面書き換えのタイムラグは電子インク端末である限り、どうしてもあるのでテキストものなら不満はなくなりましたが、コミックはページ毎の微妙な間を我慢する必要はあります。
マンガモデル登場とともに導入された、コミックの早送りページめくり機能は快適ですが、さほど使うことはないので、気にしなくてもいいかな、程度かと。(むしろ小説とか新書で使いたかった ^^;)
とネガティブな感想を書いてますが、コミックは2013年版より進化は確実にあります。ただ、まるぼうずさんが納得されるかどうかは自信ないので、どこかで試されるか、借りてみるのが一番ですね。
あと、メニュー周りや書籍探しの時のモッサリ感は2013年モデルより少しマシになった程度で、快適操作には遠いままです。
読む際のモッサリは我慢できるのですが、メニュー周りのモッサリが嫌なんですよね。
読みたい本になかなかたどり着けなかったりします。
管理人様の数千冊自慢は全く読み飛ばして、ツイートの一万冊にだけ反応してました
サンデーやチャンピオンは配信始めたのは比較的新しいとは言え、週刊誌は年に50冊近く出るので定期購読していたらいくらでも増えましょう
蔵書数自慢で雑誌も含める馬鹿は生まれて初めて見ましたので、ついついコメントしてしまった次第でございます
メニュー周りのモッサリは2015年モデルもマンガモデルも変わらないですね。2013年モデルよりは早くなってますが、タブレットのような俊敏さと比べると五十歩百歩です。
その改善を求めているなら現行モデルでは厳しいですねえ。