オリンパス OM-D E-M1 Mark II 。良くも悪くもネタは豊富にあるカメラであり、カメラ関連メディアやライターカメラマンが提灯掲げて褒め倒すような良いところもあれば、何かとツッコミどころも多いカメラなので、ブログネタという点では良いかもしれませんが、段々書くのが面倒になってきたというか


コレ細かいところ突っ込んでたら切りがないよなぁ…


と云う気がしてきたのも事実(^_^;)

キヤノンのデジタル一眼レフとかコンパクトカメラは基本的にソツがなくて、特に従来機ユーザーだと何も考えずに使えて色や操作性の癖も変わらず、AFの挙動も延長線上なので、数記事書くと、あとはネタをひねり出す方向なのだけど、E-M1 Mark II は撮れば撮るほど色々出てくる(-_-)

もちろん、メインシステムを切り替えた、ということによる大きな差はあって、そこで感じることは色々あることは多いのも事実です。ただ、撮影しながら気づいたことは逐一メモをしていて、

E-M1 Mark IIに関する気づきメモも多くなりすぎて整理しきれん


状態で、ちょっと億劫になってきたという状態だったりします(^_^;)

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また、動体に対する AF や操作性の問題や、サッカー撮影における困難の理由(E-M1 Mark II と言うよりマイクロフォーサーズシステム全体の)とか後で書くと言いながら書けていない話もありますが、何度か条件を変えて撮影したり、これまでの撮影で感じた疑問点を確認してから書きたいと思っているので、もう少し先になります。

民間機の離着陸を空港へ試し撮り行くくらいならともかく、モータースポーツにせよ、サッカーにせよ、確認したいと思っても機会は限られていますので。(主目的の一つである航空祭は E-M1 Mark II 購入後まだありませんし、今年はガンバ大阪のゲームと日程が重なりまくっていて、いつ行けるやら…)

自分の疑問点を他に同じように思っている人、疑義を感じている人がいないか、何か解決策でもあるのか、といったところもネットを探って調べてみて確認したいのですが、なかなか手が回れず見ることができてません。昔みたいに掲示板の類を見ることもなくなって年月が経ちますしね…

ただ、明らかに「これはどうなんやろ?コレ本当に仕様なの?作ってる人は動き物を本気で撮ったことあるの?」と思う点は幾つかあるので、それについては遠くないうちに書くつもりではいますが…たくさん書いたメモを整理するのが面倒で(>_<)

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それに、こんなブログ記事書いているのに説得力無いと思いますが、カメラのことについてグダグダと書いてるより撮影している方がずっと楽しいわけで(本当だよ ^^;)、いくら E-M1 Mark II に色々言いたいことがあるとはいえ、撮ってる方が前向きなのは当たり前の話です。

まぁ撮った後に「帰って写真を見るのが楽しみ」になるより「帰って取り込んだ写真を見るのが怖い」というのがまだ本音のカメラですけど、いずれにせよ、試し撮りだの、花見だの、サッカー帰りの寄り道だのと言いつつ、このところ撮影枚数が多くて

ブログ書いてるより写真整理しろ>自分


という感じになってきました。ブログ書くのは一種の気分転換みたいなものなので別腹なんですけど、時間という点では同じですからね。



このブログ記事も、移動中の車内やちょっとした時間の合間に、何か思いついたり、書きたい内容を断片的に書き散らかして、そこからまとめていることも多いのですが、E-M1 Mark II に関しては書き散らかしすぎて、ちょっとまとまりきらなくなっていたり(-_-)

いまザッと書き散らかしたものを見てたら、中には「マウント移行には、やはり踏み切れなかった E-M1 Mark II」というタイトルで書く予定だった記事の書きかけまであって、いま見ると苦笑せざるをえません(^_^;)

本当に購入へ踏み切る数日前までは、変わり映えなくても安心安定で撮れていたシステムのまま使っていくつもりだったのですけどねえ。

調べるにつれ E-M1 Mark II の宣伝や仕様に明記されていないマイナス点も知るようになったものの、それでも使ってみたい!という欲望は抑えきれなかったのですが、やはり踏み切れなかった。その理由は

「金欠だから買い増しでなく事実上のマウント移行になるが、被写体的にそのリスクは取れなかった…」

ということ。

自分が主に撮ってる被写体だと、どう考えてもマイクロフォーサーズでは撮れない、撮っても現状よりクオリティが下がるのが目に見えてる被写体ばかりだよなあ…、というのを思うと、やはり断念せざるを得ませんでした。


なんて書いていたのを思うと、今の心境複雑というか、「その通りだったよ!」と言いたくなりますが、疑問は自分で確認しないと済まない性分なので、仕方ありませんね(>_<)

カメラは撮影するための道具でしかない、と思っていますが、趣味である限り、どの道具がどれくらい自分を満たすのか、という点は興味が尽きないですから。

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また、先日の記事冒頭で、E-M1 Mark II を買ってしまったことで E-M10 Mark II の出番が皆無になってしまっていることを書きましたが、もう一つ副作用?がありまして、

いつも持ち歩きに便利で愛用してるパンケーキズーム
14-42mm EZ の描写が辛いと感じるように


なってしまいました。今でも、普段使いには E-M1 Mark II にはこの M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ を付けっぱなしにしているのですが、桜やら夜景やらを撮ってると厳しい。

何が厳しいって、遠景描写には明らかに足りてないし、光源は全部フレアっぽくなってしまって、

オリンパスからキャッシュバックが来たら
12-40mm F2.8 PRO を買おう…


と決断させるに至っています。

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(日没を撮ろうとするとこんな妙なフレアが…)


E-M10 Mark II で使っている時は

画質?こんなコンパクトデジカメ代わりにそんな野暮言っちゃいけないよ。レンズもコンパクトデジカメと同じ沈胴式だし、便利さ第一、それでいいじゃない(^o^)


でしたし、過去の E-M10 Mark II やキットレンズに関する記事では画質で細かく言ったことはないはずです。

しかしながら E-M1 Mark II をメイン機として使い始めると、

遊びじゃねえんだから画質もマジで頼むよ!(遊びだけど)


と思いたくなるわけです。ペアで 40-150mm F2.8 PRO を使っているから尚更違いが際立ちます。

となれば、真っ当な標準ズームレンズを…となって、今のところオリンパスにあるのは 12-40mm F2.8 PRO と 12-100mm F4 IS PRO だけですから、便利ズームよりマイクロフォーサーズでは一段でも明るさが欲しいので 12-40mm F2.8 PRO 一択になります。

(パナソニックのレンズはズームリングの回転方向が逆で使いづらいのは G X VARIO 45-175mm を使っていて実感していますから、標準ズームをパナにする選択肢はありません。キヤノンで染み付いた回転方向を使えるオリンパス一択。過去のしがらみはあったにせよ、同じマイクロフォーサーズ規格で互換があるはずのオリンパスとパナソニックでは逆なのは本当に愚だと毎度思います)

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(隣で綺麗な光芒出してる連れの写真を見てるとレンズの差を…)


とまぁ、やっぱりマウント移行すると物入りですな。ブルーインパルス in 彦根に向けて、超広角ズームも買わないといけない気もするけど(撮る場所をまだ決めていないが)、マイクロフォーサーズには今ひとつコレと思える超広角ズームがないのも悩みの種。

(ブルーインパルスのサクラ/スタークロスの撮影も目的なので逆光に強いこと、レンズをサブ機につけてぶら下げたままメイン機を振り回しても心配ないように前玉が出てないこと、最低限ワイド端が16mm相当は欲しいこと、の3条件を満たすレンズがなく…)

予備バッテリーだけでなく、オリンパス機の糞仕様のおかげでメモリーカードは UHS-II でも最速のものを揃えてケチれないことが判ったし(後日記事にする予定)、ボディが小さすぎて今までのアルカスイス仕様プレートが使えんから新調したり、レインカバーも手持ちは全部大きすぎるのでどうしたもんかと悩んでるし…細々と出費は続きます(>_<)

そんな中で、オリンパスユーザーがやたらオリンパス公式オンラインショップを利用する理由が私にも判りました。何も知らない外部の人間からは

オリンパスユーザーはみんな信仰心すげー!


としか思えないわけですが、そうじゃなかったんですね。(そういう信仰心強い人もいそうだけどw)

そして、私もすっかりオリンパス公式オンラインショップを利用するようになってしまいました(^_^;) 次回はそのあたりについて(たぶん)



(以前買ったミラーレス機用アルカ互換プレートは不足気味、一眼用は大きいし…で悩みちう)