前回、E-M1 Mark II のバッテリーの保ちや充電速度について、購入前の予想以上だった旨を書きました。
■ E-M1 Mark II のバッテリーの保ちは素晴らしい!
バッテリーの保ちや充電速度については、オリンパスプラザや店頭、イベントで試すわけにもいきませんし、雑誌その他のレビュー記事で触れられることも殆どありませんから、使って初めて判ることです。
バッテリーの保ちに関しては購入前の予想よりずっと良くて満足していますし、充電速度も納得の水準で、これをミラーレス機で実現したことは賞賛されるべきことだと思っています。
ただ、その賞賛はあくまで「ミラーレス機としては」であり、よく考えなくても一眼レフ機使っていた時と同じレベルなわけで、メーカーや開発者が E-M1 Mark II で標榜していることを基準にすれば最低ラインでもあります。
E-M1 Mark II はオリンパスというメーカーの「フラッグシップ機」であり、デジタル一眼レフに真っ向勝負な動体撮影能力を謳っています。開発者インタビューでもそのような点を散々述べています。
私自身も
それが知りたくて既存システムを売却してまで手に入れたのですから、E-M1 Mark II に対する評価基準は「ミラーレス機にしては」という低いレベルではなく、
というところになります。
厳しい物言いもありますが、これだけ動体撮影能力について声を大にしているのですから当然であり、本気で一眼レフに張り合えると言っているなら「ミラーレス機だから仕方がない」というのは、むしろ失礼でしょう。
また、マイクロフォーサーズを選ぶ理由というと、すぐに小型軽量という点が言われますし、それは確かにそうなのですが、動体撮影に対する高い水準を標榜するなら、当然ながら
です。いくら小型軽量でも、撮りたい被写体を満足に撮れなきゃ、持っていても意味はないですからね。
と、また前置きが長くなってしまいましたが、E-M1 Mark II のバッテリー、充電周りは従来機より顕著に改善されているのは確かですが、残念な点もまた幾つかあります。
まずは、前回記事の最後でも触れたように、
であること。
具体的に経験したことを言うと、使い始めて10日間で以下のようなことがありました。
次から次に被写体がくる動体撮影では常にバッテリー残量を確認しているわけではないので、バッテリー残量の動きを把握してはいないのですが、順当に減っていくのではなく、なんか数字の動きが怪しいので(少なくとも今のところ)信用できません。目安にしても不安。
特に、上記の最後の点として挙げたバッテリーグリップを使っている時の変な挙動は困りました。グリップ側のバッテリーを使いきって本体側のバッテリーに切り替わり、画面表示のバッテリー残量も一度は本体側バッテリーの残量に切り替わったのに、ある時から何故かグリップ側の残量2%が表示されるようになり、完全バッテリー切れまでそのままでした。
こうなると本体側のバッテリーが減っていってるはずなのに確認できないので、困りものでした。(メニューの奥に両方のバッテリー残量を確認できる項目があるのは知ってますが、次から次へ被写体が来る状況で、そんな面倒なことやってられません)
オリンパスとしては E-M1 Mark II がバッテリー残量表示初採用らしいので、きちんと詰められてないところがあるのは仕方ないとは思う反面、他社では昔からできていることで、それなりに信用おける表示として受け止めていた数字ですから、いくらオリンパスは初採用とはいえ、今さら適当な表示をされると微妙な印象は拭えません。
最初から完璧なものはないですし、ファームウェア・アップデートで改善されると信じていますが、ミラーレス機はどこのメーカーもファームウェア・アップデートに頼りすぎな傾向になるのは好きになれませんね。
それから恒例?ですが、E-M1 Mark II の充電器。
E-M10 Mark II の時にも言いましたが、
今時こんな充電器をつけるメーカーは滅びろ
これは何度でも声を大にして言いたい。比較的大きな充電器なのに折り畳み式のコンセントプラグ内蔵ではなく、2穴 ACケーブルを接続してコンセントに挿すタイプの充電器。充電器は旅先、遠征先へ持って行く必需品なのに、何故こんな不便なものにしたままなのか。
百歩譲って E-M10 Mark II は廉価機だからコストの問題があったかもしれないが、E-M1 Mark II はオリンパスとしてはハイエンド機(富士フイルム X-T1 の時と同じ)。従来の E-M1 からお値段も2倍近くアップしたのだから、こういうところも改善すべきでしょう。
おまけに、今度はバッテリーが大型化して充電器も大型化しているのだから、プラグ内蔵化する余地はいくらでもあったはず。こういうところの手抜きは、いくらカメラ本体のスペックが上がったところで不満を感じざるを得ません。
ちょっとしたこと、ですが、逆に言えばその、ちょっとしたこと、をやってほしいと思います。充電器のプラグ内蔵・非内蔵の話はオリンパスに限りませんけど、作り手の人たちは自分たちで使っていて何とも思わないのでしょうかねえ。
機能競争の激しいミラーレス機でカメラ自身のスペック向上に重点を置くのは仕方ないですが、
わけで、カメラボディのパッケージに含まれる付属品類、そしてその中には毎日のように使う物もあることは考えてほしいと思いますね。
(例によって、これらに頼ることに)
恒例の「充電器がクソ」を書いたので、いつもの「もう一つ」を書いておきましょう。もちろん、
も E-M1 Mark II で変わっていません。糞アンド糞アンド糞アンド糞アンド糞アンド…(以下1,000回繰り返し)であります。
本当に何を考えてるんだろう?と思いますね。今の時代、パソコンを持ってない人だって(若い人を中心に)少なくないのに…とも思います。
という疑問に駆られるし、正直入れたくありません。オリンパス製のソフトウェアは昔入れたことがあるけど、酷い記憶しかないので。
(掲載前の追記:前回記事にコメント頂き、フリーズ問題がファームウェア・アップデートで治っているらしいので、仕方ありませんが予備マシンにソフトを入れてアップデートしようと思っています。改善内容にそんなこと書いてなかったのに… -_-;)
開発リソースが少ないのかもしれないが、他メーカーが随分前にできている、そして利便性を下げる欠点をここまで放置する理由は何でしょうか。ミラーレス機は8割電子機器と言っていいし、一眼レフより何かとファームウェア更新が必要になっている現状ですから決して優先順位を下げて良いとは思わないのですが…
おそらくは「したくてもできない」何かがあるのだと思いますし、オリンパス機を使っていて「え?今時こんなこともできないの?」という幾つかの点を鑑みるに、制御 OS からの根本的な問題なのかもしれません。
でも、このまま永遠にファームウェア更新をパソコンに繋がせるつもりでしょうかね?
パソコンとの接続という点においては、もう一つ触れておきたいこともあります。
というのはあります。ダメ出しとかではなく「ちょっと残念だったなあ」というレベルの話ですが。
バッテリーが大型化、高出力化しているので、USB 3.0 までの 5V, 900mA 規格では USB 充電できないのも致し方ないと思いますが、USB 3.1 なら 20V, 5A まで規格が拡張されているので、対応の充電器を使えば USB 充電はできたでしょう。
E-M1 Mark II はハイエンド機でもあり、初代 E-M1 Mark と同じモデルチェンジサイクルだとするなら3年使われる機種ですから、そこまでの先まで見越した取り込みは欲しかった気がします。
バッテリー持続時間については前回記事でも書いたように、かなり満足しているのですが、それでも USB 充電できることの安心さは、遠征先、旅先で心強いものですからね。
まぁ、バッテリーの残量表示ですら不安定な状況を思うと、オリンパスにそこまで望むのは酷なことだと思いますし、USB 充電ができないからといって、私の E-M1 Mark II への評価が左右されることは全くないのですけどね。
(そもそもデジタル一眼レフを使って動体撮影している時に USB 充電ができれば〜と思ったことはあまりない。バッテリーの中華製 USB 充電器は、少々不安に思いつつも、たまに便利に使っていましたが)
ということで、前回に引き続き、E-M1 Mark II のバッテリー周り+αについて少々述べさせていただきました。大きく改善された点もありますが、いつまで経っても変わらない点もあって、
というのが正直なところ。
ただ、
ってのが一番の思い、安堵だったりもします。
それにしても、今さら言うのもなんですが、EOS デジタル一眼レフを長いこと使っていて良かった点の一つはバッテリー周りにあり、
でしたから、バッテリー周りでそう不満を感じることがなかったことが思い返されます。
と、ミラーレス機を使うたびに感じます。
もっとも、EOS でも 1D系だけはバッテリー周りについて閉口することもあって、大容量(ミドルクラスのバッテリーの1.7倍)なのは良いけど、予備バッテリーも持って行くとなると荷物になるし、何より何故か 1D系の充電器は昔から2本同時充電タイプ。
元々、通常バッテリー2本分近い大型バッテリーなのに、充電器はさらにそれが2本分のサイズですから、とにかく馬鹿でかい。遠征に持って行く時には毎度ウンザリしましたね。
などと、“昔話” をしてしまいましたが、今回は既存システムを売却して臨んだわけで引くに引けませんので、折り合いつけながら頑張っていくしかありません(^_^;)
既存の一眼レフシステムを持ったままのサブシステムだったら早々に見切りをつけたかもしれませんが、今のところ早々に放り出すつもりはありません。キャッシュバックが返ってきたら、一眼レフの中古でも買おうかな?なんて思ってませんよ(笑)
(ボディが小さすぎて手持ちのアルカ互換プレートは使えず、色々物入りです >_<)
■ E-M1 Mark II のバッテリーの保ちは素晴らしい!
バッテリーの保ちや充電速度については、オリンパスプラザや店頭、イベントで試すわけにもいきませんし、雑誌その他のレビュー記事で触れられることも殆どありませんから、使って初めて判ることです。
バッテリーの保ちに関しては購入前の予想よりずっと良くて満足していますし、充電速度も納得の水準で、これをミラーレス機で実現したことは賞賛されるべきことだと思っています。
ただ、その賞賛はあくまで「ミラーレス機としては」であり、よく考えなくても一眼レフ機使っていた時と同じレベルなわけで、メーカーや開発者が E-M1 Mark II で標榜していることを基準にすれば最低ラインでもあります。
E-M1 Mark II はオリンパスというメーカーの「フラッグシップ機」であり、デジタル一眼レフに真っ向勝負な動体撮影能力を謳っています。開発者インタビューでもそのような点を散々述べています。
私自身も
デジタル一眼レフで撮ってたのと同じ被写体を
自分が本気撮影してどうなのか?
自分が本気撮影してどうなのか?
それが知りたくて既存システムを売却してまで手に入れたのですから、E-M1 Mark II に対する評価基準は「ミラーレス機にしては」という低いレベルではなく、
動体相手の撮影を目的に、ニコン・キヤノンではなく
敢えて E-M1 Mark II を選ぶ理由はあるのか?
敢えて E-M1 Mark II を選ぶ理由はあるのか?
というところになります。
厳しい物言いもありますが、これだけ動体撮影能力について声を大にしているのですから当然であり、本気で一眼レフに張り合えると言っているなら「ミラーレス機だから仕方がない」というのは、むしろ失礼でしょう。
また、マイクロフォーサーズを選ぶ理由というと、すぐに小型軽量という点が言われますし、それは確かにそうなのですが、動体撮影に対する高い水準を標榜するなら、当然ながら
小型軽量というのは撮れるもんが撮れてからの話
です。いくら小型軽量でも、撮りたい被写体を満足に撮れなきゃ、持っていても意味はないですからね。
と、また前置きが長くなってしまいましたが、E-M1 Mark II のバッテリー、充電周りは従来機より顕著に改善されているのは確かですが、残念な点もまた幾つかあります。
まずは、前回記事の最後でも触れたように、
バッテリー残量表示が数字%になったのは良いが
今ひとつ信用できない精度
今ひとつ信用できない精度
であること。
具体的に経験したことを言うと、使い始めて10日間で以下のようなことがありました。
- バッテリーがどんどん減っていって、バッテリーマークが赤く点滅して交換を促している状態になったので、「そろそろバッテリー交換しなきゃなぁ」と思いつつ使っていたら、何故か 30%近くまで復活してた(?o?)
- 電源をオフして、しばらくしてから電源を入れるとバッテリー残量が(誤差の数%レベルではなく)変化している
- バッテリーグリップを付けているとグリップ側のバッテリーが先に消費され、次に本体のバッテリーが消費されるが、画面の残量表示ではグリップ側バッテリー残量が2%になって止まったまま状態に
次から次に被写体がくる動体撮影では常にバッテリー残量を確認しているわけではないので、バッテリー残量の動きを把握してはいないのですが、順当に減っていくのではなく、なんか数字の動きが怪しいので(少なくとも今のところ)信用できません。目安にしても不安。
特に、上記の最後の点として挙げたバッテリーグリップを使っている時の変な挙動は困りました。グリップ側のバッテリーを使いきって本体側のバッテリーに切り替わり、画面表示のバッテリー残量も一度は本体側バッテリーの残量に切り替わったのに、ある時から何故かグリップ側の残量2%が表示されるようになり、完全バッテリー切れまでそのままでした。
こうなると本体側のバッテリーが減っていってるはずなのに確認できないので、困りものでした。(メニューの奥に両方のバッテリー残量を確認できる項目があるのは知ってますが、次から次へ被写体が来る状況で、そんな面倒なことやってられません)
オリンパスとしては E-M1 Mark II がバッテリー残量表示初採用らしいので、きちんと詰められてないところがあるのは仕方ないとは思う反面、他社では昔からできていることで、それなりに信用おける表示として受け止めていた数字ですから、いくらオリンパスは初採用とはいえ、今さら適当な表示をされると微妙な印象は拭えません。
最初から完璧なものはないですし、ファームウェア・アップデートで改善されると信じていますが、ミラーレス機はどこのメーカーもファームウェア・アップデートに頼りすぎな傾向になるのは好きになれませんね。
☆
それから恒例?ですが、E-M1 Mark II の充電器。
E-M10 Mark II の時にも言いましたが、
今時こんな充電器をつけるメーカーは滅びろ
これは何度でも声を大にして言いたい。比較的大きな充電器なのに折り畳み式のコンセントプラグ内蔵ではなく、2穴 ACケーブルを接続してコンセントに挿すタイプの充電器。充電器は旅先、遠征先へ持って行く必需品なのに、何故こんな不便なものにしたままなのか。
百歩譲って E-M10 Mark II は廉価機だからコストの問題があったかもしれないが、E-M1 Mark II はオリンパスとしてはハイエンド機(富士フイルム X-T1 の時と同じ)。従来の E-M1 からお値段も2倍近くアップしたのだから、こういうところも改善すべきでしょう。
おまけに、今度はバッテリーが大型化して充電器も大型化しているのだから、プラグ内蔵化する余地はいくらでもあったはず。こういうところの手抜きは、いくらカメラ本体のスペックが上がったところで不満を感じざるを得ません。
ちょっとしたこと、ですが、逆に言えばその、ちょっとしたこと、をやってほしいと思います。充電器のプラグ内蔵・非内蔵の話はオリンパスに限りませんけど、作り手の人たちは自分たちで使っていて何とも思わないのでしょうかねえ。
機能競争の激しいミラーレス機でカメラ自身のスペック向上に重点を置くのは仕方ないですが、
カメラボディだけが商品ではない
わけで、カメラボディのパッケージに含まれる付属品類、そしてその中には毎日のように使う物もあることは考えてほしいと思いますね。
(例によって、これらに頼ることに)
恒例の「充電器がクソ」を書いたので、いつもの「もう一つ」を書いておきましょう。もちろん、
パソコン繋がないとファーム更新できない前世紀仕様
も E-M1 Mark II で変わっていません。糞アンド糞アンド糞アンド糞アンド糞アンド…(以下1,000回繰り返し)であります。
本当に何を考えてるんだろう?と思いますね。今の時代、パソコンを持ってない人だって(若い人を中心に)少なくないのに…とも思います。
今どき、ファームウェア・アップデートだけのために、要らぬアプリをパソコンにインストールしなきゃならんのだ?
という疑問に駆られるし、正直入れたくありません。オリンパス製のソフトウェアは昔入れたことがあるけど、酷い記憶しかないので。
(掲載前の追記:前回記事にコメント頂き、フリーズ問題がファームウェア・アップデートで治っているらしいので、仕方ありませんが予備マシンにソフトを入れてアップデートしようと思っています。改善内容にそんなこと書いてなかったのに… -_-;)
開発リソースが少ないのかもしれないが、他メーカーが随分前にできている、そして利便性を下げる欠点をここまで放置する理由は何でしょうか。ミラーレス機は8割電子機器と言っていいし、一眼レフより何かとファームウェア更新が必要になっている現状ですから決して優先順位を下げて良いとは思わないのですが…
おそらくは「したくてもできない」何かがあるのだと思いますし、オリンパス機を使っていて「え?今時こんなこともできないの?」という幾つかの点を鑑みるに、制御 OS からの根本的な問題なのかもしれません。
でも、このまま永遠にファームウェア更新をパソコンに繋がせるつもりでしょうかね?
パソコンとの接続という点においては、もう一つ触れておきたいこともあります。
パソコンとの接続に独自ケーブルではなく汎用の USB Type-C 端子を採用したのは良いことだけど、どうせなら USB 3.0 ではなく USB 3.1 対応にして、今どきのミラーレス機らしく USB 充電に対応して欲しかった
というのはあります。ダメ出しとかではなく「ちょっと残念だったなあ」というレベルの話ですが。
バッテリーが大型化、高出力化しているので、USB 3.0 までの 5V, 900mA 規格では USB 充電できないのも致し方ないと思いますが、USB 3.1 なら 20V, 5A まで規格が拡張されているので、対応の充電器を使えば USB 充電はできたでしょう。
E-M1 Mark II はハイエンド機でもあり、初代 E-M1 Mark と同じモデルチェンジサイクルだとするなら3年使われる機種ですから、そこまでの先まで見越した取り込みは欲しかった気がします。
バッテリー持続時間については前回記事でも書いたように、かなり満足しているのですが、それでも USB 充電できることの安心さは、遠征先、旅先で心強いものですからね。
まぁ、バッテリーの残量表示ですら不安定な状況を思うと、オリンパスにそこまで望むのは酷なことだと思いますし、USB 充電ができないからといって、私の E-M1 Mark II への評価が左右されることは全くないのですけどね。
(そもそもデジタル一眼レフを使って動体撮影している時に USB 充電ができれば〜と思ったことはあまりない。バッテリーの中華製 USB 充電器は、少々不安に思いつつも、たまに便利に使っていましたが)
ということで、前回に引き続き、E-M1 Mark II のバッテリー周り+αについて少々述べさせていただきました。大きく改善された点もありますが、いつまで経っても変わらない点もあって、
良くなってるところは大いに賞賛したいけれど、もどかしいところがまだまだ多いんだよなぁ
というのが正直なところ。
ただ、
バッテリーがそれなりに保つようになったから
とりあえずは良いや
とりあえずは良いや
ってのが一番の思い、安堵だったりもします。
それにしても、今さら言うのもなんですが、EOS デジタル一眼レフを長いこと使っていて良かった点の一つはバッテリー周りにあり、
- 10年近く前からミドルクラスはフルサイズ、APS-C 機問わず共通で、バッテリーが変わってない
(厳密には若干の容量アップはされたが、完全互換あり) - バッテリー残量が表示されないなんて想像外になるほど、昔からバッテリー残量は表示されてたし、十分目安になる精度
(バッテリーの残量、劣化度表示は SONY が一番速かったけど) - 充電器は随分昔からプラグ内蔵で、充電速度もまずまず
でしたから、バッテリー周りでそう不満を感じることがなかったことが思い返されます。
フルサイズと APS-C 機を両方持って行ってもバッテリーも充電器も併用できたし、新しい機種に交換してもバッテリーは使い続けられたし、結構そういったところでのストレスフリーは大事だったんだなあ
と、ミラーレス機を使うたびに感じます。
もっとも、EOS でも 1D系だけはバッテリー周りについて閉口することもあって、大容量(ミドルクラスのバッテリーの1.7倍)なのは良いけど、予備バッテリーも持って行くとなると荷物になるし、何より何故か 1D系の充電器は昔から2本同時充電タイプ。
元々、通常バッテリー2本分近い大型バッテリーなのに、充電器はさらにそれが2本分のサイズですから、とにかく馬鹿でかい。遠征に持って行く時には毎度ウンザリしましたね。
などと、“昔話” をしてしまいましたが、今回は既存システムを売却して臨んだわけで引くに引けませんので、折り合いつけながら頑張っていくしかありません(^_^;)
既存の一眼レフシステムを持ったままのサブシステムだったら早々に見切りをつけたかもしれませんが、今のところ早々に放り出すつもりはありません。キャッシュバックが返ってきたら、一眼レフの中古でも買おうかな?なんて思ってませんよ(笑)
(ボディが小さすぎて手持ちのアルカ互換プレートは使えず、色々物入りです >_<)
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