
さようなら愛用のレンズたち。5万枚、10万枚どころか20万枚を超えてもシャッターを切り続けた愛機。レンズもサンニッパは歴代のボディ合わせると50万枚くらいは使っただろう。
サッカー、飛行機、モータースポーツ、アメフト…。航空祭には行かなかった3月だけでも、EOS 7D Mark II は1万枚近く(サッカー4試合、SUPER GT 公式テストその他)、EOS 6D はその4分の1くらい。レンズは、ほぼサンニッパでしたね…
よく頑張ってくれました。ありがとう。
本当は売りたくなかった。
手元に残して、使い続けたかった。
それが無理だった甲斐性のないオーナーを許しておくれ 。・゚・(つД`)・゚・。
まさか自分でも本当に手放すとは、つい先日までは考えもしなかったんですけどね……
そして…

昨晩届いたコレ。今日からこれを使うことになります。全くワクワクしないどころか、不安しかない “レンズ交換式コンパクトデジカメ”。
多分どころか、絶対後悔するだろうな…
そう判ってて踏み切ってしまった自分は、本当にどうかしている。馬鹿です。アホです。動体相手に撮影している人間が、メイン機材を捨ててやることではない。あくまでサブ機でしょう。少なくとも、行けると思えるまでは。
写真に対して膠着しているところがあるからと言って、現状打破にしても打つ手が愚の極みすぎて、我ながら「何を考えてるんだ…」と思いながらです。
今まで普通に撮れていた被写体が、いっぱい撮れなくなったり、撮るのに苦労して、その割には得られるものが少なかったりするんだろうなあ
それは覚悟しています。少なくとも、もうナイトゲームのサッカーで真っ当な写真が撮れないのは、物理的に明らかです。(AFとか以前に、高感度が使えないカメラなのに暗い超望遠レンズしかなくて光量が足りないので論外)
こういうことを言うと「またまた三味線弾いて〜」と思う人もいますけど、今まで散々ミラーレス機の謳い文句とスペック倒しに騙されてきた私ですからね。期待なんかしないし、動体に対するメーカーの謳い文句は妄想か幻想だろうなあ…と覚悟しています X-)
もちろん、メーカーの謳い文句や信用ならないカメラ雑誌やライターカメラマンのことは無視して、自分の目で、動体を撮れる可能性がいま唯一ありそうなミラーレス機だと思ったから買ったのですけれど、実際どうなるかは判らないし、実戦で中級機レベルの一眼レフを超えられる可能性はそうそう高くないと思ってます。

(某中野のカメラ屋なのでAmazonと違ってしっかり梱包 ^^)
というか、昨晩帰宅して届いたダンボールから機材を出して、とりあえず動作テストをした時に、
あれ?このカメラ(とレンズ)、こんなに AF 遅かったっけ?レリーズから合焦するまでの、この間はなんだよ…
なんて思ってしまったのは割とショック(´Д` )
オリンパスプラザや店頭で散々試した時はそんなことを感じなかったのですが、日頃から(遠征前とかで)自分の機材の動作チェックをしているのと同じ環境で試すと、やはり顕著に比較できてしまうものです。
また、やっちまったか…
散々ミラーレス機に期待して色々買い換えて、でも裏切られてばかりで、いい加減金と手間の無駄遣いに嫌気がさし、ミラーレス機を全部放棄して一眼レフだけにしたのは2年半前。それからの2年半は、とても幸せだったのにまた…
それに今回は、帰るべきところもなくしてしまった。
だから何があっても、とりあえず頑張るしかない。

ということで、これから E-M1 Mark II について記事を書いていくことになると思いますが、私の E-M1 Mark II に対する評価基準は
7D2 + サンニッパその他で撮ってきた同等以上なら合格
動体撮影でそれに及ばなければ失格
動体撮影でそれに及ばなければ失格
です。単純明快。オリンパスがあれだけの謳い文句をぶち上げているのですから、当然です。
ボディは購入値段も EOS 7D Mark II 発売時と変わらないし、これだけ動体撮影に強気に出ておいて、2年半前の(センサーは一世代前の)APS-C 機くらい超えてくれないとね。
辛口基準だろうが何だろうが、
もう、ミラーレス機だからという言い訳は許されない
ですよ。ミラーレス機は発展途上だからとか、そんなクソみたいな言い訳は聞き飽きた。
こっちだって、望遠系の PRO レンズを同時に揃えて本気です。だからこそ、本気で撮れるカメラかどうか、システムかどうかはヌルいことなしに判断するつもり。
あと、オリンパスに機材を移行したとはいえ、E-M10 Mark II でオリンパスが好きになったわけでも何でもなく、
相変わらずオリンパスに対する個人的な印象は良くないまま
です。一番好きが 10、一番嫌いが 0 としたら、今のところ「3」か、せいぜい「4」くらい。
それでも、
実際に使い込んでいったら「アレもコレも撮れない」じゃなくて「アレもコレも意外と撮れるもんだなあ〜」というカメラで、現場で使っていても信頼が置けるようになって(性能だけではない話)、オリンパスに愛着が湧くくらいになったらええなあ
と思ってます。
……すいません、嘘つきました(^_^;)。正直、どうでもいいかな…期待してないですもん。
でもまぁここまで読んだ人は
これだけダメと思っていて、愛機を売ってまで、なぜ買ったのか?
と思うでしょう。それについては次回記事にて。
ちなみに、今日は4月1日です。
……関係ないですけどね(-_-)
嘘ネタだったら良かったのになー、と我ながら今思ってたりしますけど(^_^;)
(E-M1 Mark II を買った理由は…↓)
■ ダメ元でオリンパス OM-D E-M1 Mark II を買った、たった一つの理由
■ E-M1 Mark II を買うために愛用のシステムを一式売ってしまった、たった一つの残念で本気の理由
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