昨年末に購入した E-M10 Mark II、年が明けてからあまり使ってなかったのですが、最近はまた、ちょこちょこと使ってます。
ただ、
でありまして、E-M10 Mark II 購入時の記事で、
という状態に陥っています。
いやホント、
■ 久しぶりのミラーレス機復帰 E-M10 Mark II を買った割と安易な理由
と書いたのは何だったのか、結局こうなるのか!?という感じでありますが、それもこれも
ということもありますし、もっと言えば
ので、必然的にヒコーキ撮りのお供にして、サブカメラとして使おうかな的なことになってしまいます。
日々、カメラ持って被写体探して撮ってるカメラ女子みたいなことはないし、そういうのはスマホで十分なので…
もっとも、E-M10 Mark II で飛行機撮ると言っても
ですので、あくまで止まってる、タキシングしてる機体のスナップ写真用サブ機扱いです。
それに、止まってる飛行機にすらピントが不安定すぎる “当たるも八卦当たらぬも八卦 AF” ですので(AF-C ではなく AF-S で撮っていても)、到底「こいつは撮り逃がしたくない」という被写体相手に使えるもんではないですけどね。
というわけで前置きが長くなりましたが、出戻ってきたマイクロフォーサーズ・システム2本目のレンズとして Panasonic の「LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH./POWER O.I.S. 」を購入しました。
(パナソニックのレンズはどれも名前が長ったらしいので、本記事では以下「PZ 45-175mm」と称していきます)
「コンパクトデジカメの代わり、延長線上」と言いつつ購入した E-M10 Mark II ですから、マイクロフォーサーズのレンズにハマっていく予定はないのですが(魅力あるレンズは多いけど)、それでも「レンズ交換式」カメラですから、いずれ2本目、3本目のレンズくらいは買うつもりで、当初は以下のレンズを考えていました。
オリンパスの F1.8 単焦点3兄弟、画角的には 34mm 相当、50mm 相当、90mm 相当の明るめコンパクト単焦点3本は、以前からマイクロフォーサーズへ戻ることがあったら揃えて使いたいなー、と思っているレンズでした。
レンズ交換式としては極小センサーのマイクロフォーサーズですから、F1.8 と言ってもフルサイズ向けの 50mm F1.8 レンズと比べれば全然ボケは少ないのですが、その分コンパクトで軽量、3本持っても気にならないサイズと重さなので、スナップには良さげです。
もちろん、60mm マクロとか 75mm F1.8 も気になるレンズではあるのですが懐には限りがありますので、E-M10 Mark II 購入当初は
というつもりでした。動体を撮るつもりはないこともあって、望遠レンズの優先度は低いはずでした(^_^;)
しかしながら、E-M10 Mark II 購入直後に横浜・鎌倉散歩に持ち出して、標準ズームだけでやってると
という思いが出てきました。
■ 購入直後の E-M10 Mark II を鎌倉散歩のお供に撮り歩いてみた雑感【DAY 1 後編】
ですから横浜・鎌倉散歩旅から帰ってくると、マイクロフォーサーズに戻ってきての2本目レンズは単焦点レンズから廉価望遠ズームへと変更になりました :D
その購入検討時(年末年始)のマイクロフォーサーズの廉価望遠ズームレンズとしては、
この5本がありました。最後の LUMIX G VARIO 45-200mm / F4.0-5.6 は先日新型が発表になりましたが、購入検討時の年末年始にはまだ旧型でした。(新型も手ぶれ補正機構が改良されただけで光学系は変わってないみたいですが)
これら廉価望遠ズームレンズから「LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm」を選んだのは、はっきりとした理由があります。
PZ 45-175mm 以外を却下した理由というのは…
といった理由があり、購入する廉価望遠ズームレンズは LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm F4.0-5.6 にすんなり決まりました。
(これで 350mm 相当までですから、さすが m4/3 システム)
上記のように書くと PZ 45-175mm に決めたのは消去法のように見えますが、決して消去法で選んだわけではなく PZ 45-175mm なりの魅力も感じて決めました。
こういった魅力があって PZ 45-175mm に決めました。価格はたとえ中古購入であっても、M.ZUIKO 40-150mm F4.0-5.6 R などの一番廉価な望遠ズームレンズを買うのに比べると少々高くなりますが、その分だけの価値はある、と。
特に小型軽量でインナーズームというのは決定打と言っても良い魅力で、不安要素を上回って「使ってみよう」と思わせるものでした。
(比較する意味はないけど iPhone 6s Plus より縦横は小さいw)
もちろん、その不安要素はありまして、
この2つはかなり不安でした。
1ヶ月使ってきた結果、
という現状で、まぁとにかく
であることに尽きます。
とことん、なんだかんだと設定を仕込めるマイクロフォーサーズであり、電動ズームなのだからズームリングの回転方向も変えられればいいのに…と思うんですけどねえ。オリンパスとパナソニックでズームリングの回転方向が逆なんだから、それくらいできて当然と思うのですが(´Д` )
ただ、ズームリングの回転方向という割とストレスを感じるところはあるものの、
と言っても良いくらいです。
のは割と驚きです。
画質面では特筆するほど素晴らしいわけではないですが、新品同様の中古 2万円で購入したレンズと思えば十分満足です。
むかし使っていたオリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 やパナソニック LUMIX G VARIO 45-200mm はテレ側がボロボロでしたが、45-175mm はそこまでテレ側が酷くない印象です。ベタ褒めするほどはないけど、半絞り〜一絞りすれば全く問題なく使えて、「このサイズなのに…」と驚いているくらいです。
PZ 45-175mm で撮った実例については、また後日 AF の問題とともに記しておきたいと思っていますが、照度がある状況では無難に使える小型軽量望遠ズーム、という印象です。まだ風景とか全然撮ってなくて、鳥と飛行機しか撮ってないんですけどね…(^_^;)
前述したように、このレンズは以前白箱(メーカー保証はつくし中身も新品だけど、通常の外箱ではない色々な事情で安く出てくるパッケージ)が大量に安価に出回って、その頃は2万円〜2万円台前半という特価値で売られていたことがあります。
今は新品だと3万円くらい、中古でも2万円台前半から半ばなのですが、時々2万円くらいで程度の良いものが出てきます。私もしばらくそういった製品を待っているつもりだったのですが、年末年始で下取り買い取りが多い時期だったせいか、少し待っただけで新品同様品が2万円弱で買えました。
見るからに、「白箱が大量に出回った時に特価値だったので買ってみたけど、結局あまり使ってなくて下取りに出した」的な一品で、狙っていたモノそのものでした。中古ながら外観もレンズ周り、内部もほぼ新品同様で、写りにも気になるところは一切なしで、良い買い物をしました。
マイクロフォーサーズのレンズは程度の良い玉が多く出るレンズもあるようなので、今後もそういった機会があれば狙っていきたいとは思いますが、次はやはり単焦点レンズでしょうかね。
本当はキットレンズの広角側が 28mm 相当スタートなので超広角ズームが欲しいのですが、マイクロフォーサーズの超広角ズームレンズって、思いの外、安くて良い感じに超広角のレンズってないのですよねえ。
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 の評判はそこそこ良さげですが、フルサイズでも APS-C 用レンズでも 16mm 相当に慣れきった身としては 18mm 相当スタートでは今ひとつ超広角レンズって感じがしませんし、お値段も 5万円台と大して安くもありません。
M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO はお値段的もサイズ・重量的にも E-M10 Mark II には似合いませんから、むかし愛用していた LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0 ASPH. ですかねえ。これもマイクロフォーサーズ初期のレンズですが、大好きでしたねえ。
しかし今さら買い戻すのも何だかなーという気分はありますし(笑)、EF-S 10-18mm みたいに軽くてコンパクトで3万円強で 16mm スタート相当というレンズがマイクロフォーサーズにも欲しいところなのですがねぇ…
とりあえずは望遠ズームレンズで飛行機以外のものも撮りに行かねば、という感じですし、沈胴式の標準ズームレンズだと困ったことも先日起きたので、そこも悩ましいんですよね…。そのあたりはまたいずれ。
■ オリンパス OM-D E-M10 Mark II ファーストインプレッションまとめ
ただ、
最近 E-M10 Mark II で撮ってるのは飛行機ばかり(^_^;)
でありまして、E-M10 Mark II 購入時の記事で、
もうミラーレス機では動体撮ることは考えないから!
と散々言っていたのは何だったのか?
と散々言っていたのは何だったのか?
という状態に陥っています。
いやホント、
コンパクトデジカメ同様、今回のミラーレス機はスナップ用、動体を本気で撮るとか絶対に考えない
■ 久しぶりのミラーレス機復帰 E-M10 Mark II を買った割と安易な理由
と書いたのは何だったのか、結局こうなるのか!?という感じでありますが、それもこれも
2本目のレンズとして望遠ズームを買ってしまったので
とりあえず画角的に飛行機が撮れるようになってしまった
とりあえず画角的に飛行機が撮れるようになってしまった
ということもありますし、もっと言えば
旅とか撮影散歩とかに出かけなければ
E-M10 Mark II で撮るものがない
E-M10 Mark II で撮るものがない
ので、必然的にヒコーキ撮りのお供にして、サブカメラとして使おうかな的なことになってしまいます。
日々、カメラ持って被写体探して撮ってるカメラ女子みたいなことはないし、そういうのはスマホで十分なので…
もっとも、E-M10 Mark II で飛行機撮ると言っても
止まってる飛行機ですらピンボケを連発する
E-M10 Mark II の💩 AF で真っ当な撮りは無理
E-M10 Mark II の💩 AF で真っ当な撮りは無理
ですので、あくまで止まってる、タキシングしてる機体のスナップ写真用サブ機扱いです。
それに、止まってる飛行機にすらピントが不安定すぎる “当たるも八卦当たらぬも八卦 AF” ですので(AF-C ではなく AF-S で撮っていても)、到底「こいつは撮り逃がしたくない」という被写体相手に使えるもんではないですけどね。
というわけで前置きが長くなりましたが、出戻ってきたマイクロフォーサーズ・システム2本目のレンズとして Panasonic の「LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH./POWER O.I.S. 」を購入しました。
(パナソニックのレンズはどれも名前が長ったらしいので、本記事では以下「PZ 45-175mm」と称していきます)
「コンパクトデジカメの代わり、延長線上」と言いつつ購入した E-M10 Mark II ですから、マイクロフォーサーズのレンズにハマっていく予定はないのですが(魅力あるレンズは多いけど)、それでも「レンズ交換式」カメラですから、いずれ2本目、3本目のレンズくらいは買うつもりで、当初は以下のレンズを考えていました。
オリンパスの F1.8 単焦点3兄弟、画角的には 34mm 相当、50mm 相当、90mm 相当の明るめコンパクト単焦点3本は、以前からマイクロフォーサーズへ戻ることがあったら揃えて使いたいなー、と思っているレンズでした。
レンズ交換式としては極小センサーのマイクロフォーサーズですから、F1.8 と言ってもフルサイズ向けの 50mm F1.8 レンズと比べれば全然ボケは少ないのですが、その分コンパクトで軽量、3本持っても気にならないサイズと重さなので、スナップには良さげです。
もちろん、60mm マクロとか 75mm F1.8 も気になるレンズではあるのですが懐には限りがありますので、E-M10 Mark II 購入当初は
とりあえず F1.8 シリーズを1つずつ買い揃えていくか…
というつもりでした。動体を撮るつもりはないこともあって、望遠レンズの優先度は低いはずでした(^_^;)
しかしながら、E-M10 Mark II 購入直後に横浜・鎌倉散歩に持ち出して、標準ズームだけでやってると
やっぱり望遠ズームは欲しいなー、デジタルテレコンで使えない拡大画像写真撮ってても仕方ないしなー
という思いが出てきました。
■ 購入直後の E-M10 Mark II を鎌倉散歩のお供に撮り歩いてみた雑感【DAY 1 後編】
ですから横浜・鎌倉散歩旅から帰ってくると、マイクロフォーサーズに戻ってきての2本目レンズは単焦点レンズから廉価望遠ズームへと変更になりました :D
その購入検討時(年末年始)のマイクロフォーサーズの廉価望遠ズームレンズとしては、
- M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
- LUMIX G VARIO 35-100mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.
- LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm / F4.0-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.
- LUMIX G VARIO 45-150mm / F4.0-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S
- LUMIX G VARIO 45-200mm / F4.0-5.6 / MEGA O.I.S.
この5本がありました。最後の LUMIX G VARIO 45-200mm / F4.0-5.6 は先日新型が発表になりましたが、購入検討時の年末年始にはまだ旧型でした。(新型も手ぶれ補正機構が改良されただけで光学系は変わってないみたいですが)
これら廉価望遠ズームレンズから「LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm」を選んだのは、はっきりとした理由があります。
PZ 45-175mm 以外を却下した理由というのは…
- ▷ M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
- オリンパス唯一の廉価望遠ズームレンズで、ズームリングの方向がオリンパス製の標準ズームと逆にならない(メインシステムのキヤノン EF レンズとも同じ)利点はあるけれど、
- 昔マイナーチェンジ前のレンズを使っていて、極めて凡庸という印象しかなかった
- ビヨーンとだらしなく伸びるのが前モデルを使っていた時にも嫌だった
- フードが別売りというだけでなく、標準添付のレンズキャップが外つまみなのでフードを買うとレンズキャップも買い直す羽目になるオリンパスのオプション商法が大嫌い
(そもそもこのレンズでよければ E-M10 Mark II を買う時にダブルズームキットを買えば安くあがってたし) - ▷ LUMIX G VARIO 35-100mm / F4.0-5.6
- 望遠レンズとしては極めてコンパクトで収納時に 5cm というのは大きな魅力だけど、テレ端 200mm 相当までというのは(望遠バカにとって)物足りなくなることは確実なので断念
- ▷ LUMIX G VARIO 45-150mm / F4.0-5.6
- このレンズは使ったことがないけど、300mm 相当までの一般的なダブルズームキットの望遠レンズで、激安中古でもない限り手にとってみる魅力もないのでスルー
- ▷ LUMIX G VARIO 45-200mm / F4.0-5.6
- 年明けてからマイナーチェンジモデルが発表になったけど、マイクロフォーサーズ最古参レンズの1つで、マイクロフォーサーズ初号機である DMC-G1 のダブルズームキットでもあったので、私もずっと使っていたレンズ。お手軽超望遠 400mm までカバーするのは魅力だけど、今となっては写りは凡庸でしかないし、今更また買うというのも抵抗があったので却下
といった理由があり、購入する廉価望遠ズームレンズは LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm F4.0-5.6 にすんなり決まりました。
(これで 350mm 相当までですから、さすが m4/3 システム)
上記のように書くと PZ 45-175mm に決めたのは消去法のように見えますが、決して消去法で選んだわけではなく PZ 45-175mm なりの魅力も感じて決めました。
- コンパクトかつ軽量な望遠ズームだけど、インナーズームでズームしても鏡胴が伸び縮みしない(廉価望遠ズームとしては極めて珍しい)
- 45-200mm のように 400mm 相当まではカバーしないものの、テレ端 350mm 相当なので、一般的なキット望遠ズームの 300mm 相当より「もう一声」行けるのは望遠バカには魅力
- 廉価望遠ズームだけど、パナソニックが一時期ちょっと良いレンズに付けてた X マークが付いているようにキット望遠ズームよりは一段上のクラスという存在(と言っても50歩100歩だけど)
- ちょっと良い X 望遠ズームだけど一時期白箱による投げ売りがあったので、比較的安くて程度の良い中古が見つかりやすい
こういった魅力があって PZ 45-175mm に決めました。価格はたとえ中古購入であっても、M.ZUIKO 40-150mm F4.0-5.6 R などの一番廉価な望遠ズームレンズを買うのに比べると少々高くなりますが、その分だけの価値はある、と。
特に小型軽量でインナーズームというのは決定打と言っても良い魅力で、不安要素を上回って「使ってみよう」と思わせるものでした。
(比較する意味はないけど iPhone 6s Plus より縦横は小さいw)
もちろん、その不安要素はありまして、
- 電動ズームなのでズーム操作にストレスを感じそう
- ズームリングの回転方向がオリンパスと逆方向というだけでなく、メインシステムの EFレンズとも逆方向なので慣れる気がしない
この2つはかなり不安でした。
1ヶ月使ってきた結果、
- 電動ズームについては殆どストレスを感じることはありません。
(ネットの評判を見ると、ボディのズーム速度設定を変えている人もいますが私は標準のままで問題なし) - ズームリングの回転方向だけは使い始めて1ヶ月経ってる今でも慣れないし、EFレンズの回転方向が身体に染み付いてるので慣れるのはたぶん無理。
(色々事情はあるにしても、同じマイクロフォーサーズで違うとか、本当に意味わからん)
という現状で、まぁとにかく
PZ 45-175mm を買ってみて唯一最大の不満は
ズームリングの方向がオリンパス(とキヤノン)と反対
ズームリングの方向がオリンパス(とキヤノン)と反対
であることに尽きます。
とことん、なんだかんだと設定を仕込めるマイクロフォーサーズであり、電動ズームなのだからズームリングの回転方向も変えられればいいのに…と思うんですけどねえ。オリンパスとパナソニックでズームリングの回転方向が逆なんだから、それくらいできて当然と思うのですが(´Д` )
ただ、ズームリングの回転方向という割とストレスを感じるところはあるものの、
ズームリングの回転方向の件を除けば
廉価望遠ズームとしては不満なし!
廉価望遠ズームとしては不満なし!
と言っても良いくらいです。
とにかく小さく軽い!
それでいてズームで伸縮しない
それでいてズームで伸縮しない
のは割と驚きです。
画質面では特筆するほど素晴らしいわけではないですが、新品同様の中古 2万円で購入したレンズと思えば十分満足です。
むかし使っていたオリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 やパナソニック LUMIX G VARIO 45-200mm はテレ側がボロボロでしたが、45-175mm はそこまでテレ側が酷くない印象です。ベタ褒めするほどはないけど、半絞り〜一絞りすれば全く問題なく使えて、「このサイズなのに…」と驚いているくらいです。
PZ 45-175mm で撮った実例については、また後日 AF の問題とともに記しておきたいと思っていますが、照度がある状況では無難に使える小型軽量望遠ズーム、という印象です。まだ風景とか全然撮ってなくて、鳥と飛行機しか撮ってないんですけどね…(^_^;)
前述したように、このレンズは以前白箱(メーカー保証はつくし中身も新品だけど、通常の外箱ではない色々な事情で安く出てくるパッケージ)が大量に安価に出回って、その頃は2万円〜2万円台前半という特価値で売られていたことがあります。
今は新品だと3万円くらい、中古でも2万円台前半から半ばなのですが、時々2万円くらいで程度の良いものが出てきます。私もしばらくそういった製品を待っているつもりだったのですが、年末年始で下取り買い取りが多い時期だったせいか、少し待っただけで新品同様品が2万円弱で買えました。
見るからに、「白箱が大量に出回った時に特価値だったので買ってみたけど、結局あまり使ってなくて下取りに出した」的な一品で、狙っていたモノそのものでした。中古ながら外観もレンズ周り、内部もほぼ新品同様で、写りにも気になるところは一切なしで、良い買い物をしました。
マイクロフォーサーズのレンズは程度の良い玉が多く出るレンズもあるようなので、今後もそういった機会があれば狙っていきたいとは思いますが、次はやはり単焦点レンズでしょうかね。
本当はキットレンズの広角側が 28mm 相当スタートなので超広角ズームが欲しいのですが、マイクロフォーサーズの超広角ズームレンズって、思いの外、安くて良い感じに超広角のレンズってないのですよねえ。
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 の評判はそこそこ良さげですが、フルサイズでも APS-C 用レンズでも 16mm 相当に慣れきった身としては 18mm 相当スタートでは今ひとつ超広角レンズって感じがしませんし、お値段も 5万円台と大して安くもありません。
M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO はお値段的もサイズ・重量的にも E-M10 Mark II には似合いませんから、むかし愛用していた LUMIX G VARIO 7-14mm/F4.0 ASPH. ですかねえ。これもマイクロフォーサーズ初期のレンズですが、大好きでしたねえ。
しかし今さら買い戻すのも何だかなーという気分はありますし(笑)、EF-S 10-18mm みたいに軽くてコンパクトで3万円強で 16mm スタート相当というレンズがマイクロフォーサーズにも欲しいところなのですがねぇ…
とりあえずは望遠ズームレンズで飛行機以外のものも撮りに行かねば、という感じですし、沈胴式の標準ズームレンズだと困ったことも先日起きたので、そこも悩ましいんですよね…。そのあたりはまたいずれ。
■ オリンパス OM-D E-M10 Mark II ファーストインプレッションまとめ
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