航空祭の現地移動用ツールとして、半年前に Amazon プライムセールで買った 1万円の激安折りたたみ自転車が到着してから、ちまちま近所乗りで試した後、近所の淀川サイクリンクロード(以下、淀川CR)を少し走ってサイクリングもどきをしていたのですが、
という当たり前の思いがすぐに沸き起こったのですが、なにせ
ですから、お試しに折り畳んで輪行袋に入れて持ち上げてみると、持ち運ぶのが嫌になるくらい重いわけです。
車移動ならともかく、これを電車に持ち込むために駅の階段を昇り降りしたり、できるだけ混雑を避けるために端の車両のさらに端に乗るべくホームの端まで持ち歩くことを考えると、超萎えるわけです。当時はまだ夏でしたしね…

とはいえ、航空祭での現地移動用ツールとして持ち込む場合、必ずしも車で現地へ持ち込むとは限りません。もちろん、車で持って行って駐車場に入れたのち、この自転車を取り出して移動するのが理想ですが、費用面その他のことを勘案して、電車移動の場合もあると考えていました。
ですから、
を確認する必要はあるわけです。あまりにも困難であるなら輪行は不可能、車で行くしかない、という判断も下さねばなりませんから、お試しは必要です。
というわけで、ようやく秋が近づいて涼しくなった頃、電車一本で行ける場所で輪行のお試しをしてみることにしました。
こんな小口径タイヤの自転車で普通に近所サイクリングなんて、メリットを活かせず疲れるだけだし、やっぱりどこかへ輪行して使うべきだよなー
という当たり前の思いがすぐに沸き起こったのですが、なにせ
折りたたみ自転車と言っても激安ゆえに一切の軽量化なし
ママチャリと同じくらいのクソ重さ
ママチャリと同じくらいのクソ重さ
ですから、お試しに折り畳んで輪行袋に入れて持ち上げてみると、持ち運ぶのが嫌になるくらい重いわけです。
車移動ならともかく、これを電車に持ち込むために駅の階段を昇り降りしたり、できるだけ混雑を避けるために端の車両のさらに端に乗るべくホームの端まで持ち歩くことを考えると、超萎えるわけです。当時はまだ夏でしたしね…

とはいえ、航空祭での現地移動用ツールとして持ち込む場合、必ずしも車で現地へ持ち込むとは限りません。もちろん、車で持って行って駐車場に入れたのち、この自転車を取り出して移動するのが理想ですが、費用面その他のことを勘案して、電車移動の場合もあると考えていました。
ですから、
果たしてこのクソ重くてデカい折りたたみ自転車を
輪行するのはどれくらい大変なのか?
輪行するのはどれくらい大変なのか?
を確認する必要はあるわけです。あまりにも困難であるなら輪行は不可能、車で行くしかない、という判断も下さねばなりませんから、お試しは必要です。
というわけで、ようやく秋が近づいて涼しくなった頃、電車一本で行ける場所で輪行のお試しをしてみることにしました。
と思って、過去の記録を振り返ると、夏の終わりに一度、最初の輪行お試しをしていました(^_^;)
すっかり忘れていましたが、
そう思って、輪行お試し1回目にチャレンジしていました。千里川というのは、ヒコーキ好きには超お馴染みの聖地ですが、ココ↓です。
写真撮影だけでなく観光スポットになっているくらいのところですので、こういったシーンはどこかの写真やテレビなどで見たことがある人も多いでしょう。大阪伊丹空港の撮影ポイントとして超有名なところであります。
千里川は有名スポットではありますが、交通の便は良くない場所で(近くを通るバスは日に数本)、普段は電車&徒歩で行くか、最近は近くにコインパーキングができたので車で行くのも便利になりました。
ただ、数時間いると駐車場代も馬鹿になりませんし、自転車で行けば交通費もかかりません。ついでに運動不足解消にもなります(^_^;)
それに、
というのもあり、その目的地としてはうってつけです。とはいえ最初のお試しですのでボディはフルサイズと APS-C の2台を持って行くものの、レンズは1本だけにして背負って出かけました。それでも全部込み込みで 7kg くらいになっていましたけど。

(Runtastic Road Bike アプリのログから)
もう一つ、千里川を最初の輪行お試しに選んだ理由は
もしくは
そういったことをできる距離だからです。最初のお試しは慎重に、ダメだった時のことを考えておかないと不安ですから(^_^;)
もっとも、ウチから千里川へは間にある千里丘陵南端のアップダウンを迂回してできるだけ平地を通ったとしても、行きは緩やかに下り、帰りは緩やかに登りになります。楽したがりの私としては、緩い登りとはいえ、帰りに1時間以上もしんどい思いをしたくありません。
ですから、できるだけ帰りは電車で輪行して帰りたいのですが、やってみないことには判りません。折りたたみ自転車とはいえ、畳んでもデカい自転車ですからね…
ということで、まだ暑い日和でしたから少し日が傾きはじめた頃に出発して、日没ごろに千里川へ到着。

以前も書いたように、この激安折りたたみ自転車は 20インチと比較的小口径のタイヤであるだけでなく、変速ギアもローギアに振られているので、速度はさほど出せません。頑張って漕いでも巡航速度は時速20km 強あたりが関の山。平地で時速25km はちょっと厳しい自転車です。
もっとも、20インチ折りたたみ自転車という製品特性上、速度を出すような自転車ではありませんし、自転車のボディ剛性が低いので、これ以上の速度を出すとむしろ危険に感じるところもありますので、時速 20km くらいまでしか出せないローギアな設定はむしろ安全上良い設計とも言えます。
これまでの近場サイクリングでの経験上、信号待ちなどを含めた街中での平均的な表定速度は時速 12km〜14km でしたので、千里川までの 15km 近い道のりも1時間くらいでした。
■ Osaka/Itami Airport at dusk 2016.9.8 | Flickr
千里川で日没の頃から2時間ほど撮影して、終了。チャリンコでは一眼レフ+望遠レンズを載せられる重たくデカい三脚+雲台を持ってくるのは無理ですから、手持ちでのなんちゃって夜撮影でしたが、主目的ではないので程々に。
そして、いよいよメインイベント?の帰りの輪行。千里川の最寄り駅である曽根駅から阪急宝塚線で十三駅へ行き、そこで京都線に乗り換えて…という行程です。
十三駅での乗り換えはあるものの、宝塚線上りと京都線下りは同一ホームの向かいの番線ですから、クソ重い自転車を担いで階段を昇り降りしたりエレベーターに乗る必要はありません。
夜8時くらいですから都心方向の曽根駅から十三駅までの普通電車はガラガラなので自転車を持ち込んでも迷惑になることはありませんが、まだ梅田からの帰宅混雑が予想される京都線下りだけは迷惑にならぬよう気をつけなければなりません。

(周囲を確認しつつ広くなっている扉横の空間を拝借)
初めての輪行ということもあって、曽根駅に到着して折り畳んだ自転車を輪行袋へ入れるのには少し苦労しました。自宅では何度か試して数分あれば余裕だったのですが、なんだかんだで10分近く格闘していて、帰路を急ぐ通勤の人の視線が多少気になりました(^_^;)
ともあれ、自転車を入れた輪行袋を肩に担いで、改札を抜けます。最近はどこの駅の自動改札にも車椅子用のゲートが用意されているので、輪行袋がかさばるデカさになっても通れるのは有難いところです。
空いている駅ですので、遠慮なくエレベーターを使って高架のホームへと向かい、梅田行きの普通電車に乗ります。前述のとおり、夜時間帯の宝塚線梅田行き普通はガラガラですので、車椅子用も兼ねた扉横のスペースに置かせてもらいます。(もちろん車椅子などの人がいれば使いませんけどね)
十三駅で乗り換えた京都線の普通電車はさすがに空いているという状況ではありませんが、できるだけ端の車両の、先のように扉横に広いスペースがある車両の扉を選んで乗って、周囲の迷惑にならないように降車駅まで辿りつくことができました。

(ホームに置いていてもデカい荷物感…)
最寄り駅ではそれなりの人が降りるので、邪魔にならないように人波のピークが過ぎてから自転車の入った輪行袋を担いで階段を登り、改札を過ぎて、近くの自転車を広げられるところまで行って下ろしましたが、わずか数分でもがっつり肩に負担がかかる重さです。
とりあえず輪行のお試しには成功したものの、
というのが正直なところでした。
それでも
という目処もついたので、秋の航空祭シーズンで、車による運搬だけでなく電車で輪行して現地展開というのもアリ、ということが判っただけでも収穫でした :D
まぁ、この激安折り畳み自転車で輪行するのは、ホント気合が必要です……。その証拠に、千里川へ自転車で行くのもアリかも
?とか思っていたものの、これ以来自転車で行ったことは今に至るまでないですからね(^_^;)
(続き)→ 1万円で買った激安折りたたみ自転車の話・その後(4)重いデカい自転車で輪行お試しおかわり編
すっかり忘れていましたが、
お尻がかなり痛くなるけど、近所サイクリンクで 15km くらいなら何とか乗れるから、ウチから千里川まで行けなくもないなー。行きは自転車で、帰りは電車で輪行を試してみることにしよう
そう思って、輪行お試し1回目にチャレンジしていました。千里川というのは、ヒコーキ好きには超お馴染みの聖地ですが、ココ↓です。
写真撮影だけでなく観光スポットになっているくらいのところですので、こういったシーンはどこかの写真やテレビなどで見たことがある人も多いでしょう。大阪伊丹空港の撮影ポイントとして超有名なところであります。
千里川は有名スポットではありますが、交通の便は良くない場所で(近くを通るバスは日に数本)、普段は電車&徒歩で行くか、最近は近くにコインパーキングができたので車で行くのも便利になりました。
ただ、数時間いると駐車場代も馬鹿になりませんし、自転車で行けば交通費もかかりません。ついでに運動不足解消にもなります(^_^;)
それに、
航空祭の現地移動のために買ったのだから、カメラとレンズを背負って乗って行くか
というのもあり、その目的地としてはうってつけです。とはいえ最初のお試しですのでボディはフルサイズと APS-C の2台を持って行くものの、レンズは1本だけにして背負って出かけました。それでも全部込み込みで 7kg くらいになっていましたけど。

(Runtastic Road Bike アプリのログから)
もう一つ、千里川を最初の輪行お試しに選んだ理由は
実際に輪行できなくても自転車で帰ってこれる
もしくは
輪行できなかったら駅の駐輪場に置いて
電車&徒歩で戻って車ですぐ自転車を取りに行ける
電車&徒歩で戻って車ですぐ自転車を取りに行ける
そういったことをできる距離だからです。最初のお試しは慎重に、ダメだった時のことを考えておかないと不安ですから(^_^;)
もっとも、ウチから千里川へは間にある千里丘陵南端のアップダウンを迂回してできるだけ平地を通ったとしても、行きは緩やかに下り、帰りは緩やかに登りになります。楽したがりの私としては、緩い登りとはいえ、帰りに1時間以上もしんどい思いをしたくありません。
ですから、できるだけ帰りは電車で輪行して帰りたいのですが、やってみないことには判りません。折りたたみ自転車とはいえ、畳んでもデカい自転車ですからね…
ということで、まだ暑い日和でしたから少し日が傾きはじめた頃に出発して、日没ごろに千里川へ到着。

以前も書いたように、この激安折りたたみ自転車は 20インチと比較的小口径のタイヤであるだけでなく、変速ギアもローギアに振られているので、速度はさほど出せません。頑張って漕いでも巡航速度は時速20km 強あたりが関の山。平地で時速25km はちょっと厳しい自転車です。
もっとも、20インチ折りたたみ自転車という製品特性上、速度を出すような自転車ではありませんし、自転車のボディ剛性が低いので、これ以上の速度を出すとむしろ危険に感じるところもありますので、時速 20km くらいまでしか出せないローギアな設定はむしろ安全上良い設計とも言えます。
これまでの近場サイクリングでの経験上、信号待ちなどを含めた街中での平均的な表定速度は時速 12km〜14km でしたので、千里川までの 15km 近い道のりも1時間くらいでした。
■ Osaka/Itami Airport at dusk 2016.9.8 | Flickr
千里川で日没の頃から2時間ほど撮影して、終了。チャリンコでは一眼レフ+望遠レンズを載せられる重たくデカい三脚+雲台を持ってくるのは無理ですから、手持ちでのなんちゃって夜撮影でしたが、主目的ではないので程々に。
そして、いよいよメインイベント?の帰りの輪行。千里川の最寄り駅である曽根駅から阪急宝塚線で十三駅へ行き、そこで京都線に乗り換えて…という行程です。
十三駅での乗り換えはあるものの、宝塚線上りと京都線下りは同一ホームの向かいの番線ですから、クソ重い自転車を担いで階段を昇り降りしたりエレベーターに乗る必要はありません。
夜8時くらいですから都心方向の曽根駅から十三駅までの普通電車はガラガラなので自転車を持ち込んでも迷惑になることはありませんが、まだ梅田からの帰宅混雑が予想される京都線下りだけは迷惑にならぬよう気をつけなければなりません。

(周囲を確認しつつ広くなっている扉横の空間を拝借)
初めての輪行ということもあって、曽根駅に到着して折り畳んだ自転車を輪行袋へ入れるのには少し苦労しました。自宅では何度か試して数分あれば余裕だったのですが、なんだかんだで10分近く格闘していて、帰路を急ぐ通勤の人の視線が多少気になりました(^_^;)
ともあれ、自転車を入れた輪行袋を肩に担いで、改札を抜けます。最近はどこの駅の自動改札にも車椅子用のゲートが用意されているので、輪行袋がかさばるデカさになっても通れるのは有難いところです。
空いている駅ですので、遠慮なくエレベーターを使って高架のホームへと向かい、梅田行きの普通電車に乗ります。前述のとおり、夜時間帯の宝塚線梅田行き普通はガラガラですので、車椅子用も兼ねた扉横のスペースに置かせてもらいます。(もちろん車椅子などの人がいれば使いませんけどね)
十三駅で乗り換えた京都線の普通電車はさすがに空いているという状況ではありませんが、できるだけ端の車両の、先のように扉横に広いスペースがある車両の扉を選んで乗って、周囲の迷惑にならないように降車駅まで辿りつくことができました。

(ホームに置いていてもデカい荷物感…)
最寄り駅ではそれなりの人が降りるので、邪魔にならないように人波のピークが過ぎてから自転車の入った輪行袋を担いで階段を登り、改札を過ぎて、近くの自転車を広げられるところまで行って下ろしましたが、わずか数分でもがっつり肩に負担がかかる重さです。
とりあえず輪行のお試しには成功したものの、
このクソ重さとデカさでは
気軽に輪行する気にはなれんわ
気軽に輪行する気にはなれんわ
というのが正直なところでした。
それでも
輪行しようと思って、できなくはない
という目処もついたので、秋の航空祭シーズンで、車による運搬だけでなく電車で輪行して現地展開というのもアリ、ということが判っただけでも収穫でした :D
まぁ、この激安折り畳み自転車で輪行するのは、ホント気合が必要です……。その証拠に、千里川へ自転車で行くのもアリかも
?とか思っていたものの、これ以来自転車で行ったことは今に至るまでないですからね(^_^;)
(続き)→ 1万円で買った激安折りたたみ自転車の話・その後(4)重いデカい自転車で輪行お試しおかわり編
コメント