9月に iPhone 7 が防滴、Suica 対応、望遠レンズ搭載という、自分にかなりヒットする仕様で発表発売された時は、「これはきっと我慢したくてもできんやろなあ」という思いでした。

が、3ヶ月経った今は

防滴仕様だけはサッカーの雨中観戦、航空祭の雨中撮影時に使えるから羨ましいけど、iPhone の Suica はエクスプレス予約が使えず結局モバイル Suica を使うことになるし、望遠レンズは手ぶれ補正ないのが微妙だし、なにより防滴以外はカメラ機能もその他も今の 6s Plus で十分満足できてるからなぁ…


と、すっかり熱が冷めてしまっています。Plus モデルで 128GB 以上のストレージとなれば 10万円コースですから、それだったら別のものを…と優先順位が下がってしまった感じですね。

また、iPhone 7 に買い換えたらヘッドホン端子がなくなって Bluetooth イヤホンをまた常用することになり(充電しながら音楽を聴くことは頻繁にある)、きっとそれも新たに買い直したくなって出費はさらに嵩みそうです。

以前 Bluetooth イヤホンを常用していたものの結局は止めた経験があるだけに、イヤホン端子廃止が思っていた以上に心理的ハードルになっていて、今の 6s Plus を当分使っていくことになりそうです。

とまぁ、端末自体の買い換えですらコンサバティブな姿勢な私だけに、常用アプリはそれ以上に保守的な姿勢が強まってる近年ですが、それでも一年を通して見ると、幾つかのアプリを新たに常用することになりました。

すっかりiPhoneのアプリ入れ替えがなくなってきた私が2016年、新たに常用するようになったiOSアプリ【マイクロソフト編】

前回は最近モバイルアプリにも力を入れているマイクロソフト製アプリ2つを紹介し、1つは画質面での劣化を気にせず使える無音カメラアプリ「Microsoft Pix」でしたが、今回も写真関連アプリ2個を紹介します。



Google フォト


2016年には、私の写真管理・バックアップ面で大きく変わったことが、2つありました。
  • Amazon プライム会員なら写真ファイルは RAW も含めて無制限に Amazon クラウドドライブに保存できるようになった(Amazon プライムフォト)
  • Google のクラウド写真サービスが、リサイズ・再圧縮ありだけど、1,600万画素までの写真を無制限が保存できるようになった(Google フォト)

この2つは大きなインパクトがあり、私自身もすぐに使い始めました。

Amazon プライムフォト サービス開始から1ヶ月 〜環境・撮影枚数によってはバックアップはこれだけでもOK!?
極めて個人的なクラウドストレージの使い分け

そして、この両サービスによって自身の写真のバックアップ体制は
  • 一眼レフやコンパクトデジカメで撮った写真は NAS や外付 HDD に保存するだけでなく、「Amazon プライムフォト」にも保存するように
  • スマホの写真もパソコンに吸い出して NAS や外付 HDD に保存するだけでなく、随時「Google フォト」にバックアップするように

このように「写真をクラウドにバックアップする」ということを本格的にスタートさせた年になりました。

「Amazon プライムフォト」には、今年のデジタル一眼レフ撮影写真の半分程度(6月以降)しかバックアップできていませんが、既に 1TB を大きく超える容量をバックアップしています。

AmazonPrimePhoto16


あまり連続でクラウドへ大量バックアップすると通信側・プロバイダ側でアップロード制限かけられる恐れがあるので少しずつバックアップしていますが、とりあえず「災害で自宅が壊れてもデーターが残ってる」的な安心感はあります。

デジタル一眼レフやコンパクトデジカメの写真はパソコンから「Amazon プライムフォト」へアップロードしており、スマートフォンやタブレットに「Amazon プライムフォト」アプリを入れていても殆ど使っていませんが、前述のようにスマホの写真は「Google フォト」へバックアップしているため、「Google フォト」アプリは常用するようになりました。

Google フォト - たくさんの写真や動画を無料で保管

元々、「Google フォト」を使う目的が “スマホで撮った写真のバックアップのため” だけでしたから、常用アプリと言っても当初は

端末内の写真をバックアップする時だけにアプリ起動


するものでした。

今も基本的にそれは変わっていないのですが、クラウドへバックアップした写真が溜まってくると

写真を全部クラウドにバックアップできる
=いつでも過去の写真を取り出せる


というメリットが大きくなってきます。するとバックアップする時だけでなく、「あの時どうだったっけな?」という形で写真を撮り出すのも使うようになります。

特に私の場合は元々スマホの写真は端末にずっと残さず、一定期間毎にパソコンに吸い出して NAS や外付 HDD に保存してから端末内の写真を全削除する使い方ですので、「Google フォト」のおかげで昔スマホで撮った写真をいつでも取り出せるのは非常に有り難いです。

最近の写真クラウドサービスの例に漏れず、日付別だけでなく GPS 情報に基づいた場所別の自動分類もやってくれますので、過去の写真を取り出すのもかなり楽です :D

GooglePhotoApp2


「Google フォト」にバックアップすると自動的にアルバムを作ってくれたり、動画やパノラマ画像を作ってくれたりしますが、ウェブサービス側にも色々な機能がありますが、それらについてはほぼ使っていません。バックアップと過去写真取り出しだけに使っています。

「Google フォト」と同じことは、アップル純正のクラウドサービス「iCloud フォトライブラリ」を使えばできますが、

「Google フォト」なら画質は落ちても
無料で無制限に保存できる


というのは魅力ですし、気軽に使えます

iCloud も月額たった 130円で 50GB のストレージ容量を得られるので、それで十分賄える人も多いと思いますが、動画を含めればスマホでも1年で 20GB くらいは撮っている私としては、すぐに月額課金のランクが上がっていきそうで、それを思うと画質は落ちても無料で無制限というのは安心できます。

月130円の誘惑 〜クラウドストレージのプチ・アップグレード

それに加えて

iCloud に保存したデーターは
Android 端末から取り出しにくい


ので、あまり気楽に使えないんですよね。iPhone、iPad、Mac をメイン端末で使ってますが他の環境も常用していますし、そもそも mobileme 時代のトラウマがあって、アップルのクラウドサービスは未だに信用できないところもあります。(←経験した人なら判るはず ^^;)

「Google フォト」の無料無制限コースでは画像サイズの制限があったり(1,600万画素以上の写真はリサイズ)、容量削減のための強制再圧縮されますけど、

Google フォトから写真を取り出す時はスマホだから
多少画像が劣化していても気にしない/ならない


ですので、そこは十分割り切れます。春からずっと使ってきて、そこが気になったことはありません。

GooglePhotoApp1


ということで、「Google フォト」の無料無制限サービスもいつまで続くか判りませんが、

スマホ内写真のクラウドバックアップをしたことない人は
一度 Google フォトを使ってみるべき


と言えるくらいにはオススメです。

特に

スマホに写真を溜め込んで容量を圧迫してる人こそ
写真のクラウドバックアップは使うべし


ですしね。

まぁ、これでまた一つ、Google 様への依存度、下僕度が高まってしまうことだけは遺憾ですが、Android だけでなく iPhone でも「Google フォト」常用するようになった今年でした。



Prisma


今年、日本国内で一番流行った写真アプリといえば SNOW だったのではないかと思いますが、ジジイが自撮りしても何の得もありませんし、ネットに晒しても気持ち悪いだけですので、試して「流行るのも判るわー」で終わりました。止むを得ません(^_^;)

スノー SNOW - 自撮り、顔認識スタンプ、ウケるカメラ

最近では「Everfilter」という画像加工アプリがリリース直後に(ステマに成功して)瞬く間に SNS 上でブームになりましたが、真っ当な判断力のある人たちからは写真アプリに不要な権限取得で怪しいと思われ、さらにその直後、ブームになった要因でもある「君の名は」風に作れる理由が新海誠監督作品からの画像パクリだったことが判明して一瞬で消えていった、なんてことがありました。

(この手のことが起きると、SNS 上で日頃もっともらしいこと言いつつも信用できない人、アフターフォローせずに知らぬ存ぜぬする人とか判別できるので、ある意味良い機会なのですけどね ^^)

ともあれ、この手の画像加工アプリというのは

パッと流行って、すぐに消えていく代表的なジャンル


であり、過去にも多くの画像加工アプリが流行っては消えていきました。

そんな中で、今年リリースされて話題になった画像加工アプリの1つが「Prisma」。

Prisma: Free Photo Editor, Art Filters Pic Effects

今まで星の数ほどリリースされてきた、と言っては大げさですが、多数の同ジャンルアプリが出てきた写真を絵画風に加工するアプリです。

Prisma1


まぁはっきり言って、リリース直後に少し話題になった際は

え?また写真を絵画風に加工するアートエフェクトアプリが流行ってるの?もう飽きたわ。どうせすぐ流行って消えるでしょ。


と思っていたのですが、無料アプリですし、リリース元の会社を見ても(Everfilter の時のように)怪しさは感じられないので、とりあえず試してみたところ、なかなか良い。

それでも、

アートエフェクト系アプリはインストールして少し楽しんでも、しばらく経ったら使わなくなって、半年や1年経った後に削除するパターンやで


と思っていたのですが、気がつけば半年経っても常用しているアプリとなりました。

飽きっぽい&面倒くさがりの私が
これほど長く使ってる画像加工アプリは初めてかも?


という印象です。

Prisma2
(Jリーグ写真はそのまま載せるのはアレなのでPrisma使ってみたり)


画像加工アプリは一手間要しますから、それなりの魅力がないと使うのが長続きしません。飽きっぽい&面倒くさがりの私でも Prisma をずっと時折使ってる、使いたくなる理由を考えると、以下の4つが挙げられると思います。
  • エフェクトの質が良くて、オリジナル写真を台無しにするものが少ない
  • エフェクトの数が多いだけでなく、バリエーション豊かなので、写真と自分のイメージに見合ったエフェクトが見つかりやすい
  • エフェクトが時々追加されて飽きさせない
  • iOS 環境でも他アプリとの連携がスムーズ(Android は言うまでもなし)


個人的に画像加工アプリを使うシーンというのは、そのまま載せるだけでは微妙な写真を何とかしたい時を含めて、何かしら変化球を欲する時に使うモノだと思うのですが(本当に良い写真ならそのまま載せればいいわけで)、

エフェクトの質、量ともに高いので使いやすい/使いどころが多い


のが、長く使えている要因だと思います。

画像加工の質が高くてもバリエーションが少ないとすぐ飽きますし、加工の種類だけ多くても質が低いと「エフェクトかけてはみたものの微妙だからやっぱりいいや」になってしまいます。このあたりのバランスが Prisma は、よくできています。

Prisma4


バージョンアップで時々エフェクトの種類が増やして飽きさせない工夫もそうですが、

半年間、機能面でも着実に進歩してきた


のも使い続けている理由になるでしょう。

当初はサーバー側で画像加工を処理していたので、データー通信が発生し、処理にも時間がかかっていましたが、今は多くが端末内で処理していますので、かなり速くなりました。幾つものエフェクト結果を見て選ぶことが殆どですから、処理速度は重要です。

また、スライドでエフェクトのかかり具合を自由に設定できたり、今週の最新アップデートではとうとうスクエアに画像トリミングしなくても、元画像の画面比率のままエフェクトをかけられるようになり、さらに汎用性が増しました。

絵画風画像加工アプリとしては、もう望むところはあまりなくなってきたと思える完成度になりました。鏡面系の加工エフェクトがあれば嬉しいかな、と思うくらいですが、それは元々のアプリの趣旨とは少し変わってしまいそうです。

Prisma3


ただ、アプリの完成度が高まるとこの先

殆どの人が望まない機能が追加されて肥大化していく危惧


はありますね。

最新アップデートでも Prisma 独自の(Instagram っぽい?)画像 SNS を始めています。そもそも Instagram や Facebook との連携を重視してアプリ設計されているので、わざわざ Prisma の SNS を使う人がどれだけいるのか…と思いますしねぇ。

バージョンアップで必要以上の機能を追加し、どんどん肥大化して重くなって使う気が薄れたアプリは今まで幾つもあるわけで、今後の Prisma にはそうなって欲しくないですね…