前回の到着・組み立て編記事からすぐに試し乗りの話を書くつもりでしたが、他の話題もあったり、以前の記事でも書いたように、

FoldingCycleCaptainStag17
激安折りたたみ自転車を買った目的である航空祭遠征


などへ出かけることの多いシーズンですので、なかなかブログを書いている余裕もなかなか捻出できず、少し間が空いてしまいました。

いずれにせよ、最寄りの駐車場が使えなくなって折りたたみ自転車を使うのがベストと判断した岐阜基地航空祭遠征で(予行含めて)2日間活躍してくれて、これで元を取った感のある1万円激安折りたたみ自転車ですが、今回は製品が到着して組み立てた状態の外観、付属品を詳しく紹介します。


【Amazon.co.jp限定】キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) Oricle 20インチ 折りたたみ自転車 FDB206 [シマノ6段変速 / バッテリーライト / ワイヤー錠 / 前後泥よけ ]標準装備 ホワイト YG-778
(プライムセール時に1万円弱で購入したが、通常価格は1万円台前半)

購入動機から商品到着、組み立てについては、以下の過去記事を参照ください。

【Amazon通販】1万円で買った激安折りたたみ自転車【ある意味お試しチャリ】 (1)購入編
【Amazon通販】1万円で買った激安折りたたみ自転車【何から何まで一式揃ってる】 (2)到着・組み立て編

前回書いたように、組み立てといっても(ちゃんと折り畳めなくなる前カゴを付けなければ) 全く難しいことはなく、むしろ心配なのは

アクセサリー類を中心に初期不良がないかどうか?


であります。安さの最大の理由は検品作業の甘さであることは、他ジャンルの製品でも往々にありがちですしね。

FoldingCycleCaptainStag01


ともあれ、無事に製品不良もなく組み立てが終わると上記写真のようになります(前カゴは付けていません)。前回記事でも触れましたが、

鍵、ライトその他の保安部品は全て揃っていて
激安商品だけど買って組み立ててすぐ乗り出せる


のは良いですね。

「この値段で売っといて、ライトや鍵、ベルは自分で買え、じゃないのは凄えな。さすが中国製の安さだけあるわ。怖いくらい ^^;」という印象ではありましたが、以下の写真を見てのとおり、各部を見てみると激安商品でも保安部品は不足なく付いていて感心しました。



FoldingCycleCaptainStag04
(ライトは組み立て時に自分で取り付け、ベルと前方反射板は最初から装着済み)

FoldingCycleCaptainStag05
(最初から装着済みのワイヤー錠、鍵式だがそこそこ太めで実用的)

FoldingCycleCaptainStag08
(必需品の赤い後方反射板もちゃんとあります)

FoldingCycleCaptainStag06
(前輪・後輪とも側面向きの白い反射板が備わっている)

FoldingCycleCaptainStag07
(スタンドはロックなしの簡易タイプ)


ライトやベルなどは百均商品レベルですが、なければ夜は無灯火で道交法違反で走れないことを思えば、あるのとないのでは大違いです。ライトについては単4電池4本が電源で、これは自分が用意する必要があります。

ライトは単に点灯する以外に点滅、速点滅、断続点滅の3パターンがあり、上面のボタンを押すたびに消灯や連続点灯とともに切り替わっていきます(道交法的には連続点灯以外は違反のはず)。ただ、さほど明るくもないので、真っ暗闇の中を走るのには向いていません。

FoldingCycleCaptainStag23
(付属ライトの照射状態)


ライトの照射範囲を試しにとってみたのが上記写真ですが、照らす範囲にムラがありますし、真っ暗闇では不安になる照度の乏しさなので、夜間に乗ることが多い人、真っ暗なところを通る人はライトをもっと明るく広範囲タイプに変えた方がいいでしょう。



反面、ワイヤー錠は百均で売られているレベルよりは太く、十分実用的と思えるものが付いています。これで地球ロックすれば、カジュアル盗難は防げるんじゃないかと思えます。(大きな切断用具を持ってきて盗むような自転車でもないしね)

ワイヤー錠は最初からサドル裏に装着されていて、ボタンで台座から取り外し、ロック解除は専用の鍵(2個付属)で行うタイプです。私自身は、この激安自転車ならこれで十分、折りたたみタイプだから地球ロックさえできれば、って感じですね。(行く場所によっては、用心でもう1個ワイヤー錠を追加で持って行くことはあります)


(ダイアル錠でなく番号錠の方がいいという人は要別途購入)


以上のように、激安商品だけど、とりあえず乗り出しに必要なものは全部揃ってるのは判るかと思います。

ただ、当然ながら、安いのには訳がある、のも当然であり、

折りたたみ自転車とはいえ、一切軽量化のないクソ重さ


もそうですし、細かいところの造りを見ていくと「あぁ…」と価格に納得するところは多々あります。

FoldingCycleCaptainStag10
(接合部を見ると、どこもまぁこんな感じで…)

FoldingCycleCaptainStag09
(接合の雑さもあるが、フレームが組み合わさった奥が塗られてないとかも)


ぱっと見は分からなくても、あれ?ここは何も塗ってない、錆止めもなし?というところもあります。後日の記事に書きますが、割とすぐ錆びてしまう箇所も少なくないので、保管時にカバーをしっかりしておく、もしくは折りたたみ自転車を使う時以外は屋内や物置に入れておく、としておく方が賢明かと思います。

折りたたみ自転車で、なおかつ激安でありますから、安いからにはそれなりの理由は当然ありますし、3ヶ月で 700km くらい乗っていると、あちこちギシギシ言う状態にはなりつつありますが、ちゃんと使えてはいますし、この秋の航空祭遠征でも既に何度も活躍してくれています。

というわけで、次回は試し乗りを含めた、1万円激安折りたたみ自転車を乗ってみての感想を記しておきたいと思います。