7月の Amazoプライムセールで 1万円を切った価格(プライム会員だから当然送料無料)で売っていた激安折りたたみ自転車を思わず買ってしまって3ヶ月。すぐに壊れることなく(今のところは)普通に使えていますので、不定期にダラダラとレポートしていく第2弾です。

【Amazon通販】1万円で買った激安折りたたみ自転車【ある意味お試しチャリ】 (1)購入編

今回は、折りたたみ自転車が届いて内容の紹介とお組み立てたあたりの話と、今は自転車を購入したら必須とも言える防犯登録の手続きを行う過程について述べてみたいと思います。

前回書いたように、

当方、特にチャリンコの知識が詳しいわけでもない、パンクしたり壊れたら自転車屋へ行く一般ピープル


であり、

Amazon で売ってる激安自転車って、一体どうなん?ちゃんと乗れるの?すぐ壊れないの?いつ壊れるの?


という疑問に回答する実例としてのレポートであります。

間違っても、最近ネットでよく見る、お高いロードサイクルや真っ当なミニベロ、折りたたみ自転車などをブログでレポートする人たちと同じにしてもらっては困ります。こちとら 1万円の激安折りたたみ自転車です。(その分、自転車薀蓄もない、はず ^^;)

というわけで、Amazon プライムセールで購入したコレ↓


【Amazon.co.jp限定】キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) Oricle 20インチ 折りたたみ自転車 FDB206 [シマノ6段変速 / バッテリーライト / ワイヤー錠 / 前後泥よけ ]標準装備 ホワイト YG-778

通常1万数千円で売られているものがプライムセールでは1万円切りという、背中を押される値段であり、かつ1日限定だったものの数量限定ではなかったせいで注文が多すぎたせいか、7月12日に注文して実際に自転車が届いたのは10日後でした。(今はそんなことはないと思います)

今回は到着して開梱、組み立てあたりについて、どういうモノだったかを説明してします。



とりあえず、宅急便屋さんが商品を届けてくれて、まず思ったのは、

梱包の段ボールでかい…


折りたたみ自転車なので、折り畳まれた状態で梱包され、かつペダルは1つ外された状態なので、それなりに小さくなっているのですが、Amazon は長年プライム会員で多用しているとはいえ、自転車はもちろん大型家電なども買ったことがない私ですので、梱包に圧倒されてしまいました(^_^;)

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(配達時、段ボール横の商品名を確認しないと返品も大変なことに)


横 1.3m、高さも 1m 近くある梱包サイズに圧倒されて写真を撮るのを忘れて、

とりあえず玄関先に置いておくのも邪魔だし、家の中へ入れるのはもっと邪魔だし、とっとと梱包開けて自転車取り出して組み立てて、この馬鹿でかい梱包の段ボールを畳んでしまおう…

これしか考えられませんでした…。当方は一軒家ですが、マンションとかアパートだと玄関まで梱包を開けて組み立てるのも一苦労かもしれません。自転車専門店やヨドバシなどで自転車を買うと、梱包などはなく使える状態で届けられることもあるのですが、Amazon 通販だと、そうはいきません。

また、梱包を開けて自転車やアクセサリー類を取り出して折り畳んだ段ボールもデカいのですぐに捨ててしまいたいところですが、

梱包の段ボールを捨てると初期不良対応できない


から捨てるな、と段ボールに書かれていますので、初期不良対応期間の1週間は捨てずに取っておかなければなりません。まぁ、このあたりは激安商品と思えば仕方ありません。

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(梱包材の段ボールに上記の通り書かれている)


ただ、改めて届いて中身をチェックしてみると、この激安折りたたみ自転車商品の凄い?ところは、

たった1万円(通常価格は1万数千円)にも関わらず
ベル、ライト、ワイヤー錠、前かごが付いてきて、他に何も買う必要がない


というのも特長です。(鍵や前かごはともかく、ベルやライトは百均製品レベルですが)

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(ライトは自分で装着するが、ベルと反射板は装着済みで届いた)

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(サドルポールにワイヤー錠は装着済みでしたが、外すことも可能)


正直言って、組み立てて試験走行してみて、

「こんだけ全部必要なアクセサリー類が付いていて、この値段とかすげえな、むしろ大丈夫なんか?と思うくらいや…」

と妙な感心をしたくらいです。組み立てさえすれば、一応法律上は別途買うものは何もありません。(後日の記事で説明しますが、ライトは光量が最低限なので夜に走ることが多い人は交換した方が良いレベル)

梱包の中には自転車本体以外に付属のアクセサリー類や説明書、組み立てるための簡易工具が入っていますから、工具も別途用意する必要はありません。(手持ちできちんとした工具があれば、それを使った方が迅速確実です)

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そして、梱包から自転車を取り出して組み立てるわけですが、組み立てると言っても全く難しくありません。

自転車の組み立てなんかよりむしろ、
梱包の中から折り畳まれた自転車を取り出すのが一番大変


です。前回記事でも書きましたが、とにかく折りたたみ自転車とは言ってもママチャリと同じクソ重い自転車なので、取り出すのは一苦労。梱包材をバリバリと破くのも一苦労。というか、

激安商品の通販なので初期不良の可能性は小さくないため
梱包材をバラバラに破くと初期不良で返品する時に困る


ので、その点も考慮しておく必要はあります。

自転車を梱包から取り出した後の、組み立て手順は以下の通りになります。

  1. 梱包材から取り出した自転車に付いている緩衝材を全部外す
    (大きな緩衝材で包まれてるのではなく、あちこち細々と段ボールやらテープやらが貼られているので、手間はかかりますが難しくはありません)

  2. 折り畳まれた状態の自転車を通常状態に戻す
    (折りたたみはメインフレーム中央とハンドル根元の2箇所のヒンジを真っ直ぐにしてバネロックをかけるだけなので、簡単です。最初は迷いますが、説明書見ればすぐ判りますし、何度かやっていれば慣れます)

  3. 自転車を通常状態に戻してスタンドを立てたら、右ペダルを装着する
    (梱包状態では最初から付いている左ペダルに右ペダルも止められているので、右ペダルを外して右側に装着します。簡易レンチが付属しているので、それを利用します。しっかり止める必要があります)

  4. サドル位置を自分に適した位置に調整する

  5. 付けたい人は、前かご(バスケット)を付ける
    (前かごを付けると、折りたたみ時にかごが邪魔になってキッチリ折り畳めないため、折りたたみ自転車としては機能しなくなる)

  6. 付属のライトの中に単4電池4本を入れて、装着済みの前ハンドル台座にスライドロックさせて固定する
    (ライトの前の方をねじって外して、中から電池ボックスを取り出しますが、その際にライトの部品が飛び出ることがあるので注意)

  7. ベルの位置や前ハンドルの反射板の位置を調節する


概ねこれくらいでしょうか。梱包から取り出したのち、組み立てそのものにかかる時間は前かごを装着しなければ10〜15分くらいで終わりました

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(付属カゴはママチャリに付けるようなサイズより一回り小さい)


Amazon のレビューを見るかぎり、

この自転車の組み立てで一番厄介なのは前かごの組み立て


のようですし、説明書を見ても面倒そうですが、

前かごを装着して折り畳めなくなったら
折りたたみ自転車を買う意味がない


ので、私は前かごを付けていません。

ってか、前かご付けて単なる日常車として使うなら、折りたたみじゃない自転車を買った方が乗りやすいし、長持ちするし、ずっと良いですから、折りたたみ自転車なのに前かごが付いている意味が判らないくらいです。(まぁ中国製の商品らしい、とりあえずこの機能も付けとけ的な感じはしますね ^^)

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(組み立て終わった状態)


実際にブツが到着してみて組み立ててみると、

激安折りたたみ自転車の割には、ちゃんと保安部品が揃ってるなあ


ということ。

購入価格1万円、通常価格でも1万数千円の自転車だと、ライトやワイヤー錠は別途購入する必要があったり、反射板類も最小限(後ろ側だけ)だったりするのだろうと思っていましたが、しっかり一通り備わっています。

後から細々揃えてもそう高くないでしょうけれど、本体が1万円〜1万数千円で買ったものですからアクセサリー類で出費が多くなるのも本末転倒ですので、しっかりコストパフォーマンスは追求してきているな、というのは実感しましたね。

と同時に、

フレームの接合部とかを見ると「安いだけあるわー」と実感


できますし、

「これ、いつまで保つのかな?走ってる時にフレーム折れたりしないよね?ね?」

と不安になる部分がないとは言えません(^_^;)

ま、それがあるからブログ記事にしてこなかったのですが、とりあえずちょうど商品到着から3ヶ月経って、もう 400km は乗って使ってきても、今のところは大丈夫そうであり、「1年くらいはもつかなー?」という感じなのでレポートを書き始めています。

ということで、次回は自転車の各部を見ていきながら、軽く試乗した時のファースト・ライド・インプレッションを述べたいと思います。

あ、そうそう、もう一点、激安の理由ですが、Amazon のレビューを見ていると

アクセサリー類を中心に初期不良であることが少なくない


ようで、「ライトが壊れていて点かない」「カゴが変形していた」「付かないペダルが付属していた」「タイヤが最初からパンクしていた」などという初期不良報告は絶えません。

このあたり激安商品の宿命である「検品のしてなさ」「検品のコストより初期不良交換のコストを選択」というのは、この自転車でも大いにあるようです。自転車本体の不良だと Amazon は即交換に応じますが、アクセサリー類だとメーカーへ問い合わせてくれ、と言われる場合もありますからねぇ。

こういったことは中国製の高コストパフォーマンス商品の多い IT ガジェットでも同じことが言えますが、

激安商品には当たり外れの運が付き物


であり、

初期不良交換の面倒くささは覚悟の上で購入


しなければならないのは止むをえないところですね。(それがリアルショップでの購入との一番大きな差であります)

幸い、私のところへ到着した自転車は特に初期不良もなく使えているので、ラッキーだったと言えばラッキーであり、本ブログで書く内容も初期不良などがなかった分、文句がない内容になっているという側面はありますので、その点はご了承ください。


【Amazon通販】1万円で買った激安折りたたみ自転車【ある意味お試しチャリ】 (1)購入編