以前からだいぶ噂になっていた「Kindle Unlimited」の日本国内サービスが本日始まりました。

■ Amazon.co.jp: Kindle Unlimited - 本、コミック、雑誌が読み放題。
お値段は月額980円で、ドコモの「dマガジン」(月額432円)、auの「ブックパス」(月額562円)、ソフトバンクの「ブック放題」(月額540円)といったキャリア系の読み放題サービスに比べると倍の価格ですが、キャリア系の読み放題サービスは雑誌が主体であるのに比べ、Kindle Unlimited は雑誌だけでなく書籍も幅広く読み放題対象というのが売りになっています。
とはいえ、新刊含めた全部の書籍が読み放題な訳がないのは当然であり、アメリカ本国の Kindle Unlimited でも4大出版社が全て参加しない、という状況でありますから、気になるのは
というのが気になるわけで、ざっと見てみました。

■ Amazon.co.jp: Kindle Unlimited - 本、コミック、雑誌が読み放題。
お値段は月額980円で、ドコモの「dマガジン」(月額432円)、auの「ブックパス」(月額562円)、ソフトバンクの「ブック放題」(月額540円)といったキャリア系の読み放題サービスに比べると倍の価格ですが、キャリア系の読み放題サービスは雑誌が主体であるのに比べ、Kindle Unlimited は雑誌だけでなく書籍も幅広く読み放題対象というのが売りになっています。
とはいえ、新刊含めた全部の書籍が読み放題な訳がないのは当然であり、アメリカ本国の Kindle Unlimited でも4大出版社が全て参加しない、という状況でありますから、気になるのは
月額980円で読み放題言うても、どこまで読めるのか?
というのが気になるわけで、ざっと見てみました。
日本の Kindle Unlimited 読み放題対象タイトルは以下のページから辿っていけます。検索対象も「Kindle Unlimited 読み放題」という項目が増えています。
■ Amazon.co.jp: Kindle Unlimited:読み放題 ジャンル: Kindleストア

チラッと見える、読み放題対象タイトルのおすすめ順の最上位に並ぶ本からして「安売りのセールでよく見かける本では…」という予感が出るわけですが、ざっとジャンル別の読み放題対象タイトル冊数を見ると以下の通り。

公称12万冊のうちコミックが3万冊、文芸評論2万冊というのは、比率としては妥当なところでしょうか。
次に出版社別の読み放題対象タイトル数を見てみます。
提供出版社数は多く見えますが、1冊のみという形だけ参加している出版社が多数ある印象です。大手出版社の中では集英社が一切提供していないようです。
12冊提供の秋田書店も「GOLFコミック」だけで、コミック単行本の提供はないですね。1,200冊以上提供している講談社もざっと見ていくと雑誌やミニブック、ガイドブックの類が半分以上を占めているかなあ、という印象です。
■ Amazon.co.jp: 講談社 - Kindle本 / Kindle Unlimited:読み放題 ジャンル: Kindleストア
■ Amazon.co.jp: 講談社 - Kindle本 / Kindle Unlimited:読み放題 ジャンル: Kindleストア
反面、創元社(149冊提供)は創元SF文庫や創元推理文庫の定番本と言いましょうか、古典を中心にリストされていて、それなりに読めるラインナップが揃っています。
■ Amazon.co.jp: 東京創元社 - Kindle Unlimited:読み放題 ジャンル: Kindleストア
PHP の新書も定番本を中心に、比較的新しく刊行されたものも含めて、結構読み応えがありそうです。
■ Amazon.co.jp: PHP研究所 - Kindle Unlimited:読み放題 ジャンル: Kindleストア
またコミックだとロクに提供していないところが多い中、一迅社が結構ボリュームあって、作品によっては既刊全巻が読み放題対象になっているものもあります。
■ Amazon.co.jp: 一迅社 - Kindle Unlimited:読み放題 ジャンル: Kindleストア
芳文社を見てみると、各コミックのシリーズ冒頭1〜3巻あたりが読み放題対象になっているものが多いようで、こういったやり方は予想されていましたが、中には「ゆゆ式」のように7巻まで読み放題(でも新刊の8巻は読み放題対象外)というものもあります。
まぁ、途中まで読み放題というのは「キャンペーンとかで1〜3巻まで試し読みできることがよくあるのと変わらない」と言われればそれまでですが、それが常時継続しているような感じですね。
■ Amazon.co.jp: 芳文社 - Kindle Unlimited:読み放題 ジャンル: Kindleストア
また、2万冊が対象になっている「文芸・評論」のジャンルを見ていくと、全く読みたくなる本がないという感じではなくて、探せば読んでみようかと思う本はあるように思えます。
■ Amazon.co.jp: 文学・評論 - Kindle本: Kindleストア
とまぁ、つらつらと見ていくとキリがないのですが、誤解を恐れず個人的な印象を言えば、
というサービスでしょうか。まぁ予想どおり。
コミックに関してはきちんと提供されている出版社が多くないですし、ぶっちゃけ「シリーズ途中の巻まで読み放題にされてもなぁ」(=本当に読みたければ結局1巻から買わなきゃならなくなるし)というのがあるので、冒頭数巻の試し読み程度で月額980円を払うのは個人的にあまり気乗りはしません。
いずれにせよ、こんなもんだろ〜と予想された範疇で、幅広いラインナップというのにはいささか厳しい内容ですし、各出版社とも痛くも痒くもない程度にしか書籍の提供がない状況では微妙ですね。私個人は毎月980円なら、それで単行本や文庫本の一冊や二冊でも買った方がええわ、って感じですね。
ただ、それなりの冊数はありますから、なんでもいいから色々読みたい、探して読むという気がある人ならキャリア系読み放題よりはずっとコストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。
あとは、Kindle オーナーライブラリのように「最初は沢山の書籍が対象だったけど、気がついたら読める書籍が激減している」ということはないように頑張ってもらいたいものです。(Kindle オーナーライブラリの現状は結構悲惨だしね…)
■ Amazon.co.jp: Kindle Unlimited - 本、コミック、雑誌が読み放題。
■ Amazon.co.jp: Kindle Unlimited:読み放題 ジャンル: Kindleストア

チラッと見える、読み放題対象タイトルのおすすめ順の最上位に並ぶ本からして「安売りのセールでよく見かける本では…」という予感が出るわけですが、ざっとジャンル別の読み放題対象タイトル冊数を見ると以下の通り。

公称12万冊のうちコミックが3万冊、文芸評論2万冊というのは、比率としては妥当なところでしょうか。
次に出版社別の読み放題対象タイトル数を見てみます。
提供出版社数は多く見えますが、1冊のみという形だけ参加している出版社が多数ある印象です。大手出版社の中では集英社が一切提供していないようです。
12冊提供の秋田書店も「GOLFコミック」だけで、コミック単行本の提供はないですね。1,200冊以上提供している講談社もざっと見ていくと雑誌やミニブック、ガイドブックの類が半分以上を占めているかなあ、という印象です。
■ Amazon.co.jp: 講談社 - Kindle本 / Kindle Unlimited:読み放題 ジャンル: Kindleストア
■ Amazon.co.jp: 講談社 - Kindle本 / Kindle Unlimited:読み放題 ジャンル: Kindleストア
反面、創元社(149冊提供)は創元SF文庫や創元推理文庫の定番本と言いましょうか、古典を中心にリストされていて、それなりに読めるラインナップが揃っています。
■ Amazon.co.jp: 東京創元社 - Kindle Unlimited:読み放題 ジャンル: Kindleストア
PHP の新書も定番本を中心に、比較的新しく刊行されたものも含めて、結構読み応えがありそうです。
■ Amazon.co.jp: PHP研究所 - Kindle Unlimited:読み放題 ジャンル: Kindleストア
またコミックだとロクに提供していないところが多い中、一迅社が結構ボリュームあって、作品によっては既刊全巻が読み放題対象になっているものもあります。
■ Amazon.co.jp: 一迅社 - Kindle Unlimited:読み放題 ジャンル: Kindleストア
芳文社を見てみると、各コミックのシリーズ冒頭1〜3巻あたりが読み放題対象になっているものが多いようで、こういったやり方は予想されていましたが、中には「ゆゆ式」のように7巻まで読み放題(でも新刊の8巻は読み放題対象外)というものもあります。
まぁ、途中まで読み放題というのは「キャンペーンとかで1〜3巻まで試し読みできることがよくあるのと変わらない」と言われればそれまでですが、それが常時継続しているような感じですね。
■ Amazon.co.jp: 芳文社 - Kindle Unlimited:読み放題 ジャンル: Kindleストア
また、2万冊が対象になっている「文芸・評論」のジャンルを見ていくと、全く読みたくなる本がないという感じではなくて、探せば読んでみようかと思う本はあるように思えます。
■ Amazon.co.jp: 文学・評論 - Kindle本: Kindleストア
とまぁ、つらつらと見ていくとキリがないのですが、誤解を恐れず個人的な印象を言えば、
読みたくなった本が Kindle Unlimited に入ってる可能性は少ないが
読み放題対象の本を眺めていくと読みたくなる本がないわけではない
読み放題対象の本を眺めていくと読みたくなる本がないわけではない
というサービスでしょうか。まぁ予想どおり。
コミックに関してはきちんと提供されている出版社が多くないですし、ぶっちゃけ「シリーズ途中の巻まで読み放題にされてもなぁ」(=本当に読みたければ結局1巻から買わなきゃならなくなるし)というのがあるので、冒頭数巻の試し読み程度で月額980円を払うのは個人的にあまり気乗りはしません。
いずれにせよ、こんなもんだろ〜と予想された範疇で、幅広いラインナップというのにはいささか厳しい内容ですし、各出版社とも痛くも痒くもない程度にしか書籍の提供がない状況では微妙ですね。私個人は毎月980円なら、それで単行本や文庫本の一冊や二冊でも買った方がええわ、って感じですね。
ただ、それなりの冊数はありますから、なんでもいいから色々読みたい、探して読むという気がある人ならキャリア系読み放題よりはずっとコストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。
あとは、Kindle オーナーライブラリのように「最初は沢山の書籍が対象だったけど、気がついたら読める書籍が激減している」ということはないように頑張ってもらいたいものです。(Kindle オーナーライブラリの現状は結構悲惨だしね…)
■ Amazon.co.jp: Kindle Unlimited - 本、コミック、雑誌が読み放題。


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