先日福岡へ出張していたのですが、またしても雨。年に5〜6回は行っているのですが、春夏秋冬問わず、この1〜2年ですっきり晴れた日に巡り会えていません。所用後の帰る前、1時間でも福岡空港周辺で撮影できれば…と毎回思っているのですが、毎度曇りか雨。

福岡空港は伊丹空港ほどでなくても周辺に撮影ポイントは多く、何より1本の滑走路の限界までにトラフィックが多く、伊丹と違って国内線国際線様々な飛行機が見られるので好きな場所なのですがねぇ…いつ福岡でヒコーキ日和に逢えるのか…辛いです(;´д`)

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さて、前々回、前回と私自身がよく使う雨天撮影用簡易レインカバーを紹介してきました。

シャワーキャップをカメラのレインカバーとして使う場合に工夫したいポイント2つ
カメラバッグの隙間に入る安価な(望遠レンズ対応)カメラレインカバー「OP/TECH レインスリーブ」

今回は、普段あまり使わないながら、状況や思いつきによっては使うこともある雨天撮影用アクセサリーを幾つか、使ってみての感想とともに紹介したいと思います。




(1)ETSUMI 防水/防寒カバー レインカバー カメラレインジャケットII



前々回の記事で簡易レインカバー代わりとしてシャワーキャップを紹介しましたが、

使い捨てじゃなくしっかり使える本来のカメラレインカバー


になるのが本製品。

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見て分かるとおり、カメラをカバーする厚手のビニールの中にレンズを通す穴があって、そこからレンズの先端を出して使うレインカバーです。ビニールはかなり厚手で、代用シャワーキャップはもちろん、前回紹介したレインスリーブよりも遥かに厚いです。

レンズを通す穴は伸縮自在なゴム製のレンズ窓になっていて、レンズフードにしっかりはまるようになっているのがポイント。適合できるレンズフィルター径は49mm〜77mmなので、一部の大口径レンズを除けばたいていのレンズにフィットします。

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三脚に据えるのにも使えますし、手持ちでも使えます。お値段も2千円台で高いものではありませんし(以前は Amazon オリジナル扱いで安く売っていたこともあったが今は終了)、なによりも

「シャワーキャップで代用すると発生する、レンズ先端をどう止めるか?という問題がない」

ので、その点は便利といえば便利です。

また、折りたためば、持ち歩きにも嵩張るようなものでもありません。

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私が購入した S タイプはカメラだけを入れるタイプですが、撮影者までビニールの中へ入って撮影することも可能な L タイプもあります。



レンズ部を固定するのもテープその他が不要ですし、素材もしっかりしている製品であり、持ち運びが苦になるようなこともないので、シャワーキャップで代用するよりは絶対良いのですが、正直言うと私個人の使い方としては、あまり出番がありません。

その理由は、
  • ゴム素材のレンズ穴にレンズフードを通して固定するのが、意外と手間取る
  • ビニールが厚手の分だけゴワゴワしていて、使いにくくはないが使いやすくもない
  • 防塵防滴ボディ・レンズしか使ってないのでシャワーキャップ代用程度でも賄えることも多い
  • 畳んで持ち歩くのは大して嵩張らないが、シャワーキャップのように常にカメラバッグに入れておくほど小さくもないので、シャワーキャップを入れとけばそれでいいか、的なことが多い

ということで、本製品がダメというわけではなく、自分の面倒くささから「シャワーキャップ入れときゃいいや」で終わってるのが原因です(^^;)

シャワーキャップでの代用も決して使い勝手は良くないので、「ちゃんとしたレインカバーが欲しい」という人には安価ですから、1個持っておくのは良いと思います。


(2)ETSUMI レインブラケット E-6618



傘を差しながら写真を撮りたい」と以前思った時に買ったのがコレ↑。L字型の金具に、傘を挟み込むネジと、三脚穴に固定するネジがそれぞれ付いています。

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それでカメラを

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このようにして装着すると「左手で傘を持ったまま、右手でカメラのグリップを握ってシャッターを押せる」という優れもの。雨の日のスナップなんかにはちょうど良いレインフォト・グッズです。

三脚穴にネジを固定するわけですから、コンパクトデジカメのみならずミラーレス機や一眼レフでも使えますし、自由雲台を装着することも可能です。

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ただ、左手は傘を持っていて使えないことが前提ですので、やれば判ると思いますが、3本目の手がないと自由雲台を使うのは難しいので、自由雲台併用はお勧めできません

またカメラは右手だけでホールドすることになり、左手は補助程度にしかならないので、重い一眼レフを装着すると長時間使うのは無理ですので、コンパクトデジカメ〜小型ミラーレス機程度がバランス良く、心地よく使えます。

また三脚使用時にも利用できますが、三脚に傘をつけると振動の要因にしかならないので、個人的に使うことはありません。

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Amazon で2千円弱と高いものではないので、興味ある人は購入して使ってみても良いと思います。本気撮影用というよりは雨の日スナップの補助程度に考えて使われると良いと思います。

ちなみに、ハクバからも



こういった製品が出ていて、こちらは底面部の三脚穴ネジがスライド式になっているので多少自由度はありますが、華奢なのでコンパクト専用ですね。


(3)Velbon カメラレインカバー 390608



前回紹介したレインスリーブでは心許ない雨量であること、長時間の雨中撮影をする覚悟のある時に持っていく、私のちゃんとしたカメラ用レインカバーがコレ。

3千円以上しますが、望遠レンズ対応のレインカバーとしては安価です。ま、その分、1万円近い製品に比べると生地は薄手ですが、使い捨てのレインスリーブよりは遥かに防水性はありますし、もちろん使い捨てではありません。

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個人的に推したいこの製品の特徴は、

レンズ部分のカバーが2段階式になっていて
短いレンズの時も長いレンズの時も対応可能


ということ。

望遠レンズ対応のレインカバーを短い標準ズームレンズ使用時に使おうと思うと、レンズ部分のカバーが余りすぎて大変ですが、本製品はレンズ部分のカバーを折り畳むことが可能で(というより長いレンズの時だけ収納部から出して使う)、対応レンズに自由度があるのが気に入っています。

望遠レンズのカバー範囲もサンニッパだと十分に余裕があり、500mm くらいまではカバーできそうな長さがあります。三脚で使うための下側三脚座部分のスリットもありますし、手持ちで使うのも悪くないです。

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先週の鈴鹿サーキット SUPERGT 公式テストを撮影に行った時は元々雨予報だったので、本製品の使用状況を写真に撮って記事に載せるつもりでいたのですが、私が撮影に行った日は結局小雨がちょっと降った程度で使用せずでした。(翌日のテストは豪雨だったようですが)

凄く良いカメラレインカバーというほどではないですが、手の出しやすいリーズナブルな値段で、標準ズームから望遠レンズまで対応できるコストパフォーマンスの良さが魅力だと思います :-)