iPhone 6s Plus に買い換えて 3ヶ月近く経ちましたが概ね想定どおりか想定以上の効果があって、スマートフォンとしては大きめの画面は老眼対策だけでなく、iPad Air 2 で行っていた作業(の一部)を場合によっては行うことも厭わなくなりました。

4インチ台の液晶画面の小さなスマホではする気にならなかったけど 6s Plus にしてからヤル気になったことを過去2回で幾つか紹介しました。

小さなiPhoneでは敬遠していたけど、大画面の6s Plusに替えてヤル気になった幾つかのこと【前編】電子書籍、動画編集etc.
小さなiPhoneでは敬遠していたけど、大画面の6s Plusに替えてヤル気になった幾つかのこと【中編】外部キーボードを組み合わせての作業

今回は、従来 iPad で行っていた Lightroom mobile を iPhone 6s Plus でも扱うようになったことを含めて、Lightroom CC と Lightroom mobile を利用した自らの写真整理フローを紹介しておきます。


当方、下手の横好きレベルですが、飛行機やサッカー(Jリーグ)やアメフトを中心にちまちまと写真を撮っています。この週末もガンバ大阪宇佐美貴史選手の国内ラストゲーム&お別れセレモニーやら、某オフ会ついでに伊丹空港でちょい撮りしたりしておりました。

GAMBA20160625


もちろん毎度大した写真は撮っていないのですが、むしろ大した写真を撮れないので「下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる」的な撮影になりがちで(サッカーでは迷う前にシャッター切らなきゃいけないですが、それ以外はね…)、そういうことばかりやってると、

撮る枚数が多くて整理しきれない!


ということが常態化しています(;´д`)

自分がコツコツと頑張って整理しないのが悪いのですが、サッカーだと1試合1,500〜2,000枚は撮りますし、航空祭なら1日3,000枚超えることはザラです。そしてそういった撮影が連チャンで続いたりすると、どんどん貯まっていき、終いには

オフシーズンの間に昨シーズンの試合の写真を全部片づけておくつもりだったのに〜

去年の同じ航空祭の写真整理が全部終わらないうちに、今年の航空祭が来てしまった…


ということも多くあるわけです。全く恥ずかしい話ではありますが(^_^;)

そういった、積ん読ならぬ「積み写真」を少しでも減らすべく、数年前から導入したのが Lightroom CC と Lightroom mobile。

Lightroom というソフトは写真の管理・現像ソフトで、Lightroom mobile はパソコンの Lightroom(CC版のみ)とクラウド経由で連動する iPhone/iPad/Android 用のアプリです。

Adobe Photoshop Lightroom for iPhone (App Store)
Adobe Photoshop Lightroom for iPad (App Store)
Adobe Photoshop Lightroom (Google Play)

LightroomMobile1
(Lightroom CC の一覧画面)

LightroomMobile6
(Lightroom mobile 編集画面の一つ)


Lightroom には現在、昔からある通常パッケージの買い切り版「Lightroom 6」と月額課金の「Lightroom CC」があり、前者は Amazon で1万8千円弱、後者は Photoshop CC とのセットで使える「フォトグラフィプラン」で月額 980円となっています。



最近の Adobe は月額課金の「Adobe Creative Cloud」(以下 CC)に力を入れて、というか、廉価版の Elements シリーズ以外は CC のみをサポート、バージョンアップの対象としています。

買い切り版「Lightroom 6」と月額課金の「Lightroom CC」も当初は機能的に変わらなかったのですが、現在は月額課金の「Lightroom CC」の方が機能も勝っていますし、月額課金の CC の各プラン(フォトグラフィプラン含む)を契約すると、Adobe の提供するクラウドサービスが利用できるなどの特典があります。

また、フォトグラフィプラン含む Adobe CC 各プランは月額課金ですが、店頭や Amazon でライセンスコードも販売しています。初回インストール後 30日間は無料で利用できますが、その後はクレジットカードを登録して決済する方法の他に



このようなオンラインコードを買って Adobe のユーザーページ上で登録することで1年間継続利用できるようになります。クレジットカードの登録、支払いが嫌だという人はこちらの方法で利用すればいいですし、時々 20%、30% 割引セールも行われているので、その時に買えばかなりお得に利用できます。

LightroomMobile4
(Lightroom mobile 編集画面の一つ)


少々話は逸れましたが、そんな Lightroom CC には「クラウドを通して Lightroom mobile が利用できる」という機能があります。

Lightroom mobile(以下、LR mobile)は iPhone/iPad/Android で撮った写真、iPhone/iPad/Android に読み込んだ写真を編集することも可能ですが、基本的にはパソコンの Lightroom CC と連動して使うアプリで、具体的な手順としては、
  1. Lightroom CC に写真を取り込む

  2. 取り込んだ写真/フォルダをコレクションに追加し、LR mobile との同期をオンにする

  3. スマホ/タブレットの LR mobile 上には、パソコンで同期オンにしたコレクションフォルダと中身の写真が見られるので、それを見たりフラグをつけたり、画像編集する

  4. LR mobile で付け外ししたフラグや画像編集の結果はパソコン上の Lightroom CC にも反映される

このように LR mobile と同期した写真は、パソコン、スマホ/タブレットのどちらで編集したりチェックフラグ、レーティングしても、クラウドを通して同期されます。(LR mobile の編集機能はパソコン版 Lightroom CC に比べると、だいぶ制限されていますが)

また、LR mobile ではクラウドを通して写真にアクセスするようになりますが、予めコレクション(フォルダ)内の写真をまとめてダウンロードしておく「オフライン編集」機能もあるので、

自宅その他でオフライン編集を有効したコレクションの写真群は
飛行機内でも電波状況が悪くても閲覧、編集、セレクトが可能


になり、いつでもどこでもスマホやタブレット上で写真の取捨選択や簡単な編集作業が可能になります。

LightroomMobile2
(LR mobile のコレクションリスト画面)


Lightroom CC と Lightroom mobile の詳しい使い方をここで説明すると長くなりますので略しますが、私の写真整理フローおよび Lightroom / Lightroom mobile の使い方は、
  1. 撮影写真をパソコンに取り込む

  2. Digital Photo Professional(キヤノン純正現像ソフト、以下 DPP)で取り込んだ写真フォルダを開き、ザッとサムネイル見て明らかにボツ写真は削除 (※1)

  3. 撮影写真が500枚以上の場合は、そのまま Lightroom CC に取り込んで同期させると時間がかかりすぎるので(後述)、DPP で粗く第一次セレクトする (※1)

  4. 数十枚〜数百枚レベルの写真フォルダを Lightroom CC に取り込む

  5. Lightroom CC で取り込んだ写真フォルダをコレクションに追加して、LR mobile との同期をオンにする

  6. 自宅で iPad の LR mobile を起動し、LR mobile との同期をオンしたコレクションをダウンロードする(オフライン編集を有効にする)

  7. 電車内などの移動時間、カフェなどで休んでる時、その他ちょっとした合間に LR mobile で撮影写真を見ながら、残しておく写真にチェックフラグを付ける

  8. チェックフラグを付けた写真が傾いている場合は傾き補正を、トリミングが必要な場合はトリミングを行う

  9. パソコンの Lightroom CC には LR mobile で付けたチェックマークが反映されているので、チェックを付けた写真以外は Lightroom から削除

  10. LR mobile で行った傾き補正やトリミングの結果も反映されているので、あとは色やシャープネスなどの調整を Lightroom CC で行って現像する

  11. 丁寧に現像したい場合は Lightroom CC である程度調整した後、Photoshop で手を入れる

といった感じでしょうか。こうやって書くと面倒くさそうに見えますが、Lightroom CC と Lightroom mobile との同期は、読み込みフォルダ毎にちょこっと設定するだけで(設定は十数秒レベル)、あとはパソコン(とスマホ/タブレット)が自動的にやってくれます。

(※1) 最初に DPP を使うのは、DPP は Lightroom のような写真管理のための別ファイルを生成することがなく、プレビューの速度も速いので(JPEG ファイル以外はキヤノンの RAW ファイルに限るけど)、ザッと見程度の写真チェックには便利だからです。

本来なら撮影写真を取り込んだフォルダ丸ごと Lightroom CC に読み込ませて LR mobile と同期するのが手間がなくて良いのですが、LR mobile との同期ではパソコン側で LR mobile 処理用のファイルを生成し、それをクラウドへ送るようになっているので、あまり大量のファイルを Lightroom CC に読み込ませて LR mobile と同期させると、パソコンがフル回転しまくってもかなりの時間がかかります。

上記手順で言うと 4〜5 あたりですが、千枚くらいになると数時間またはそれ以上になるので(パソコンの処理能力とインターネットの回線速度に依存する)、撮影枚数が多い時は DPP で粗セレクトを行ってから Lightroom CC に読み込ませています。

LightroomMobile3
(LR mobile のコレクション内写真一覧画面)


とまぁ、こういった作業の Lightroom mobile を今まで iPad だけで利用していました。理由は簡単。4インチ iPhone 5s や 4.7インチ Android 端末では画面が小さすぎて、ピントチェックですらまともにできそうになかったからです。トリミングの操作も小さな画面では細かいところは難しいですしね。

まぁ、ぶっちゃけ

9.7インチ iPad くらいのサイズと解像度がないと
LR mobile を快適に使うのは難しい


と思っています。それは iPhone 6s Plus で LR mobile を使うようになった今も思います。

ただ、最初「まぁ使い物にならんだろ」と思いつつ LR mobile を試してみて、今でもそれなりに使っているのは

6s Plus で細かいピントチェックは無理だけど
大まかなチェックやトリミング処理くらいは十分できる


と思ったからです。実際に LR mobile を使ってみると、他のアプリでもそうでしたが、4〜4.7インチ端末とは数字以上に印象が違いました。

LightroomMobile5


そういったこともあって、Lightroom mobile も iPad だけでなく iPhone 6s Plus で使って、日々の写真整理に少しでも役立てている、という話であります。

まぁ写真整理の手段、フローをいくら確立しても、なかなか整理現像は進まないんですけどね…(^^;)

それでも Lightroom CC & LR mobile がなかったら、もっと放置していることだと思うので、もはや手放せないツールになっていますし、LR mobile を使う気になる大画面な iPhone 6s Plus にして良かったな、と思っています :D