まず初めに、昨晩の熊本地震で被害に遭われた方へお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方のご冥福をお祈りします。些少の寄付以外に何ができるわけでもない身ですが、当方の家も古いため、熊本大地震のような直下型地震があれば確実に倒壊、潰されるのは目に見えてるので心痛むところです。
さて、今月初めに愛着のあった iPhone 5s から iPhone 6s Plus に買い換えて、2週間が経ちました。画面が大きいのは良いことだと実感していますが、端末の大きさにはまだまだ慣れません(笑)
■ 4インチ iPhone 最高!の私がiPhone SEを買おうとして6s Plusにした、たった一つの哀しい理由
■ 小さなiPhone 最高!の私がiPhone SEじゃなく6s Plusにした、哀しくない些細な幾つかの理由とその結果
上記記事でも書きましたが、iPhone SE が出るまでは iPhone 5s から買い換えるつもりは全くありませんでした。
確かに iOS 9 にしてから iPhone 5s は主にメモリ不足であろうモッサリ感を感じるようになってきましたが(iOS 7 を載せた iPhone 4S の方が快適なくらい)、機能面では不自由なく、モッサリによるストレスもイライラするというほどではありません。ですから、
「画面サイズのことを除けば、別にまだ iPhone 5s でも問題なかったんだよなー」
という思いは、iPhone 6s Plus を購入して使い始める時にありました。(今でも多少その思いはある ^^;)
ただ、実際に色々と使い始めてみると
「スマートフォンは成熟商品になってきたと言っても、まだやっぱり2世代分(2年分)の進化は感じるねぇ」
と思い直したのも事実。
できるわけで、少なくとも「2年分の進化がこの程度か〜」と思うことは(まだ)ありませんでした。それがちょっと心配だったのですけどね(^_^;)
そんな、2年分の進化を実感する中でも一番驚いたのは、カメラでした。
さて、今月初めに愛着のあった iPhone 5s から iPhone 6s Plus に買い換えて、2週間が経ちました。画面が大きいのは良いことだと実感していますが、端末の大きさにはまだまだ慣れません(笑)
■ 4インチ iPhone 最高!の私がiPhone SEを買おうとして6s Plusにした、たった一つの哀しい理由
■ 小さなiPhone 最高!の私がiPhone SEじゃなく6s Plusにした、哀しくない些細な幾つかの理由とその結果
上記記事でも書きましたが、iPhone SE が出るまでは iPhone 5s から買い換えるつもりは全くありませんでした。
確かに iOS 9 にしてから iPhone 5s は主にメモリ不足であろうモッサリ感を感じるようになってきましたが(iOS 7 を載せた iPhone 4S の方が快適なくらい)、機能面では不自由なく、モッサリによるストレスもイライラするというほどではありません。ですから、
「画面サイズのことを除けば、別にまだ iPhone 5s でも問題なかったんだよなー」
という思いは、iPhone 6s Plus を購入して使い始める時にありました。(今でも多少その思いはある ^^;)
ただ、実際に色々と使い始めてみると
「スマートフォンは成熟商品になってきたと言っても、まだやっぱり2世代分(2年分)の進化は感じるねぇ」
と思い直したのも事実。
必須の進化はもうないけど、必然の進化は実感
できるわけで、少なくとも「2年分の進化がこの程度か〜」と思うことは(まだ)ありませんでした。それがちょっと心配だったのですけどね(^_^;)
そんな、2年分の進化を実感する中でも一番驚いたのは、カメラでした。
iPhone 5s → 6 世代でも像面位相差 AF 搭載という改良が行われた行われた iPhone のカメラですが、6s 世代で画素数アップととも画質的に大きく進化した、というのは聞いていました。
ただ、巷の実写画像を見ても
「iPhone 6s のカメラは確かに良さそうだけど、比較しなけりゃ 5s でも十分じゃね?」
そう思っていました。
そして Plus シリーズに入っている光学式手ぶれ補正も、
「スマホはお気楽撮りするから手ぶれ補正は絶対あった方が良いに決まってるけど、広角レンズだし別に必須じゃなくね?」
そう思ってました。
でも、実際に使ってみると
ですね。大甘でした。(iPhone SE のカメラも 6s と同じものです)
iPhone 6世代から導入された像面位相差 AF による AF の速さも 5s からの乗り換えでは印象的ですし、6s のカメラは高画素化しても画質が良くなっているのも分かりますが、それよりも
この2点に関しては、本当に驚きました。
そして何よりも、「そんな機能要らね」と思っていた Live Photo も、使ってみると悪くないどころか、
ということを今さら知りまして、「こりゃ Live Photos の動画を使う使わない関係なく、常時オンだわ」と。
このシャッター音が事実上なくなる効果だけでも iPhone 6s (Plus) にして良かったかも、と思うくらいです。国内 iPhone のシャッター音だけは閉口ものでしたから、この Live Photos の副次的恩恵は iPhone 6s 世代のカメラで最大の改良点(変更点)ではないでしょうか( ̄▽ ̄)
ちなみに本記事は数日前に予約投稿していたのですが、本日になって私の Timeline にこんなツイートがありました。
昨今炎上芸人化している脳科学者タレントさんが「Apple Japan はシャッター音を消せるように検討していただきたい」と書いているわけですが、実際は Apple がシャッター音強制を決めているわけではなく、携帯電話会社のガイドライン(自主規制)に従って国内で販売する携帯・スマホは全部シャッター音が鳴るように、iPhone も国内販売分はそうするように携帯電話会社が Apple へ要請しているわけですね。
該当記事では文句の持って行きどころが全く間違っているわけで、このあたり知識人と言われながら相変わらずちょっと調べれば判ることを調べずに書かれる方なのは毎度のことですが、いずれにせよ、iPhone のシャッター音なんとかしろよ!と思っている人は日本国内に何百万人もいるのは間違いないでしょう。(圧倒的に一番売れてるスマホでしたからね)
そんな「日本国中から何とかしろよ!と言われるけど、携帯会社のガイドラインが…」ということへの抜け道として Live Photos があるのかもしれません。(Live Photos はあくまで動画撮影ですからね)
ちなみに、Live Photos は静止画+動画で1枚あたりの容量が静止画だけの時の2倍になりますから iPhone のストレージ残量には気を使いますし(128GB にしたので私はその懸念は無用ですけど)、同時撮影の動画はちょくちょくコマ落ちするのでお遊び程度ですが、その場の雰囲気を写真以上に記録してくれてる時があって Live Photos 自体も使う前よりは印象は良いです。
PowerShot N あたりからコンパクトデジカメでも入っていた機能ですが、コンデジでは全く使わなかったのですけれど、スマホならあってもいいかな、邪魔にならないかな、と思います。
話は iPhone 6s (Plus) のカメラに戻りますが、画質面でも iPhone 6s世代の新しいカメラは iPhone 5s/6世代より画素数が増えているのに等倍表示でも見劣ることがないばかりか、むしろ良くなっています。発売当初からそういった評価をされてきましたが、使ってみて納得です。
スマートフォン内蔵ということでカメラセンサー素子が極小ですから、ラチチュードの狭さによる白とび・黒つぶれの多さは如何ともし難く、この点は最後まで高級コンパクトデジカメ、レンズ交換式カメラとの大きな差として残るでしょうが、気軽なスナップカメラとしてはもう十分な画質に感じます。
(iPhone 7 ではカメラのセンサー素子が大きくなるという噂ですから、そうなるとまた大きく画質は良くなるでしょう)
そして iPhone 5s → iPhone 6 の時に逆光耐性が良くなったと言われていましたが、iPhone 6s Plus も(Plus は光学式手ぶれ補正があるにも関わらず)逆光耐性はなかなか良くて、5s だと車窓から暮れ行く夕陽を撮るような場面では必ずフレア、ゴーストが出ていましたが、6s Plus ではさほど出ません。
また、スマホカメラの欠点といえば、センサー素子が小ささに伴うラチチュードの狭さと高感度画質の劣化に加え、光学式ズームができないことが挙げられます。(できるスマホも出てきたけど)
それを補うためにデジタルズームが用意されているのですが、デジタルズームというのは結局拡大処理しているので、どうしても撮影画像は荒れます。
デジタルズーム時の拡大補間処理をいかに巧くやるか、というソフトウェア的な問題もありますが、要は拡大処理ですから
わけです。ダメなものを拡大するとさらにダメさが強調されますし、イマイチなものを拡大すればダメ出しレベルになります。
iPhone 5s の時は非ズーム時の元画像で精一杯でしたので、デジタルズームを使うと明らかに画質が荒れて使い辛いものがありました。
ところが iPhone 6s (Plus) では通常時の画質が向上しているせいか、
という印象です。
等倍でしっかり見れば違いはわかりますが、スマホ写真で使うような用途、Instagram(縦横 1080px)やTwitter、ブログなどに載せて見る(せいぜい長辺 1200px くらい)程度なら多少ズームしても気になるほどの劣化が見えません。
個人的な判断基準で言えば、ズームバーで3分の1くらいまでのデジタルズームならさほど劣化を感じないかな?長辺1000〜1200px くらいに縮小したら判らないかな?と感じています。
この差は、カメラを使う上で非常に大きいです。邪魔な物を写り込まないようにしたい、構図を整えたい時には、少しのズームでも心強いメリットです。
ズームせず普通に撮ってる時も一目で画質が向上しているのは判りましたが、でもそれだけなら「やっぱり新しいのは綺麗になったなー」で終わりです。むしろデジタルズームしてみて、iPhone 6s は 5s に比べてセンサーもレンズも良くなってるのを実感しました。
そして静止画でもデジタルズームが実用になったと感じますが、もっと効果的なのは動画撮影。4K 撮影ではなくフル HD 動画撮影であれば解像度 1920x1080px ですから、多少デジタルズームしても画素数に余裕があり、ズームして撮ってあとから見ても目立った劣化を感じません。
(途中から3分の1ほどデジタルズームしながら撮影しています)
また、上記の動画でも判ると思いますが、iPhone 6/6s Plus に搭載されている手ぶれ補正がよく効きます。手ぶれ補正搭載は、単に手ブレを抑制するだけでなく、結果的に画質向上にも大きな効果を発揮します。
手ブレ補正は 6s Plus を使ってみて一番感心したことでしたし、「6s Plus 買って良かったわ〜」と思うことでもありました。後編ではその 6s Plus の手ブレ補正などについて少々述べてみます。
(続き)→ スマホカメラはiPhone 5sレベルで十分!と思っていた私ですが反省しました【後編】 〜Plusの手振れ補正は絶大
ただ、巷の実写画像を見ても
「iPhone 6s のカメラは確かに良さそうだけど、比較しなけりゃ 5s でも十分じゃね?」
そう思っていました。
そして Plus シリーズに入っている光学式手ぶれ補正も、
「スマホはお気楽撮りするから手ぶれ補正は絶対あった方が良いに決まってるけど、広角レンズだし別に必須じゃなくね?」
そう思ってました。
でも、実際に使ってみると
「スマホカメラなんて、もう 5s で十分」なんて認識は全然甘かった
ですね。大甘でした。(iPhone SE のカメラも 6s と同じものです)
iPhone 6世代から導入された像面位相差 AF による AF の速さも 5s からの乗り換えでは印象的ですし、6s のカメラは高画素化しても画質が良くなっているのも分かりますが、それよりも
- 高画素化しても画質向上した分、デジタルズームがある程度実用的になった
- 6s Plus の手ぶれ補正は、思ってた以上に強い味方!!
(手ぶれ補正があることで、さらに画質向上)
この2点に関しては、本当に驚きました。
そして何よりも、「そんな機能要らね」と思っていた Live Photo も、使ってみると悪くないどころか、
Live Photos 有効だと、あの糞やかましいシャッター音がしない
ということを今さら知りまして、「こりゃ Live Photos の動画を使う使わない関係なく、常時オンだわ」と。
このシャッター音が事実上なくなる効果だけでも iPhone 6s (Plus) にして良かったかも、と思うくらいです。国内 iPhone のシャッター音だけは閉口ものでしたから、この Live Photos の副次的恩恵は iPhone 6s 世代のカメラで最大の改良点(変更点)ではないでしょうか( ̄▽ ̄)
ちなみに本記事は数日前に予約投稿していたのですが、本日になって私の Timeline にこんなツイートがありました。
茂木氏「iPhoneのシャッター音廃止は当然」 #BLOGOS https://t.co/h6G8T2BbvF
— 赤城耕一 (@summar2) 2016年4月15日
昨今炎上芸人化している脳科学者タレントさんが「Apple Japan はシャッター音を消せるように検討していただきたい」と書いているわけですが、実際は Apple がシャッター音強制を決めているわけではなく、携帯電話会社のガイドライン(自主規制)に従って国内で販売する携帯・スマホは全部シャッター音が鳴るように、iPhone も国内販売分はそうするように携帯電話会社が Apple へ要請しているわけですね。
該当記事では文句の持って行きどころが全く間違っているわけで、このあたり知識人と言われながら相変わらずちょっと調べれば判ることを調べずに書かれる方なのは毎度のことですが、いずれにせよ、iPhone のシャッター音なんとかしろよ!と思っている人は日本国内に何百万人もいるのは間違いないでしょう。(圧倒的に一番売れてるスマホでしたからね)
そんな「日本国中から何とかしろよ!と言われるけど、携帯会社のガイドラインが…」ということへの抜け道として Live Photos があるのかもしれません。(Live Photos はあくまで動画撮影ですからね)
ちなみに、Live Photos は静止画+動画で1枚あたりの容量が静止画だけの時の2倍になりますから iPhone のストレージ残量には気を使いますし(128GB にしたので私はその懸念は無用ですけど)、同時撮影の動画はちょくちょくコマ落ちするのでお遊び程度ですが、その場の雰囲気を写真以上に記録してくれてる時があって Live Photos 自体も使う前よりは印象は良いです。
PowerShot N あたりからコンパクトデジカメでも入っていた機能ですが、コンデジでは全く使わなかったのですけれど、スマホならあってもいいかな、邪魔にならないかな、と思います。
話は iPhone 6s (Plus) のカメラに戻りますが、画質面でも iPhone 6s世代の新しいカメラは iPhone 5s/6世代より画素数が増えているのに等倍表示でも見劣ることがないばかりか、むしろ良くなっています。発売当初からそういった評価をされてきましたが、使ってみて納得です。
スマートフォン内蔵ということでカメラセンサー素子が極小ですから、ラチチュードの狭さによる白とび・黒つぶれの多さは如何ともし難く、この点は最後まで高級コンパクトデジカメ、レンズ交換式カメラとの大きな差として残るでしょうが、気軽なスナップカメラとしてはもう十分な画質に感じます。
(iPhone 7 ではカメラのセンサー素子が大きくなるという噂ですから、そうなるとまた大きく画質は良くなるでしょう)
そして iPhone 5s → iPhone 6 の時に逆光耐性が良くなったと言われていましたが、iPhone 6s Plus も(Plus は光学式手ぶれ補正があるにも関わらず)逆光耐性はなかなか良くて、5s だと車窓から暮れ行く夕陽を撮るような場面では必ずフレア、ゴーストが出ていましたが、6s Plus ではさほど出ません。
また、スマホカメラの欠点といえば、センサー素子が小ささに伴うラチチュードの狭さと高感度画質の劣化に加え、光学式ズームができないことが挙げられます。(できるスマホも出てきたけど)
それを補うためにデジタルズームが用意されているのですが、デジタルズームというのは結局拡大処理しているので、どうしても撮影画像は荒れます。
デジタルズーム時の拡大補間処理をいかに巧くやるか、というソフトウェア的な問題もありますが、要は拡大処理ですから
非ズーム時の元画像が良くないとデジタルズームは使い物にならない
わけです。ダメなものを拡大するとさらにダメさが強調されますし、イマイチなものを拡大すればダメ出しレベルになります。
iPhone 5s の時は非ズーム時の元画像で精一杯でしたので、デジタルズームを使うと明らかに画質が荒れて使い辛いものがありました。
ところが iPhone 6s (Plus) では通常時の画質が向上しているせいか、
ちょっとくらいの(デジタル)ズームなら気にせず使えるレベルやん!♪
という印象です。
等倍でしっかり見れば違いはわかりますが、スマホ写真で使うような用途、Instagram(縦横 1080px)やTwitter、ブログなどに載せて見る(せいぜい長辺 1200px くらい)程度なら多少ズームしても気になるほどの劣化が見えません。
個人的な判断基準で言えば、ズームバーで3分の1くらいまでのデジタルズームならさほど劣化を感じないかな?長辺1000〜1200px くらいに縮小したら判らないかな?と感じています。
- デジタルズームすると明らかに画質が荒れるので、ズームは極力使いたくなかった 5s
- 多少のデジタルズームなら全然オッケーで積極的に使える 6s
この差は、カメラを使う上で非常に大きいです。邪魔な物を写り込まないようにしたい、構図を整えたい時には、少しのズームでも心強いメリットです。
ズームせず普通に撮ってる時も一目で画質が向上しているのは判りましたが、でもそれだけなら「やっぱり新しいのは綺麗になったなー」で終わりです。むしろデジタルズームしてみて、iPhone 6s は 5s に比べてセンサーもレンズも良くなってるのを実感しました。
そして静止画でもデジタルズームが実用になったと感じますが、もっと効果的なのは動画撮影。4K 撮影ではなくフル HD 動画撮影であれば解像度 1920x1080px ですから、多少デジタルズームしても画素数に余裕があり、ズームして撮ってあとから見ても目立った劣化を感じません。
(途中から3分の1ほどデジタルズームしながら撮影しています)
また、上記の動画でも判ると思いますが、iPhone 6/6s Plus に搭載されている手ぶれ補正がよく効きます。手ぶれ補正搭載は、単に手ブレを抑制するだけでなく、結果的に画質向上にも大きな効果を発揮します。
手ブレ補正は 6s Plus を使ってみて一番感心したことでしたし、「6s Plus 買って良かったわ〜」と思うことでもありました。後編ではその 6s Plus の手ブレ補正などについて少々述べてみます。
(続き)→ スマホカメラはiPhone 5sレベルで十分!と思っていた私ですが反省しました【後編】 〜Plusの手振れ補正は絶大
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