前回記事で書いたように今月冒頭にメイン端末を iPhone 5s から iPhone 6s Plus へ切り替えました。
■ 4インチ iPhone 最高!の私がiPhone SEを買おうとして6s Plusにした、たった一つの哀しい理由
回線の方は MVNO 格安 SIM へ MNP し、端末は docomo 向け未使用中古(新古品)を購入しました。
(docomoの 128GB ローズ新古品を8万円強で購入)
前回記事でも触れたように元々あまり iPhone 5s を買い替えるつもりはなかったのですが、
という経緯で、docomo 向け iPhone 6s Plus 128GB の新古品購入となった次第です。ローズゴールドにしたのは 6s 以降の新色だから、ということですね(^^)
iPhone SE が発表されていなければ 5s 買い替え衝動も起きていなかったのは間違いないので、iPhone SE にしなかったとはいえ、iPhonse SE が買い替えのキッカケになったのは間違いありません。
おかげで、10万円弱の自由雲台が欲しくて、ちまちまと貯めていた分を今回 iPhone 買い替えのために放出したので、また雲台は遠のきました。いつになったら買えるのでしょうか……
(これを買う資金が iPhone に化けましたorz)
ともあれ、前回記事で散々書いたとおり 6s Plus 購入の決定的理由は、
ということでした。いくら「小さな iPhone サイコー!」と思っていても、寄る年波には勝てません。辛いです。
ただ、厳密に言えば、6s Plus に決めた理由は老眼というだけではありません。ま、老眼が最大の選択理由であり、決定的な要因になったのは間違いありませんが、他にも副次的な理由は幾つかあります。
そんなわけで、ひとことで言うと、
という思いは正直ありました(^_^;)
4インチ液晶 iPhone 大好きな(今でも)私ですけれど、Android スマホへの対抗も含めて iPhone 6 以降、端末が大型化することに対しては決して否定的ではありません。
2007年1月、初代 iPhone を発表した時 Steve Jobs は「iPod + (mobile) Phone + Internet (Communicator)、この3つが1つになった」と紹介し、「Apple が電話を再発明する」と言いました。
(二度とない熱狂とテンポの良いプレゼンは時代の流れも感じさせる…)
しかし、当時のウリだった「Sync with iTunes」という概念は既に古くなり、今はその役割をほぼクラウドが担っているのと同様、初代 iPhone 発表から 9年の月日が流れた現在のスマートフォンは「電話の再発明」ではなく、ほぼ純粋に「インターネット端末」です。電話は機能の一つにすぎません。
となれば、ガラケーのような持ちやすさ、コンパクトさより、インターネットの閲覧に適した大画面が求められるのは必然でしょう。
ただ、先にも書いたように、
というのは人それぞれ、どこにあるか判りませんから、今後使っていく上で自分なりに感じ取っていくしかないな、と思っています。
同じような理由で 6 Plus にした人が、「Plus は大きすぎるわ」と 6s 世代でノーマル 6s に戻っていくのも見受けられますから、私もそうなるかもしれません。実際、Plus じゃない 6s のバランスの良さは私も感じますしね。
ま、先々自分がどう感じていくのかは、自分でも楽しみにしています :D
■ 4インチ iPhone 最高!の私がiPhone SEを買おうとして6s Plusにした、たった一つの哀しい理由
回線の方は MVNO 格安 SIM へ MNP し、端末は docomo 向け未使用中古(新古品)を購入しました。
(docomoの 128GB ローズ新古品を8万円強で購入)
前回記事でも触れたように元々あまり iPhone 5s を買い替えるつもりはなかったのですが、
- iPhone SE が発表される
- 手に収まりの良い4インチ液晶で最新性能の iPhone SE なら買い替えてもいいな!
- 回線を MVNO に MNP して、SIMロックフリー iPhone SE を買おう
- おめめが悪くなってきたのに今後も小さな iPhone でいいのか…?
- 色々な思いはあるが、自分の現状を鑑みて 6s Plus にするか
- 高い 6s Plus も新古品なら SIM ロックフリー 6s より安く、SIM ロックフリー SE 64GB+1万数千円からありそう
(新品は 6s Plus の方が高いが、新古品相場は 6s も 6s Plus も大差ないか、人気の 6s の方が高いくらい) - 新古品の場合(買い取りもそうだけど)64GB も 128GB も値段的にあまり変わらないので 128GB に
(実用性の低い 16GB だけは安い)
という経緯で、docomo 向け iPhone 6s Plus 128GB の新古品購入となった次第です。ローズゴールドにしたのは 6s 以降の新色だから、ということですね(^^)
iPhone SE が発表されていなければ 5s 買い替え衝動も起きていなかったのは間違いないので、iPhone SE にしなかったとはいえ、iPhonse SE が買い替えのキッカケになったのは間違いありません。
おかげで、10万円弱の自由雲台が欲しくて、ちまちまと貯めていた分を今回 iPhone 買い替えのために放出したので、また雲台は遠のきました。いつになったら買えるのでしょうか……
(これを買う資金が iPhone に化けましたorz)
ともあれ、前回記事で散々書いたとおり 6s Plus 購入の決定的理由は、
この2年で老眼が始まり、進んだから、老眼用 iPhone にした
ということでした。いくら「小さな iPhone サイコー!」と思っていても、寄る年波には勝てません。辛いです。
ただ、厳密に言えば、6s Plus に決めた理由は老眼というだけではありません。ま、老眼が最大の選択理由であり、決定的な要因になったのは間違いありませんが、他にも副次的な理由は幾つかあります。
- 【1】大画面 iPhone にすることで iPad 持ち歩き頻度を下げて荷物軽量化(が可能かどうか試したい)
- iPhone 6s Plus 購入の決定的要因が自身にも老眼がやってきたことは既に繰り返し述べましたが、前回記事でも少し触れたようにタブレットも 7インチタイプから10インチクラスの iPad Air 2 しか使わなくなりつつあります。(7インチの Nexus 7 は寝モバ限定)
そして、お出かけする際も iPad Air 2 はほぼ常時持ち歩くようになっています。移動する車内で立っている時は無理ですが、座れればまず iPad Air 2 を出します。やっぱり楽です。老眼が入ってきただけに、特に揺れる車内で小さな画面を見るのは結構疲れるのを実感していました。
他にも、電子書籍での読書(特にコミック)、デジタル一眼レフで撮影した写真の整理(CC契約による Lightroom mobile 使用)など、「iPad ではするけど、iPhone ではやらない」ことは幾つもあり、どれも小さな画面ではやる気がしないものでした。
そんなこともあって、手のひらサイズの iPhone + 大画面 iPad という組み合わせを持ち歩くことは多く、それはそれで気に入っていました。
(iPhone 6s Plus on iPad Air 2)
しかし、老眼もそうですが、寄る年波とともに落ちていく体力、特に大病後いろいろあって疲労回復には時間のかかる身体になってしまっているので、カメラ機材が多い時にはそれ以外の荷物をできるだけ軽量化したい、という思いがさらに強くなっています。
(ミラーレス機誕生の頃からミラーレス機を併用し続けて、自分の主被写体はデジタル一眼レフでないと無理、体力のある限りデジタル一眼で行こう、と決めてミラーレス機を全部売っぱらってから、カメラ機材の軽量化は考えてませんw)
「軽量化のために iPad Air 2 を家に置いていきたいけど、iPhone 5s だけではちょっと…」そんなことを思うことが多かったので、大画面 iPhone を使ってみようかな、というのは iPhone 6s Plus 購入動機の一つでした。
もちろん、iPad とは画面サイズが違いすぎますので iPad の代わりになるようなことはないのですが、2週間近く使ってみた段階では
「荷物軽量化のために iPad Air 2 を家に置いていきたい時には、割り切って置いていけるようになった」
感じですね、今のところは。
先週末、往復8時間かけて岡山国際サーキットへ SUPERGT を観戦・撮影しに行ったのですが、その時もいつもなら持って行く iPad Air 2 を置いて出かけて、長時間移動の車内でネットブラウズ、SNS などに使ったのですが、
「これなら荷物を最小限にしたい時には iPad なしでもいいかな?」
と思えるものでした。
ただ、写真を見る分にはそこそこ綺麗でいいのですが、写真チェック・編集には画面サイズが足りなさすぎて、このあたりは iPad が今後も必要です。
ということで、iPad を持ち歩かなくなるのではなく、これからも iPad Air 2 は持ち歩きつつ、必要に応じて置いていく、というスタイルになりそうです。 - 【2】片手操作できないスマホになれば、歩きスマホはしなくなる(かも)
- 以前の記事でも書いたことですが、歩きスマホはいけません。特に歳食って、視野も衰え、反射神経も鈍った今、余計に危険です。
なので、自分でもできるだけ気をつけているのですが、つい片手が iPhone を握っていることもあります。けれど、片手で持つのすらデカいスマホなら、片手で操作できないスマホなら、さすがに歩きスマホはしないだろう、と。
そう思って買ったものの、一度は連れ合いから「やっぱりしてるやん」と注意されたのですが、その時だけのはず、です。たぶん。きっと…(^_^;)
「どうせ自分の手・指では iPhone 6s ですら指が届かず片手操作はできないのだから、6s Plus でも一緒」と思って Plus にしたのですが、実際に使ってみると Plus は想定以上にデカさを感じることが多く、歩きスマホどころか、普段の場面でもうっかり落としてしまうか不安に感じることがあります。
(5s と比較すると同じ iPhone とは思えない差が…)
というか、使い始めて10日にして既に一度コンクリの道路へ落下させています(>_<)
SUPERGT のレース撮影中に iPhone の SUPERGT アプリで現在の順位や、撮影目的の車がサーキット内のどこを走ってるか確認するのですが、スマホをポケットから焦って出し入れしようとして、うまく入らずに落下…でした。
幸いにも全く無傷(ケースに小傷が入った程度)で助かったのですが、それからは状況に応じて、ダサくてもネックストラップを併用したりして落下には十分気をつけています。こんなことは iPhone 5s までにはなかったことです。
先々慣れてきたらまた違うのかもしれませんが、少なくとも今のところは、このデカさは扱いに慎重になりますし、とても歩きスマホをしようとは思わないので、結果的にはこの目的は達成できているのかな、という感じです(^_^;) - 【3】いわゆる “ファブレット” と言われる大画面スマートフォンを本気で使ってみたかった
- Android スマホは大画面化が進んでいるので、もはや 5.5インチでファブレットと呼べるのかどうかは疑問ですが、一度メイン端末で大画面スマートフォンを使ってみたい気持ちは随分前からありました。
本当は 6インチクラス、Xperia Z Ultra あたりを導入するつもりだったのですが、私の Android 端末にはモバイルSuica 端末という側面もあるので、そうなると au版 Xperia Z Ultra 一択。後継機も出ないし、どうしようかな…と思いつつ、ふた回り小さな画面ながら iPhone 6s Plus という選択になりました。
最初の項でも述べたように、タブレットが欲しかった場面を少しでも代替できれば、という思いもあるのですが、
「このデカさを日常的に使ってストレスが溜まらないのかどうか?」
ということも含め、自分で実際に使ってみないと分からないことはたくさんあります。
「ネット端末としての大画面の優位性と、常に身に付ける物としてのサイズ感のバランスがどこにあるのか?」
というのは、使ってみなければ実感できませんから、一度は使ってみようとは思っていました。
その大画面端末が iPhone になるとはあまり思っていませんでしたが、普段から一番よく使う端末を大画面化する方がより適切だったのかもしれません。
(スカパー!オンデマンドの低解像度映像でも画面大きめの方が良いね)
購入してから10日ちょっと、大画面による恩恵と、大きくなった端末による戸惑い、不慣れが未だ混在して何とも言えない、というのが iPhone 6s Plus に対する今の私の印象です。
ただ、大型画面スマートフォンの普及でタブレットの売り上げ、特に7インチ液晶クラスの売り上げに影響が出たなどと言われますが、それは確かに判らなくもないなあ、と感じる昨今です。 - 【4】文庫本感覚で電子書籍が読めるサイズ感は魅力
- これも大画面端末を使ってみたかった、という理由の一つなのですが、いくら大好きな 4インチ液晶 iPhone といえど、電子書籍を読む、ということを考えると小さすぎました。
コミックは論外ですが、文字サイズが可変でリフローできる小説などのテキスト物でも4インチ画面の小ささは、あまり読む気にさせるものではありませんでした。
電子インクの電子書籍端末が概ね6インチ画面に落ち着いていますが、文字ベース書籍も最低5インチ、できれば6〜7インチあたりが読みやすいと感じています。6インチなら文庫感覚、7インチなら新書感覚と言えましょうか。
私はガラケー小説を読んできたクチではありませんし、紙の書籍から電子へ移行した方ですから、やはり読みやすいサイズ感というと紙の書籍にとらわれてしまいます。
そういう意味では 4.7インチ液晶の iPhone 6/6s ではまだ少々電子書籍を読むには小さいと感じますが、5.5インチ液晶の 6/6s Plus なら文庫に近い感覚で読めるかな、と思っています。iOS 9.3 からは Night Shift というモードがあるので、目に少しだけ優しくなりましたしね。
(6インチ電子インクのKindleと縦は同じ、幅は2〜3割狭い)
ただ、このサイズで 200g 近い(ケース入れると 200g 超)という重さですから、手持ちで長時間の読書をするには少々重たいかな、と思っています。Kindle Paperwhite の方が若干重くて厚いんですが、6s Plus の方が重く感じるんですよね……
もちろん、コミックには少々画面が小さすぎます。解像度的には問題ないのですが、やはり文字が小さすぎて辛いですね。老眼には特に。若い頃の目なら問題なかったかもしれませんが、今では厳しいです。
コミックを読むのはやはり 7インチタブレットか、6.8インチ液晶を搭載した P8Max みたいな巨大スマートフォンあたりが楽に読めますね。
(P8 Max は最近調子の悪いNexus 7の後継として購入を考えていたのですが…)
個人的に iPad mini は中途半端にデカいと感じるので、iPad でも iPhone でも 6インチくらいのが出てくれればなぁ、と思うこともありました。ただ、画面の大きさによる恩恵は別として、サイズ的には 5.5インチでも持て余し気味なので、6インチ iPhone が出たとしても手を出すのはなかなか厳しそうです(^_^;)
☆
そんなわけで、ひとことで言うと、
キッカケは哀しい理由だったけど
それでも一度は使ってみたかったファブレット(大画面スマホ)
それでも一度は使ってみたかったファブレット(大画面スマホ)
という思いは正直ありました(^_^;)
4インチ液晶 iPhone 大好きな(今でも)私ですけれど、Android スマホへの対抗も含めて iPhone 6 以降、端末が大型化することに対しては決して否定的ではありません。
2007年1月、初代 iPhone を発表した時 Steve Jobs は「iPod + (mobile) Phone + Internet (Communicator)、この3つが1つになった」と紹介し、「Apple が電話を再発明する」と言いました。
(二度とない熱狂とテンポの良いプレゼンは時代の流れも感じさせる…)
しかし、当時のウリだった「Sync with iTunes」という概念は既に古くなり、今はその役割をほぼクラウドが担っているのと同様、初代 iPhone 発表から 9年の月日が流れた現在のスマートフォンは「電話の再発明」ではなく、ほぼ純粋に「インターネット端末」です。電話は機能の一つにすぎません。
となれば、ガラケーのような持ちやすさ、コンパクトさより、インターネットの閲覧に適した大画面が求められるのは必然でしょう。
ただ、先にも書いたように、
大画面の恩恵とサイズ感のバランス
というのは人それぞれ、どこにあるか判りませんから、今後使っていく上で自分なりに感じ取っていくしかないな、と思っています。
同じような理由で 6 Plus にした人が、「Plus は大きすぎるわ」と 6s 世代でノーマル 6s に戻っていくのも見受けられますから、私もそうなるかもしれません。実際、Plus じゃない 6s のバランスの良さは私も感じますしね。
ま、先々自分がどう感じていくのかは、自分でも楽しみにしています :D
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