2015年も残すところ、あと1日になってしまいました。当方はまだ今夜に(リモート作業ながら)お仕事が残っておりますが、なんとかそれを仕事納めにしたいと思っております(^_^;)
さて、昨日一昨日と、ベスト10にピックアップしたうちの下位5製品と、ベスト10に漏れたものの取り上げておきたい製品を記しました。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2015 【前編】6位〜10位
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2015 【中編】次点その他各賞
残るは、今年のお買いもの第5位から第1位になります。去年ほどの大物はありませんが、上位3製品は文句なしだったかなあ、と振り返って思ったりしています :D
以上、「だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2015」でした!
さて、昨日一昨日と、ベスト10にピックアップしたうちの下位5製品と、ベスト10に漏れたものの取り上げておきたい製品を記しました。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2015 【前編】6位〜10位
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2015 【中編】次点その他各賞
残るは、今年のお買いもの第5位から第1位になります。去年ほどの大物はありませんが、上位3製品は文句なしだったかなあ、と振り返って思ったりしています :D
- 第5位 Amazon プライム
- お買い物評価:89点
■ Amazon.co.jp: Amazon Prime
▽ プラス点
- 今までは単に当日配達、翌日配達のプライム配送が無料になるだけの会員だったが、プライムビデオ、プライムミュージックという映像、音楽サービスが無料で付加されて、一気にお得感のある内容に
- 最近あれこれ値上げの続く最中、大きなサービス追加があったにも関わらず、年会費が(今のところは)値上げされずにずっと同価格維持
- プライムビデオは当初のラインナップからだいぶ充実してきて、レンタルビデオ屋の百円レンタルコーナーくらいにはなりつつある
▽ マイナス点
- 厳しいわりには配送値段を叩くためにヤマトにも逃げられ、佐川にも逃げられた挙句、肝心要のプライム配送がクソ業者に変わってしまい(当方の居住地域)、当日配送を頼んだのに当日届かないということが今年だけで2回起きる始末。プライム配送の意味がない。
- プライムビデオ、プライムミュージックは無料のおまけとしては楽しめるが、単独のオンデマンドサービスとしてみると、他の専門サービスとは(値段が安いとはいえ)比べるまでもないショボさなので、それ目的で入るようなものではない(特にプライムミュージックは Apple Music の足元にも及ばない)
年会費っていくらだったっけ?と全く覚えがないくらい、もう何年も入りっぱなしの Amazon プライム会員。年会費は3,900円ですが、以前からちょくちょく Amazon で買い物する人なら充分元の取れるサービスでありました。
ただ、
「最近 Amazon での買い物頻度も落ちてきてるし、本は電子書籍が増えてきたし、そろそろ惰性で続けず、一度考え直すかなあ?」
「日本で唯一 Amazon 対抗で頑張ってるヨドバシ.com なら、年会費なしでも当日配送、翌日配送だし、まとめ買いなんてセコいことなく、数百円の商品でも無料配送だし、もう Amazon プライム要らんかも?」
と思っていたところに、近年 Amazon 商品の配達業者のレベル低下が激しく、特に大阪近辺で配達担当業者になっている
TMS という糞業者は当日配送で注文した物が何度も当日に来ねえ
ことが起きました。(今年)
ヨドバシ.com なら(今のところ)確実に当日配送してくれるし、年会費も追加料金もいらない。となれば、Amazon プライム入っている意味ねえし、Amazon に苦情入れても再発するし、業者は変えられないみたいなので(そりゃそうだ)、
「今秋のプライム会員更新は、もう止めだなあ……」
と思っていたところに、9月プライムビデオのサービス発表。さらにプライムミュージックの発表。
うーん、Amazon の思う壺だなあ…という気はしますが、これにはプライム会員の継続を決断せざるをえませんでした。ま、もちろん様子見としての継続ですが。
そして数ヶ月経った現在のプライムビデオ、プライムミュージックを見ていると
専門の VoD サービスとは比較にならないにしても
プライムビデオは値段なりに充実、プライム配送のおまけとして随分良い
と言えるくらいのコンテンツ充実度になっていると思います。年間 3,900円、安い VoD の dTV の月500円と比べても6割の価格ですからね。
もちろん、dTV のコンテンツ量の6割もないですし、プライムミュージックについては配信されている曲数もプレイリストもちょっと物足りなさすぎて、暇つぶしにもなるかならないかの無料おまけレベルですが、プライム配送だけで 3,900円だったよりは随分と魅力的になりました。
以前は地方ユーザーや Amazon 大好き尼っ子でもなければ薦められない Amazon プライム会員でしたが、多少は敷居が低くなり、何より、ヨドバシ.com があるからと
配送レベルの下がったプライム会員の引き止め効果は大きい
と思いますね。(実感)
確実にコストパフォーマンスは良くなりましたし、魅力も大きく増した、ということで、今年のお買いものベストにピックアップしました。
ただ、ここまでコンテンツサービスを充実させておいて値上げなし、というのは Amazon のやり方としては腑に落ちないというか不気味です。米国の Amazon プライムは以前からオンデマンド系のサービス込みで付加価値が高いのですが、年会費も遥かに高いサービスです。(年間1万円以上!)
今回オンデマンド系サービスが充実したと言っても、どちらも専門のオンデマンドサービスに比べればずっと物足りない内容ですから、
配送業者がクソな限り、値上げしたらプライム会員は止める
という考えではいます。
当日配送で当日来るかどうか判らんとか、何のためのプライム会員ですからねぇ。基本をしっかりしてもらわないと、いくら付加サービスでお買い得感が出てもちょっとね…と思っていますので、今年はお買い得でしたが、来年以降の推移は注視したいと思います。
■ Amazonプライム会員向けビデオ見放題サービス「プライム・ビデオ」開始! 〜会員向けサービスのオマケと思えば…
■ Amazon プライム会員向け聴き放題サービス「Prime Music」開始!
- 第4位 GITZO GT2542T + Markins Q3iTR-BK 自由雲台
- お買い物評価:92点 (製品評価: 90点)
■ ジッツオ トラベラー三脚 | GT2542T | Gitzo
■ マーキンス Q3iTR-BK ノブシュー トラベラーモデル 自由雲台
▽ プラス点
- トラベラー三脚と組み合わせる自由雲台の定番、軽量コンパクトでありながらそこそこの剛性はあり、1〜2万円のトラベル三脚とは雲泥の差
- 静穏時にエレベーターを伸ばさず&長時間露光でもなければ、中級デジタル一眼レフ+大口径標準ズームくらいは実用範囲
- GT2542T はストーンバッグ用のフックも付いていたり、石突をねじってゴムと金属を変えられるなど、それなりの便利仕様はある
- Markins のボールの滑りすぎない滑らかさ、フリクションコントロールでの止まり滑り具合は、個人的に自由雲台の中で一番好き
▽ マイナス点
- 正直高い(両方合わせて10万円超)
- GT2542Tの全高は低く、エレベーターなしでは背が高くない私でもアイレベルよりだいぶ下になる
- トラベル系三脚にありがちなエレベーターを三脚の脚の間に入れ込むタイプなので、セッティングに一手間かかる
- 安価なトラベル三脚とは比べ物にならないとはいえ、カーボン28mm径なので、どっしりした信頼感はない
- 過去の三脚で石突を失くしたことのない私が、半年で1つ失くしてしまったので、もしかして取れやすい?
【前編】の GT4542LS の項でも書いたように、今年買い替えた2本の三脚のうちの、もう1本。今年の正月に購入し、1年間使ってきましたが、今年最も稼動率の高かった三脚です。
ぶっちゃけ GT2542T は買う前から全高の低さは気になっていましたし、使っていても足りないと感じることはあり、嫌だけどエレベーターを少し伸ばす場面もあるわけですが、
これくらいの三脚なら気軽に持って出られるし
この軽量コンパクトさで、この剛性感なら買って満足
でしたね。GT4542LS は持って行くのに思い切りが必要?ですが、これは 70-200/2.8 あたりの望遠レンズ1本分ですから、そう苦になりません。(強がり)
特にマーキンスの Q3iTR は GITZO トラベラー三脚用ですが、GT2542T の実質対荷重以上の信頼感があるので、三脚はいいけど雲台が負けてる、という感じが皆無であり、そういう意味でも良い組み合わせです。Q3iTR に限らず、マーキンスの雲台は個人的に大好きですし、オススメです。
まぁ雲台も三脚も正直ちょっと高いですし(ぶっとい GT4542LS と比べて1万円も変わらないのは納得いかん…^^;)、1〜2万円の安物三脚は別にしても、BENRO あたりがこの三脚のコピーモデルを売ってますから、そちらという選択肢はあったかもしれません。
ただ、この1年でも元は取れましたし、長く使える三脚でありますから、良い買い物をしたと思っています。これよりさらに軽い三脚、縮長の短い三脚はいくらでもありますし、私も持っていますが、剛性のレベルが全く違いますし、使ってみて
やっぱり一眼レフ+レンズを載せるには、これが最低限
ですね。軽いだけに強風では厳しいですが、無風〜そよ風でエレベーター伸ばさないなら 70-200mm F4 クラスの望遠レンズでも問題ないです。(重量級望遠・超望遠レンズは無理)
ミラーレス機+標準ズームくらいなら、状況によって三脚のレベルももうちょっと下げられると思いますし、そういうのを使っていましたが、一眼レフに回帰すると何もかもが重量級になります(>_<)
ちなみに、この GT2542T は今年、後継モデルというか上位モデルとして GT2545T という製品が発表になりました。
■ トラベラー三脚2型4段 GT2545T - トラベラー三脚 | Gitzo
とりあえずお値段 GT2542 の 1.5倍。雲台なしのトラベラー三脚なのに余裕で 10万超え。高けええええええええええ〜〜、という感じ満載で、さすがにコレが出ていても私は手が出なかったでしょう。(今も GT2542 は売られています)
ただ、GT2542T ユーザーとして言うなら、
トラベル三脚に十数万、雲台込みで15万くらい出せるなら
GT2542T じゃなく絶対新しい GT2545T を買った方がいい
と思いますね。GT2542T の大きな2つの欠点を GT2545T はしっかり改善しています。
- 縮長ほとんどそのままに、全高の低さを 10cm 改善(高くなった)
- 明らかに剛性感が高まっている(パイプ径1mm増+新素材カーボン)
発表時のスペック見て全高の 10cm アップは魅力的でしたが、実際に店頭に並んだ GT2545T を触ってみると、剛性が高くなっているのを実感できます。
元々パイプ径の細い 1型2型トラベラー三脚は、マウンテニアやシステマティックの3型以上の三脚に比べて剛性は不利ですが、出来る限りのことをしてきた感がありますね。
そういう意味でも、お金を出せるなら新型へどうぞ、と言っておきたいと思います。
ただ、だからと言って GT2542T のお買いものがダメだったとか後悔するとか、そういうことは全くなく、来年以降もこの GT2542T と Q3iTR の組み合わせは、動きもの相手ではない夜撮りなどへ気軽に持っていくことになりそうです。
- 第3位 KIRK EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM用アルカスイス互換レンズフット LP-61
- お買い物評価:94点 (製品評価: 92点)
■ スタジオJin / 【KIRK】レンズフット LP-61
▽ プラス点
- 400mm 超望遠ズームにしては小さく貧弱な純正三脚座と違って、大きめでバランスも良くガッシリ安心感がある
- アルカスイス互換の雲台を使っている場合に三脚座にアダプタープレートを追加する必要がなく、三脚に据えた時の安定感安心感が違う
- アルカスイス互換プレート仕様だが、下面には通常の三脚ネジ穴が切られているので、普通の雲台(三脚)も利用可能
- 下面に切られている三脚ネジ穴は2つあって、一般的な 1/4" ネジだけでなく大ネジ 3/8" タイプの雲台も変換アダプターなしに利用可能
▽ マイナス点
- 純正三脚座と比べて遥かにデカいので、バッグへの収まりは確実に悪くなる
- 簡単に脱着可能な純正三脚座と違い、工具を使って脱着するしかないので、事実上、三脚座は付けっぱなしになる
(個人的にはそれで何ら問題はないけれども) - 簡単に外せない上に純正三脚座よりかなり重いので、レンズのトータル重要はそれなりに増す
初期出荷はうっかり買い逃しましたが、春には手に入れて、それからウチの 100-400mm II には付けっぱなしになっていますし、元の純正三脚座に戻すつもりもありません。
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 発表・発売時に、一つの売りがコンパクトかつ脱着がネジで簡単に可能な純正三脚座でしたが、メーカーとして問題ない設計になっているとはいえ、いささか「これで大丈夫?」という小ささでしたし、何より
純正三脚座にアルカスイス互換プレートを付けると不安感しかない
感じでしたので、サンニッパでも愛用している KIRK のレンズプレート購入は必然でした。
デカくて長い分、重くなってカバンへの収まりも悪くなったので良いことばかりではないですが、三脚(アルカスイス互換雲台)に据えた時の安心安定感は段違いですし、脱着は気軽にできるものではないですが、
こりゃ手放せないわ
って感じですね。手持ち専門でなければ、全ての EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM ユーザーにお勧めしたいくらいです。
■ KIRK製 EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 用アルカスイス互換レンズフット LP-61 愛用中
■ KIRK製EF300/400mm F2.8L IS II USM, EF500/600mm F4L IS II USM用アルカスイス互換三脚座(レンズフット)
- 第2位 EF16-35mm F4L IS USM
- お買い物評価:97点 (製品評価: 95点)
■ キヤノン:EF16-35mm F4L IS USM|概要
▽ プラス点
- 超広角ズームにありがちな、周辺部の描写には目を瞑るしかない、ということがなく、気持ち良く撮れる超広角ズームレンズ
- 開放から使えて、収差も少なく、逆光にも強くて、解像感も高くて、満足できる一本
- F4通しの超広角ズームだが手振れ補正があるので、暗所手持ちでもF2.8通しより止められる確率が高い
- 超広角ズームレンズの割には細身で、フードもコンパクトなので、バッグのへの収まりも取り回しも良い
- 防塵防滴はプロテクトフィルター装着時前提だが、個人的には EF24-70mm F4L IS USM より防滴が良さげに感じる
- F4 通しに抑えているせいか、これだけ周辺描写が良くても 77mm フィルターが装着可能
- 前後面ともフッ素コーティングなので、汚れ対策の掃除は楽チン
▽ マイナス点
- ゴーストはやや出やすい印象(ただし、フレアは抑えられてると感じる)
- 正直なところ、他には気になる欠点を感じない(^^)
昨年発売され、高い評価を受ける EF 広角ズームレンズ。今年 EF11-24mm F4L USM という超弩級スーパーレンズが出たため、話題的にはそちらへ持って行かれているが、個人的にも使ってみたかったレンズで、使ってみて満足のレンズ。
大三元と言われる F2.8 通しの広角、標準、望遠ズームに加え、F4通しの広角、標準、望遠ズーム(いわゆる小三元)をいち早く揃えたキヤノンだが、EF24-70mm F4L IS USM に続いて本レンズが出たことで、全6本体制。70-200mm F4L に比べて評判がもう一つだった標準、広角の F4 ズームに新レンズを追加したのも納得。
個人的には IS なしの EF70-200mm F4L USM 以外の F4 ズームレンズ5本を使ってきたが、
F4 ズームシリーズの中で一番良いレンズ
なのは間違いないですね。
昔使っていた EF17-40mm F4L USM は素人目にも周辺描写はイマイチすぎた(たぶん EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM の方がマシ)ことを思えば、隔世の感があります。今も併売していますが、テレ端がどうしても 35mm では足りず 40mm 欲しいということでなければ、数万円を惜しんで 17-40mm を買う理由は皆無でしょう。
今年、フルサイズ移行に伴って EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM と入れ替えるようにして購入して、確かに EF-S10-18mm ほど軽量コンパクトではないものの、フルサイズ用超広角ズームとしては細身で使いやすさも収納性も満足しています。
特に EF17-40mm F4L USM の時は、無駄にデカいフードがバッグ収納の障害になることは多々あってウンザリしていましたが、本レンズの場合にはそんなこともなく、
画質良し、使い勝手良し、鞄への収納性良し、
手ぶれ補正もあるし、で文句なし
です。鏡胴が伸び縮みしないのも良い。
もちろん、周辺光量落ちはそれなりにありますし、ゴーストが出る場面もありますが、超広角ズームですから、そこらへんは許容範囲。(常識的な周辺光量落ちは何も悪いと思わない)
F2.8 ズームに比べれば暗いですし、ズームレンジ的にはごく普通すぎますが、それがこの画質でこのサイズ感を実現&通常の 77mm フィルターを利用可能にしていると思えば、何ら不満になりません。
そういう意味では個人的に、去年の EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM に続く、文句なしズームレンズですね。
また、前回記事の【中編】で書いたように、巷の評判がさほど悪くない EF24-70mm F4L IS USM の個人的な評価があまり高くないのも、同時期にこのレンズを買ったことが大きな理由でしょう。
同じ Lズームレンズで価格帯も同程度なのですが、写りは 24-70 F4L IS よりこの 16-35 F4L IS の方を好ましく感じることが多いのです。そのせいか、意外と 24-70 より持ち出すことが多かったように思います。
標準ズームレンズは未だ未だ納得がいっていないのでこの先買い換えることはありそうですが、広角ズームレンズに関しては「これでもう十分」って感じですね。広角では、あとは明るい広角単焦点レンズが欲しいくらいで。
来年以降も愛用していくこと間違いなしの、今年最も気に入ったレンズ、最も気に入ったカメラ機材でした。
- 第1位 cheero 2in1 USB Cable with micro USB & Lightning connector (60cm)
- お買い物評価:98点 (製品評価: 99点)
■ cheero 2in1 USB Cable with micro USB & Lightning connector (60cm)
▽ プラス点
- iPhone/iPad と、Android その他 USB 充電機器と併用している人間にとっては超便利ケーブル
- USB-microUSB ケーブル+Lightning-microUSB 変換アダプターと違って、microUSB 端子利用時に変換アダプターを紛失する心配がない
- MFi 認証を受けているので、安いだけのケーブルと違って、サードパーティ製でも比較的安心して使える
- 長すぎず短すぎないケーブル長
- ケーブルは取り回ししにくいほど太くはないが、柔さを感じるほど細くもない
- 安くはないが純正よりは遥かに安いし、サードパーティ製 MFi 認証済みケーブルとしてもさほど高くない
▽ マイナス点
- MFi 認証済みだが、モバイルバッテリーとの組み合わせでは相性問題で充電不可の場合がある
半年ほど前に cheero から発売された Lightning とmicroUSB 両用の充電ケーブル。即予約して手に入れましたが、毎日愛用しています。
当たり前のように毎日使っているだけに忘れがちですが、iPhone/iPad と Android スマホを両方持ち歩いている身としては
Lightning ケーブルと microUSB ケーブルの両方を持ち歩いたり
microUSB-Lightning 変換アダプタを持ち歩く必要がなくなった
のは意外と大きな変化、利便性向上でした。
従来は Lightning と microUSB の2本のケーブル両方を持っていくか、microUSB ケーブルに microUSB-Lightning 変換アダプタを付けて日々出かけていたわけですが、
「ケーブルを2本持って出かけると絡まったりして鬱陶しい」
「microUSB-Lightning 変換アダプタは Lightning 端子の iPhone/iPad を充電する時はいいけど、microUSB 端子の Android スマホを充電する時に小さなアダプターをなくしそう」
と思っていて、なんかこう仕方ないとは思いつつ、不満ではないけど微妙感がありました。
そこへ、このケーブル。microUSB-Lightning 変換アダプタ内蔵ケーブルといったものですが、先端の Lightning 端子を外して microUSB 充電する時もアダプタ部分を紛失することが絶対にない造り。いや〜
microUSB と Lightning 両ユーザー待望の
こんなのを待っていた!ケーブル
であります。
スマホとタブレットは Apple で固めているという人も、microUSB で充電可能なアイテムは増えていますし、そもそもモバイルバッテリーは microUSB 充電の製品がほとんどですから、今のご時世、microUSB 充電を全く使わないという人も少ないだろうと思います。
そういう意味では iPhone / iPad ユーザーなら、この両用ケーブルが1つあると便利、安心かもしれません。
千円強という価格は Apple 公式認定の MFi 認証なしにネットで安く売られている Lightning ケーブルに比べると高いですが、それでも純正に比べれば随分安いですし、MFi 認証付きのケーブルはサードパーティ製でもそれなりの値段がしますから、microUSB との両用で、この便利さならリーズナブルと言ってもいいと感じます。
持ち歩き用のケーブルの長さは、大を小を兼ねない、長いのがいいとは限りませんが、60cm というのはまずまず短すぎず、かといって長すぎると感じることのない、個人的にはちょうど良い長さです。
また、ケーブルは柔過ぎるとすぐに断線しますし、かといってしっかり造りすぎると取り回しが悪くなって使いづらくなりますが、そのあたりのバランスも悪くないと思います。この辺で不満を感じたことはありませんね。(所詮ケーブルも消耗品、特に持ち歩き用はそうだと思いますが)
また、最近は同じ Lightning / microUSB 両用ケーブルながら巻き取りタイプの製品も出しています。
■ cheero 2in1 Retractable USB Cable W/L&MU (70cm)
巻き取りタイプの方は cheero の在庫切れが続いていて、足元見て高値で売ってる業者に注意して欲しいですが(cheero の売値は千数百円)、こちらもリール部分のサイズがやや大きめながら、その分しっかり作られているので、こちらも発売と同時に購入して常用しています。
個人的には隙間に入れられる通常ケーブルタイプを使うことの方が多いのですが、巻き取りタイプの方がカバンの中でケーブルがゴチャゴチャしないという利点もあるので、出かける時の体制、バッグの種類によって使い分けています。
- リール部分の固まりがない方が良いなら通常ケーブルタイプを
- カバンの中でケーブルがゴテゴテするのが嫌なら巻き取りタイプを
選ぶのが良いかと思います。
フルサイズのデジタル一眼レフカメラとか、それなりのレンズとか買っている割には、今年のお買いものベスト第1位がこんな千円強の充電ケーブルというのも肩透かしかもしれませんが、「今年のお買いものベストはどうしようかなぁ?」と、今年の買いものをリストアップした時点から1位候補でした :-)
安いだけでなく、とにかく半年以上毎日使っていて、速攻で壊れる(断線する)こともなく、今年振り返ってみれば、
もどかしく思っていたことを解決してくれた製品
痒いところに手の届くアイデア商品
として、便利さを享受した上でのコストパフォーマンスも含めて、今年のお買いもの第1位はコレを推したいと思います。
■ 変換アダプターを無くさない!便利で安心な cheero の micro USB/Lightning 両用 2-in-1 ケーブル
■ Cheero の巻き取り式 microUSB/Lightning 兼用充電ケーブル(MFi認証済)を2週間使ってみた結果…
以上、「だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2015」でした!
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