先週、「お買いものベスト 2014」で挙げた製品の2015年と題して、昨年のお買い物を今年どれくらい使っているかを振り返ったわけですが、いよいよ 2015年も最終週ということで、毎年恒例、本年の「お買い物ベスト」を挙げていきたいと思います。

「お買いものベスト 2014」で挙げた製品の2015年 その1【カメラ機材以外編】
「お買いものベスト 2014」で挙げた製品の2015年 その2【カメラ機材編】

近年もうスマートフォンは進化も大してないので頻繁に買い換える来もしなければ、高い金出して買い換える気がしないし、旅とドライブと写真という感じの昨今ですので、去年も iPad Air を連続で買った以外はカメラ機材中心でした。

そして、そのカメラ機材的には大きな転機、創生期から色々買い続けてきたミラーレス機を全部捨てての一眼レフ回帰でもありました。

だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2014 【前編】6位〜10位
だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2014 【中編】次点その他
だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2014 【後編】1位〜5位

今年はといえば、タブレットは去年 iPad Air を連続で買って大満足ですから今年はお休み。結局スマートフォンその他の買い替えもなく、限りありまくりのリソース(お金)をカメラ機材ばかりに集中投入という年になってしまいました。

パソコンも買い換えたいと言えば買い換えたいのですが、まだ全然現役で、RAW 現像も含めて耐えられない状況ではなく、年末にクリーンインストールし直したら、6年目の来年も全然行けそうです。

そして、カメラ機材的には去年に続いて転機があり、一眼レフ復帰に続いてフルサイズ復帰。昔のように 1D, 5D といった上位・最上位フルサイズ機には手が出ない懐具合ですが、ミラーレス機に浮気していた6年間から完全に元へ戻った感があります。

何やってんだか……という気もしますが(笑)、こればっかりは買って使って色々自分で知っていかないとどうにもならないので仕方ありません。と、自分にも言い訳しています(^_^;)

ということで、例年以上に偏った内容で、あまり面白味はないかもしれませんが、まず今回は今年のお買い物ベスト10の下位5つのアイテムから紹介していきます。




第10位 PowerShot G7 X

お買い物評価:80点 (製品評価: 80点)


キヤノン:PowerShot G7 X|概要

▽ プラス点
  • 今秋発売の新機種が大差ない派生モデルなので、発売から1年経って購入しても全く見劣りしない

  • 結果的に今年最も安いタイミングで買えたので、お買い物としては上手くやれた v(^o^)v

  • 日常用としてズームレンジは不足なく、画質もコンパクトだからと諦めるレベルじゃないので、スマホ時代にカメラを出す手間を超えて撮る気になる最低ラインのカメラ

  • 愛用してきた GR と比べると絶対的な画質は落ちるが、高感度ノイズ処理は巧く、ホワイトバランスも安定していて癖がない。ズームということも相まって、GR より肩肘張らずに気軽に使える度が高い

  • タッチ&チルト液晶も使いよく、ボタンカスタマイズなどもよくできていて、操作性の良さは期待通り

▽ マイナス点
  • S90/S95→S100の反省が全く活かされなかったツルテカボディ(そして G9 X で再度改善)

  • Wi-Fi 経由のスマホによるリモートレリーズが一切設定変更不可のシャッター切るだけしかできないクソ仕様

  • サイド光によるフレアなどレンズスペックを頑張った分、妥協すべき点は感じる

  • 日常持ち歩きコンパクトとしては、やはり重い分厚い(Sシリーズの流れを汲む G9 X がベスト)


今秋購入した1インチセンサーのハイエンド系ズームコンパクト。この手のはしりであったソニー RX100 を発売と同時に買ったものの GR の使い勝手に敵わず1年で売ってしまった過去があるので、その点を危惧していたが、慣れたキヤノンの使い勝手の良さもあって満足。

1インチセンサー機は超高倍率ズーム機と並んで、絶滅危惧種指定になりつつあるコンパクトデジカメ最後の砦であるけれど、最近はやたら高すぎな機種ばかりが増えていて萎える反面、本機は他と比べて

バランスの良いスペックの割にはリーズナブル


で、上記でも書いたように今年の新機種と比べてもあまり見劣りするところがないので、サイズと重さに妥協できれば、真面目にお勧めできるズームコンパクトカメラ。

幾つかの点では、“キヤノンの初代1インチセンサー機” ゆえ痒いところに手が届かない部分がありますが、初代機にしては完成度も高く、G9 X と G7 X はレンズスペックと重さ厚さのどちらかを取るか?という判断で決めていいように思います。

個人的には以前の記事でも書いたような理由で G7 X を選び、値段的にもボトムのタイミングで買えたため、「良い買い物をしたなあ」という感じでした。

ただ元々、欲しいから買ったというより必要だから買った、というカメラですし、G7 X 自体が他のハイエンドコンパクト機と比べて大きな特徴があるわけではなく、キヤノンらしいソツのない内容のため、

お買い物としては良かった製品だったけど
特にテンションの上がらないお買い物


でありました。ま、贅沢な物言いですが、それで10位が妥当なところかと。

とはいえ、スマートフォンのカメラがこれだけ進化している現在、コンパクトデジカメなんか要らないと感じるのは私ですらそう思うし、その中で
  • 広角から望遠までズームができて
  • スマホとは顕著な画質の差が感じられる
  • 簡単にスマホ転送ができる

というスペックがなければ(カメラ好きを除けば)コンパクトカメラを買う意味も使う意味もないなぁ、というのを実感したカメラです。

私自身、GR を急速に使わなくなっていたのも「あれ?別に作品撮りとかするわけじゃないし、単焦点で記録スナップカメラなら別にスマホでええんじゃね?」と気付いたわけで、単に画質の良し悪しだけじゃなく、今のところスマホカメラにはないズームという利点の方が、日常で敢えてカメラを使う動機になるなあ、と感じた次第です。

そういうこともあって

スマホ時代の今、コンパクトカメラを買うならこのあたりが最低限


と言い切ってしまえる基準になりました。

尖ったところはないし、愛着というほどのことはないけど、発売から時間が経っても日常持ち歩き用としては非常に高いレベルの実用機であり、来年も適当に愛用していくことだと思います :-)

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第9位 cheero Power Plus 3 mini

お買い物評価:83点 (製品評価: 90点)


cheero Power Plus 3 mini 6700mAh モバイルバッテリー

▽ プラス点
  • 比較的軽量コンパクトながら、スマホを丸一日使いながら充電しまくっても余裕ある容量

  • 幾つも同程度のサイズのモバイルバッテリーを使い続けているが、実際に使っていて従来製品より容量が多いと感じる

  • 無駄なだけのLEDライトなどのオマケ機能がなく、デザインも含めてシンプルで使いやすい

▽ マイナス点
  • 同程度サイズの従来製品より容量が多少多めのせいなのか、充電時間が長め

  • 多少使ったくらいでは充電開始されないので、いつも満充電というわけではなさそう(実用上問題はないと思う)


毎年のようにモバイルバッテリー関連の製品を取り上げていると思いますが、今年はモバイルバッテリーだけで3製品購入した中で、お買いものベストに取り上げたいのは、コレ。

ネット直販の定番モバイルバッテリーといえば ANKER と cheero ですが、最近の cheero は国産のバッテリーセルを使い、デザインも機能もシンプルになって好印象です。

何回も本ブログで取り上げているように、重さ大きさのことを考えればモバイルバッテリーは「大は小を兼ねる」とは必ずしも言えない面があります。

私自身、大(容量10,000mAh 以上)、中(6,000mAh前後)、小(3,000mAh前後)の3つを使っていますが、一番使用頻度が多いのが、「中」である 6,000mAh クラス。

cheero の中容量モバイルバッテリーの最新製品であるコレは、私自身も持ち出し率が一番高く、かつ一番信頼して使えています。とりあえず

私のモバイルバッテリー・オブ・ザ・イヤー


ですね(^^)

昨年のお買いものベストで取り上げた ANKER のモバイルバッテリーも同程度の容量で、かつ充電スイッチを押さなくても充電開始してくれるという便利モノで良かったのですが、半年少々で壊れてしまって去年のお買いものベストを撤回したいくらいです。(製品自体もすぐに発売終了になった)

ANKER はケーブルも不良品を掴んだこともあり(そのケーブルもしばらくして新製品に)ちょっと不信感が出てきていますが、Cheero 製品は3年前に買ったモバイルバッテリーもヘタリながら使えていますし、その他色々買っていても壊れていないので、私の中では信頼性があります。



ちなみに、モバイルバッテリーは現在、大容量が2つ、中容量が2つ、小容量が1つ持っていますが、大容量のモバイルバッテリーの1つは旅用、もう1つは緊急避難袋(リュック)に入れてあります。大容量のモバイルバッテリーはそういった用途にも良いと思いますが、その際はなるべく自己放電の少ないモバイルバッテリーにした方がよく、最近の Cheero 製品はその点でも悪くないと思います。

ま、今や生活に必需な実用品であり、毎年1個は買っているものなので何も目新しさはないですが、より良い製品が出たということで、お買いものベストに入れてみました :D

cheeroの新しい中容量モバイルバッテリー「Power Plus 3 mini」、発売から一ヶ月使ってみた




第8位 エーポケ LP-E6 対応 USB 充電器

お買い物評価:84点 (製品評価: 85点)


【エーポケ】キャノン LP-E6 対応互換バッテリー&USB充電器セット

▽ プラス点
  • 充電器を持って行こうか迷う時にも、迷うことなく持っていける圧倒的な極薄軽量さ

  • USB充電なのでモバイルバッテリーさえあれば、緊急避難的に出先でもバッテリーを充電可能

  • 純正充電器を持って行く時にも、万が一、念のための予備として持って行くのに全く苦にならないサイズ

▽ マイナス点
  • バッテリー関係で非純正を使うのはリスクを伴うことであり、何かあっても泣かない覚悟が必要

  • 供給電圧電流に制限のある USB 充電なので、純正充電器と比べて倍以上の充電時間がかかる

  • まともに充電可能なモバイルバッテリーは、最近の大電流供給可能なタイプに限る


前からあったのかもしれないが、長年 LP-E6 を使っている割には今年になって知って購入した EOS 中級機デジタル一眼レフ用バッテリー LP-E6 の USB充電器。

商品としては LP-E6 互換バッテリーとのセットで売られていますが、取り上げたいのは USB 充電器の方。

正直なところ、駄目元のつもりで購入して使ってみたのですが、想像に反して

「こりゃ、なかなかええやん」

という印象で、今年購入の製品では結構自分にインパクトのある製品でありました。

こういう製品はなかなか人に薦めにくいのですが、

非純正のリスクはあるものの、予備の充電器としてはかなり良い


と思っているので、今年のお買いものベストにピックアップしました。

とにかく何が良いって、

LP-E6_USBcharger05

LP-E6_USBcharger06
純正充電器とのサイズや重さの圧倒的な違い


もちろん、非純正の充電器を使うのは何があるのか判らないので特にオススメはしないですし、私も普段は純正の充電器を使っています。充電速度も圧倒的に純正の方が速いですしね。

私は LP-E6 の純正充電器は2つありますから、旅用と自宅用に分けたり、急ぎで同時に2個充電したい時も純正充電器だけで事足ります。それでもこの LP-E6 用 USB 充電器が魅力なのは、

「一泊だけだからバッテリー2個あれば大丈夫だけど、念のために充電器持っていくか、もう1個バッテリー持っていくかなぁ?」
「荷物を最小限に抑えたいので予備バッテリーも少なくしたいけど、バッテリー切れになるのも困る」

というような際、

予備バッテリーよりずっと軽い USB 充電器


である本製品が最適な選択肢になるわけです。

ミラーレス機と違ってデジタル一眼レフは、公称値を超えて千数百枚以上撮ってもバッテリー切れを起こさないことなんて日常茶飯事で(ライブビュー撮影や氷点下でもなければ千枚くらいは余裕)、この USB 充電器を持って行っても出先で充電するなんてことは一度もしていません。(予備バッテリーは最低1個持っていくし)

それでも「迷ったらコレで安心」というのはあります。充電器持っていくかどうか迷ったときでも、持っていって宿で充電できれば翌日も、より安心です。充電時間はかかっても寝てる間には充電できます。(6時間くらいかかる時もあるけど)

純正充電器を持って行く場合でも、撮影のためにお金かけて出かけた場合なんかは、なんかのトラブルで純正充電器が壊れては目も当てられませんので、その場合の

気軽に持っていける、転ばぬ先の杖


にもなります。私自身、今後も色々な条件で、旅のバッグの隅に入れていくことになるでしょう。

(ちなみに、バッテリー自体は殆ど純正ばかり使っています。特に高速連写の被写体相手では、どんなマイナス要因も避けたいので)

超コンパクト!リスクはあっても時に便利……EOSデジタル用バッテリー LP-E6 の USB 充電器




第7位 キヤノン EOS 6D

お買い物評価:85点 (製品評価: 80点)


キヤノン:EOS 6D|概要

▽ プラス点
  • フルサイズの一眼レフだけど 7D Mark II より一回り小さく、明らかに軽い

  • 廉価フルサイズ機だけど画質的にマイナスはなく、APS-C とは段違いの画質差

  • ショボい AF ながら、中央1点だけは暗所でも使えて精度も素晴らしい

▽ マイナス点
  • 10年前の AF なので 7D Mark II と併用してると AF だけは撮るたびに辛すぎる

  • 近年、EOS 中上位機のインテリジェントファインダーに慣れていると、デジタル水平器もないし、表示情報量が少なくて辛い

  • 背面液晶に自動輝度調整がなく、メニュー回りも昔の EOS なので色々たくさん物足りない

  • 中上級機を示す一桁機だけど、実質二桁機のフルサイズなので、慣れた1D/5D/7D 系列とは操作体系がかなり違うので辛い
    (ただし、6D そのものの操作体系は悪くない。ボタンやダイアルがショボいことを除けば…)

  • ペコンペコンというシャッター音は、聴くたびに正直萎える

今春、サブ機に EOS M3 を買おうと思っていたのに発売前に触った EOS M3 が期待したほどでなく、なぜか三段跳びで値段2倍のカメラを買ってしまい、5年ぶりくらいにフルサイズ復帰になったわけですが、何度か書いたように

EOS M3 じゃなく 6D 買って良かった


と思っています。

レンズもフルサイズ機前提に EF-S レンズを全部売払い、EF24-70mm F4L IS USM や EF16-35mm F4L IS USM を購入したので、最終的な出費は EOS M3 を買う時の3倍以上になったはずですが、後悔どころか満足しかありません。

もっとも、6D は「小型、軽量、画質」の3つが優れているわけですが、逆に言えば、その3つ以外は全て、古い EOS の流用であります。そのあたりは 7D Mark II とはまた違ったコストダウンであり、妥協であります。

特に私の主被写体が動きモノ相手ですので、7D Mark II じゃなく 6D を使うたび、

「真ん中にしかない AF、実質中央一点みたいな AF 辛いわー」

と思うことばかりですが、初代 5D の時はこんな AF で撮っていたのですから、贅沢になったものだと反省しつつ、でもやっぱり AF 測距点だけは辛いです。

それでも 7D Mark II と併用していると

フルサイズの画質的余裕の有り難み


も日々実感しているわけで、動きもの相手以外では小型軽量なことも含めて 6D メインになっていますし、動きもの相手でも民間機など被写体によっては 6D を使うことも増えています。

その結果、5D Mark III が欲しくなる罠にハマっているわけですが、ない袖は振れませんので、6D と 7D Mark II という、ある意味同クラスで正反対の一眼レフを、来年もまた上手く活用していくしかないと思っています :-)

7D Mark II メインで使っている私の EOS 6D ファーストインプレッション【前編】
7D Mark II メインで使っている私の EOS 6D ファーストインプレッション【中編】
7D Mark II メインで使っている私の EOS 6D ファーストインプレッション【後編】
三脚利用に便利な EOS 6D 専用L型プレート(ブラケット) PCL-6D
EOS 6D に方眼マットのフォーカシングスクリーン Eg-D 装着




第6位 GITZO GT4542LS

お買い物評価:88点 (製品評価: 95点)


システマティックカーボン三脚4型4段ロング GT4542LS - システマティック三脚 | Gitzo

▽ プラス点
  • 大型機材向けの超定番、これでダメなら撮り方・使い方が悪いしかない “言い訳のできない” 製品

  • がっしり太く、素人目にも剛性感信頼感による安心安定があって、これ一本あれば三脚でどうこう言わずに済む

  • 三脚自体は太く剛性のある割には軽いと感じる(重さは載せる雲台次第)

  • 高くても最悪売ってリセールバリューの付くブランド三脚(笑)

▽ マイナス点
  • 仕方ないとはいえ高いし、三脚のベースだけで国産三脚のように色々付いてなく、色々対応できるけどオプションなので、出費はこれだけで済まない(^_^;)

  • サイズの割には軽いと感じるけど、それでも大きく重いので、車移動以外では出番は限られるし、持ち出すのが億劫になる

  • 機材に見合う三脚だけでなく、機材と三脚に見合う雲台が必要だが、まだ満足できるものは買えていない……


現在、手元に4本の三脚がありますが(殆ど使わないミニ三脚を含めると6本 ^^;)、このうち今年は常用する2本の三脚を入れ替えました。そのうちの1本。

去年、カメラ機材を一眼レフのみに移行し、望遠レンズも刷新したわけですが、

カメラ機材を刷新したなら、やっぱり三脚も刷新しなきゃ


ということで、まずトラベラー三脚を買い換えたのですが、今年初めにコミミズクを撮りに行った際に、手持ちの大型三脚じゃダメだ、というのを痛感して購入した次第です。

三脚の超定番海外ブランド GITZO の4型4段仕様で、全部伸ばすと 170cm 以上になり、カメラを設置しての目線は2段脚立に立つレベルになりますが、太いカーボンで安定感があります。今まで使っていた某国産メーカーの三脚もそれなりの口径のカーボン三脚だったのですが、一発で違いを痛感しました。

また、全部伸ばすと長い三脚だけに、私の身長では通常は4段目を出さず、3段のみでアイレベルに近くになりますので、一番細い足を出さずに済むことによる剛性感は半端なく、この点も含めて満足以外の何物でもありません。

GITZO の大型三脚では、定番の3型、超大型機材向けの5型がありますが、ロクヨン、ハチゴローといった最大級の大砲を買うことが絶対にない自分にとっては(もしあってもゴーヨンまで)、4型が余裕あるベストチョイスだったと思っています。

ある意味、

三脚はこれで完スト


したと思っていますので、あとは自分が億劫にならずに持ち出して、この三脚に恥じない写真を撮るだけです。

カメラボディやレンズもそうですが、多少背伸びしてでも、言い訳の効かない製品を持つことは、自分を追い込むことに繋がって、決して悪いことではないと思っています。

そして問題は、これに付けたいと思っている雲台がまだ手にできていないことですね。とりあえず前から使っているビデオ雲台を使っていますが、ちょっと三脚が役不足。

今年は何とか、満足できる雲台を手に入れたいと思っています。(ザハトラーじゃないよ)


(中編に続く……)