以前から各所ウェブサイトの Google 広告に、やたら G7 X の広告が出てくる私でしたが、結局買ってしまった今も相変わらず G7 X の広告が出まくっています(^_^;)

いい加減食傷気味というか、今なお出されても何の広告効果もないのに Google さんも何だかですなあ〜、と思っているのですが、よくよく考えれば、G7 X を買った途端に一切 Google 広告から出なくなったら、それはそれで怖いことでもありますね(^_^;)
さて、先日
■ G5 X も G9 X も出たけれど…買ったのは結局 PowerShot G7 X
で書いたとおり、デジタル一眼レフと記録スナップ用スマホカメラとの間で使う“小型軽量で気軽に使えてそこそこ高画質”なカメラの選択は、色々悩んだ末に、キヤノンのコンパクトデジカメ PowerShot G7 X を購入しました。
購入理由は先日の記事で長々と書いたので、ここで繰り返すことはしませんが、私の G7 X の使用目的・スタイルとしては、
といったもので、コンパクトデジカメでも作品撮りしようとかそういうことは全くなく、ちょいスナップ用、記録写真用であります。
端的に言うならば
という位置づけです。
スマホカメラにはない光学ズームで広角から中望遠まで画質劣化なしにカバーでき、スマホより圧倒的な画質的アドバンテージ。昨今「記録用なら iPhone でイイや」と思うことの多かった状況を打破してまで、コンパクトデジカメを持とうと思うなら、この2つが必要でした。
その観点から言うと、PowerShot G7 X を買ってみて思うのは
でした。
重さ・厚さや USB 充電不可などの「細かい欠点に妥協しても、やっぱり PowerShot G7 X にして良かった」と(今は)思っていますし、
のは間違いないですね。

いい加減食傷気味というか、今なお出されても何の広告効果もないのに Google さんも何だかですなあ〜、と思っているのですが、よくよく考えれば、G7 X を買った途端に一切 Google 広告から出なくなったら、それはそれで怖いことでもありますね(^_^;)
さて、先日
■ G5 X も G9 X も出たけれど…買ったのは結局 PowerShot G7 X
で書いたとおり、デジタル一眼レフと記録スナップ用スマホカメラとの間で使う“小型軽量で気軽に使えてそこそこ高画質”なカメラの選択は、色々悩んだ末に、キヤノンのコンパクトデジカメ PowerShot G7 X を購入しました。
購入理由は先日の記事で長々と書いたので、ここで繰り返すことはしませんが、私の G7 X の使用目的・スタイルとしては、
- デジタル一眼レフの持ち出しレンズが望遠レンズ主体で、標準域のレンズを持ち出さない時の補完
- 以前は小型ミラーレス機を持ち出していたような、デジタル一眼レフを持ち出すまでもない/持ち出したくない場合用
といったもので、コンパクトデジカメでも作品撮りしようとかそういうことは全くなく、ちょいスナップ用、記録写真用であります。
端的に言うならば
ズームできて(夜間でも)高画質なスマホ的カメラ
という位置づけです。
スマホカメラにはない光学ズームで広角から中望遠まで画質劣化なしにカバーでき、スマホより圧倒的な画質的アドバンテージ。昨今「記録用なら iPhone でイイや」と思うことの多かった状況を打破してまで、コンパクトデジカメを持とうと思うなら、この2つが必要でした。
その観点から言うと、PowerShot G7 X を買ってみて思うのは
- やっぱりワイド端24mm〜テレ端100mm相当というズーム画角は、自分にとって必要なレンジだった
(28〜84/100mm相当や24〜70mm相当では物足りなく感じていたはず) - APS-Cほどでないにせよコンパクトにしては納得できる高感度画質と、それ以上に全域で明るいレンズは何かと強い味方
でした。
重さ・厚さや USB 充電不可などの「細かい欠点に妥協しても、やっぱり PowerShot G7 X にして良かった」と(今は)思っていますし、
発売から1年経ってから購入しても満足度は高い
のは間違いないですね。
以前の記事で、愛用していたのに先日売却した GR を使わなくなった理由で触れたように、今回コンパクトデジカメを GR から PowerShot G7 X に入れ替えた最大の理由は、スマホカメラにない(高画質な)ズーム機の必要性でした。
その点から言うと、光学ズームの幅は大きければ大きい方が良いのですが、そこはコンパクトデジカメとしてのボディサイズ限界との兼ね合いがあります。あくまで手のひらサイズ、となると限られてくるのは先日の記事で述べたとおり。
G7 X でも重い・分厚い、とは何度も言っていますが、“G9 X でも RX100シリーズでもなく G7 X にした最も大きな理由”が 24〜100mm 相当というズームレンジ(かつ明るいF値)。
使ってみてもワイド端 24mm 相当というのは 28mm に比べて余裕があります。たった 4mm、されど 4mm。心強くて、やっぱり G7 X にしておいて良かったと思うことの一つです。
テレ側のズームレンジに関しては、70mm 相当と 100mm 相当では結構差がありますが、84mm と 100mm 相当では「トリミングでも対応しうるかな?デジタルズームでも?」というレベルに思います。
ただ、最近2倍程度までならパッと見は使えそうなデジタルズームも、やはりシーンを選ぶのは間違いありません。同じ動物を撮ってみても
こういう低感度で撮影できる被写体であるならば、等倍で見ない限り「お、デジタルズームも意外といけるじゃん」と思いますし、50% 表示くらいなら特に問題なく(必要なら多少レタッチしてやれば)、プリントにも使える印象です。
しかし、少し暗めで感度が少し上がると、ノイズリダクションによる甘さもデジタルズームで2倍、等倍で見た時のノイズ感も2倍になり、時によってかなり苦しくなります。
上記写真(ISO 1000、デジタルズーム2倍)も等倍で見ると見られたモノではないですし、縮小しても微妙な感じは否めません。
それでもブログサイズやポストカードサイズには対応できますので、必要に応じてデジタルズーム(2倍までのプログレッシブファインズーム)は使っています。200mm 相当まであると、だいぶ寄れますからね。JPEG 撮影でしか使えませんが、それでも便利です。
いずれにしても 24-100mm 相当というのは 100% とはいかなくても、手のひらコンパクトで、なおかつ明るいF値を実現しながらこのサイズという点では十分満足です。
もちろん、このサイズに 24-100mm 相当 F1.8-2.8 というレンズを奢っているわけですから、
のは仕方ありません。直前で使っていた、広角単焦点の素晴らしいレンズを搭載した GR と印象比較になるので、ちょっとアンフェアですけどね(^_^;)
ですから、手のひらサイズのコンパクトデジカメと思えば十分納得の範囲内なので、不満というわけではありません。ミラーレス機にありがちな沈胴式廉価ズームの広角端と比べても、そう悪くはないです。
画質という点では、1インチセンサーなりの、そしてこのサイズに押し込んだレンズスペックなりのモノはあり、概ね満足しています。
1インチセンサーだと最低感度の ISO 125 でも全くのノイズレスというわけではありませんが、使ってみると改めて
と思います。
APS-C だと単焦点レンズでないと、とても “コンパクト” にはならないし(それはそれで良いのだけど)、適度なズームレンズを載せられて画質もまずまず良い、必要に応じて高倍率ズーム機も薄型機も作れる。
そもそも、今の1インチセンサー機はレンズのことを別にすれば、むかし使っていた初期のマイクロフォーサーズ機と比べても同等以上の画質レベルに感じますから、サイズパフォーマンス的には不満はありません。(初代RX100 の時からそうだった)
2年ぶりくらいに1インチセンサー機へ戻ってきましたが、被写界深度的なことも含めて、「1インチセンサーというのは現時点でコンパクトで最良のフォーマットじゃないかな?」と再実感する次第です。
高感度画質という点では、APS-C にしては殊更良くもなかった GR と比べても実写で1段くらい落ちる印象ですが、個人的な基準では ISO 800 くらいまでは普通に使えると判断しています。ISO AUTO の上限設定は 1600 に設定しています。
ただ、G7 X の場合(コンパクトにしては)大型センサー搭載というわけではなく、
という3つが合わさって、夜スナップが実に良い感じです。
ポケッタブルな小さなカメラを手持ちでパッと撮影して、↑これくらい撮れちゃうと、技術の進歩はありがたいねぇ…と思わざるを得ません(^^)
特に広角側だけ明るいのではなく、望遠側も F2.8 と明るめなので、曇天・暗所・夜間時に標準〜中望遠域で撮る時 ISO 感度が上がりすぎないのは本当に助かります。コンパクトデジカメにしては大型の1インチセンサーと言っても、ISO 800 以上はあまり使いたくないですからね。
以前、初代 RX100 で不満だった点の一つが明るい状況じゃないときの望遠側撮影での感度上昇だったので、実際に使ってみて G7 X にかなり好印象持ってる要素の一つですし、これなら重さ・厚さも許容できるかなあ…と思っている理由です :-)
手ぶれ補正もなかなかよく効くので、夜のお散歩スナップ機としては GR 以上に良い感じですね。(ホールディング以外)
最短撮影距離 5cm(ワイド端)というのは、コンパクトデジカメとしてはそう特筆できる仕様ではありませんが、今まで使っていた GR が 10cm と “寄れないカメラ” でしたし(APS-C センサーですしね)、G7 X は 100mm相当のテレ端でも 40cm まで寄れるので個人的には十分です。
未だ1インチセンサーの被写界深度を把握しきってはいませんが、これくらい寄れれば、1インチセンサーでもそこそこボケますし、特に望遠側の最短撮影距離近くで撮れば十分ボカした撮影も可能ですから、コンパクトとしては満足です。
それに花マクロとか撮るわけではなく、普段の近接撮影と言えば、せいぜいスマホカメラ同様に食べ物ショットくらいしか使いませんから、撮影時に「もっと寄れれば…」ということもあまりありません。(皆無ではないけど)
というわけで、改めて「ズームできて高画質なスマホの延長線上カメラ」としては(重さ・厚さを除いて)大満足であります。
コンパクトデジカメとしては少々重めであること、厚めのボディであることが一番の心配でしたが、
使ってみて、この4点の素晴らしさを思うに
という感じですね。
まぁ厚さ、重さは使い続けるうちにまた評価は変わるかも知れませんので、今だけの感想かも知れません(^_^;) とりあえず今は、重さ・大きさと画質・ズーム比の悪くない妥協点だと思っています。
とにかく、発売から1年、他人に勧めて背中押しておきながら自分は購入してきませんでしたが、自ら使ってみて
だと実感する毎日です。発売から1年経っても色褪せないですね。
GR などの「こだわりコンパクト」とは方向性は違うけれど、本当に良いカメラだと思います :-D
(背面液晶保護フィルムはG5X登場前の旧製品が安いので狙い目)
その点から言うと、光学ズームの幅は大きければ大きい方が良いのですが、そこはコンパクトデジカメとしてのボディサイズ限界との兼ね合いがあります。あくまで手のひらサイズ、となると限られてくるのは先日の記事で述べたとおり。
G7 X でも重い・分厚い、とは何度も言っていますが、“G9 X でも RX100シリーズでもなく G7 X にした最も大きな理由”が 24〜100mm 相当というズームレンジ(かつ明るいF値)。
使ってみてもワイド端 24mm 相当というのは 28mm に比べて余裕があります。たった 4mm、されど 4mm。心強くて、やっぱり G7 X にしておいて良かったと思うことの一つです。
テレ側のズームレンジに関しては、70mm 相当と 100mm 相当では結構差がありますが、84mm と 100mm 相当では「トリミングでも対応しうるかな?デジタルズームでも?」というレベルに思います。
ただ、最近2倍程度までならパッと見は使えそうなデジタルズームも、やはりシーンを選ぶのは間違いありません。同じ動物を撮ってみても
こういう低感度で撮影できる被写体であるならば、等倍で見ない限り「お、デジタルズームも意外といけるじゃん」と思いますし、50% 表示くらいなら特に問題なく(必要なら多少レタッチしてやれば)、プリントにも使える印象です。
しかし、少し暗めで感度が少し上がると、ノイズリダクションによる甘さもデジタルズームで2倍、等倍で見た時のノイズ感も2倍になり、時によってかなり苦しくなります。
上記写真(ISO 1000、デジタルズーム2倍)も等倍で見ると見られたモノではないですし、縮小しても微妙な感じは否めません。
それでもブログサイズやポストカードサイズには対応できますので、必要に応じてデジタルズーム(2倍までのプログレッシブファインズーム)は使っています。200mm 相当まであると、だいぶ寄れますからね。JPEG 撮影でしか使えませんが、それでも便利です。
いずれにしても 24-100mm 相当というのは 100% とはいかなくても、手のひらコンパクトで、なおかつ明るいF値を実現しながらこのサイズという点では十分満足です。
もちろん、このサイズに 24-100mm 相当 F1.8-2.8 というレンズを奢っているわけですから、
ヌケの悪さと四隅の画質は若干目をつぶる必要がある
のは仕方ありません。直前で使っていた、広角単焦点の素晴らしいレンズを搭載した GR と印象比較になるので、ちょっとアンフェアですけどね(^_^;)
ですから、手のひらサイズのコンパクトデジカメと思えば十分納得の範囲内なので、不満というわけではありません。ミラーレス機にありがちな沈胴式廉価ズームの広角端と比べても、そう悪くはないです。
画質という点では、1インチセンサーなりの、そしてこのサイズに押し込んだレンズスペックなりのモノはあり、概ね満足しています。
1インチセンサーだと最低感度の ISO 125 でも全くのノイズレスというわけではありませんが、使ってみると改めて
今のコンパクトデジカメには1インチセンサーがバランス良いな
と思います。
APS-C だと単焦点レンズでないと、とても “コンパクト” にはならないし(それはそれで良いのだけど)、適度なズームレンズを載せられて画質もまずまず良い、必要に応じて高倍率ズーム機も薄型機も作れる。
そもそも、今の1インチセンサー機はレンズのことを別にすれば、むかし使っていた初期のマイクロフォーサーズ機と比べても同等以上の画質レベルに感じますから、サイズパフォーマンス的には不満はありません。(初代RX100 の時からそうだった)
2年ぶりくらいに1インチセンサー機へ戻ってきましたが、被写界深度的なことも含めて、「1インチセンサーというのは現時点でコンパクトで最良のフォーマットじゃないかな?」と再実感する次第です。
高感度画質という点では、APS-C にしては殊更良くもなかった GR と比べても実写で1段くらい落ちる印象ですが、個人的な基準では ISO 800 くらいまでは普通に使えると判断しています。ISO AUTO の上限設定は 1600 に設定しています。
ただ、G7 X の場合(コンパクトにしては)大型センサー搭載というわけではなく、
大型センサー×明るいレンズ×強力手ぶれ補正
という3つが合わさって、夜スナップが実に良い感じです。
ポケッタブルな小さなカメラを手持ちでパッと撮影して、↑これくらい撮れちゃうと、技術の進歩はありがたいねぇ…と思わざるを得ません(^^)
特に広角側だけ明るいのではなく、望遠側も F2.8 と明るめなので、曇天・暗所・夜間時に標準〜中望遠域で撮る時 ISO 感度が上がりすぎないのは本当に助かります。コンパクトデジカメにしては大型の1インチセンサーと言っても、ISO 800 以上はあまり使いたくないですからね。
以前、初代 RX100 で不満だった点の一つが明るい状況じゃないときの望遠側撮影での感度上昇だったので、実際に使ってみて G7 X にかなり好印象持ってる要素の一つですし、これなら重さ・厚さも許容できるかなあ…と思っている理由です :-)
手ぶれ補正もなかなかよく効くので、夜のお散歩スナップ機としては GR 以上に良い感じですね。(ホールディング以外)
最短撮影距離 5cm(ワイド端)というのは、コンパクトデジカメとしてはそう特筆できる仕様ではありませんが、今まで使っていた GR が 10cm と “寄れないカメラ” でしたし(APS-C センサーですしね)、G7 X は 100mm相当のテレ端でも 40cm まで寄れるので個人的には十分です。
未だ1インチセンサーの被写界深度を把握しきってはいませんが、これくらい寄れれば、1インチセンサーでもそこそこボケますし、特に望遠側の最短撮影距離近くで撮れば十分ボカした撮影も可能ですから、コンパクトとしては満足です。
それに花マクロとか撮るわけではなく、普段の近接撮影と言えば、せいぜいスマホカメラ同様に食べ物ショットくらいしか使いませんから、撮影時に「もっと寄れれば…」ということもあまりありません。(皆無ではないけど)
というわけで、改めて「ズームできて高画質なスマホの延長線上カメラ」としては(重さ・厚さを除いて)大満足であります。
コンパクトデジカメとしては少々重めであること、厚めのボディであることが一番の心配でしたが、
- コンパクトとしては大型で高画質な1インチセンサー
- 24〜100mm 相当の不足ないズームレンジ
- ワイド端F1.8、テレ端でもF2.8の明るいレンズ
- 十分に効く手ぶれ補正
使ってみて、この4点の素晴らしさを思うに
若干重め厚めのボディも、画質と使い勝手を思えば十分妥協できる
という感じですね。
まぁ厚さ、重さは使い続けるうちにまた評価は変わるかも知れませんので、今だけの感想かも知れません(^_^;) とりあえず今は、重さ・大きさと画質・ズーム比の悪くない妥協点だと思っています。
とにかく、発売から1年、他人に勧めて背中押しておきながら自分は購入してきませんでしたが、自ら使ってみて
ユーティリティ性と画質のバランスが高いレベルで取れたカメラ
だと実感する毎日です。発売から1年経っても色褪せないですね。
GR などの「こだわりコンパクト」とは方向性は違うけれど、本当に良いカメラだと思います :-D
(背面液晶保護フィルムはG5X登場前の旧製品が安いので狙い目)
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