購入から2年半近く、愛機と呼べる存在であったコンパクトデジカメ「リコー GR」を、表題のとおり先日売却しました。
初期購入限定の赤リングも付けていた他、メーカー提供の純正カスタマイズサービスも3種類も行って(レンズネームリング交換、シャッターボタン交換、シャッターボタンアジャスト)、まさに「自分だけの GR」になっていましたので、正直あまり売るつもりはなかったのですが……色々考えて売却しました。



懐に余裕のない身であるから、というのは勿論あるのですが、昔から
というのがあります。
最近は、パソコンもスマートフォンもデジタルカメラも進化の速度が落ち着いてきて、以前ほど1年2年経ったら別物レベルになるようなことはなくなりましたが、それでもやはり、“デジタル製品は生鮮食料品みたいなもの”だと思っていますので、基本的に、年月が経てばどんどん価値は落ちていきます。
カメラそのものに大きな愛着や価値を見いだす人も多いですが、私にとってカメラもパソコン、スマホ同様の単なるツールでしかありません。(そこは人それぞれの考え方なので)
GR は満足度も持ち出し率も高く、手をかけてそれなりの愛着もありましたが、
「使わなくなった GR だけど長く残しておくか? いや、それはないわ」
というのが自分なりの結論でした。
加えて、身も蓋もない話をすると、某所で売却値段を調べると2年半も経ったカメラの割には値段はそこそこつきました。さすが、コンパクトデジカメ最強ブランドともいえる「GR」だけあります。2年以上使い倒して、発売と同時購入した時の3分の1を大きく超える値段なら御の字です。
ちょうど築城航空祭に続いて、ナビスコ杯決勝のチケット代、遠征費用も工面しなきゃならない時だったので、「使わなくなったカメラを置いておくより、売って撮影旅行代やスポーツ観戦の費用に充てる方がええわ」と(^_^;)
まぁ GR 売って、高いチケット買って、埼玉くんだりまで行ったナビスコ杯決勝は、見事なくらい完敗しましたけどね! (>_<)

(準優勝の表彰を見るのは、ちょっと哀しい……)
ともあれ、愛着持って使っていた GR を手放す要因になったのは「使わなくなった」ことですが、その使わなくなった理由というのは、以下の3つでした。
前回記事「EOS 7D Mark II 発売・購入から1年 【後編】ミラーレス機を捨て、一眼レフだけに戻って1年」で長々と、ミラーレス機併用からデジタル一眼レフだけに戻って1年経った雑感を書きましたが、そのことは私のコンパクトデジカメの使い方にも影響を与えました。
デジタル一眼レフとミラーレス機を併用している時、もしくはミラーレス機を主体としている時は、
というのがあったゆえ、GR はレンズ交換式カメラ(ミラーレス機)との併用より単独で持ち出すことが多く、「GR だけでお散歩スナップ」用途でした。
GR をミラーレス機と一緒に持ち出して併用する場合も「ミラーレス機のレンズは標準域や準望遠域のみで広角は GR に任せる」でしたので、棲み分けはある程度できていました。
実際、富士フイルム Xマウントのレンズは色々買いましたが、28mm 相当の単焦点を買うことはなく、21mm 相当や 35mm 相当、50mm 相当のレンズばかり使っていました。(そもそも 28mm という画角は好きじゃない、ということもあります ^^;)
ところが1年前に「ミラーレス機を捨てて一眼レフだけに戻る」と、
こういうことになってしまいました。
当方の一眼レフ体制では、アレコレ色々なレンズを持ち出すとすぐにカメラバッグが 10kg くらいになってしまいます。昔はそれくらい何のそのでしたが、今の体力では厳しい。
ですから、レンズもあまり無理のない範囲で持ち出すようにしていて、
「今日は横着して 100-400 II だけでいいか」
「サンニッパと 100-400 II とボディ2台その他持っていったら重いし、あまり使わない広角〜標準域のレンズは置いていこう」
なんてことが日常的になっています。
サッカーを撮りに行くのもボディ1つに望遠単ですし、航空祭で色々持っていく時も結局 24-70mm の標準ズームより 16-35mm の超広角ズームを優先することの方が多くて(ブルーインパルスの演目上、超広角が欲しい)、意外と標準域のレンズを持ち出すことが少なかったりします。
その際にはスナップ用途として GR を持っていくのですが、28mm 相当だけというのは物足りなく思うことが多くなり、GR ではズームがない代わりに 35mm 相当、47mm 相当の画角のクロップ機能があるわけですが、最近は経年劣化のせいか、明らかに購入直後の画質と今では差があって(等倍で見ると顕著)、
という状況になり、半年以上前から
「GR 使い続けるならオーバーホールに出さなきゃダメかなあ…」
と思っていました。
耐久性に優れた一眼レフでも何年も経てば色々出てきますし、何より軽量小型なコンパクトデジカメですから、ずっと購入時のまま、というのは難しいものです。仕方のないことです。
ただ、そうなると
「オーバーホールに出して何万円かかける価値があるか?」
「それなりの出費をして、また頻用するようになるか?」
という問題があります。
そしてもっと言うと、
という時代でもあります。
以前は別物とか思う時もありましたが、単焦点での記録写真と考えると、どうせ iPhone でも撮るなら、それでいいや、と。ズームできるならまた別ですが。
結局、ミラーレス機を捨てて一眼レフだけ、それも望遠レンズ主体で持ち歩くことが多くなった現在、そしてまた、「GR でこそ撮る」という意識がなくなった今、
「今の自分の一眼レフ体制の補完には、GR の広角単焦点は使いづらいなぁ」
ということだけが残ってしまったので、手放して、その金で撮影にでもいけばいいや、と思うようになりました……

GR を手放すのは惜しい気持ちも多々ありますが、GR が「お散歩スナップ機」「旅スナップ機」であったのが、ただの「記録写真機」になってしまった今は、あの “BLACK×RED な GR” は使われる方に行った方がよろしいでしょう。
ただ手放した今も、今後も、コンパクトデジカメ、EVF のないミラーレス機において、GR は私の基準点でもあります。
こと操作性については GR 基準に判断することが多いでしょうし、なかなか超えられない理想の一つとして GR は自分の中にあると思います。
(付属してないチャージャーと予備バッテリーは中身同じのシグマ製が安いのでオススメ!)
初期購入限定の赤リングも付けていた他、メーカー提供の純正カスタマイズサービスも3種類も行って(レンズネームリング交換、シャッターボタン交換、シャッターボタンアジャスト)、まさに「自分だけの GR」になっていましたので、正直あまり売るつもりはなかったのですが……色々考えて売却しました。



懐に余裕のない身であるから、というのは勿論あるのですが、昔から
使わなくなったデジタル機器を、放置して所持したままにしたくない
というのがあります。
最近は、パソコンもスマートフォンもデジタルカメラも進化の速度が落ち着いてきて、以前ほど1年2年経ったら別物レベルになるようなことはなくなりましたが、それでもやはり、“デジタル製品は生鮮食料品みたいなもの”だと思っていますので、基本的に、年月が経てばどんどん価値は落ちていきます。
カメラそのものに大きな愛着や価値を見いだす人も多いですが、私にとってカメラもパソコン、スマホ同様の単なるツールでしかありません。(そこは人それぞれの考え方なので)
GR は満足度も持ち出し率も高く、手をかけてそれなりの愛着もありましたが、
「使わなくなった GR だけど長く残しておくか? いや、それはないわ」
というのが自分なりの結論でした。
加えて、身も蓋もない話をすると、某所で売却値段を調べると2年半も経ったカメラの割には値段はそこそこつきました。さすが、コンパクトデジカメ最強ブランドともいえる「GR」だけあります。2年以上使い倒して、発売と同時購入した時の3分の1を大きく超える値段なら御の字です。
ちょうど築城航空祭に続いて、ナビスコ杯決勝のチケット代、遠征費用も工面しなきゃならない時だったので、「使わなくなったカメラを置いておくより、売って撮影旅行代やスポーツ観戦の費用に充てる方がええわ」と(^_^;)
まぁ GR 売って、高いチケット買って、埼玉くんだりまで行ったナビスコ杯決勝は、見事なくらい完敗しましたけどね! (>_<)

(準優勝の表彰を見るのは、ちょっと哀しい……)
ともあれ、愛着持って使っていた GR を手放す要因になったのは「使わなくなった」ことですが、その使わなくなった理由というのは、以下の3つでした。
- レンズ交換式カメラを1年前に望遠レンズ主体のデジタル一眼レフのみに集約したため、一緒に持っていく際の補完的コンパクトデジカメとしては、28mm 単焦点に不便さを感じることが多くなった
- 標準域で撮りたくなると、ズームができないのでトリミング撮影機能に頼ることになり、35mm クロップ、47mm クロップ機能を多用していたが、元々の画素数がそう多くないので 47mm クロップはかなり辛いものがあった
- 経年劣化が画質に影響があるほどになっていた
前回記事「EOS 7D Mark II 発売・購入から1年 【後編】ミラーレス機を捨て、一眼レフだけに戻って1年」で長々と、ミラーレス機併用からデジタル一眼レフだけに戻って1年経った雑感を書きましたが、そのことは私のコンパクトデジカメの使い方にも影響を与えました。
デジタル一眼レフとミラーレス機を併用している時、もしくはミラーレス機を主体としている時は、
- 身軽に色々な画角で撮りたい時はミラーレス機がある
- ミラーレス機もそれなりに小型軽量だから、GR だけを持ち出す時は完全に割り切った時のみ
というのがあったゆえ、GR はレンズ交換式カメラ(ミラーレス機)との併用より単独で持ち出すことが多く、「GR だけでお散歩スナップ」用途でした。
GR をミラーレス機と一緒に持ち出して併用する場合も「ミラーレス機のレンズは標準域や準望遠域のみで広角は GR に任せる」でしたので、棲み分けはある程度できていました。
実際、富士フイルム Xマウントのレンズは色々買いましたが、28mm 相当の単焦点を買うことはなく、21mm 相当や 35mm 相当、50mm 相当のレンズばかり使っていました。(そもそも 28mm という画角は好きじゃない、ということもあります ^^;)
ところが1年前に「ミラーレス機を捨てて一眼レフだけに戻る」と、
- ミラーレス機に比べてデジタル一眼レフは重い&レンズも重いものが主体
- 必要最小限のレンズ(主に望遠レンズ)だけ持っていこう
- ちょっとしたスナップ用途はコンパクトデジカメに任せよう
- デジタル一眼レフで標準域のレンズを持ってきてないと、スナップ用途も広角単焦点の GR だけでは(画角的に)物足りない
こういうことになってしまいました。
当方の一眼レフ体制では、アレコレ色々なレンズを持ち出すとすぐにカメラバッグが 10kg くらいになってしまいます。昔はそれくらい何のそのでしたが、今の体力では厳しい。
ですから、レンズもあまり無理のない範囲で持ち出すようにしていて、
「今日は横着して 100-400 II だけでいいか」
「サンニッパと 100-400 II とボディ2台その他持っていったら重いし、あまり使わない広角〜標準域のレンズは置いていこう」
なんてことが日常的になっています。
サッカーを撮りに行くのもボディ1つに望遠単ですし、航空祭で色々持っていく時も結局 24-70mm の標準ズームより 16-35mm の超広角ズームを優先することの方が多くて(ブルーインパルスの演目上、超広角が欲しい)、意外と標準域のレンズを持ち出すことが少なかったりします。
その際にはスナップ用途として GR を持っていくのですが、28mm 相当だけというのは物足りなく思うことが多くなり、GR ではズームがない代わりに 35mm 相当、47mm 相当の画角のクロップ機能があるわけですが、最近は経年劣化のせいか、明らかに購入直後の画質と今では差があって(等倍で見ると顕著)、
- 画角的にもっと寄りたい
- ズームがないので仕方なくクロップを使う
- 元々画素数が少ないので、当方がディスプレイで 47mm 相当クロップ写真では等倍観賞
- 等倍で見ると最近は画質的に厳しいなあ
という状況になり、半年以上前から
「GR 使い続けるならオーバーホールに出さなきゃダメかなあ…」
と思っていました。
耐久性に優れた一眼レフでも何年も経てば色々出てきますし、何より軽量小型なコンパクトデジカメですから、ずっと購入時のまま、というのは難しいものです。仕方のないことです。
ただ、そうなると
「オーバーホールに出して何万円かかける価値があるか?」
「それなりの出費をして、また頻用するようになるか?」
という問題があります。
そしてもっと言うと、
記録写真なら iPhone(スマホ)で十分
という時代でもあります。
以前は別物とか思う時もありましたが、単焦点での記録写真と考えると、どうせ iPhone でも撮るなら、それでいいや、と。ズームできるならまた別ですが。
結局、ミラーレス機を捨てて一眼レフだけ、それも望遠レンズ主体で持ち歩くことが多くなった現在、そしてまた、「GR でこそ撮る」という意識がなくなった今、
「今の自分の一眼レフ体制の補完には、GR の広角単焦点は使いづらいなぁ」
ということだけが残ってしまったので、手放して、その金で撮影にでもいけばいいや、と思うようになりました……

GR を手放すのは惜しい気持ちも多々ありますが、GR が「お散歩スナップ機」「旅スナップ機」であったのが、ただの「記録写真機」になってしまった今は、あの “BLACK×RED な GR” は使われる方に行った方がよろしいでしょう。
ただ手放した今も、今後も、コンパクトデジカメ、EVF のないミラーレス機において、GR は私の基準点でもあります。
こと操作性については GR 基準に判断することが多いでしょうし、なかなか超えられない理想の一つとして GR は自分の中にあると思います。
(付属してないチャージャーと予備バッテリーは中身同じのシグマ製が安いのでオススメ!)

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