先日、小さなスティックタイプのモバイルバッテリーを紛失したので新しい製品を購入したことを書きました。ネット直販におけるモバイルバッテリーの雄 Anker のパクリっぽい製品でしたが、今も問題なく使えています。

パクリっぽいけどイケる 〜Aukey 小型スティックタイプ・モバイルバッテリー PB-N23

自己放電多めなのは Cheero、Anker といったメジャー&品質安定メーカーに比べてイマイチですが、千円ちょいと言う価格でしたし、小さなスティックタイプのモバイルバッテリーは元々「使わないだろうけど念のため」に持っていく程度なので、問題になっていません。

さて、モバイルバッテリーは基本的に「バッテリー容量とサイズ・重さが正比例する」製品です。容量が多いのに他社同種製品より劇的に小さい、軽いなんてことは、燃料電池とか全く違う仕組みのバッテリーでない限りありません。

ですので、たびたび書いていますが、
  • 要らないかも知れないが念のために持っていく、容量 3,000mAh 前後の少容量でコンパクトなスティックタイプ
  • スマホを丸一日使っても大丈夫な 6,000mAh クラスの中容量タイプ
  • スマホなら数日分、iPad やモバイルノートPC にも対応可能な 10,000mAh を超える大容量タイプ

の3種類を使い分けています。

CheeroPowerPlusMini3_G
(現在メインで使ってる、大・中・小のモバイルバッテリー)


一般的に大は小を兼ねそうな世界ではありますが、日々持ち歩く際、必要以上に重いのは嫌ですから、これらを必要に応じて持ち歩いています。個人的には大は小を兼ねない、と思っています。

そんな中、私自身が日常的に一番持ち歩いているのが容量 6,000mAh クラスの中量量モバイルバッテリー

CheeroPowerPlusMini3_H
(いま手元にある 5,000〜6,000mAh台の中容量バッテリー)


元々この中容量 5,000〜6,000mAh クラスのモバイルバッテリーは、モバイルバッテリーの火付け役とも言うべき、今は亡きサンヨーの Eneloop モバイルブースターの容量であり、頻繁にスマホを弄り倒している私でも、概ね1日分に足りる容量です。


(懐かしのサンヨー時代モバイルブースター)


以前、Cheero の「Power Plus 2 mini」という製品を愛用し、その後 Anker の「Anker Astro 第2世代 モバイルバッテリー 6400mAh」という製品を購入して使っていたのですが(スイッチを押さなくても充電が開始されるのは便利だった)、Anker の製品は数ヶ月で壊れてしまい、その後の対応もあまり快いものではなかったので、Cheero「Power Plus 2 mini」に戻っていました。

(Anker Astro 第2世代 モバイルバッテリー 6400mAh は割と早くに売られなくなっていったので、不良が多かったのかもしれません……)

そして先月、その「Power Plus 2 mini」の後継機として「Power Plus 3 mini」が発売されました。Power Plus 2 mini の方が少々へたっていたので、すぐに購入しました。



それから一ヶ月、満足&快適に使えているのですが、気づいた点を以下に少々記しておきます。




  • 前モデル(Power Plus 2 mini)と殆ど変わらないサイズで、若干でも容量アップしているのは嬉しい

    CheeroPowerPlusMini3_D

    CheeroPowerPlusMini3_E

    CheeroPowerPlusMini3_F

  • 使用年月が経って少々へたり気味の前モデルより明らかに充電が長持ちするのはもちろん、前に使っていた Anker の同クラス製品
    よりも長持ちする印象。今のところスマホを一日使って充電して、で足りなくなったことはなくて、大満足。

  • 前モデル(Power Plus 2 mini)では不思議なことに、同じ Cheero の超便利な Lightning/microUSB 両用ケーブルで充電しようとしても相性なのか充電できなかったが、本モデル(Power Plus 3 mini)では当然何の問題もない。


    (Androidと両使いだと、このケーブルは重宝してます。便利!)

  • ただ、充電時間が明らかに前モデルや同程度容量の Anker 製品より長い。夜の間に充電するサイクルなので、あまり気にならないが、容量アップの分か?

  • 無駄な LED ライト機能などがなくて、使い勝手がいい。充電開始ボタンはサイドにあるより端子面にある方が良いと思う。
    (LED ライト機能なんて不要だし、間違って長押しして点けてしまったりして鬱陶しいだけだった)

  • ツルツル金属っぽい外装から簡素な感じに変わったが、同じ Cheero の大容量バッテリー「Power Plus 3」と同じく、ホワイトカラーでシンプルなデザインは良いと思う。


    (容量が2倍あるコチラも愛用中)

  • スマートフォンはもちろん、タブレットも充電可能だが、iPad Air 2 への充電はちょいと継ぎ足し程度の容量しかないので、このクラスの容量のモバイルバッテリーは、あくまで基本はスマホ用。

  • 兄貴分モデルの Power Plus 3 同様、国内メーカー製セルという安心感はある。自己放電も少なめ。


といったところでしょうか。ほとんど文句ないくらい満足で、サイズに比して充電時間が長め(容量のせい?)なのが気になるくらいでしょうか。

あとは製品内容に関係ないのですが、コストダウンのために製品パッケージが簡素だった Cheero も量販店の店頭で売っていてもおかしくないパッケージになっていたのは、ちょっと意外でしたね。別に悪いことではないのですが。

CheeroPowerPlusMini3_A
(製品パッケージ)

CheeroPowerPlusMini3_B
(パッケージ裏面には商品説明と使い方が)

CheeroPowerPlusMini3_C
(パッケージ内容)


いずれにしても、

日々持ち歩くのに苦にならないサイズと重さ、1日分として必要十分のちょうど良い容量、無駄な機能も派手な外装でもないシンプルさ

これらの点が気に入って、私のメインモバイルバッテリーになっていますし、今後しばらく、モバイルバッテリーはコレを中心に持ち歩くことになりそうです。

モバイルバッテリー最初の一本はもちろん、買い替え、買い増しの際にもオススメできますね。