購入当初もその後も “駄目スマホ” 呼ばわりしていた au INFOBAR A02、実は発売から2年以上経った今も使っています。今は別端末で契約した料金的にかなりお得な SIM を挿しているので、2年経ったからといって毎月割がなくなって月額料金が跳ね上がっているわけではありません。

もちろん、酷評しまくった INFOBAR A02 を好きで使っているわけでなく、今でもその評価は変わらないのですが、Android スマホはサブ機であり、普段はおサイフケータイとテザリングにしか使っていないため、買い換えるコストをかけたくない、ということでしかありません。

最近はスマホの新機種に興味があまり起きないだけでなく、大した進化もないスマホにもうお金をかける気がしないので仕方ないですね。iPhone 5 までは、値段がいくらだろうが関係なく発売日に最上位モデルを予約購入していたのも今は昔です(;´д`)

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そんなわけで 2年4ヶ月前に購入した INFOBAR A02 は、au らしく Android OS のバージョンアップがロクに行われることもなく、とっくの昔に USB 端子のキャップは千切れてなくなり(あんなのすぐ千切れて当然の設計)防水機能も失って久しいですが、モッサリながらも2年以上ずっと不具合なく動いています。

ところが、少し前からおサイフケータイのタッチ操作時の反応が鈍くなり、とうとう使えなくなってしまいました

当初はタッチしても反応しないので何度もタッチし直したり、長く置いたままにしなきゃならなかったり、押しつけてやったりしないと、おサイフケータイが反応しなくなりました。

その後、おサイフケータイの反応の鈍さは徐々に酷くなり、一ヶ月くらい前にはほとんど使えなくなってしまいました。

しかし、調子が悪くなって以降も、おサイフケータイのアプリを開くとソフトウェア上では特に問題なく使えていて、残高参照やモバイルSuica のオンラインチャージなども問題なく行えていました。実際に使用するときのタッチ操作時の反応だけがダメになったわけです。

「これは買い換えしなきゃならないのかもなぁ」と思いながら、アレコレ試行錯誤していたのですが、結局

おサイフケータイが使えなくなった原因は
バッテリーが劣化して膨らんだことによる接触不良


でした。

このことは INFOBAR A02 だけの話ではなく、同じような構造の Felica(おサイフケータイ)ないし NFC 対応スマホでは起こりえることでしょうから、状況を以下に記しておきます。



INFOBAR A02 のみならず、おサイフケータイ (Felica) や NFC 対応のスマートフォンの場合、おサイフケータイや NFC のタッチ指定位置は背面にあります。

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(INFOBAR A02 背面。小さなマークがあるあたりがタッチ指定部分)

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(おサイフケータイ対応機なら、四角に指があるようなマークがある)


そして、ほとんど(全部?)のスマートフォンではバッテリーも背面側にあります(前面には液晶があるため)。背面にバッテリーも、おサイフケータイや NFC のタッチエリアもあるわけです。

INFOBAR A02 はバッテリー交換が可能なスマートフォンですので、裏蓋を開くことができます。裏蓋を開くと、以下のようになっています。

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バッテリー交換できるように裏蓋が開くタイプでは、本体側にバッテリーを入れるようになっていて、外した裏蓋の方におサイフケータイや NFC のタッチエリアがあります。

ここで着目してほしいのが、バッテリーのすぐ上にある2つの金属端子。これが本体内部基板と裏蓋にあるおサイフケータイや NFC のタッチエリアの間を電気的に結ぶ接触端子です。

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(バッテリーの左上に端子が2つあり、端子が飛び出ています)

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(裏蓋の方には、おサイフケータイのセンサー部の右上に接触部が2つ)


蓋を閉めると本体側から少し跳ね上がった形になっているこの端子と裏蓋にある金属端子が接触して電気的に結ばれることで、おサイフケータイをタッチしたときに反応して処理されるわけです。

ところがバッテリーは長く使っていると膨らんでくることがあります。これは珍しいことではなく、よくあることです。リチウムイオンバッテリーを使うスマートフォン/タブレットの宿命です。

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(左:2年以上使ってきたバッテリー、右:新品バッテリー)


私の INFOBAR A02 ではバッテリーが劣化して膨らんでくることで、裏蓋が押されて丸く変形し、先に示した金属端子が裏蓋とうまく接触できずに、タッチ操作時に反応できなくなっていたようです。

バッテリーは2つ用意して時々交換して使っていたのですが、2年以上も経つとバッテリーは2つとも軽く膨らんでいました。バッテリーの保ち自体はまだ我慢できるものでしたが、こうなっては仕方ありません。

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(バッテリーがこんなに膨らんでいたが、裏蓋はハマっていた…)

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(こちらは正常な新品バッテリーを入れたところ)


ということで、

新品のバッテリーを調達して交換すると
おサイフケータイのタッチ操作時の不具合は完全に解消


しました。

それまでアプリを再インストールしたり、使う前に該当アプリを起動させておいたり、などという試行錯誤は全く無駄でした。ただの接触不良という物理的問題ですから、ソフトウェアでどうこうできる問題ではありませんでした。

応急措置として本体側から伸びている金属端子を裏蓋に接触しやすいよう、少し持ち上げてやることで症状が緩和されることもありますが(あとタッチする時に強めに叩く)、金属端子は非常に柔く、誤って折ってしまうと完全終了になってしまうのでオススメしません。素直に新品バッテリーを買いましょう。



また、INFOBAR A02 はバッテリー交換タイプかつプラスチック筐体で柔いので、こういったバッテリー膨張による Felica/NFC エリアの接触不良が顕在しやすかったのかもしれませんが、同じことは金属筐体でも、バッテリー交換不能タイプでも起き得ることです。

バッテリー交換不能タイプのスマートフォンで同じことが起きれば、修理扱いでバッテリー交換してもらうしかありません。そういう意味では INFOBAR A02 がバッテリー交換タイプで、手っ取り早く解決できて良かったかもしれません。

まぁ、今さら二千数百円出して INFOBAR A02 の新品バッテリーを買うとは思っていませんでしたが、おサイフケータイは常用しているので、これが快適に使えるように戻るなら、やむを得ないところです。

これで、買い物の際の WAON タッチが何度やっても上手く行かずに後ろに並んでいる人や店員からのプレッシャーを感じることも、改札を通過するときに反応せずにピンポーンとエラー音鳴らして迷惑かけることもなくなれば安いものです(^_^;

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(手前:新品バッテリー、奥:2年以上使ってきたバッテリー)

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(単独で見ても、よく膨れあがっている)


もっとも、Xperia Z3 が MNP一括ゼロ円とかいうのを見ると、こんな糞端末からいっそ乗り換えた方が良いとも思ったのですが、今はカケ・ホーダイ強制で通話が少ない人には高くつきますからね……

INFOBAR A02 も iPhone 5s も使っている SIM はカケ・ホーダイが出る前の旧料金プランですし、毎月割が大きく月額料金がリーズナブルで済んでいるので、それら利用している SIM の2年縛りが切れる来春までは(壊れない限り)このまま維持しようかな……と思っています。

メインスマホの iPhone も未だ 5s であり、今も特に困っていないのですが、さすがに世間で目にする iPhone は大型な 6/6 Plus が多くなってきて、iPhone も Android も時代遅れ感を感じ始めてますが、前述の通り、スマホに金をかけるくらいなら別のモノに使いたい昨今ですからねぇ。(タブレットは最新の iPad Air 2 と Android 5.1 の Nexus 7 ですが)


(互換バッテリーもあるが、こういうのを見るとやっぱり純正品かと)