購入から3日、7〜8割方は使える環境を整えたところです。Dev関係の環境以外は MacBook Air でやることができる状態になりつつあります。
■ タブレットとPCの2-in-1という有り得ない夢をまた見て 〜Surface 3 を買ってしまった理由と愚痴(前編)
Windows 8 の ICONIA W3 時代から Windows タブレット環境はアレコレ弄っていますので、ストアアプリについても自分に必要なジャンルについては概ね把握しているつもりですが、もう一度見直して使うものは改めて試したり、セレクトしています。
そのあたり、私なりの Windows ストアアプリで使えるもの紹介は、いずれ落ち着いたら記事にしたいと思っています。(用途によってはストアアプリではダメダメすぎて、どうにもならないのもありますけどね。Gmail とか…)

さて、3日間使っただけで断定的なことはあまり言えませんが、とりあえず
ですね。予想はしていましたが、実際に使い始めると、アプリの充実度云々とは関係なく、予想以上にタブレットとして使うのに抵抗がある印象です。
かといって、ノートPC としても
「小型軽量で実用的な速度だけど、値段の割に性能は高くないノートパソコン」
というのが正直なところ。上位モデルに Type Cover や Pen を合わせると、セット価格12万円以上しますからね。円安が悪いとは言っても、価格対性能比はかなり低いです。
あちこちのウェブメディアでは「実用的な速度」「Atom は遅いなんて古い」などと書かれていて、確かに実用的に使えるパソコンではありますが、大きなデーター(山ほど絵やグラフが貼り付けられた Office 文書や数十枚以上のRAW画像など)を扱うには非力すぎますし、普通に使っていても時折ちょっと遅く感じる場面はあります。
そもそも購入直後、最初の起動時に行われる Windows の各種初期設定は結構マシン負荷がかかりますので、その時の「あともう少しです」からの時間のかかることを思えば、Surface 3 を使い始めてすぐに「このマシンは大して速くはないんだな」と実感させられます。
そう思えば「普通の軽量ノートパソコンを買った方が良かったのかも?」と思うことは、購入前から予想できていましたし、今なお思うことであります。
それを判っていて Surface 3 を買ってしまいましたし、ガジェットヲタ的な興味で買ってしまったところは否めないので、たぶん今からでも同じ判断はすると思います。が、前編記事でも述べたように、2-in-1 なんて都合の良いものは世の中にないですし、Surface 3 もまた同様。
Surface 3 をタブレットとして使ってみた時の印象も少し交えて、結局は小型軽量ノートPC でしかない Surface 3 に対して、買う前に考えていたことと変わらぬ、「2-in-1 の中途半端さ」をもう少し書いてみたいと思います。
■ タブレットとPCの2-in-1という有り得ない夢をまた見て 〜Surface 3 を買ってしまった理由と愚痴(前編)
Windows 8 の ICONIA W3 時代から Windows タブレット環境はアレコレ弄っていますので、ストアアプリについても自分に必要なジャンルについては概ね把握しているつもりですが、もう一度見直して使うものは改めて試したり、セレクトしています。
そのあたり、私なりの Windows ストアアプリで使えるもの紹介は、いずれ落ち着いたら記事にしたいと思っています。(用途によってはストアアプリではダメダメすぎて、どうにもならないのもありますけどね。Gmail とか…)

さて、3日間使っただけで断定的なことはあまり言えませんが、とりあえず
Type Coverを使っていると、どうやってもノートPCでしかない
ですね。予想はしていましたが、実際に使い始めると、アプリの充実度云々とは関係なく、予想以上にタブレットとして使うのに抵抗がある印象です。
かといって、ノートPC としても
「小型軽量で実用的な速度だけど、値段の割に性能は高くないノートパソコン」
というのが正直なところ。上位モデルに Type Cover や Pen を合わせると、セット価格12万円以上しますからね。円安が悪いとは言っても、価格対性能比はかなり低いです。
あちこちのウェブメディアでは「実用的な速度」「Atom は遅いなんて古い」などと書かれていて、確かに実用的に使えるパソコンではありますが、大きなデーター(山ほど絵やグラフが貼り付けられた Office 文書や数十枚以上のRAW画像など)を扱うには非力すぎますし、普通に使っていても時折ちょっと遅く感じる場面はあります。
そもそも購入直後、最初の起動時に行われる Windows の各種初期設定は結構マシン負荷がかかりますので、その時の「あともう少しです」からの時間のかかることを思えば、Surface 3 を使い始めてすぐに「このマシンは大して速くはないんだな」と実感させられます。
そう思えば「普通の軽量ノートパソコンを買った方が良かったのかも?」と思うことは、購入前から予想できていましたし、今なお思うことであります。
それを判っていて Surface 3 を買ってしまいましたし、ガジェットヲタ的な興味で買ってしまったところは否めないので、たぶん今からでも同じ判断はすると思います。が、前編記事でも述べたように、2-in-1 なんて都合の良いものは世の中にないですし、Surface 3 もまた同様。
Surface 3 をタブレットとして使ってみた時の印象も少し交えて、結局は小型軽量ノートPC でしかない Surface 3 に対して、買う前に考えていたことと変わらぬ、「2-in-1 の中途半端さ」をもう少し書いてみたいと思います。
さて、Type Cover を装着した Surface 3 をタブレットとして使おうとする場合、Type Cover を取り外すか、一般的なカバーと同じく Type Cover を本体裏面へ折り返して使うことになります。
(Type Cover を使わない Surface なんて、Surface を買う意味が全くないと思っているので、Type Cover なしの Surface 3 はここでは考慮しません)
Surface 3 をタブレットとして使う場合にベターな選択肢は、Type Cover を外して本体だけで使うことです。それでなくても今どきのタブレットとしては分厚い Surface 3 ですから、持ちやすさを考えれば Type Cover を外すのが良い使い方です。
しかし、スマートフォンに近い、使えるまでの迅速さを利とするタブレットとしては、いちいちカバーを外す手間はいけません。過去に“タブレット+カバーケース”を数多く使ってきた経験を持つ身としては(過去記事にたくさんある)、正直あまり使い勝手がよろしくないことも知っています。
特に Surface 3 と Type Cover の吸着はかなりしっかりしているので(これは大きな利点)、バッグの中から出す時にサクッと Type Cover を外して本体だけ取り出せるかは微妙です。
かといって、Type Cover を Surface 3 裏面へ折り返して使うのもまた微妙。そもそも、
です。
キーボードを握って使うのも、Surface 3 は重いので何かに寄りかからせて使うのも、「キーボード大丈夫かなあ?」という気は否めないので、あまり心地よい使い方ではありません。
実際にはそういう使い方に耐えるのかも知れませんし、Type Cover を Surface 3 裏面へ折り返すと自動的に Type Cover が無効になってソフトウェア・キーボード利用になるといった設計には抜かりないのですが、気分的によろしくない。
そもそも、
ということもあります。
これは印象の個人差もあるかもしれませんが、少なくとも私は「マイクロソフトはタブレットとしてボディを握った時の使い心地は全く考慮していない」と感じています。
ノートパソコンとして側面に USB その他の端子を接地することを思えば、丸く手に優しい形状よりノートパソコンらしい角張った形状になるのは仕方ないのかも知れませんが、このことこそがタブレットとしてよりノートパソコンとして優先されていることを物語っていると思います。
(初代 MacBook Air のように、ノートパソコンでも何もかも捨ててデザイン優先に走る製品もありますが、それができるメーカーは限られていますし、マイクロソフトの性質ではないでしょう)

(開閉がノートパソコンとは逆、キーボードを開閉するので間違えることも)
繰り返しになりますが、実際に Surface 3 をタブレットとして使ってみると、
と、正直良いところはありません。(後者2つは他の Windows タブレットでも同じですけどね)
その反面、ノートPC としてみると
とあって、かなりノートPC に近い感覚で使えます。
OS のことを別にしても、
のは事実です。当然と言えば当然ですが。
また、Type Cover は Bluetooth 接続じゃないので機内などでも使えることは iPad + Bluetooth キーボードでは不可能なことであり、それは購入理由の一つでしたが、使ってみてその出来には改めて満足しています。

(膝上で使えるが、反射が大きい画面なので屋外利用には向かない)
とはいえ、これまた繰り返しになりますが、ノートパソコンとしてのコストパフォーマンスは微妙です。円安価格で Surface Pro 3 もかなり高価になってしまいましたが、サブノートとして使うのでなければ Core i 系のノートパソコンを選ぶべき、と思います。
これでセット12万円ですから、純粋にノートPC としてみると、コストパフォーマンスは(軽量小型の分を考えても)とても良いとは言えません。
(個人的には CPU の Atom の遅さより、ストレージの eMMC の遅さがトータルとして気になります。今どきのパソコンは CPU 処理能力よりストレージの速度の方が体感として使い勝手に差がでると思います)
そういう意味で Surface 3 を買えるかどうかの分岐点は、
でしょう。
タブレットについては期待じゃなく、割り切って使えるかどうか、と言い換えても良いでしょう。私の場合は、期待も何もないですが、使い物になるかどうか確かめたかった、という興味だけですが(;´д`)
しばらくは Surface 3 を買ったばかりで持ち出す機会も多いでしょうが、そのうち出先で Office とかパソコンが必須な作業が要らなければ、また iPad Air 2 + Logicool Keys-to-Go に戻ってしまうんだろうなぁ、という気がしてなりません。(SSH とか VNC は Windows より iPad の方が安定快適に使えるモノが多いし)
上記のような Surface 3 に今感じていることは購入前に概ね予測できていましたから、
「Surface 3 で 2-in-1 なんて無理なら、従来通り iPad Air + ノートPC にして、MacBook Air を新MacBook にした方が幸せになれるんじゃないか?」
と散々思いました。処理能力もストレージも新MacBook の方が断然上ですし、+数万円以上の性能差はあると思います。(それは Surface Pro 3 でも同じことだけれども)
「ノートパソコンとしてみると、非力と言われる新MacBook の方がずっと上でサイズ/重さも変わらないし、タブレットなら薄さ・軽さとも iPad Air 2 の圧勝」
という現実を、以下のような表を作って眺めて、冷静に考えれば考えるほど Surface 3 の購入が良いのかどうか疑問に感じていました。(でも買っちゃったんだけど ^^;)
当たり前のことですが、2-in-1 デバイスとしてタブレット、ノートパソコン両方の使い方が快適にできるなら、2-in-1 としてタブレットもノートパソコンも別に持ち歩く必要がないなら、Surface 3 は両方持ち歩くより荷物を断然軽く、薄くできます。
(Surface 3 はサイズ的なことは強調しますが、重さは仕様表にサラッと載せるのみですし、Type Cover に至っては公式ページに重さもかかれていません。Surface 3用 Type Cover の重さは 265g。本体と合わせて 887g)
が、ノートパソコンとしてみた場合は新 MacBook と大差ないサイズ、重さで性能差はありますし、もっと値段を出せば LAVIE Hybrid ZERO のような 700g 台の超軽量パソコンもあります。
そしてフル機能のマイクロソフト Office や RAW 現像などパソコンならではの処理が不要であるなら、iPad Air 2 + Keys-To-Go の組み合わせは軽量かつ小さくて個人的に凄く気に入っています。(Keys-To-Go はケースも何も入れずに持ち歩いてるけど、本当にタフなモバイルキーボード)
ちなみに、海外のベンチマークテストを見れば判ると思いますが、iPad Air 2 のプロセッサ A8X は Atom X7 より速く、数年前のパソコン用ミドルクラス CPU の Core i5 に迫るレベルです。
Windows デバイスのタブレットとしての使えなさ、Surface 3 のタブレットとしての使い勝手の良くなさ、を思えば、
という問いに YES!! と答えられる人だけが買っても良いデバイスなのでは?と感じています。
実はソフトウェア面はともかくハードウェア的に Surface 3 がもうちょっとタブレットして扱いやすいものかなぁ、と期待していたところはあるのですが、結局そうでもなく、
「Surface 3 をもってしても Windows 2-in-1 デバイスは、ただの小型ノートパソコンに過ぎないなあ」
という購入前から想像がついていたことを改めて実感しています。
あ、今回は Surface 3 を気に入って購入した理由を書くつもりが、また愚痴をメインに延々と流してしまいました。次回こそは。
■ タブレットとPCの2-in-1という有り得ない夢をまた見て 〜Surface 3 を買ってしまった理由と愚痴(前編)
(膝上では使えないが、iPad用キーボードとしては一番気に入ってる)
(Type Cover を使わない Surface なんて、Surface を買う意味が全くないと思っているので、Type Cover なしの Surface 3 はここでは考慮しません)
Surface 3 をタブレットとして使う場合にベターな選択肢は、Type Cover を外して本体だけで使うことです。それでなくても今どきのタブレットとしては分厚い Surface 3 ですから、持ちやすさを考えれば Type Cover を外すのが良い使い方です。
しかし、スマートフォンに近い、使えるまでの迅速さを利とするタブレットとしては、いちいちカバーを外す手間はいけません。過去に“タブレット+カバーケース”を数多く使ってきた経験を持つ身としては(過去記事にたくさんある)、正直あまり使い勝手がよろしくないことも知っています。
特に Surface 3 と Type Cover の吸着はかなりしっかりしているので(これは大きな利点)、バッグの中から出す時にサクッと Type Cover を外して本体だけ取り出せるかは微妙です。
かといって、Type Cover を Surface 3 裏面へ折り返して使うのもまた微妙。そもそも、
背面に回したキーボードを握ってタブレット利用するのは違和感ありまくり
です。
キーボードを握って使うのも、Surface 3 は重いので何かに寄りかからせて使うのも、「キーボード大丈夫かなあ?」という気は否めないので、あまり心地よい使い方ではありません。
実際にはそういう使い方に耐えるのかも知れませんし、Type Cover を Surface 3 裏面へ折り返すと自動的に Type Cover が無効になってソフトウェア・キーボード利用になるといった設計には抜かりないのですが、気分的によろしくない。
そもそも、
ボディ側面形状が角張っていて、タブレットとして握る時の感触が悪い
ということもあります。
これは印象の個人差もあるかもしれませんが、少なくとも私は「マイクロソフトはタブレットとしてボディを握った時の使い心地は全く考慮していない」と感じています。
ノートパソコンとして側面に USB その他の端子を接地することを思えば、丸く手に優しい形状よりノートパソコンらしい角張った形状になるのは仕方ないのかも知れませんが、このことこそがタブレットとしてよりノートパソコンとして優先されていることを物語っていると思います。
(初代 MacBook Air のように、ノートパソコンでも何もかも捨ててデザイン優先に走る製品もありますが、それができるメーカーは限られていますし、マイクロソフトの性質ではないでしょう)

(開閉がノートパソコンとは逆、キーボードを開閉するので間違えることも)
繰り返しになりますが、実際に Surface 3 をタブレットとして使ってみると、
- タブレットとしては分厚い、重い
- モッサリではないがキビキビ感はないし、特にタッチパネルの反応が相変わらずイマイチ
- Windows 8.1 のソフトウェア・キーボードは頭おかしいレベルの糞仕様
- ストアアプリが少ないのでデスクトップアプリを使ったときは、縦横回転させるだけでもウィンドウサイズが変わるなど色々と鬱陶しいこと多し
と、正直良いところはありません。(後者2つは他の Windows タブレットでも同じですけどね)
その反面、ノートPC としてみると
- Surface 3 本体と Type Cover がしっかり吸着し、車内の膝上でも比較的安定しており、ノートPC っぽく使える
- Type Cover は利用時に傾斜を付けられることもあって、そこそこタイプしやすい
- Surface 3 のスタンドは角度自由ではなく3段階切り替えだけど、概ねどのような場面でも対応できそう
- Windows 系にしては珍しくディスプレイは色も含めて悪くない(指紋は目立つけど)
とあって、かなりノートPC に近い感覚で使えます。
OS のことを別にしても、
iPad 他のタブレット+キーボードカバー/ケースとは比較にならないほど
ノートパソコンらしく使える
ノートパソコンらしく使える
のは事実です。当然と言えば当然ですが。
また、Type Cover は Bluetooth 接続じゃないので機内などでも使えることは iPad + Bluetooth キーボードでは不可能なことであり、それは購入理由の一つでしたが、使ってみてその出来には改めて満足しています。

(膝上で使えるが、反射が大きい画面なので屋外利用には向かない)
とはいえ、これまた繰り返しになりますが、ノートパソコンとしてのコストパフォーマンスは微妙です。円安価格で Surface Pro 3 もかなり高価になってしまいましたが、サブノートとして使うのでなければ Core i 系のノートパソコンを選ぶべき、と思います。
- Type Cover はよくできているけど、普通のノートPC のキーボードほどタイプしやすいわけではない
- トラックパッドは小さいわ、反応悪いわ、のウンコパッド
(Mac 系の Trackpad に慣れていると耐え難いレベル) - ストレージの eMMC は SSD と違って遅いので、バックグラウンドでディスク書き込みが発生するともたつくことも
- 最新型と言っても Atom は所詮 Atom(というか、前世代と比べて速くなったのは GPU のみだし)
これでセット12万円ですから、純粋にノートPC としてみると、コストパフォーマンスは(軽量小型の分を考えても)とても良いとは言えません。
(個人的には CPU の Atom の遅さより、ストレージの eMMC の遅さがトータルとして気になります。今どきのパソコンは CPU 処理能力よりストレージの速度の方が体感として使い勝手に差がでると思います)
そういう意味で Surface 3 を買えるかどうかの分岐点は、
ノートPCとしては非力でコスパ微妙だけど、
期待できないタブレット用途に期待できるかどうか?
期待できないタブレット用途に期待できるかどうか?
でしょう。
タブレットについては期待じゃなく、割り切って使えるかどうか、と言い換えても良いでしょう。私の場合は、期待も何もないですが、使い物になるかどうか確かめたかった、という興味だけですが(;´д`)
しばらくは Surface 3 を買ったばかりで持ち出す機会も多いでしょうが、そのうち出先で Office とかパソコンが必須な作業が要らなければ、また iPad Air 2 + Logicool Keys-to-Go に戻ってしまうんだろうなぁ、という気がしてなりません。(SSH とか VNC は Windows より iPad の方が安定快適に使えるモノが多いし)
上記のような Surface 3 に今感じていることは購入前に概ね予測できていましたから、
「Surface 3 で 2-in-1 なんて無理なら、従来通り iPad Air + ノートPC にして、MacBook Air を新MacBook にした方が幸せになれるんじゃないか?」
と散々思いました。処理能力もストレージも新MacBook の方が断然上ですし、+数万円以上の性能差はあると思います。(それは Surface Pro 3 でも同じことだけれども)
「ノートパソコンとしてみると、非力と言われる新MacBook の方がずっと上でサイズ/重さも変わらないし、タブレットなら薄さ・軽さとも iPad Air 2 の圧勝」
という現実を、以下のような表を作って眺めて、冷静に考えれば考えるほど Surface 3 の購入が良いのかどうか疑問に感じていました。(でも買っちゃったんだけど ^^;)
iPad Air 2 + Keys-To-Go | Surface 3 + Type Cover | 新 MacBook | |
---|---|---|---|
CPU | A8X | Atom x7 Z8700 | Core M |
GPU | A8X | Intel HD Graphics | Intel HD Graphics 5300 |
メモリ | 2GB | 4GB | 8GB |
ストレージ | 128GB SSD | 128GB eMMC | 256GB SSD |
サイズ | 240x169.5x12.1mm (厚さ:6.1+6mm) | 267×187×14.7mm (厚さ:8.7+6mm) | 280.5×196.5×13.1mm |
重量 | 624g (444+180g) | 906g (641+265g) | 920g |
価格 | 97,600円 | 116,078円 | 148,800円 |
当たり前のことですが、2-in-1 デバイスとしてタブレット、ノートパソコン両方の使い方が快適にできるなら、2-in-1 としてタブレットもノートパソコンも別に持ち歩く必要がないなら、Surface 3 は両方持ち歩くより荷物を断然軽く、薄くできます。
(Surface 3 はサイズ的なことは強調しますが、重さは仕様表にサラッと載せるのみですし、Type Cover に至っては公式ページに重さもかかれていません。Surface 3用 Type Cover の重さは 265g。本体と合わせて 887g)
が、ノートパソコンとしてみた場合は新 MacBook と大差ないサイズ、重さで性能差はありますし、もっと値段を出せば LAVIE Hybrid ZERO のような 700g 台の超軽量パソコンもあります。
そしてフル機能のマイクロソフト Office や RAW 現像などパソコンならではの処理が不要であるなら、iPad Air 2 + Keys-To-Go の組み合わせは軽量かつ小さくて個人的に凄く気に入っています。(Keys-To-Go はケースも何も入れずに持ち歩いてるけど、本当にタフなモバイルキーボード)
ちなみに、海外のベンチマークテストを見れば判ると思いますが、iPad Air 2 のプロセッサ A8X は Atom X7 より速く、数年前のパソコン用ミドルクラス CPU の Core i5 に迫るレベルです。
Windows デバイスのタブレットとしての使えなさ、Surface 3 のタブレットとしての使い勝手の良くなさ、を思えば、
タブレットとしては重く厚く役立たず、ノートPCとしてはコスパ微妙
だけど、2-in-1 の見果てぬ夢を追う気があるか?
だけど、2-in-1 の見果てぬ夢を追う気があるか?
という問いに YES!! と答えられる人だけが買っても良いデバイスなのでは?と感じています。
実はソフトウェア面はともかくハードウェア的に Surface 3 がもうちょっとタブレットして扱いやすいものかなぁ、と期待していたところはあるのですが、結局そうでもなく、
「Surface 3 をもってしても Windows 2-in-1 デバイスは、ただの小型ノートパソコンに過ぎないなあ」
という購入前から想像がついていたことを改めて実感しています。
あ、今回は Surface 3 を気に入って購入した理由を書くつもりが、また愚痴をメインに延々と流してしまいました。次回こそは。
■ タブレットとPCの2-in-1という有り得ない夢をまた見て 〜Surface 3 を買ってしまった理由と愚痴(前編)
(膝上では使えないが、iPad用キーボードとしては一番気に入ってる)
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