予め断っておきますが、電源周り、バッテリー関係の互換製品は本体に予期せぬ問題を発生させることもありますし、性能をフルに発揮できない場合も有り得るので、全く推奨しませんし、個人的に持っていますが常用はしていません。
とは言うものの、ちょっと面白そうな気になる製品があると、つい手が出てしまうのはガジェットヲタの性。(歳を食って、だいぶ怪しい製品への衝動は下がりましたけどね ^^;)
先日 LP-E6N(1D系を除くEOS一桁機、最近の二桁機用のバッテリー)を買い増そうと Amazon で「LP-E6」で検索すると多数の互換バッテリー製品に混じって、こんな製品が。
LP-E6 の USB 充電器だと!?
商品的には互換バッテリーが主で、付属品として USB 充電器が付いてくるようなのですが、個人的には
ということに興味が惹かれてしまいました。
と。
実際、充電器の出力仕様も大きく違いますからね。(以下参照)
(純正充電器の出力は DC 8.4V、1.2A)
(このUSB充電器の出力は DC 8.4V±5%、0.5A)
昨今 USB 充電可能なカメラが増えてきて、実際に使ってみてもコンパクトデジカメなどでは確かに便利ではありますが、別に一眼レフでそういうのを求めたりしていません。
(将来的には Apple 新MacBook で採用された USB PD が普及していく課程で、5年経てばノートPCの電源も USB Type-C + USB PD になるでしょうし、それはデジタルカメラにも波及するでしょうし、USB PD では最大 20V/5A まで流せるのでデジタル一眼用バッテリーも充電可能になりますが、使われるかどうかは別です)
ただ、求めたりしていませんが、緊急避難用に USB 充電可能なら便利かもしれません。たぶん使うことはなさそうだと判っていても、そんなことを思いたくなるのがヲタ思考。試したい。でもリスクはあるしなあ……
と、しばらく迷っていましたが、とうとう先日買ってしまいました。
(右にあるのはセットの互換バッテリー。殆ど使うことはないと思うけど)
私の場合、フルに AF や高速連写使って動体追いかけるような撮影が多いですから、どんなマイナス要因も避けて基本的に純正バッテリーで純正充電器 LC-E6 しか使う気はないですが、
「この USB 充電器は純正充電器に比べるとかなり小さいから、本来充電器を持って行かず予備バッテリーだけでこなす1泊旅の時に、念のために持って行ってもいいかな?」
なんて思えるので、モノは試しと言うことで使ってみました。
とは言うものの、ちょっと面白そうな気になる製品があると、つい手が出てしまうのはガジェットヲタの性。(歳を食って、だいぶ怪しい製品への衝動は下がりましたけどね ^^;)
先日 LP-E6N(1D系を除くEOS一桁機、最近の二桁機用のバッテリー)を買い増そうと Amazon で「LP-E6」で検索すると多数の互換バッテリー製品に混じって、こんな製品が。
LP-E6 の USB 充電器だと!?
商品的には互換バッテリーが主で、付属品として USB 充電器が付いてくるようなのですが、個人的には
USB 給電で LP-E6 がちゃんと充電できて使い物になるのか??
ということに興味が惹かれてしまいました。
- 5V でせいぜい 2A 出力の USB 給電で、ちゃんと充電できるの?
- 充電時間がやたらかかったりするでしょ、絶対!?
- 充電できたと見せかけて、ちゃんと 100% 満充電できなかったり、使い始めるとすぐ減っちゃったりしないの?
と。
実際、充電器の出力仕様も大きく違いますからね。(以下参照)
(純正充電器の出力は DC 8.4V、1.2A)
(このUSB充電器の出力は DC 8.4V±5%、0.5A)
昨今 USB 充電可能なカメラが増えてきて、実際に使ってみてもコンパクトデジカメなどでは確かに便利ではありますが、別に一眼レフでそういうのを求めたりしていません。
(将来的には Apple 新MacBook で採用された USB PD が普及していく課程で、5年経てばノートPCの電源も USB Type-C + USB PD になるでしょうし、それはデジタルカメラにも波及するでしょうし、USB PD では最大 20V/5A まで流せるのでデジタル一眼用バッテリーも充電可能になりますが、使われるかどうかは別です)
ただ、求めたりしていませんが、緊急避難用に USB 充電可能なら便利かもしれません。たぶん使うことはなさそうだと判っていても、そんなことを思いたくなるのがヲタ思考。試したい。でもリスクはあるしなあ……
と、しばらく迷っていましたが、とうとう先日買ってしまいました。
(右にあるのはセットの互換バッテリー。殆ど使うことはないと思うけど)
私の場合、フルに AF や高速連写使って動体追いかけるような撮影が多いですから、どんなマイナス要因も避けて基本的に純正バッテリーで純正充電器 LC-E6 しか使う気はないですが、
「この USB 充電器は純正充電器に比べるとかなり小さいから、本来充電器を持って行かず予備バッテリーだけでこなす1泊旅の時に、念のために持って行ってもいいかな?」
なんて思えるので、モノは試しと言うことで使ってみました。
まずは軽くこの USB 充電器の紹介をしておきます。
(同梱の紙は説明書と思いきや、レビュー書いて100円キャッシュバックだと)
(充電端子はmicroUSBなのでAndroidスマホ用ケーブルが利用可能)
(LP-E6バッテリーを入れる側はスライドして入れてロックされる)
そして何と言っても、この LP-E6 用 USB 充電器の特長は
これに尽きます。正直言って、旅に持って行く時のことを考えると、この圧倒的な小ささはかなり魅力。
(同じバッテリーの充電器とは思えないサイズの差!)
(サイズも半分、厚みは半分以下!!)
これなら充電時間が多少長くかかっても、時と場合によっては使いたくなるサイズです。純正充電器 LC-E6 も EOS 1D系のバカみたいにデカい充電器ではないし、コンセントプラグ内蔵式なので、旅に持って行くのに大きくかさばる、面倒ということはないのですが、この差は圧倒的です。
(個人的にコンセントプラグ内蔵式ではない、コンセント用ケーブルが別途方式の充電器を付けるカメラメーカーは大嫌いです)
まるでコンパクトデジカメのバッテリー充電器みたいなサイズで、届いて実物を最初に見たときは「間違った充電器が届いたのでは?」と一瞬思ったくらいです。けれど、ちゃんと充電できます。
(充電している時は赤ランプが点灯する)
(充電が終わったら青ランプに変わる)
(99%になっていますが、問題なく充電できています)
実際に何回か使ってみましたが、特に問題なく使えていました。USB充電器で充電したからバッテリーの減りが激しかった、ということも感じませんでした。(責任はもてないけど)
先週末の防府航空祭へ行く際にはこの USB 充電器だけを持って行くというチャレンジャーなことをしましたが(最悪、持って行った予備バッテリーでギリギリ賄えると踏んでた)、特に支障は出ませんでした。
ただ、先にも書いたように充電器の出力仕様が違う/出力アンペア数が半分以下ということで、そこから用意に想像がついていましたが、
という難点があります。明らかに純正充電器 LC-E6 と比べると遅いです。
実際に、空になってカメラの電源が入らなくなった LP-E6N を2つ用意して、純正充電器と USB充電器で同時に充電開始してみると
純正充電器:2時間25分
USB充電器:4時間55分
となりました。純正充電器 LC-E6 は、ほぼ公称どおりの充電時間ですが、USB充電器は倍かかっています。
旅先で1日でバッテリーが2個空になっても、純正充電器だと寝るまでに1個充電、寝てる間にもう1個充電、ということができますが、USB充電器だと寝るまでの時間に余裕がないとちょっと厳しいですね。
今回の航空祭では予備バッテリーを4個持って行って、2台のカメラを2日間回せるであろうと踏んでいたので USB充電器でも良かったのですが、1日に2個も3個も充電しなきゃならない状況では、この USB 充電器(だけで)は力不足です。
けれども、そんなハードな使い方ではなく、
と思えるモノでした。互換製品というリスクを別にすれば、ですが。
バッテリーや充電器に互換製品を使うリスクは小さくないものだと思っています。安い、というだけで互換製品に手を出すのは各自それぞれの勝手ですが、推奨しようのないものです。
特に、低温下での撮影、カメラ性能の限界を求めるような撮影ではバッテリーをケチるのは避けるべきことでしょう。
しかし、この USB 充電器を持って出てみると、このコンパクトさは魅力的すぎました。軽くて、かさばらない。
普段から持ち歩いているスマートフォン/タブレット用の大出力 USB 充電器が使えるので、ホテルで充電していると、ある意味「充電的には、タブレットが1台増えただけ」という感覚。リスクや欠点はあっても、便利なのは事実。
ボディを複数台持って、大きなレンズも持って、デッカいカメラパックを背負って行く、ローリングカメラバッグを転がしていく、というような時に使うものではないでしょうが、
という思いが自分から離れません。もしくは純正充電器を2個持っていく時に、1個はこの USB 充電器にすれば軽量化できます。
それに、
ですからねぇ。デジタル一眼レフ用のバッテリーを USB 充電する、車でもないのに出先で移動しながら充電できる、なんて考えもしませんでした。
そんなわけで、ネタモノとして買って、ちょっと試すだけだったのですが、これからも状況によっては持って出ることがありそうです。
あくまで普段使いの充電器は純正充電器 LC-E6 ですし、旅行に持っていくのも基本はソレです。USB 充電器は軽量化を考える旅の時だけでしょうけれども、それでも「リスクはあっても思いの外使える、使いたくなる USB 充電器」というのが、私の印象でした。
(同梱の紙は説明書と思いきや、レビュー書いて100円キャッシュバックだと)
(充電端子はmicroUSBなのでAndroidスマホ用ケーブルが利用可能)
(LP-E6バッテリーを入れる側はスライドして入れてロックされる)
そして何と言っても、この LP-E6 用 USB 充電器の特長は
純正充電器と比べて圧倒的なコンパクトさ!
これに尽きます。正直言って、旅に持って行く時のことを考えると、この圧倒的な小ささはかなり魅力。
(同じバッテリーの充電器とは思えないサイズの差!)
(サイズも半分、厚みは半分以下!!)
これなら充電時間が多少長くかかっても、時と場合によっては使いたくなるサイズです。純正充電器 LC-E6 も EOS 1D系のバカみたいにデカい充電器ではないし、コンセントプラグ内蔵式なので、旅に持って行くのに大きくかさばる、面倒ということはないのですが、この差は圧倒的です。
(個人的にコンセントプラグ内蔵式ではない、コンセント用ケーブルが別途方式の充電器を付けるカメラメーカーは大嫌いです)
まるでコンパクトデジカメのバッテリー充電器みたいなサイズで、届いて実物を最初に見たときは「間違った充電器が届いたのでは?」と一瞬思ったくらいです。けれど、ちゃんと充電できます。
(充電している時は赤ランプが点灯する)
(充電が終わったら青ランプに変わる)
(99%になっていますが、問題なく充電できています)
実際に何回か使ってみましたが、特に問題なく使えていました。USB充電器で充電したからバッテリーの減りが激しかった、ということも感じませんでした。(責任はもてないけど)
先週末の防府航空祭へ行く際にはこの USB 充電器だけを持って行くというチャレンジャーなことをしましたが(最悪、持って行った予備バッテリーでギリギリ賄えると踏んでた)、特に支障は出ませんでした。
ただ、先にも書いたように充電器の出力仕様が違う/出力アンペア数が半分以下ということで、そこから用意に想像がついていましたが、
充電時間は純正充電器の2倍かかる
という難点があります。明らかに純正充電器 LC-E6 と比べると遅いです。
実際に、空になってカメラの電源が入らなくなった LP-E6N を2つ用意して、純正充電器と USB充電器で同時に充電開始してみると
純正充電器:2時間25分
USB充電器:4時間55分
となりました。純正充電器 LC-E6 は、ほぼ公称どおりの充電時間ですが、USB充電器は倍かかっています。
旅先で1日でバッテリーが2個空になっても、純正充電器だと寝るまでに1個充電、寝てる間にもう1個充電、ということができますが、USB充電器だと寝るまでの時間に余裕がないとちょっと厳しいですね。
今回の航空祭では予備バッテリーを4個持って行って、2台のカメラを2日間回せるであろうと踏んでいたので USB充電器でも良かったのですが、1日に2個も3個も充電しなきゃならない状況では、この USB 充電器(だけで)は力不足です。
けれども、そんなハードな使い方ではなく、
カメラ1台でバッテリー消費も1日に1個〜1個半程度なら
この圧倒的にコンパクトな充電器は、旅のお供に最適かも
この圧倒的にコンパクトな充電器は、旅のお供に最適かも
と思えるモノでした。互換製品というリスクを別にすれば、ですが。
バッテリーや充電器に互換製品を使うリスクは小さくないものだと思っています。安い、というだけで互換製品に手を出すのは各自それぞれの勝手ですが、推奨しようのないものです。
特に、低温下での撮影、カメラ性能の限界を求めるような撮影ではバッテリーをケチるのは避けるべきことでしょう。
しかし、この USB 充電器を持って出てみると、このコンパクトさは魅力的すぎました。軽くて、かさばらない。
普段から持ち歩いているスマートフォン/タブレット用の大出力 USB 充電器が使えるので、ホテルで充電していると、ある意味「充電的には、タブレットが1台増えただけ」という感覚。リスクや欠点はあっても、便利なのは事実。
ボディを複数台持って、大きなレンズも持って、デッカいカメラパックを背負って行く、ローリングカメラバッグを転がしていく、というような時に使うものではないでしょうが、
できるだけ軽量な荷物にしたい旅には良いよなぁ…
という思いが自分から離れません。もしくは純正充電器を2個持っていく時に、1個はこの USB 充電器にすれば軽量化できます。
それに、
2A 出力のモバイルバッテリーで(遅いながらも)一応充電可能
ですからねぇ。デジタル一眼レフ用のバッテリーを USB 充電する、車でもないのに出先で移動しながら充電できる、なんて考えもしませんでした。
そんなわけで、ネタモノとして買って、ちょっと試すだけだったのですが、これからも状況によっては持って出ることがありそうです。
あくまで普段使いの充電器は純正充電器 LC-E6 ですし、旅行に持っていくのも基本はソレです。USB 充電器は軽量化を考える旅の時だけでしょうけれども、それでも「リスクはあっても思いの外使える、使いたくなる USB 充電器」というのが、私の印象でした。
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