購入から2ヶ月経った EOS 6D、相変わらず愛用しています。画質と適度な重さとサイズ感に満足して持ち出し率は 7D Mark II より多いものの、AF や一部の操作性に物足りなさを感じるのも変わらず常であります。

特に購入直後から

「インテリジェントファインダーに慣れてると、状況表示が銀塩カメラと大差ないファインダーは辛いわー」
「ファインダー内水準器どころか方眼メッシュも表示できないのは、水平取る目印がなくて辛いわー」

というのは何度か本ブログでも書いてきました。

ただ、EOS 6D は現行 EOS で 1D X とともに、僅かに残るフォーカシング・スクリーンが交換できるカメラです。

ということで、ファインダーのスクリーンを方眼メッシュの入ったフォーカシング・スクリーン「Eg-D」に交換しました。



購入直後から交換しようしようと思いつつ、方眼マットなしでどこまで水平がきっちり取れるか自分を試していたりもしたのですが、さすがに人間からして歪んでいる私には無理でしたので、購入から2ヶ月近く経ってようやく交換となりました。

交換は以下の手順で特に難しいものではないですし、むかし、初代 EOS 5D や 1D Mark III でも方眼マットのフォーカシング・スクリーンに交換していましたので経験はあるのですが、随分と昔のことなので、取り出しに若干戸惑ったりしました(^_^;



EOS_Eg-D1
(商品パッケージ)

EOS_Eg-D2
(内容物。スクリーン本体と取り付け器具に、説明書)

EOS_Eg-D3
(日本語で取り付け説明も書かれています。判りやすいか別として…)

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(マウント部の中。下がシャッターミラーで、上がファインダースクリーン)

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(付属器具でスクリーン手前のフックを引くとスクリーンが台座ごと外れて落ちます)

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(外れたスクリーンを台座から付属器具で掴んで取り出します)

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(交換用スクリーンの隣りに取り出したスクリーンを置く場所もあります)


このあとは逆の手順で新しいスクリーンを取り付け器具で摘まんで台座へ置き、台座ごと持ち上げてフックを掛けて留めてやれば終わりです。最初のフック引いて取り外すところが慣れないと判りづらいかも知れませんが、判れば簡単です。

そしてググれば判ると思いますが、このフォーカシング・スクリーン交換ではよくゴミをスクリーンに付けてしまう、ファインダー内に入れてしまう人がいます。私も初代 5D の時にやらかしてゴミを取るのに苦労した覚えがあります。
  • 新しいスクリーンは交換する時までケースの蓋をしてゴミを付着させない
  • 取り付ける前にブロワーで吹くなどする
  • 交換は迅速に

といった点に配慮すれば、ファインダー内へのゴミ混入の可能性は下げられるのではないかと思います。

EOS_Eg-D8


ともあれ、これで昼間のうちは水平垂直のガイドラインが多少見えるようになったので、だいぶ楽になりました。インテリジェントファインダーに慣れてると、もう少し線が太くても良い気はしますが、太いのは邪魔に感じる人もいますし、仕方ないでしょうね。

個人的には、AF 以上に 6D で一番物足りなさを感じるのがファインダー周りだったので、これで少しでもストレスが解消されれば……と思います。ただ、7D Mark II で採用された インテリジェントファインダーII の出来があまりにも快適すぎて、併用する限り 6D のファインダーへの不満が残るのはやむを得ないでしょう。

AF で動体撮影する限り、ファインダーから目を離さず殆どの設定が確認、変更でき、水準器も露出計もある 7D Mark II のインテリジェントファインダーII はホント理想に近いと感じています。

AI Servo 時にターゲット・フォーカスエリアがピカピカ光らせることができるのも鬱陶しいという人も多いでしょうが、暗所での動体撮影にはこの上ない便利機能だったりします。

しばらくミラーレス機を併用していて、ミラーレス機の多彩な EVF 内表示に慣れると一眼レフのファインダー内表示の機能性に物足りなさを感じることもありましたが、7D Mark II のファインダーは機能性において EVF 機に全くひけを取りません。(光学ファインダーでは不可能な拡大表示やピーキング機能はないくらい)

反面、EOS 6D のファインダーは古き良きシンプルな光学ファインダーです。ファインダー内表示も今時のデジタルカメラとしては最小限。その代わりに、フォーカシング・スクリーンが交換でき、シンプルな分だけ MF する人にはベターでしょう。

(私なんかは MF するならライブビューか EVF で拡大表示しないと、とても無理ですが)

そういう点では 6D と 7D Mark II のファインダーは現行 EOS ではもっと好対照だなあ、と感じます。

6D を使っていて AF が中央一点以外辛いことから「一眼レフで MF が苦にならない人には良いカメラなんだろうなぁ」と思うこともありますが、「AFでしか撮らんやろ?」的な 7D Mark II とのカメラの方向性の真逆さが一番顕著に出ている部分だなあ、なんて改めて感じながら併用しています ;-)