お気に入りストラップの話、前編のあと日を置かずに本記事を載せる予定でしたが、週末の新田原基地航空祭へ遠征すべくバタバタしていて1週間経ってしまいました。
ガンバ大阪のJリーグ連覇がかかった広島決戦を我慢してまで行った新田原エアフェスタは、昨日の本番は予報以上の雨で我慢大会でしたが、前日予行は見事な晴天に恵まれ、念願のアグレッサー部隊(飛行教導群)の機動演技を、最後となる年に少しでも撮影できて満足でした :D
さて、前回記事では OP/TECH のストラップを昔から愛用していることを書きました。別に誉めたところで何の得もありませんし、他人に特段お勧めするわけでもないですが、とりあえずこんなモノもあるよ、的に書いてます。
■ お気に入りストラップ【前編】〜 ネック部が分離可能で融通の利く OP/TECH プロループ・ストラップ
OP/TECH のストラップは前回紹介したように、
なのが特徴です。
そして、その OP/TECH のストラップには普通のネックストラップだけではなく、ハンドストラップやスリングストラップ(ユーティリティーストラップ)もあります。
■ OP/TECH ハンドストラップ リストストラップ 一眼レフ用 シンプル ブラック ネオプレーン 6701062
■ OP/TECH 2点吊り ユーティリティーストラップ 一眼レフ用 シンプル ブラック ネオプレーン 351424
両者ともストラップの途中にジョイントがあって、ネック部分とカメラ取り付け部(システムコネクター)が分離できる OP/TECH のストラップ形式を踏襲しています。

ハンドストラップはストラップ穴1つを通す、ごく普通の形式ですが、ネック部分とカメラ取り付け部(システムコネクター)が分離できるため、システムコネクター側を一眼レフやミラーレス機用のしっかりしたものにすれば、十分に一眼レフでも使えます。
(OP/TECH のハンドストラップは EOS 6D のような比較的軽量?な一眼レフとレンズ1本程度で気軽に持ち出す時に使っていますが、単にストラップ穴に通さない、愛用の組み合わせについては後日の記事で紹介します)
そして OP/TECH のスリングストラップというのは、ユーティリティーストラップと名前が付いていますが、

こんなタイプの肩から斜め掛け用のストラップ。カメラをストラップに沿って自由に動かせる、いわゆる「速写ストラップ」というヤツです。
ネックストラップも肩から斜め掛けできなくはないのですが、そうするとストラップ長がやや足りないことも多く、また身体側面にぶら下げてあるカメラを顔の前へ持ってくるのに手間取ることも多いので、そういったスタイルでは俗に速写ストラップと呼ばれるタイプのものが使われます。
で、この OP/TECH のスリングストラップは一見よくある速写ストラップと変わらないのですが、
するのが特長です。
一般的な速写ストラップのようなカメラ底面一点止めじゃない安心感が気に入って購入しました。三脚や一脚にもそのまま装着できる便利さもあって、なかなかお薦めです。
ガンバ大阪のJリーグ連覇がかかった広島決戦を我慢してまで行った新田原エアフェスタは、昨日の本番は予報以上の雨で我慢大会でしたが、前日予行は見事な晴天に恵まれ、念願のアグレッサー部隊(飛行教導群)の機動演技を、最後となる年に少しでも撮影できて満足でした :D
さて、前回記事では OP/TECH のストラップを昔から愛用していることを書きました。別に誉めたところで何の得もありませんし、他人に特段お勧めするわけでもないですが、とりあえずこんなモノもあるよ、的に書いてます。
■ お気に入りストラップ【前編】〜 ネック部が分離可能で融通の利く OP/TECH プロループ・ストラップ
OP/TECH のストラップは前回紹介したように、
- ストラップの途中にジョイントがあって、ネック部分とカメラ取り付け部(システムコネクター)が分離できる
- ネック部分やシステムコネクターをそれぞれ変えて付け替えることが可能
なのが特徴です。
そして、その OP/TECH のストラップには普通のネックストラップだけではなく、ハンドストラップやスリングストラップ(ユーティリティーストラップ)もあります。
■ OP/TECH ハンドストラップ リストストラップ 一眼レフ用 シンプル ブラック ネオプレーン 6701062
■ OP/TECH 2点吊り ユーティリティーストラップ 一眼レフ用 シンプル ブラック ネオプレーン 351424
両者ともストラップの途中にジョイントがあって、ネック部分とカメラ取り付け部(システムコネクター)が分離できる OP/TECH のストラップ形式を踏襲しています。

ハンドストラップはストラップ穴1つを通す、ごく普通の形式ですが、ネック部分とカメラ取り付け部(システムコネクター)が分離できるため、システムコネクター側を一眼レフやミラーレス機用のしっかりしたものにすれば、十分に一眼レフでも使えます。
(OP/TECH のハンドストラップは EOS 6D のような比較的軽量?な一眼レフとレンズ1本程度で気軽に持ち出す時に使っていますが、単にストラップ穴に通さない、愛用の組み合わせについては後日の記事で紹介します)
そして OP/TECH のスリングストラップというのは、ユーティリティーストラップと名前が付いていますが、

こんなタイプの肩から斜め掛け用のストラップ。カメラをストラップに沿って自由に動かせる、いわゆる「速写ストラップ」というヤツです。
ネックストラップも肩から斜め掛けできなくはないのですが、そうするとストラップ長がやや足りないことも多く、また身体側面にぶら下げてあるカメラを顔の前へ持ってくるのに手間取ることも多いので、そういったスタイルでは俗に速写ストラップと呼ばれるタイプのものが使われます。
で、この OP/TECH のスリングストラップは一見よくある速写ストラップと変わらないのですが、
三脚穴を使わず、カメラのストラップ穴を使う2点止め
するのが特長です。
一般的な速写ストラップのようなカメラ底面一点止めじゃない安心感が気に入って購入しました。三脚や一脚にもそのまま装着できる便利さもあって、なかなかお薦めです。
速写ストラップの場合、カメラ底部の三脚穴に輪っかの付いた金具を装着し、そこに速写ストラップに付いたカラビナを填めるのが一般的です。

ところが OP/TECH のスリングストラップはネックストラップ同様のカメラのストラップホールを使いますから

このようにカメラ側はネックストラップと同じようになっていて、左右両側からのシステムコネクターを両方スリングストラップのカラビナ的金具に付ける形になっています。
斜めがけストラップとして、速写ストラップは非常に便利ではあるのですが、自由度の高い金具のカメラ底面三脚穴の一点止めというのはカメラメーカーが推奨していないストラップの留め方であり、リスクがあるためか速写ストラップは「自己責任ストラップ」という言われ方もします。
(どのストラップにしろ、本人の使い方次第なので、何を使ってどうやっても自己責任には変わりないのですが X-)
けれども、OP/TECH スリングショットは速写ストラップと同じように使えつつ、普通のストラップと同じくカメラの左右肩に2点止めですし、ネジ止めといったこともありませんから、
のは、かなり安心ですし、速写ストラップの構造に不安を感じる人にもお勧めできます。
また、一般的な速写ストラップと異なり、
という利点もあります。
速写ストラップと三脚/一脚を併用することはあまりないかもしれませんが、いざ使うときに三脚穴を速写ストラップの金具で塞いでいると、三脚/一脚を使うのに手間暇がかかります。個人的にこの三脚穴を塞がない利点は結構気に入っています。
と同時に、地味だけど意外と重要なこととして、
ということがあります。下記のように、速写ストラップの中には三脚穴へ金具を取り付けると、カメラを置く時に不安定になったり斜めになったりするものもあります。

(三脚穴に装着する金具に出っ張りがあると、カメラを置く時に微妙)
速写ストラップ・タイプだけど三脚穴を使わないことで、使い勝手もかなり良いと思います。
もっとも良い点ばかりではなく、実際に使ってみれば判るのですが、
点は否めません。
この2点、特に後者は結構気になります。

(顔の前に持ってくると、こんな感じになって
このように、2点留めのまま使っていると“速写”ストラップとして見た場合の速写性は落ちますし、撮影時にちょっと鬱陶しいかなあ、と思います。
実査には、このスリングストラップも他の OP/TECH のネックストラップと同じく、カメラ取り付け部が簡単に脱着できますから、
というような使い方になると思います。
ただ、このストラップはカメラボディ左右のストラップホールを使うため、1点づりしていると三脚穴を使用する一般的な速写ストラップよりブラブラ度が高くて、ちょっと歩くだけでも微妙です。ですから、2点留めと1点留めを使い分けることになるでしょう。
また、このスリングストラップ付属のカメラ取り付け部(システムコネクター)は同じ OP/TECH のネックストラップ製品のシステムコネクターより、かなり短いものになっています。

(一番上がスリングストラップ付属のユニループ、一番下がプロループ)
このシステムコネクターを前回説明したプロループストラップに入れ替えると、カメラとストラップの距離が長くなって、先ほどのような「カメラを顔の前に持ってきた時に2点止めに挟まれたストラップ部分が邪魔になる」ということがなくなります。
反面、スリングストラップとカメラの距離が長くなりすぎて、カメラをぶら下げた時、腰にカメラが位置せず、太ももあたりにカメラが来ることになって、これはこれで正直使いづらいです。
立ってジッとしている時はカメラが太ももあたりにあっても問題ないのですが、歩いたりする時はカメラは腰の部分にないと動きづらいです。プロループのシステムコネクター部分を最大限短くしても、スリングストラップ付属のユニループというシステムコネクターよりは随分と長くなり、必要以上にブラブラしすぎて良くありません。

(ユニループを付けた通常状態のスリングストラップ)

(プロループを付けたスリングストラップ)
私はカメラのストラップ穴にストラップを通し直して付け替えるのが面倒くさいので、ネックストラップ用のプロルーフコネクターをそのまま使ってこのスリングストラップも利用していますが、
「カメラ取り付け部のシステムコネクターをそのままに、OP/TECH のネックストラップとスリングストラップを交換して使うのは、使えなくはないレベル」
という感じですね。推奨はしません。
ただ、こんなこともできる OP/TECH の融通性は便利に感じていますし、制約はあれどネックストラップと付け替え可能なのは便利に思っています。
また、
なので、ハンドストラップとスリングストラップ or 速写ストラップを適宜使い分けたい人には悪くないかも知れません。
いずれにせよ、
という利点は大きなメリットであると思いますし、斜めがけストラップが欲しいけどカメラ底面の三脚穴一点止めには不安を感じる人は検討してみる価値はあると思います。
そして、一般的な速写ストラップとは違うスリングストラップなだけに、上記で述べた難点など癖のある製品ですから、できるだけ現物にカメラを装着させてもらって使用感を確認の上、購入された方がよいでしょう。
■ OP/TECH ハンドストラップ リストストラップ 一眼レフ用 シンプル ブラック ネオプレーン 6701062
■ OP/TECH 2点吊り ユーティリティーストラップ 一眼レフ用 シンプル ブラック ネオプレーン 351424

ところが OP/TECH のスリングストラップはネックストラップ同様のカメラのストラップホールを使いますから

このようにカメラ側はネックストラップと同じようになっていて、左右両側からのシステムコネクターを両方スリングストラップのカラビナ的金具に付ける形になっています。
斜めがけストラップとして、速写ストラップは非常に便利ではあるのですが、自由度の高い金具のカメラ底面三脚穴の一点止めというのはカメラメーカーが推奨していないストラップの留め方であり、リスクがあるためか速写ストラップは「自己責任ストラップ」という言われ方もします。
(どのストラップにしろ、本人の使い方次第なので、何を使ってどうやっても自己責任には変わりないのですが X-)
けれども、OP/TECH スリングショットは速写ストラップと同じように使えつつ、普通のストラップと同じくカメラの左右肩に2点止めですし、ネジ止めといったこともありませんから、
速写ストラップにありがちな、三脚穴の一点止めが緩んでカメラ落下するリスクがない
のは、かなり安心ですし、速写ストラップの構造に不安を感じる人にもお勧めできます。
また、一般的な速写ストラップと異なり、
三脚穴を塞がないので、三脚/一脚と併用しやすい
という利点もあります。
速写ストラップと三脚/一脚を併用することはあまりないかもしれませんが、いざ使うときに三脚穴を速写ストラップの金具で塞いでいると、三脚/一脚を使うのに手間暇がかかります。個人的にこの三脚穴を塞がない利点は結構気に入っています。
と同時に、地味だけど意外と重要なこととして、
三脚穴に金具を取り付けないので、机や平らな台の上にカメラをちゃんと置ける
ということがあります。下記のように、速写ストラップの中には三脚穴へ金具を取り付けると、カメラを置く時に不安定になったり斜めになったりするものもあります。

(三脚穴に装着する金具に出っ張りがあると、カメラを置く時に微妙)
速写ストラップ・タイプだけど三脚穴を使わないことで、使い勝手もかなり良いと思います。
☆
もっとも良い点ばかりではなく、実際に使ってみれば判るのですが、
通常の三脚穴一点止め速写ストラップと比べると、いささか使いづらい
点は否めません。
- ストラップを滑らせる場所が2点あるせいか、カメラの動かしやすさ/ストラップ上の滑らせやすさは一般的な速写ストラップよりスムースさに欠ける
- 顔の前に持ってきた際に、2点止めに挟まれたストラップ部分がカメラと顔の間に来て、良い感じにすぐ構えにくい
この2点、特に後者は結構気になります。

(顔の前に持ってくると、こんな感じになって
このように、2点留めのまま使っていると“速写”ストラップとして見た場合の速写性は落ちますし、撮影時にちょっと鬱陶しいかなあ、と思います。
実査には、このスリングストラップも他の OP/TECH のネックストラップと同じく、カメラ取り付け部が簡単に脱着できますから、
- 普段は2点留めで安心さ&移動時のカメラ保持力を優先
- 速写性を優先するときは片方を外して、1点づりで速写ストラップとしてのスムースさと撮りやすさを確保する
というような使い方になると思います。
ただ、このストラップはカメラボディ左右のストラップホールを使うため、1点づりしていると三脚穴を使用する一般的な速写ストラップよりブラブラ度が高くて、ちょっと歩くだけでも微妙です。ですから、2点留めと1点留めを使い分けることになるでしょう。
☆
また、このスリングストラップ付属のカメラ取り付け部(システムコネクター)は同じ OP/TECH のネックストラップ製品のシステムコネクターより、かなり短いものになっています。

(一番上がスリングストラップ付属のユニループ、一番下がプロループ)
このシステムコネクターを前回説明したプロループストラップに入れ替えると、カメラとストラップの距離が長くなって、先ほどのような「カメラを顔の前に持ってきた時に2点止めに挟まれたストラップ部分が邪魔になる」ということがなくなります。
反面、スリングストラップとカメラの距離が長くなりすぎて、カメラをぶら下げた時、腰にカメラが位置せず、太ももあたりにカメラが来ることになって、これはこれで正直使いづらいです。
立ってジッとしている時はカメラが太ももあたりにあっても問題ないのですが、歩いたりする時はカメラは腰の部分にないと動きづらいです。プロループのシステムコネクター部分を最大限短くしても、スリングストラップ付属のユニループというシステムコネクターよりは随分と長くなり、必要以上にブラブラしすぎて良くありません。

(ユニループを付けた通常状態のスリングストラップ)

(プロループを付けたスリングストラップ)
私はカメラのストラップ穴にストラップを通し直して付け替えるのが面倒くさいので、ネックストラップ用のプロルーフコネクターをそのまま使ってこのスリングストラップも利用していますが、
「カメラ取り付け部のシステムコネクターをそのままに、OP/TECH のネックストラップとスリングストラップを交換して使うのは、使えなくはないレベル」
という感じですね。推奨はしません。
ただ、こんなこともできる OP/TECH の融通性は便利に感じていますし、制約はあれどネックストラップと付け替え可能なのは便利に思っています。
また、
OP/TECH のハンドストラップとはシステムコネクターが共通
なので、ハンドストラップとスリングストラップ or 速写ストラップを適宜使い分けたい人には悪くないかも知れません。
いずれにせよ、
- 三脚穴の一点留めじゃなく、通常のストラップと同じくカメラ左右肩にあるストラップ穴を使う二点留め
- 三脚穴を塞がないので、三脚/一脚を使うのも苦にならないし、カメラを置く時にも不安定にならない
という利点は大きなメリットであると思いますし、斜めがけストラップが欲しいけどカメラ底面の三脚穴一点止めには不安を感じる人は検討してみる価値はあると思います。
そして、一般的な速写ストラップとは違うスリングストラップなだけに、上記で述べた難点など癖のある製品ですから、できるだけ現物にカメラを装着させてもらって使用感を確認の上、購入された方がよいでしょう。
■ OP/TECH ハンドストラップ リストストラップ 一眼レフ用 シンプル ブラック ネオプレーン 6701062
■ OP/TECH 2点吊り ユーティリティーストラップ 一眼レフ用 シンプル ブラック ネオプレーン 351424


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公式サイトでは一つのストラップで6.8kgまで耐えられるとありますからフルサイズに望遠ズーム付けてもまあ十分ですよね。