購入から5ヶ月経った EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、相変わらず便利に使っています。以前の記事で

「100ー400 は APS-C でも良いけど、ワイド側のことを考えるとフルサイズ機で使う方がいいんだよなー」

と書きましたが、EOS M3 を買うのを止めて EOS 6D を買ったのも 100ー400 II のことが頭にありました。

そして EOS 6D でこのレンズを使うと、初代 5D + 旧100-400 の組み合わせで使っていた時と同様、

「やっぱり 100ー400 はフルサイズ機で使う方が便利だなー」

と思うことが多く、100ー400 II の持ち出し頻度が増えました。それだけでも 6D を買った甲斐がある?というものです。

(100-400 とのレンズつながり的には今回セットで購入した 24-70mm F4L IS USM より、以前持っていた 24-105mm F4L IS USM とのペアの方が便利なのですけど、画質的なことを考えると悩ましいところです)

さて、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM は一応超望遠域までカバーするレンズでありますから、いくら超強力な手ぶれ補正が付いている&この程度までは手持ちで一日振り回すのも許容範囲内とはいえ、やはり状況によっては一脚、三脚を使うことになります。

そして私の場合、今は一脚三脚どちらもアルカスイス互換の雲台、クランプを使っています。



ボディやレンズ側にもアルカスイス互換のブラケットやプレートを付け、アルカ互換の雲台/クランプへクイックリリース的に脱着しているわけですが、通常、望遠レンズの類だと三脚座の下にアルカスイス互換プレートを付けることになります。

ArcaLensPlate
(70-200mm F4L IS USM の三脚座(別売)にアルカ互換レンズプレートを付けた状態)


アルカスイス互換のプレートと雲台でしっかり締めこんだとしても、やはりプレートが一枚かんでいるのは安定性という点で一段落ちる感じもあります。70-200mm F4L IS 程度の小さな望遠レンズならともかく、100-400 くらいになると少々気になります。

ということで、KIRK から発売された EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 専用レンズフット「LP-61」を購入、使っています。

KIRK_LP-61

スタジオJin / 【KIRK】レンズフット LP-61

EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM は三脚座の根元部分がネジで脱着できる構造になっていますが、元々の根元部分を外してこのレンズフットを装着して使うことになります。

純正三脚座を、このレンズフットに交換することで得られるメリットは以下の4点。



  • レンズフットの台座部分がアルカスイス互換プレートの形状になっているので、アルカスイス互換の雲台やクランプにそのまま脱着可能。
    kirk_LP-61_5

  • レンズフットの裏に大小ネジ穴が切ってあるので、アルカスイス互換雲台じゃない通常の雲台にも取り付け可能な両対応になる。
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  • 純正三脚座は頼りなさを感じさせる小ささ/細さだが、本製品は太くガッシリしてるので、純正より三脚取り付け時の安心感はある。
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  • アルカスイス互換雲台/クランプに装着する場合には、三脚/一脚へ一点固定の純正三脚座より固定できる部分に幅があるので、ボディの重さに応じて前後バランスをとって三脚座へ据えることができる


こういった点でしょうか。まだ使い始めてそう長くないのですが、1〜2度使ってみれば、

純正三脚座にアルカ互換プレートを噛ますのとは雲泥の差


を感じる安心感、安定感です。

元々 EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 純正三脚座が心許ない小ささで、(当然メーカーとしては剛性を確保した設計とは言え)三脚/一脚に止めて使っていて少々不安になることもあります。

特に、アルカスイス互換雲台/クランプに装着するために三脚座の下にアルカスイス互換プレートを噛ませると、元々の三脚座の小ささと合わせて安心感に欠けました。

その点、この KIRK の専用レンズフットは三脚座そのものが長さ、幅ともあって安定感に随分と差を感じます。(だからといって純正より本当の剛性が上とは限らないけど)アルカスイス互換雲台/クランプへの脱着だと前後のバランスを考えて装着できるので、より便利/安定です。

そもそも三脚座の下にプレートを噛ませるという時点で、接合部が増えますし、レンズ高も上がって不安定要素は増していたので、それらがなくなっただけでも、随分と安心感は違います。

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ただ、KIRK のレンズフットは純正と違ってブラック塗装そのままですから、上記写真のとおり

見た目はちょっとダサくなる


のは否めません。見た目より実用性、見た目より剛性・安定性優先のパーツです。

また、KIRK のレンズフットには純正三脚座のような脱着用ネジ回しはないため、

簡単気軽に三脚座の脱着ができなくなる


欠点もあります。KIRK レンズフットの脱着は専用ドライバーで行うようになっています。

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(パッケージ外観)

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(レンズフット以外にレンズ装着用のネジとドライバー、脱落防止ネジが同梱)

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(同梱のワッシャー噛ましてネジをレンズ本体に専用ドライバーで取り付けろ、という説明紙)

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(こんな感じで取り付けていきます)


個人的には、三脚座の脱着自体を元々ほとんど行わず、今日は手持ち撮影オンリーと判っている時も三脚座を外すようなことはないので、この点は問題になっていません。

(手持ちの時は三脚座を回して上に持ってきておけば邪魔にならないですし、むしろ超望遠L単のように 20〜30万クラスのレンズにも三脚座回転時に 90度毎のクリックを付けて欲しいですね)

また、アルカスイス互換製品を使う時に問題になる他社製品との互換性ですが、手持ちの他社製品でもノブシュー式雲台/クランプなら問題なく固定できています。マーキンスの自由雲台やシルイの2ウェイ雲台、SUNWAYFOTO その他のクランププレートとも特に支障なく使えています。

とはいえ、同メーカー以外との相性は保証外ですし、ノブシューじゃなくレバーシュータイプで他社製品と併用するのは危険ですので、そのあたりは自己責任の世界ですね。(ってか、三脚座を交換する時点で自己責任以外の何物でもありませんが)

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ということで、この KIRK製 EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 用アルカスイス互換レンズフット「LP-61」、なかなか良い感じで愛用しています。

もちろん、アルカスイス互換雲台/クランプを使っていない人には特に必要のないモノモノですが、

アルカスイス互換製品と 100-400 II を両方使ってる人にはピッタリ


の一品じゃないかと思います。

お値段が1万円少々しますが、アルカスイス互換雲台/クランプで揃えている人なら出せない金額ではないでしょうし、私は買って良かったと思っています。(サンニッパも KIRK レンズフットに付け替えていますが、それはまた後日にでも…)

スタジオJin / 【KIRK】レンズフット LP-61