6〜10位を紹介した前編、次点その他を紹介した中編と続きましたが、今年のお買いものベストトップ5を紹介したいと思います。
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2014 【前編】6位〜10位
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2014 【中編】次点その他
何度も書いていますが、今年のお買いものはだいぶ偏っていますし、それゆえ今年のお買いものベストはバラエティさに欠けていますが、これはトップ5でも変わりありません(^_^;)
というわけで、カメラ機材ばかりが目に付く、今年のお買いものでありました。金を注ぎ込みまくって大変なことになっていますが、その分の満足感は得られていますから、後悔は全くありません。
本当は今年、パソコンをノート、デスクトップともに買い替える予定だったのですが、全く不満なく来ているので、結局今年も何も買い換えなしでした。昔みたいに、買い替えたくなるほどの力不足を感じていませんので……
デスクトップ機は 2010年発売(昨夏に液晶も HDD も交換しているけど)、ノートパソコンも 2011年発売の製品ですから、さすがに来年は買い替えないといけないと思うのですが、どうなりますやら。
タブレットは来年何も買う気はないのですが、スマートフォンはどうしますかねぇ。Firefox OS のスマホとか買ってみたいような、そうでないような。歳を食うと、昔ほど新しい物にすぐ飛びつかなくなった自分が嫌です。まあ、それで散々無駄遣いしてきてますけど(^_^;)
カメラ機材は今年散財しまくったので、来年は少し大人しく……と思っているのですが、何らかのフルサイズ機を買いたいとは思っています。70-200mm も 100-400mm も APS-C で使うよりはフルサイズ機で使った方が画角的に違和感ないですから。
(ケチが付いたみたいだけど、ニコン D750 は使い勝手良さげで、キヤノンもああいうフルサイズ機を出して欲しいなあ、と思ってます。値段の割にはメカ仕様が物足りない点はありますが、グリップ掴んだ感触は撮りたい、使いたい気にさせてくれます)
あとは、明るい単焦点レンズが必要だとか、70-200mm F2.8L IS を売ってしまったので F4 はあるけど F2.8 II型を買わなきゃとか、来年はゴーヨン無理かなあ…とか、妄想はつきません。
こんな散財をするのも、そろそろ終わりだろうと思いますが、また来年自分がどういう買い物をするのか、自分でも楽しみであります。(これでまた来年、一眼レフシステムを売りまくってミラーレス機買ってたらアホだけど ^^;)
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2014 【前編】6位〜10位
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2014 【中編】次点その他
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2014 【前編】6位〜10位
■ だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2014 【中編】次点その他
何度も書いていますが、今年のお買いものはだいぶ偏っていますし、それゆえ今年のお買いものベストはバラエティさに欠けていますが、これはトップ5でも変わりありません(^_^;)
- 第5位 アップル / iPad Air 2 Wi-Fi + Cellular 128GB (ゴールド / SIMフリー版)
- お買い物評価:89点 (製品評価: 97点)
■ Apple - iPad Air 2
▽ プラス点
- 先代 iPad Air の数少ない欠点を全て改善した iPad 完成形
- あれだけ完成度が高いと思っていた iPad Air から更に完成度が高まっているのを実感でき、渋々の買い換えのはずが満足度の高い買い換えだった
- 先代 iPad Air でも十分薄かったが、さらに薄くなり、背面ケースを付けても先代 Air より薄いのは凄いとしか言いようがない
- モバイルで使うことを思うと、指紋センサーは iPad にこそ必須
- ワークメモリ倍増の効果は大きくアプリの落ち具合、再読み込みが激減
- CPU/GPU の処理能力向上は普段使いにはあまり判らなくても、画像処理アプリ、音楽アプリでは実感
- 比べないと判らないが、画面反射は確かに減っている
- 薄さは変われどデザインはキープコンセプトなので、ぱっと見は変わらず、家族に買い換えがバレない
(背面カラーが変わったが、私の場合はケースの色を変えたと言えばスルー)
▽ マイナス点
- 先代 iPad Air ではそれまでの分厚く重い iPad よりバッテリーの保ちが変わらない印象だったが、今回の Air 2 は若干バッテリーの保ちが悪化した
(一日使う程度だとモバイルバッテリーなしでも不安を覚えるレベルではないが…) - 激薄になったのは良いが、背面ケースなしでは満員電車だと薄さが不安を感じるレベルに
- デザインが殆ど変わってない分、買い換え気分を持てるように色をゴールドにしたが、iPhone 5s と異なり、正直イマイチの印象
- 相変わらず純正スマートカバーは、安物感溢れるポリカ素材のものしか出さないのは萎える
- Air 2 用の背面ケース製品が意外と少なく、あまり選択の余地がない
- お買いもの的には、9ヶ月で買い替える羽目になったのは躊躇われるものはあった
お買いものベスト 2014 前編で第8位に先代 iPad Air を挙げましたが、一ヶ月前に買い替えた Air 2 を第5位にしました。
今年色々と買い物したし、前回記事に挙げた魅力ある次点製品を入れずに iPad Air をベスト10に2つも入れるのはどうかと思いましたが、
「8ヶ月使った iPad Air も、1ヶ月前に買った Air 2 も満足度が高い」
のは事実ですし、両方入れることにしました。
iPad Air 2 購入前は、「iPad Air で十分なんだけどなー、でもこれ以上ストレージ容量 16GB でやりくりするのは辛いしな−、仕方なく買い替えるか…」と後ろ向きで、今年のお買いものベストに入れるのは先代 iPad Air だけのつもりでしたが、購入後は買い換えに大満足して Air 2 を上位に評価しています。
今年2枚目の iPad Air 購入であること、今度は失敗しないように Max 仕様のモデルを選んだために出費はかなり大きく、その点でお買いもの評価は割り引いていますが、製品そのものについては
バッテリーの保ちが若干悪くなったことを除けば満点
です。重箱の隅を突いても、ケチをつけるところがありません。(バッテリーも先代までと比べれば若干…の話で、1ヶ月使ってきてバッテリーに不満を覚えたことはありません)
特に、先代 iPad Air に欠けていた指紋センサー、歴代 iPad で不足を感じていたワークメモリの増量は、自分にとってなくてはならないものでしたから、やむを得ずの買い換えも満足の買い換えになりました。
薄さも自分的には「もうこれ以上薄くしないでいい」というレベルですし、これだけ薄くなるとスマートカバーと薄い背面ケースを付けてもバッグの隙間にスッポリ入りますし、第三世代〜第四世代 iPad の分厚さ、重さを思えば、わずか2年で隔世の感があります。
細かなところは、半月使った感想を書いた先日の記事に書いたとおりなので割愛しますが、
行き着くところまで行った感のあるタブレット
というのが素直な印象で、それだけにこの先、(処理能力が徐々に上がっていくことを除いて)どういった+αが iPad にもたらされていくのか想像がつきません。それくらいの完成度と満足の一枚です :-)
■ 昨日は世界エイズデーだったので、Max 仕様な iPad Air 2 を購入した
■ 一昨日届いた iPad Air 2 初期不良交換
■ iPad Air 2 は背面ケースを装着しても iPad Air より薄い! 〜 eggshell は極薄で装着感も良いが超ダサ…
■ 先代 iPad Air から Air 2 に買い換えて半月、6つのありきたりな感想 - 第3位その1 Anker / 40W 5ポート USB急速充電器 PowerIQ搭載
- お買い物評価:93点 (製品評価: 95点)
■ Anker 40W 5ポート USB急速充電器 PowerIQ搭載 ホワイト
▽ プラス点
- ポート数が多いだけでなく、合計 8A までという余裕ある電流供給能力が断然
- Anker の売りである PowerIQ は確かに充電速度が向上していると思える
(余裕ある電流供給能力が一番寄与していると思うが) - 供給能力に余裕があるので、5ポートに気にせず色々突っ込んでも充電速度が低下しないのは便利
- タブレット2枚+スマートフォン2台同時充電でも余裕なのは有り難い
- 能力を考えれば値段も手頃で、ケチらずコレを買っとけ、と言いたい(大は小を兼ねる)
▽ マイナス点
- 供給能力が大きい分、USB 充電器としてはやや大きめなので自宅で使う分には良いが、持ち歩き用/旅先用としては少々デカい(スーツケースに入れるなら問題ないけど)
- プラグ内蔵タイプではなく、別途 AC コンセントへのケーブルが必要(なので、コンパクトな持ち歩き用/旅先用なら他製品を検討した方が良いかも)
購入以来、自宅のコンセントに挿しっぱなし、そこから各種 USB ケーブルが配線済みで、常に使っていながら普段全く存在を忘れていたのですが、今年の購入製品をリストアップしていて、
今年一番コストパフォーマンスの良かった、不満のない製品だったかも
と思い出して、お買いものとしては高評価に至りました。
持ち歩き用にはオーバースペックですし、旅先用としても少々難はありますが、自宅で使う分には何ら欠点はなく、余裕ある電源供給能力は PowerIQ 機構も相まって、便利、安定、強力の三拍子揃っています。
かれこれ9ヶ月使ってきていますが、コネクタの抜き差しもあまりしていないせいか、5ポートとも壊れることもなく使えています。
Anker には 800円ほど安くて一回り小さな 25W (5A) 出力の製品もありますが、タブレットを持っていたり、デジカメを充電するなら 800円を惜しまず、こちらの製品を買うことを強くお薦めします。
USB 充電機器が幾つも持っているなら、一家(一人)に一台コレ、と言い切ってしまえる USB 充電器ですね。
■ タブレットを4つ挿しても大丈夫!最強の USB 給電器「Anker 40W 5ポート USB急速充電器 ACアダプタ」 - 第3位その2 ガンバ大阪 / ファンクラブ年間パス
- お買い物評価:93点 (シーズン満足度: 95点)
■ ファンクラブ|ガンバ大阪オフィシャルサイト
▽ プラス点
- 祝!三冠!!
- 今年のホームスタジアム勝率は圧倒的だった
(19勝4敗2分、W杯中断明け以降は14勝1敗1分) - 前半は降格圏内、後半の大逆転三冠のストーリー性?(笑)
- 渋く勝ちきれる強さ
▽ マイナス点
- 2005年に引き続き、ホームスタジアムで優勝を味わってないのは残念(いつか…新スタで優勝決定したい)
- 糞スタジアムなのは2016シーズンまで我慢
- 遠征と3回の優勝記念グッズ&三冠記念グッズ、関連商品で、年パス以外に金使いすぎた…(年パスとは関係ないけど ^^;)
- ガンバの順位が急上昇するにつれ、混み具合が酷くなってきた……のは良いけど、ガンバファンを自称するなら弱い時、負けてる時にこそ、スタジアム来いよ(-_-)
ガンバ大阪ファンクラブの年間入場パスなわけですが、史上2クラブ目の同一年の三冠達成、前人未踏の J1 昇格即三冠を実現したのですから、当初の心づもりでは、これを今年のお買いもの1位にしようと思っていました。(当然)
ところが、よくよく考えてみると
三冠達成の瞬間は全部ホームスタジアムじゃないよなあ
と。ナビスコ杯や天皇杯の決勝はいつも国立競技場ですし、国立が改修工事中の今年は埼玉スタジアムと日産スタジアムだったわけですが、2005年に引き続き Jリーグ優勝はアウェイの地でした。(おまけに引き分けで相手の結果待ち優勝は画竜点睛を欠いた感 ^^;)
ま、2005年の J初優勝の時のような、ホーム最終戦で負けて首位から転落してガックリしまくって…なんてことはなく、神戸に勝利してヤット(遠藤保仁)が三冠への気勢を上げてのホーム最終戦でしたし、今年のホーム勝率は素晴らしいので、年パスの価値は十分あったと思いますし、不満を言うところではないのですが、
「年パスを、年間のお買いもの1位にするのは、ホームスタジアムでリーグ優勝した時に取っておくか(笑)」
ということで、今年は少し控えました(笑)
あとは、今年確かに三冠を獲ったのですが、そこまで強さを感じたかと言えばそんなことはなく、浦和が勝手に転けていった感を始め、色々と恵まれた結果もあったので、今後さらに強くなってもらわねばならない、という期待込みもあります。
まあ、西野監督時代のサッカーがエンターテインメント性に富みすぎて、ああいうお馬鹿で実際以上に強く感じてしまうサッカーに比べると、健太ガンバは守備がしっかりした、極めてそつのないサッカーであり(だから強いのだが)、ガンバの代名詞だったポゼッション率も低くなり、ショートカウンターが多くなってきたがゆえの物足りなさかも知れません。
もちろん、そのことが悪いわけではなく、むしろ穴の少ない勝負強さを身につけてきたからこそ勝てたわけで、そのことが三冠を達成するだけの実力がついてきたとも言えるわけで、今年を振り返って思うことは「ガンバのサッカーが変わってきたことをしっかり認識する」ということではないかな、と自省しています。
私の場合、ガンバ大阪はできた時からすぐに近くにある存在であり、別にサッカースタイルが好きだから応援しているとかではないので、どんなサッカーになろうと(糞みたいに弱かった頃も含めて)ずっと応援しますけどね。
いずれにせよ、来季は「戻ってきたぜ ACL !」であります。他クラブのサポーターの中には「ACL は罰ゲーム」などと間抜けなことを言っている輩も少なくありませんが、中東から浦和との大決戦をこなして ACL 優勝からの CWC 参戦→マンチェスターユナイテッドと打ち合った横浜の夜を体験しているガンバサポなら楽しみ以外はないはず。
ただ、ACL 参戦は本当に厳しいので(優勝した 2008年もリーグ戦はボロボロで、秋口までは雰囲気最悪でしたからねぇ)、来季はしっかり補強して臨んで欲しいと思います。今の強化部長はしっかりやってくれてるようなので、あまり心配はしていませんが……
まあ、ガンバのことを書いていると、いくらでもダラダラと書いてしまうので、この辺で(^_^;) - 第2位 キヤノン / EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
- お買い物評価:95点 (製品評価: 97点)
■ キヤノン:EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 概要
▽ プラス点
- 16年ぶりのリニューアルで期待していたが、まさかここまで素晴らしいとは思わなかった
- 超望遠ズームにも関わらず、ワイド端からテレ端まで開放からしっかり使える画質
- APS-C + テレ端の 640mm 相当でもビシッと止まる手ぶれ補正の効きの良さ
- 超望遠ズームとしては驚くほど寄れる近接性能
- (条件にもよるが)AF 速度も満足できるもので、超望遠ズームとしては素晴らしい
- 先代モデルと比べるとフレア、ゴーストは激減、特にフレアは最小限に抑えられてると感じる
- 既に雨のなかで使っているが、ズームした時の空気の出入り感を見ても、防塵防滴性能は先代モデルと段違いと感じる
- これだけの性能を投入しながら、サイズ・重さが微増レベルに留まっていて、70-200mm F2.8 が入るカメラバッグで持って行ける携帯性の良さは他に変えられない
- 先代モデルの売りであった直進式ズームが回転式になって残念だが、ズームトルク調節が継続して付いているのはレンジ固定したい時に利便性維持で○
- Extender x1.4 を付けても AF 性能、画質の低下は極端ではなく、画質は一絞りで収まる範囲な気が
- IS mode3、フッ素コーティングなど最新の望遠Lレンズに採用されている仕様が 30万円クラスのレンズにも採用されて嬉しい
(スポーツ撮りで IS モード3 は、もはや必須。フッ素コーティングはホント手入れが楽になる) - 台座取り外し式三脚座、フードロック、PLフィルター用フード穴など、従来のキヤノンになかった便利機能が満載
▽ マイナス点
- ズームトルク調節が可能だが、一番緩くしてもズームリングの回りは堅めなので、直進ズームの時のような素早いズーム操作はできない
(もっと緩くなるようにして欲しかったが、防塵防滴のための気密性維持の関係で無理だったのかな…) - 三脚座はリングの 90度毎に区切りの凹みが欲しかった
- フードなしでテレ端に伸ばした時の見た目はダサい(笑)
- 暗いレンズなので、照度が落ちると ISO はガンガン上がるし、AF性能にも影響してくる
(その点を考えるとやっぱり APS-C よりフルサイズ向きのレンズと思う) - フードロックより、PLフィルター用のフード穴のロック機構が欲しかった
(不用意にフード穴が開いていて、フレアの原因になっていることがあった) - 太陽を直接またはギリギリに入れると、そこそこ目立つゴーストは出るので皆無ではない
買ってから間もないと購入直後の高いテンションがあるので、あまり高評価をするのは避けたかったのですが、
予想以上に素晴らしいモデルチェンジ
でした。今後も主力レンズとして使い続けていくことは確実なので、文句なく良いお買いものだったと思います。
製品発表後、製品特設ページに “画質に定評のあるEF70-200mm F2.8L IS II USMと同等の高画質を獲得” なんて書いてあって、「またまたキヤノンさん、いくら売りたいからと言って大げさな…」と思ったのですが、同等かどうかは別にしても、そういう宣伝文句が過剰じゃないくらいです。
発売日の午後に入手して、そのまま伊丹空港近くから遠景で飛行機を試し撮りしてみたのですが、わざと開放ばかりで撮っていた
にも関わらず、背面液晶を一見して「マジで?」と思える画質。先代モデルを長く使ってきた分、ここまで改善されているとは衝撃レベルでしたね。
先代モデルでは弱かった手ぶれ補正も鬼効きですし、AF速度も文句なし。レンズが暗い分、日中専用レンズではありますが、ほぼ文句ないモデルチェンジです。(上記のマイナス点も枝葉末節気味であります ^^;)
この10日間、色々と撮っていて気になったのは、日中でも雨や日陰になるとスポーツのようなランダムで速い動きに対しては AF速度が遅れて甘くなりますね。サンニッパと比較した時の話ですし、7D Mark II じゃなくて 1D X なら違うと思いますが。
いずれにしても、今秋は色々とカメラ機材にお金を注ぎ込みすぎて、年内にさらに 30万弱を使うのは非常に躊躇われて、おかげで金欠になってしまいましたが、
金欠になっても後悔しないレンズ
でしたね。長く使えます。買って良かったです。大満足です。 - 第1位 キヤノン / EF300mm F2.8L IS II USM
- お買い物評価:96点 (製品評価: 99点)
■ キヤノン:EF300mm F2.8L IS II USM|概要
▽ プラス点
- 文句ない画質、激速の AF速度、抜群に止まる手ぶれ補正
- 虚弱体質で腕力のない私でも手持ちできる軽さ、重量バランスの良さ(サンニッパとしては最も軽い)
- スポーツ撮影には極めて有用な IS モード3、デカい前面レンズの手入れが楽ちんなフッ素コーティング
- フードを外せば意外と長くない
- Extender EFx1.4 III なら付けても画質は半絞りすれば悪くないし、AF速度低下もスポーツ撮影以外はあまり気にならない
- 400mm F2.8、500/600mm F4、800mm F5.6 のような大砲レンズと比べると、サイズも重さも値段も手頃
▽ マイナス点
- サンニッパの割には十分軽くて手持ちできるが、自分の情けない腕力だと持ち続けて1分以上経つと震えてくる(自分が悪い)
- 自分の使い方だと 300mm より 400mm が欲しくなるので、結局テレコン付けることが多くてサンニッパの性能を生かし切ってないことも多い
(これも自分が悪い。かといって 400mm F2.8 を手持ちできる自信は全くないし、スタジアムのスタンドからの撮影ではこれ以上長いレンズは回りの迷惑になるので…) - こういうレンズを買うと、レンズに対する自分の基準が変わってしまう(むしろ良い点だけど)
ブログ記事にしなかったけれど、今年初頭に買ったレンズです。久しぶりの L単。やっぱり望遠単焦点は違うね、と思うことしきりで、今年一番使ったレンズであり、今後も(ゴーヨンが買えるまでは)メインで使い倒すと思います。
百万オーダーの大砲レンズほどではないにせよ、それなりの価格がするレンズですが、完全に元を取る勢いで使っていますし、全くもって買って良かった以外の思い以外にありません。というか、
もっと早くに買うべきだった、という後悔しかない
のも、また事実です(;´Д`)
先日の記事で、この5年ほどミラーレス機にかまけていて納得はしたが、一眼レフシステムを疎かにして色々と怠惰にしていた時間は戻らない、と書いた点と同じですね。(まあ、手術→抗がん治療で体力が落ちていた時には、お出かけにミラーレス機が精一杯でしたけれども)
購入のキッカケは、今年1月のジャンボ最後の伊丹飛来時。早朝やってくる時に撮りたい場所、イメージはあったものの、手持ちのレンズでその場所では思うようなクオリティで撮れた例しがなかったので、結局安全牌に走って、即日後悔しました。
自分にイメージがあるなら理想のレンズまでは買えなくても、せめて次善のレンズは頑張って買うべきだったんじゃないか?そういう反省を元に買ったのが本レンズでした。
ところが、当初はまだミラーレス機の手軽さの呪縛から離れられず、画質的にも Xマウントシステムのサイズパフォーマンスがあまりに素晴らしくて、稼働率も最低でした。X-T1, XF14mmF2.8 R, XF23mmF1.4 R と、立て続けに Xマウントにも投資していましたしね。
そして、3月。ガンバ大阪のアウェイ遠征のついでに、仙台と福岡でジャンボのさよなら飛行を撮ったわけですが、1月にあれだけ反省したのに、遠征だからと面倒くさくなって一眼レフを持っていかずにミラーレス(Xマウント機)でお茶を濁した自分がいました。
結果、また反省。さすがに何のために高い金払って買ったのか、一眼レフも使っているのか、ということに思い至って、そこからはしっかり使ってきました。
そして半年間色々と考えて、二度と一眼レフで撮るべき時にミラーレス機でお茶を濁してしまわないために、Xマウントなどミラーレスシステムを売り払って退路を断ったわけです。私は安易に流れる駄目人間ですから、こうでもしないと反省しても繰り返しますからね。
というわけで、何を書いてるのか判りませんが(笑)、このレンズ自身については(300mm というレンジ限定ではありますが)、「最高」以外の言葉を持ち得ていません。
今年一番使ったレンズとは言え、このレンズの性能を引き出した写真なんて撮れてもいませんが、下手くそこそ高いカメラを使うと助けられることが多いのと同様、下手くそゆえに高いレンズで助けられてもらっています。
自分にとってサンニッパというのは、自分の力量(腕力含む)の範囲での妥協でもあるのですが、画質や AF は最高峰のものであり、その基準をしっかり知ることができたのは、1D系のカメラを使うことと同じく、自分の身になっているものは必ずあると感じています。
いずれにせよ、このサンニッパは私にとって 2014年のカメラシステム変遷を象徴するレンズでした。
というわけで、カメラ機材ばかりが目に付く、今年のお買いものでありました。金を注ぎ込みまくって大変なことになっていますが、その分の満足感は得られていますから、後悔は全くありません。
本当は今年、パソコンをノート、デスクトップともに買い替える予定だったのですが、全く不満なく来ているので、結局今年も何も買い換えなしでした。昔みたいに、買い替えたくなるほどの力不足を感じていませんので……
デスクトップ機は 2010年発売(昨夏に液晶も HDD も交換しているけど)、ノートパソコンも 2011年発売の製品ですから、さすがに来年は買い替えないといけないと思うのですが、どうなりますやら。
タブレットは来年何も買う気はないのですが、スマートフォンはどうしますかねぇ。Firefox OS のスマホとか買ってみたいような、そうでないような。歳を食うと、昔ほど新しい物にすぐ飛びつかなくなった自分が嫌です。まあ、それで散々無駄遣いしてきてますけど(^_^;)
カメラ機材は今年散財しまくったので、来年は少し大人しく……と思っているのですが、何らかのフルサイズ機を買いたいとは思っています。70-200mm も 100-400mm も APS-C で使うよりはフルサイズ機で使った方が画角的に違和感ないですから。
(ケチが付いたみたいだけど、ニコン D750 は使い勝手良さげで、キヤノンもああいうフルサイズ機を出して欲しいなあ、と思ってます。値段の割にはメカ仕様が物足りない点はありますが、グリップ掴んだ感触は撮りたい、使いたい気にさせてくれます)
あとは、明るい単焦点レンズが必要だとか、70-200mm F2.8L IS を売ってしまったので F4 はあるけど F2.8 II型を買わなきゃとか、来年はゴーヨン無理かなあ…とか、妄想はつきません。
こんな散財をするのも、そろそろ終わりだろうと思いますが、また来年自分がどういう買い物をするのか、自分でも楽しみであります。(これでまた来年、一眼レフシステムを売りまくってミラーレス機買ってたらアホだけど ^^;)
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