今年も残すところあと3日と少々となりましたが、皆さまにおかれましてはいかがお過ごしのことでしょうか。私は全く何もかも一年を締めくくれておりません……orz

とは言うものの、毎年恒例の記事なので今年も「だぶる☆えっち的 お買いものベスト 2014」を紹介していきたいと思います。

今年はパソコン関連製品を全く買っておらず、その他 IT ガジェット製品もあまり買ってなくて、殆どカメラ機材に集中して金を落とした一年でした。それゆえ、今年のお買いものベストもカメラ機材中心になってしまっています。

ただ、今年のお買いものの特徴として、カメラ機材を中心にあまり小物が入っておらず、

例年になく平均単価は高かったけれど、満足できる買い物が多かった


のも事実。他人の評価はともかく自分の中では、ええ買い物したわ、と思うものが多かったので(一番重要)、お買いものとしては良い一年だったかなあ、と思います。

ともあれ、今年のお買いものベストはバラエティさに欠けることを予め言い訳しておきながら、紹介を始めたいと思います。

なお、毎年書いてますが、製品の善し悪しの評価ではなく、お買いものとしての満足度の評価ですので、ご理解下さい。




第10位その1 富士フイルム / XF14mmF2.8 R

お買い物評価:84点 (製品評価: 95点)


フジノンレンズ XF14mmF2.8 R | 富士フイルム

▽ プラス点
  • 明るい超広角レンズとしては軽く、コンパクトなのに周辺まで納得の画質・描写力
  • 使うかどうか判らない時にも持ち出すのを躊躇うことのない小ささ、軽さ
  • このあと、画質最優先で馬鹿デカく重くなっていくXFレンズ最後の良心バランスレンズ
  • 21mm 相当という程よい超広角の画角で、スナップレンズとしても使える

▽ マイナス点
  • AF/MF の切り替え方法が他のレンズと異なる
  • レンズのフォーカスリングを引くと MF になる仕組みなので、ボディ側の AF/MF 切り替えレバー操作と矛盾するし、フルタイム MF ができない

10位は2製品を同点として、まず最初の一つ。

先日の記事でも書いたように、今年は前半(春頃まで)富士フイルム Xマウントに金を投入しまくって秋口に全部売却する、ということをやらかしてしまったのですが、そのことに後悔は全くないものの、XF単焦点レンズ群だけは「ああ、良かったよなぁ〜」と思うことしきりです。

今年買った XFレンズの一つでもある、この XF14mm F2.8 R も

「コンパクトで軽くて、それでいて描写も心地よい、良い超広角レンズだったなあ〜」

と今でも思い返します。

望遠馬鹿の私にとって超広角という画角は、特に意図がない限り、なかなか撮らないし、持ち出しにくいレンズになりますから、コンパクトさ、軽さは非常に重要です。購入当時の記事にも書きましたが、その点、XF14mm F2.8 R は、

軽い、小さい、描写も大満足と三拍子揃ったレンズ


でした。本来、XFレンズはそこが好きだったんですけどねぇ。

超広角レンズで画質を確保しつつ、これだけ小さく軽くできるのは、さすがミラーレスシステムであり、その特性を十分に活かしたレンズだったと思いますし、超広角ズームレンズとしては絶品レンズの一つという評価をされる XF10-24mm F4 R OIS じゃなく、こちらを選んだことも含めて、良い買い物をしたと思っています。

ただ、製品としては大満足の逸品だったものの、秋口に売却したこと、元々それなりの価格はするので描写が良くて当然的なところもあるので、お買いもの評価としては 10位になりました。ずっと Xマウントを使い続けていれば、もっと上位評価だったと思います。

XF35mmF1.4 R、XF60mmF2.8 R Macro と並ぶ、コンパクトで軽量なのに描写も素晴らしい XF単焦点レンズの代表だと、勝手に思っています。

XF10-24mm F4 R OIS が発売される今、敢えて XF14mm F2.8 R を買った理由
コンパクトで納得描写で買った良かった XF14mm F2.8 R。唯一つの富士フイルムの悪い癖を除いては…




第10位その2 キヤノン / EF70-200mm F4L IS USM (中古)

お買い物評価:84点 (製品評価: 88点)


キヤノン:EF70-200mm F4L IS USM|概要

▽ プラス点
  • 開放からしっかり使える描写
  • F4 通しゆえ使いやすく、エクステンダーの利用が可能
  • 画質も良くて F4 通しのフルサイズ対応レンズながら 800g 台と軽量
  • インナーズーム&防塵防滴の安心感
  • 発売は8年前だが、手ぶれ補正は強力に利くし、描写も含めて最近リニューアルのレンズと比べて見劣りしない
  • 中古美品をまずまずの価格(9万円少々)で購入でき、状態がすこぶる良かった

▽ マイナス点
  • 三脚座が別売りで高い(だからといって質の悪いサードパーティー製を買うのは三脚座の用途を考えるとアホすぎだが)
  • Lレンズを冠する割には、やや線が太めの描写


Xマウント一括売却して EOS & EFマウント一本に絞った後、この秋〜年末に 5本のEFレンズを購入しました。一部のレンズを除いてブログ記事で書いていないものの、今年購入した EFレンズはどれも満足できる買い物で、今年のお買い物ベストにたくさん載せてしまうことになるのですが、手始めがこのレンズ。

私自身、ニコンからキヤノンへマウント移行した時から EF70-200mm F2.8L IS(旧I型)をずっと使っていたので、「F4 は軽くてコンパクトだし評価も高いけど F2.8 を持ってるから要らんなあ〜」と思っていたのですが、ミラーレス機併用からデジタル一眼レフだけの体制になったため、軽量セット構築のために購入しました。

(購入時期は後述の EF-S18-135mm より先ですが、予め 18-135mm や Extender x1.4 と組み合わせて APS-C 一眼レフ軽量お出かけセットにするつもりで買いました。今は EF-S10-18mm も加わったりすることがありますが)

結果として、このレンズばかり使うようになり(^_^;)、旧型 F2.8 は要オーバーホール気味だったこともあって新 100-400 購入資金として売却されてしまいました。まあ、来年には II型の EF70-200mm F2.8L IS を買うつもりでいますが、F4 を使ってみると使い分けはできそうです。

いずれにせよ、発売以降ずっと良レンズとして高評価を続けてきたレンズですから、今さら私がどうこうものではないでしょう。70-200mm F2.8 と比べると、やや線の太さが気になりますが、開放から使えますし、手ぶれ補正は強力で、それでいてこの軽さは魅力です。

発売は8年前ですが、近年発売のレンズと比べてもあまり古さを感じさせません。フッ素コーティングの採用と IS のアルゴリズムに多少古さを感じるくらいでしょうか。(手ぶれ補正の効き自体はかなり良い)

購入を決めてからしばらく中古を眺めていて、手ごろな価格(9万円少々)の中古を買ったのですが、とても状態が良く、その意味でも良い買い物をしたなあ、という感じでのランクインです。

もう一つ言うと、Xマウント売却の要因の一つとして、納得できる望遠レンズがなかったこともあるのですが、XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR のスペックが噂に出てきた時に重さ 1kg ということが判り、「だったらデジタル一眼と 70-200mm F4 持ち歩くのと大差なくなってくるなー」ということもありました。

XF50-140mm とは同列に比較すべきものではないですし、どちらが上と言うつもりもありませんが、動体が撮れない Xマウントで重く高いレンズを買っていく意味がないのかも?と気づいて Xマウント売却に至ったキッカケになったのも、このレンズの存在でしたね。




第9位 キヤノン / EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM (未使用品中古)

お買い物評価:85点 (製品評価: 75点)


キヤノン:EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM|概要

▽ プラス点
  • 描写にガックリして使わなくなったタムロンの高倍率ズームレンズ (18-270mm F3.5-6.3 DiII VC PZD) と比べると、全体的に断然画質が良く、特にテレ端が全然違うので、今回は使う気になる、準・高倍率ズームレンズ
  • 倍率高めのズームレンズはワイド〜標準域に比べてテレ側の描写がボロボロになることが多いが、本レンズはテレ側の描写がさほど落ちずに良い(あくまで高倍率ズーム、キットズームレンズとしてだが)
  • 純正レンズゆえ、DPPでの補正もカメラ内収差補正も効くので JPEG お気軽撮影には向いている
  • 純正の倍率長めのズームレンズの割には、思ったより寄れるので使いやすい
  • キットで買えば、そこそこ安い(今回はキットからバラされた未使用品中古を購入した)
  • IS の効きもまずまず、STM で AF 駆動音は静か

▽ マイナス点
  • 言うてもキットレンズ、準・高倍率ズームレンズなので、周辺描写はそれなりで、線は太め
  • キットレンズにしては重い、デカい(7D クラスじゃないとバランスが悪い)
  • 色収差多めなのでボディに補正必須、ワイド側は歪曲収差も多め
  • キットで購入するとフード別売り(キヤノンだけじゃないけど、この仕様はホント糞すぎ)
  • 初代 7D にはちょうど良かったが、7D Mark II だとレンズが負けてる印象


このレンズは EOS 7D Mark II のレンズキットとしても用意されている、準・高倍率ズームレンズですが、EOS 7D Mark II とは別に単独で購入しました。

Xマウント一式を売却する決心をした時から 7D / 7D Mark II など APS-C 機で使う標準ズームレンズを物色していて、シグマ 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM と悩んで、

「倍率やや長めで使い回しが利く上に、テレ端の描写が悪くない」
「補正の効く純正レンズ」

の2点を理由に、こちらを選びました。

望遠馬鹿ゆえ、17-70mm(テレ端 112mm 相当)だとコレ一本レンズにはレンジが物足りなく感じますが、テレ端 216mm 相当ならコレ一本レンズになります。それでいて、テレ側の描写もある程度担保されているのは決定打でした。テレ側がボロボロ描写の高倍率ズームレンズは、もうごめんです。

そうはいっても画質的にはキットレンズですし、正直あまり特筆すべき点もないレンズではありますが、ちと重め、意外とデカいことを除けば、可もなく不可もない安定した便利ズームで、悪くないと思います。70D, 初代 7D あたりにはピッタリだと思います。(7D Mark II だと物足りなさが前に出る)

そして何よりも、保証書付き未使用品を2万円台後半で買えたという、お買い得さが今回お買いものベストに入れた理由であり、前述の 70-200mm F4L IS より上に挙げた理由です。使用頻度は決して高くないのですけど(^_^;)

レンズキットからレンズを即中古売りしてボディだけ使う人は時々いるので、私もそういう出物を狙っていたのですが、上手いこと良い品を安価に手に入れることができました。レンズキットを買うより安く買えたので、お買いものとしては大満足です。

今年多くのカメラ機材、レンズを買いましたが、お買いもの上手さ?では一番でしたね :-D




第8位 アップル / iPad Air Wi-Fi + Cellular 16GB (シルバー / SIMフリー版)

お買い物評価:86点 (製品評価: 92点)


Apple - iPad

▽ プラス点
  • 従来の 9.7インチ iPad の重さ、分厚さから一新された薄さ・軽さで、見違えるタブレットになった
  • 薄く軽くなったけれど性能は大きくアップし、バッテリーの保ちも従来の iPad と変わらない
  • 第四世代 iPad までと比べて良くなっている点はあれど悪くなっている点がない、非の打ち所のなさ
  • メイン利用のタブレットが 7〜8インチの小型タブレットへ移行していた私を、一瞬で iPad Air へ引き戻すほどの魅力
  • iPad Air 2 が出ても、iOS 8 で使っても、通常は何ら見劣りしない快適さ

▽ マイナス点
  • 指紋センサー搭載 iPhone 5s 発売後のリリースだったのに指紋センサーが搭載されていない
  • ワークメモリは増量されなかったので、メモリ不足気味と感じる場面もたまにある
  • お試し気分でストレージ 16GB モデルを買ってしまったが、一瞬でメイン機になってすぐにストレージ不足に陥った
  • ストレージ不足にずっと悩まされたため、性能的には iPad Air で満足していたが iPad Air 2 を買わざるを得なかった


はっきり言って、iPad Air は歴代 iPad シリーズの中でも一、二を争う良モデルだと思っていますし、タブレットとしても名機の一つだとも思っています。Air 2 が出ても、iOS 8 にしても不足を感じることはありません。

欠点は、指紋センサーが搭載されなかったことと、メモリ増量されなかったことしかないと思います。8〜9ヶ月使ってきて、これほど満足感の大きかった iPad はありませんでした。

ただ、自分自身の購入モデル選択ミスが致命的であったのは、過去に何度も書いてきたとおり。Cellular モデルを買ったものの、様子見&お試し気分でストレージ容量を 16GB にしてしまったため、すぐにストレージ不足に陥り、結果 Air 2 を買わざるを得なくなり、お買い物としては失敗でした。

製品に対する高い満足度と、自身の買い物ミスが相殺


されて、お気に入りの割にはお買いもの評価としては下げざるを得ませんでした。過去の iPad 同様、64GB 以上のストレージモデルを買っていれば Air 2 は買っていなかったでしょうし、そうなれば今年のお買い物ベスト第一位は間違いなかったです。

まぁ Air 2 は指紋センサーやメモリ不足の欠点を改良し、さらに薄く軽くして大満足しているので、買い換えたことは決して悪くはなかった、と今は前向きに考えてますけどね(^_^;)

いずれにせよ、10インチクラスの大型タブレットはもういいや、と思っていた自分を完全に引き戻した素晴らしい製品で、お買いものベストの順位は8位ですが、本音はベスト3に入れても良い製品でした。

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第7位 キヤノン / EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM

お買い物評価:87点 (製品評価: 85点)


キヤノン:EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM|概要

▽ プラス点
  • ズームレンジは狭いし、暗いレンズだけど、安い!軽い!
  • 軽いだけじゃなく超広角レンズとしてはコンパクトで、もう一本持って行くかどうか悩む時に持ち出せるサイズ感、軽さ
  • 暗いレンズだけど、超広角レンズなのに手ぶれ補正があるので、一桁分の一秒でも抑えが効くのは結構凄い
  • EF18-135mm F3.5-5.6 IS STM、EF70-200mm F4L IS USM といった他の手持ちレンズ、軽量持ち出しセットの2本とフィルター径が 67mm で共通で使い回しが利く
  • 安いし、コンパクトな超広角ズームレンズだけど、安かろう悪かろうの画質じゃない
  • 価格が安い分、気軽に扱えるメリットはある

▽ マイナス点
  • 造りは極めて安っぽく、マウント部がプラスティックなのは萎える(安いから仕方ないけど)
  • さすがに周辺までビシッという描写ではなく、隅は流れるし、収差もある
  • 手ぶれ補正があると言っても暗いレンズなので、暗所ではファインダーが暗くて辛い
  • テレ端が 18mm までで APS-C 専用ズームとしか繋がらないので、フルサイズ対応標準ズームとの併用は微妙になってしまう


はっきり言って写りが凄いとかは全くないのですが、とにかく、極めて軽量かつコストパフォーマンス抜群で気軽に買える超広角レンズです。それでいて、描写も決して安かろう悪かろうではないです(素晴らしいとは言えないけど)。

世の中、標準ズームと望遠ズームのダブルズームキットを買う一般層は多くても、その先の一本を買い増してもらえるかどうかが難しいなかで、コンパクトな単焦点レンズとして EF-S24mm F2.8 STM、超広角ズームとしてこのレンズを出してきたのは、なかなか素晴らしい戦略だと思います。

超広角ズームが 3万円台で買えて、僅か 240g というこのレンズはもっと高く評価されて良いのではないかと思います。この価格なら比較的気軽に?買えますし、この軽さなら気軽に持ち出せます。

純正レンズでカメラ内補正も効きますから、妥協しつつ便利に使うには最適です。私自身、必要性があまり高くない超広角ズームですが、この気軽に買えるレンズがあったからこそ手に入れることができて、この軽いレンズだからこそ、ちょくちょく持ち歩いています。

EF-S18-135mm IS STM や EF70-200mm F4L IS USM と一緒に、もう一本的に持ち出せるのはとても良い感じです。あとは純正で 50mm F1.4 相当の明るい APS-C 単焦点レンズがあれば良いのですが…

いずれせよ、XF14mmF2.8 R の項でも述べたように、私にとって超広角レンズはどれだけ気軽に持ち出せるかが大きなポイントですので、その意味でも高く評価しています。描写は当然 XF14mmF2.8 R の方が圧倒的ですが、半値と言うことを考えれば、お買い物評価としてはこちらを高くあげたいです。

というか、描写も 5D に EF17-40mm F4L USM を付けていた時の “なんちゃってL” な周辺描写を考えれば、7D Mark II にこのレンズの方がマシなんじゃないかと思うことさえありますが……



第6位 キヤノン / EOS 7D Mark II

お買い物評価:88点 (製品評価: 85点)


キヤノン:EOS 7D Mark II|概要

▽ プラス点
  • もはや出ないかも?と思われていた待望の 7D 後継機、APS-C ハイエンド機をリリースしてくれたこと自体が素晴らしい
  • AF や連写能力など、スペック的にはミニ 1D X っぽい仕様で、価格を考えれば文句なし
  • 左右に関してはかなり隅までフォーカスフレームがサポートされているのは使いやすい
  • シャッターボタンの感触およびシャッター音の心地よさは初代 7D から雲泥の差レベルで良くなった
  • 見やすく、各種設定や水準器がきちんと表示されるファインダーと露出計の追加
  • CF / SD のダブルスロット採用
  • EOS らしく基本が変わらない、でも 1D X や 5D Mark III に即した上位モデルらしい操作体系、カスタマイズ性
  • マルチコントローラー横の測距エリア選択レバーの新設は、とても使いやすく便利
  • 初代 7D と比べると一見して判る防塵防滴シーリングの作り込みの向上
  • 初代 7D 用のウンコなバッテリーグリップから一新された真っ当なバッテリーグリップ
  • 従来機と共通のバッテリー

▽ マイナス点
  • 画質の向上は多少あるが、ダイナミックレンジや高感度画質などは最新 APS-C ハイエンド機として物足りない(他社に負けている)
  • ボタンやダイアルの質感は値段なり、コストダウンが感じられる(20万超える売り出し価格なら、もう少し…とは思った)
  • スペック上は上位機と同じ AF システムが入ったりするし、現在 EOS 最多のフォーカスフレーム数ではあるが、やっぱり AF の信頼性安定性は落ちるかもなあ、という印象
  • 状況によって「AI Servo で信頼できるのは中央一点のみ」という従来 APS-C 機に多々見られるところは変わらない(従来 APS-C 機と AF 性能は段違いだが)
  • というか、AF については癖が強くて色々感じるところはある…
  • 連写性能が上がった分、バッファ容量はもう少し頑張って欲しかった(値段が多少上がっても)
  • 画素数は初代 7D から1割アップだけだが、割とシビアにレンズ性能が出るようになった気がする
  • 色々理由をつけられても GPS 入れて Wi-Fi なしは残念
  • 初代に比べるとバッテリーの保ちが悪い
  • USB 接続に独自ケーブルが必要なのは面倒くさいことこの上ない
  • 個体差かも知れないが、手持ちレンズが悉く大幅前ピンで、AFアジャストメントをしっかりやらないと使い物にならない


待望&待望のカメラであり、期待に違わぬカメラで満足しているのは間違いない。購入から2ヶ月弱、既に2万数千枚撮影して、今後も主力カメラとして活躍しくれると思うけれど、使い込んでいくと正直 “値段なり” というところもある。

そういう意味では「価格を超えたカメラ」なんかではなく、あくまで「価格に見合った最新鋭カメラ」であり、ある程度値落ちしても大丈夫そうなところは、いかにもキヤノンのカメラだと思う。(一応褒めてるんだけどね)

以前から Poorman's 1D X と言っているけれど、Poorman's 1D X であっても、APS-C版 1D X ではないわけで、そこが重要かと。値段なりのところは多々あるので、そこに文句言うなら 1D系を買えよ、5D系で何とかしろよ、と。

私の場合、過去記事でも書いたように、長い焦点距離が必要だけれども百万円前後のレンズなんてのは買えないので、APS-C の 1.6倍相当で稼ぐしかないし、その分高感度画質がショボくても我慢するしかないわけです。

所詮 APS-C 機メインというのは妥協ですから、7D Mark II もそれは必要なカメラだと思います。その上で 7D Mark II は使い込んでいかないと引っ張り出せないものが多そうで、そこも問われるように思います。私もまだ日々努力です。

まあ、そういう私も来年はフルサイズ機に復帰したいと思っていますけど、どうなりますやら。(7D Mark II がメインになるのか、サブになるのかは判りませんが)

いずれにせよ、落ち着いてみるとスペックに比して何もかもが絶賛というわけではないですし、色々な意味でキヤノンのカメラだなあ、と思いますし、逆に言えば、お金を出した分は十分得られるカメラなので全く不満はありません。

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