正直なところ、手放す時の悩み具合を考えるともう少し後悔があると思ったのですが、なんか自分でも予想外にアッサリしたもので、むしろ

出かける時の機材選択に悩まなくなって無駄な時間が減った


というのが、負け惜しみ?でもなんでもなくて本音。

もちろん、富士フイルム Xマウント機に対する評価は(良くも悪くも)変わることなく、優秀な、動きモノ以外はこれでいいや!と思えるカメラ&レンズであったな〜。というのは変わりません。

それゆえに、常に Xマウントを持ち出したくなって悩むことも多かったですし、主被写体である動体相手でもつい、サイズ・重さと画質のバランスを考えて(AF-C 性能を考えず)Xマウント機を持ち出してしまって、ああやっぱり重くても EOS を持ってくるんだった……と反省することも多かったですから、それがなくなったのは思惑通りになりました。

BlogUpload20140907_04_X-T1


そして改めて思うのは

「Xマウントの色・画質は大好きだったけど、それを必要とするものが撮りたいものではなかったんだなぁ」

ということ。糞写真ばっかり撮っているのは別にしても、主被写体は Xマウントの向かう方向と違うもんだったんだなぁ…と改めて感じています。

そして、ミラーレス初号機である DMC-G1 購入から 6年間、あれやこれやと乗り代わり、移り変わりながらもずっと使ってきたミラーレス機を一通り手放して(コンパクト望遠システムとしての Nikon 1 だけは残してあるけど)、一ヶ月経って思うことは……




  • 一眼レフシステムを持っていった方が良い場合でも、軽いコンパクトなシステムの誘惑に負けて日和らなくなった(日和ることができなくなった)こと
  • 一眼レフシステムを持ち歩くことが増えた分、腰をぶっ飛ばす可能性が高くなったことを顕著に感じる昨今
  • EVF の利点(拡大表示によるピント合わせ)もあるけど、光学ファインダーが心地よい
  • やっぱり Xマウント機は、撮る時の使い勝手にストレスが溜まってた
  • やっぱり Xマウント機の色・画質は好みだったし、レタッチ要らずで撮った後は楽だった
  • 機材選択の迷いはなくなったが、スナップ用カメラは GR 以外に必要かもなぁ

といったところ。

何と言っても EOS を持ち出すことが増えた分、確実に腰へのダメージはあります(笑)。仕事柄、元々腰痛持ちでありますが、それとは別系統の腰の痛みというか、撮影に出かけた翌日にギックリ腰をやりそうな雰囲気が顕著にあります(^_^;)

普段、一眼レフと重いレンズを持ち歩く場合は目的地まで行って用意してから撮るということが多いので、できるだけ背中で背負うバックパックタイプを使っているのですが、諸事情からショルダーバックになることもあり、そういう時の腰へのダメージはキツいですね。

今回もガンバ大阪の鹿島アウェイ遠征へ行くついでに、カシマスタジアムとは別に成田空港でも軽く撮影したいと思って EOS と望遠レンズ2本を持ってきたのですが、

今日の荷物。明日が雨降りなので一つにまとめたこともあって重い。10kg以上ある。仕方ないけど。


こんな感じで、決して小さくないバックパックがパンパンになっております(外側の PC用ポケットに一泊分の着替えを入れてますが)。

ちなみにこのバッグ、最近の JAL系伊丹空港発着便は 100席以下の小型機(ERJ/CRJ)ばかりになっているので、それに機内持ち込みできるバッグと思って買ったものの、公称値より実測値がデカかったばかりか、荷物が入りすぎて目一杯入れると 100席以上の飛行機でも機内持ち込みが微妙なサイズに…。10kg も超えてますが、今日は新幹線なので(⌒-⌒; )

こんな具合で腰へのダメージは小さくないものの、これも自らの選んだ選択肢ですから仕方ないですし、現状というか将来にわたって望遠〜超望遠で動きモノを撮ることは Xマウントでは望むべくもないと判断したので仕方ないですね。

今回も当初の予報より台風による天気の崩れが早くなって、今日はともかく明日は朝から雨ということで、サンニッパは抜いてこようかと迷ったのですが、パッキングもバッグ選択も最初からやり直すのが面倒で……きっとまぁ、ゴッツい重りになることでしょうが、これも自分の選択です(>_<)

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ただ、機材選択に悩まなくなったのと合わせて、EOS を積極的に持ち出すようにして撮影時のストレスは本当になくなりました。EOS の操作体系が最高とは思いませんが、Xシリーズの操作系はやっぱり自分にとっては納得しがたい部分があったので、そこは楽になりました。

光学ファインダーではフォーカスエリアを拡大して厳密なピント合わせをする、というようなことはできませんが、元々そういう撮り方をする被写体がメインではないので、今のところは特に問題になっていません。

Xマウント機を手にしてから、普段あまり撮らないような被写体も撮るようになっていたので、そういった被写体を撮らなくなったのは勿体ないかもなぁ……と思っていますが、ヘタクソがむやみに手を広げても仕方ないので、機材も集中、被写体も集中、ということかな、と前向きに捉えています。

BlogUpload20140907_07_X-T1


反面、富士フイルムの色や画像傾向は自らの好みにベストマッチでしたから、私が撮るような適当ウンコ写真では撮って出しで文句はなく、調整するとしても微調整程度で撮影後の省力化には大きく寄与していましたのも事実。

ヘタクソが撮っても見栄えしやすい富士ならではの色と、安定の解像感


ってのは、つくづく魅力的でした。

高感度画質も良好、AWB も癖が少なく信用でき、楽に思うような絵が撮れるカメラというのは X-T1 / X-E2 で撮った写真を見るたびに思います。(まだセレクトすらしてない写真が多いので見返す機会は多々ある)

そういう意味では、今後は何かと撮った後の手間は増えるでしょうが、自分で決めたことですから仕方ありません。RAW 現像することが増えるのを見越して、従来の Bridge + Photoshop (ACR) だけではなく Lightroom を導入して、なんちゃって現像の省力化を図ろうとしていますが、どうなりますやら。

BlogUpload20140907_03_X-E2


という感じで、ミラーレス機登場以前の EOS メインへ完全に戻したわけですが、一度どっぷりミラーレス機に浸かった分、日頃のスナップとか旅のスナップ向けの小さな(レンズ交換式)カメラがなくなってしまったのは少し不便さを否めません。

本当は Xマウント一式を手放す際、

「Xマウント機&レンズは、EOS & EF システムを持って行く時のサブとして持って行くには大きいが、オリンパス OM-D E-M10 とマイクロフォーサーズの単焦点レンズ群ならサイズ・重量的にも良いかも!?」

と思って、だいぶ E-M10 を買う気になっていたのですが、またミラーレス機を買うと機材選択に迷いが出そう&楽に流れそうですし、金銭的にも EOS & EF 方面に集中したいと思っているので、今のところ四度目のマイクロフォーサーズ購入には至ってません。

広角スナップなら GR という真性のスナップシューターカメラがありますから、重い機材を背負いつつもスナップを適当にパチパチやるだけなら GR で十分満足です。ただ、100mm 程度の中望遠域の画角が欲しくなるので、その点は色々と考えることがあります……


(PowerShot G7 X もスナップ機として候補にあるが、もう少し安くならないと…)


主たるミラーレス機は全部売却したものの、小型望遠システムとして CXマウント (Nikon 1) だけは残しているのですが、こちらは画質的にかなり割り切りが必要ですから、自分の中での位置づけも難しいです。

Xマウントを手放してから再び Nikon 1 をちょくちょく使っていますが、適当スナップ用途でも ISO 400 が限界ですし、ISO 100 でも 200 でも木々の葉っぱなどの細かい描写は崩壊してしまうので、なかなか難しいカメラです。

そんなわけで Xマウントを手放してからの軽量機材で出かける時の装備については、一眼レフのサブ機(サブサブ機)購入も含めて色々考えるところはあるのですが、今のところは何も結論は出ていません。

つぎ込めるお金にも限度はありますし、ようやく機材を絞ることで満足も得ているので、しばらくはマウントを広げることはなく地道にやっていく方向で考えています。(が、どうなるかは気分次第…^_^;)

GR015475.JPG


というわけで、ガンバ大阪の鹿島アウェイ戦に向けて東京へ向かう新幹線の中の暇つぶしとして、またチラシの裏を書いてみました。

富士フイルム Xマウントを2年近く手元に置いて経験できたことは良かったし、未だに「ええカメラシステムだったなぁ…」と思うのですが、思った以上に後ろ髪を引かれず、妙に前向きにやれているので、結果液には良かったかなぁ、と思ってます。

今でも展開が気になるマウントですから(噂を含めて)色々な情報が流れるたびにチェックしてしまいますが、なんだかんだで割とええ感じのニュースが続いているようで、私の手放した X-E2 も X-T1 も XFレンズ群も、それなりの人の手元へ行って良かったのではないかと思ってます :-)